OES Linux ファイルサーバーのファイルアクセス権限の付け替え

- 目的 -

全社、あるいは多くの部署で読み書き可能だったファイルサーバーのフォルダのアクセス権を特定の部署、あるいはグループに特定できるように変更したい。

- OES Linux での操作 -

次の OES ファイルサーバーのフォルダ VOL:test には O=ACE(組織全部)と Yoiko.Uses.Osaka.Ace(グループ)に権限が与えられています。

既に O=ACE に [ RWCEFM ] の権限が与えられているため、全社 O=ACE がこのファイルサーバーのフォルダを読み書きできる状態です。グループオブジェクト Yoiko.Osaka.Ace にもトラスティが与えられていますが、この権限はこの場合は余分です。
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したがって、OES ファイルサーバーの VOL:test には グループに関係なくすべてのユーザに権限が与えられています。

これを Users.Tokyo.ACE の OU にのみ解放したい場合 ....

いったんすべてのファイルサーバーの権限を削除して、
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特定の部門、グループにだけ権限を与えます。ここでは Users.Tokyo.Ace に権限が与えられ、Osaka.Ace には与えられていません。全社からではなく、一部の部署がファイルサーバーの特定のフォルダにアクセスできるようになります。

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これで Osaka.ACE のユーザには権限が与えられなくなります。

※ただし、ログインスクリプトで map f:=VOL: などの記述があると、全くボリュームに権限がないと、マップエラーになります。本来であれば、権限がない時点で map のスクリプトを削除するのがベストですが、何か理由があって、ログインスクリプトに手を加えたくない場合は、dummy ファイルを置いて、[ F ] 権だけを与えたファイルを作っておくと良いでしょう。

試しに VOL:dummy.txt のユーザに [ F ] 権のみ与えてみると、東京では見えるフォルダは見えませんし、F権のみなのでフォルダを見ることはできても中身を確認することができません。

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Windows のファイル共有と違って、OES のファイルサーバーのアクセス権(トラスティ)の割り当ては、一か所変えるだけで、メタファイルを一か所変えるだけなので、一瞬で終わります。フォルダの中にどれほどサブフォルダやファイルがあっても、ディレクトリとファイル全体の権限をスキャンして変更しませんので、ファイルサーバーの負荷はほとんど0%です。Windows ファイルサーバーでは数分から数時間かかり、ほとんどその間は、ファイルサーバが利用できない激重状態になります。

次のデモビデオでは、数万ファイルの大量のデータのアクセス権を変える操作を Novell OESでは一瞬、 Windows ファイルサーバーでは30分以上かかり、その間、ほとんどサーバーが使えなくなっている様子を比較したビデオクリップです。

Novell versus Microsoft: Granting Access Rights



また、権限のない不可視のフォルダ共有はエクスプローラにも表示されないため、共有サーバー上に数百、数千の読み書き不可の共有ディレクトリがあっても、ファイルサーバーが返すディレクトリ情報のポケットは「権限のある」ディレクトリだけなので、ネットワークの負荷が少なく高速に表示されます。



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by islandcenter | 2017-07-19 11:23 | OES Linux | Trackback | Comments(0)