Windows 7 でLAN内のリソースにアクセスすると異常に遅い場合があります。
これは一般の NAS や OES2 などでも発生するだけではなく、本来ゴールデンコンビである Windows 7 + Windows 2008r2 でも発生するようです。

次の文書の「質問者」さんの必死の努力に対するマイクロソフトさんの対応が非常に面白いのでご一読を
サーバー共有フォルダへアクセス時に「応答なし」となってしまう。

-RDC-
RDCはデフォルトでONなので必ずOFFにします。
Improving File Copy Performance with Windows 7 and Novell Client

-WebDav と NETBios-
必ず Disable にします。
Slow performance when opening MS Office files

-NICドライバ-
[Windows 7編]ネットワーク設定を標準で使ってはいけない

SNP(Scalable Networking Pack)の機能は必ず OFF にします。デバイスマネージャのNICのプロパティの「詳細」タブにいくつかプルダウンメニューがあるので、 Enable なものを Disable にします。これはハードウェアのドライバなので機種によってかなり違いがあるのでご注意ください.

今のところネットワーク上のショートカットで不具合を起こす可能性がかなり高いので、使わない方が安全なようです。

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by islandcenter | 2011-07-19 09:37 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

Novell Client for Windows Vista/7 のログイン情報を残すには

タスクバーの N アイコン、またはネットワークのプロパティから Novell Client のプロパティを開き、「システムログインのプロファイル」タブを開きます。Default を選びプロパティボタンを押します。

a0056607_1605338.gif


ツリー、コンテキスト、優先サーバをセットします。右のブラウズボタンを押して目的のオブジェクトを選びます。

a0056607_1611818.gif


「ログイン成功後プロファイルを保存」ボタンを押すと、次回からこのプロファイルが適用されます。(デフォルトです)


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by islandcenter | 2011-05-31 16:08 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

世の中には「はぁなるほどなぁ!」という奇妙な事を見つけ出すヒトがいらっしゃるようです。

こちらに Windows 7 で IPX を動かす方法が書かれています。
http://www.techtalkz.com/windows-7/518344-windows-7-ipx.html

といっても、もちろん、私もテストしませんし、ノベルもマイクロソフトも認めた方法ではありません。

「試しにやってみた」という方がいらっしゃいましたが、やっぱりうまく動かなかったそうです。

簡単に言うと、 Windows XP から NWlink 関連のドライバを拾ってきてインストールすれば良さそうだということなのですが。いくつか問題が想定されます。

1) OES2/Linux には IPX/SPX のサポートやバインダりエミュレーションがない。そのため、現状では SLES11+XEN 上で OES/NetWare カーネルを仮想化して IPX 通信するしかありません。もっともデュアルスタックで IP も使えば使えないこともなさそうです。

2) XPの 64 ビット版は出荷されなかった(?)ハズなので、この手段は使えません。つまり 64 ビット阪では不可ということです。

--
ただし、サポート切れの NetWare 3x/4x のサーバからデータ移行したいというのであれば、必要となるかもしれません。

もっとも
「それまでどんなクライアントPC使っていたの?」

という疑問がありますが。

どうしても NetWare 3x/4x から OES へのデータ移行が必要な場合は、 Windows XP が必要なようです。もっとも非常にまれなケースだと思うのですが、未だにNEC PC9801を使って機械制御を行っている製造業のお客様はいます。しかも、大電力を使う機器の横に配線するため「10-base2」 という懐かしい物理配線をおこなっています。

製造業で使用する機械は「固定資産」として償却期間が10年や15年と長いため、制御するためにはまだ PC98 シリーズが必要だというケースです。ということもあるのか中古市場ではPC98用のパーツなんかは結構な値段で取引されているようですね。そういった企業さんでは同軸HUBや同軸付きNICは貴重品です。

もっともサーバに関しては既にリースが切れたり、リプレースが必要で、それでも IPX を使いたいというのであれば、 SUSE + XEN で OES/NetWare に IPX を走らせてバインダりエミュレーションをすることをおすすめします。(100%のサポートは期待市ないでください)

ついでに Windows XP もXEN仮想化してインストールしてしまう。

関連記事

NetWare 6.5 へアップグレードする方法をお勧めします。
NetWare 3x をリプレース、甦らせる方法
SUSE + XEN で NetWare 3 + ipx + バインダリ接続

問い合わせは
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もしくはノベル株式会社さんへ


NetWare Windows Vista/7 IPX SPX OpenEnterprise Server OES
Windows 7 Windows 8 NetWare に繋がらない。IPX バインダリ接続 PC9801 サーバー NetWare IP





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by islandcenter | 2010-06-12 02:36 | Windows 7 | Trackback | Comments(3)

Windows Vista が LongHorn と呼ばれていた頃、随分 Vista については憶測が流れたもので、販売前からネガティブなイメージが付いて回っていました。だからでしょうか、Vista の次はどうなるのか、というのが世間の話題になったものです。

じゃぁ、発売されたばかりの Windows 7 の次はどうなるのでしょうか。まだ、どこのメディアにもとりあげられていませんが、いくつかの兆候はあります。それは 32 Bit 版がなくなること。

