2006年 12月 17日
openSUSE 10.2 は動いたけれど
M/B GIGABYTE GA-M61PM-S2(AM2, GeForce 6100+NF430)
Athlon64 X2 3800+
あとはメモリ2Gとハードディスク、ついでに邪魔なケースとKVMスイッチ。KVMスイッチで悩むのも嫌なので、PS2のマウスとキーボードも格安で探しました。
なんだかんだでずいぶん出費していますが、たぶんデュアルコアで一番安い構成でしょうね。いまどき2Gのメモリ積んだデュアルコアPCを7万円程度で作れるんだ!
ということで openSUSE 10.2 をダウンロードして ISO のイメージからCDを作成。
1) まずはネットワークが見えない!
よく Linux をインストールした後にあることなんですが、ネットワークが認識できていませんでした。YaST からネットワークカードを「追加」しないと動かないんですよ。追加したらちゃんと認識しました。ちょっとあせります。
あと、良くあることなんですが、Run Level 5 で GUI 起動できないことがあります。一度 SaX2 動かすとちゃんとビデオが動くんですけどね。
ただし、安定したマシンじゃない限り、最初の Run Level は 3 にセットした方がいいでしょうね。メーカー製のサポートが安定したシステムですら簡単にはドライバ類は認識しないことが良くあります。
2) XEN カーネルは nVIDIA のドライバを認識しない。
ドライバは、nVIDIA のサイトからダウンロードします。ドライバのダウンロードのページにインストール方法が書いてあるので、コンパイルしてインストールします。
デフォルトでは gcc 関連はインストールされていないので、YaST から gcc を検索して全部チェックしてインストール。
カーネルが新しすぎて、適当なドライバがないんですね。(痛
インストール用のシェルを実行すれば良いだけなのでそれほど苦労はしません。このドライバのインストールは X Window からコンソールではできないので、 Run Level 3 でインストールする必要がありました。SaX2 を起動すると nVIDIA のロゴがドーン。
ただし、これは表の話まで、ブートローダーを XEN カーネルに切り替えたら、ドライバ動きません。インストールも失敗します。
認識できないので、ビデオは VESA のまま。つまり、「 XEN で xxxx が動く」というのは「動いた」ということで「使い物になる」という意味ではありません。たぶん、 「XEN で Windows XP が動いた」という話は良く聞きますが、16色じゃちょっと悲しいでしょうね。
3) XEN ではCD/DVD が認識できない。
もしかしたら、とは思っていたんですが、やっぱり USB 接続の CD/DVD は XEN カーネルでは認識しません。というかマウントしません。おそらく、まだ私の根性が足りないのでしょう。
つまり、CD/DVD のメディアからは何もインストールできませんでした。
4) じゃぁ ISO からインストールしてみよう
ということで、手元に SLED 10 の CD イメージファイルがあったので、これを通常のカーネルで起動してローカルドライブにコピーしました。ちゃんとイメージからブートしてインストール開始!
しかも「完全仮想化」
が、しかし。
CD の1枚目から2枚目にイメージをチェンジする術(すべ)がありません。再起動してから、むなしくインストールソースを要求する SLED のインストーラ。インストールのソース変えないと駄目ですね。
まとめ
- Linux 系はネットワークインストールか、DVDのイメージからインストールだなぁ。
- 解像度や速度を求めないなら動く。
- Windows 系のOSもたぶん ISO ファイルにする必要があるのかなぁ。
- やっぱりCD/DVDのメディアは用意したほうがいい。
- Ctrl + ALT キーでコンソールが切り替わる
ということで、金と時間かけて結局 XEN やるくらいなら、最初から VMware とか使った方が今はまだよさそうです。
まだまだチャレンジは続きます。