仮想化技術は金のなる木か

Microsoft が提供する Hyper-V に対して、仮想化技術全体が大きく動き出しています。
結局仮想化技術をスタンダードとするのはどこか。
Open Source の XEN か KVM か、高いコストを必要とする VMware か Citrix か、それとも安価で不安定でプロプラエタリな Hyper-V か。

ひとつ間違えないのは、オープンソースは誰もが担ぎやすい神輿だということだ。担ぐ連中がおおければ多いほど、神輿は軽く前に出ることができるだろう。 Microsoft にせよ Citrix にせよ VMware にせよ、ひとつ躓けば危険な選択肢になり得る可能性があるということだ。

CitrixとXenコミュニティとの間で高まる緊張

多額の資金を投じてXenSourceを買収したCitrixが、その投資に見合うだけの収益を得る方法を見つけ、投資額を回収しようと悪銭苦闘しているということである。仮想化ソフトウェアはもはや一般的な製品となってきているため、Citrixは、自社製品にプレミアム価格を設定するVMwareのやり方を真似ることができないのだ。また、Microsoftの価格体系を考慮した場合、VMwareですら現在のやり方を継続できるとは限らないのである。
by islandcenter | 2008-07-21 17:36 | XEN | Comments(0)