DOS と UNIX のプログラマからスタートした仕事人生ですから、コマンド打ったりは別に苦でもないのですが、やっぱり Windows と過ごしてきたこの25年。やっぱりファイル操作はGUIでやった方がいい場合もあります。もっともコンソールからテキスト操作した方が便利な場合もありますが、テキスト操作だと、中々、老若男女、まぁ全てのオペレータさんが嫌がりますし、ファイル操作ごときにコマンドなんか覚えたくないと露骨に嫌な顔をされるとこちらも、困ってしまいます。
直接コンソールを操作しないで、できるだけリモートで操作するとなると、当然 Windows 端末から操作しますから、テキストコンソールは、今までハワイの海岸で流れ星を見ていたのに、いきなりフェアバンクス郊外のモーターストップで野宿しながらオーロラを見るような気分になるようです。
という事でやっぱり SUSE Linux ではオペレータさんに 「nautilus ファイルマネージャを使ってください」という事になります。そこで、 Windows から xming や movaXterm などのXサーバーから nautilus を起動し、終了する方法です。
sles11:~ # Shutting down nautilus-open-terminal extension
==SUSE Linux (SLES11)の、ファイルマネージャの表示をリスト表示にする。==
Linux を使い始めると、手元のアンチョコを見ながら、まずはファイル操作のコマンドを覚えようとするでしょう。しかし、不慣れなオペレータさんにとっては、コマンドをいちいち叩くのは苦痛そのもので、大抵は挫折してしまいます。また、私の様なメンドクサガリ屋も、テキストインターフェースで頑張らず、できるだけ省エネルギーで操作をしたいわけです。
※ここでは私の好みで、どこかのメジャーなOSメーカのデスクトップシステムのような中途半端なローカライズで、意味不明な機械翻訳の誤訳が多い表示だと困るので、デフォルト言語を English に設定して説明しています。Default Language を"Japanese" にすれば、日本語のメニューになります。もちろん言語は English でも日本語の UTF ファイル名の操作には影響はありません。