つまり、Windows 7 の次のバージョンは、今販売されている Windows 7 の 64 Bit 版なのですね。

色々なデバイスメーカーから「 Windows 7 対応表」なんて出ていますが、「※1 - 32 ビット版のみ」なんて注釈が一番下に非常に小さく書いてあるのを見ると「あぁーぁ」ということになります。何しろ 64 ビット版のドライバなんかをインストールしようとすると「証明書がないとインストールできない」とかのトラブルになるわけで、怪しげなドライバなんかは受け付けません。まぁ私のような零細企業イジメというか、世の中の「怪しげなモノ」を一掃するのが 64ビット版の目的なわけです。

それはそれで、ユーザにとっては正常なことかもしれないけれど、フリーのソフトウェアやオープンソースエンジニアに対して壁が高くなったなという気がしないでもありません。

結局、手持ちの「飛び道具」関連のドライバとおバカな複合機メーカーの64ビットドライバが全滅だったので、仕事用に買ったノートブックは32ビット版にしました。「飛び道具」が使えないというのは鉄砲持たずに塹壕に突っ込んでいくようなもので、今時ネットワークに接続できないPCというのは、タイヤのない車に乗るようなものです。オマケにプリンタも使えないのなら致命的です。これはこれで正解でした。

しかし、DDR3のメモリが値下がりして、DDR2から世代交代が始まっていることを考えると、いずれ Core 2 Duo 系から Core i7 系に移行するのは必然だし、2Gのメモリチップ3枚6Gメモリというシステムが今後の主流になると、やっぱり64ビット版は避けて通れないのです。避けて通れないけど、今はドライバがない。

一般企業や、公官庁で使うPCは大抵4年、長ければ5年のサイクルで買い換えるわけですから、Windows 7 へ移行したら、その後、ということも当然のように頭にあるわけです。私たち業者は「新製品」が出ると喜んで仕事にしようとしますし、お客さんも自分の仕事を守るために、新しいモノに投資せよ、と経営側や納税者側をせっつくわけです。苦虫をつぶしたような顔をするのは経営者側で、どうしてそんなものが必要なのかと、システムの企画側に難癖をつけるわけです。

ということで、デスクトップを変えるタイミングってとても悩みが多いわけです。どう考えても Windows 7 を入れた後は少なくとも5年は面倒みないといけないわけですよ。

XP が出た頃は「256Mもあれば十分だよ」と言われたものですが、ここから 64M のビデオメモリ引かれたら、死ぬほど遅いシステムでした。この6~7年で4倍から8倍程度のメモリ搭載量が増えていますから、Windows 7 の最後のステージでは12Gbとか16Gbのメモリを使って「余裕だぜ」っていう時代になるのでしょう。

となると、今、Windows 7 を買って、その後考えなければならないのは Windows 7 の 64 ビット化をいつやるかということになります。今入れようとしている Windows 7 の次のバージョンは既に世の中に出ているわけですね。

初期購入では32ビット版を推奨しているワタクシですが、いずれ64ビット化しなければいけないとなると、次の Windows はどうなるのか、がどうしても気になってしまいます。 Windows 6.2 というマイナーバージョンなのか、Windows XX という名前で完全64ビットの Windows 7.0 になるのか。IT管理者側からすると Windows 7.0 のメジャーアップではなく Windows 6.2 のマイナーバージョンアップで64ビット版を期待したいところです。どういう機能がほしいのかはあまり期待していません。どうせ時代はさまざまなことを要求してくるでしょうが、オペレーティングシステムは、基本機能+拡張性が命なので、基本機能はあまり変えてほしくないなというのが正直なところです。いっそうのこと、UIや機能などは、カスタム化して自由度や、ポリシー管理が正しくできる方向に進んでほしいところです。
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by islandcenter | 2009-10-26 14:59 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

Windows 7は企業の「PC買い替え」の起爆剤になるか

過去2年間のIT業界の不況の原因は Vista 不況と言えます。一挙に火がつくか。それとも不発に終わるのか。ただ、多くのユーザが Windows XP を「我慢して」使い続けたということなわけですね。この「我慢」の息継ぎができれば、それなりのヒットはありえるでしょう。しかし、かつての Windows 95 の登場のようなブームにはならないでしょう。

じんわり攻めて行きたいところです。
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by islandcenter | 2009-09-04 16:50 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

-現象-
nslookup では名前解決できても ping が通らない。
現象は Windows だけ発生するようだ。
Linux (SUSE Linux)ではこの現象はでない。
Microosft ゴールデンコンビ Windows Server + Windows 7 を使っても報告された。

なお ping は飛べども、ローカルLAN内のPCが見えない症状は、Windows 固有のマスターブラウザーの問題です。DNSの問題ではなさそうでした。
Windows 7 ネットワークに表示されない - SUSE + samba で解決する
 
C:\>nslookup myserver
サーバー: UnKnown
Address: 192.168.1.2

名前: linux01.intra
Address: 192.168.1.99
Aliases: myserver.intra


C:\>ping myserver
ping 要求ではホスト myserver が見つかりませんでした。ホスト名を確認してもう一度実
行してください。

C:\>

-影響-

 - Novell Client for Windows Vista/7 で「ツリーが見つかりません」
- Windows ドメインが見つからない
- ローカルプリンタを LPR 接続できない
- LAN 内のイントラネットリソースにホスト名で接続できない
- samba に再接続できない

と言った影響が出ます。

-解決策-

サービスの DNS Client を再起動すると「治ることもある」が他のホストに ping できなくなったりする。

a0056607_14592030.jpg


どうも、外部の DNS を参照するとその現象が出る傾向がある。

DHCPクライアントの場合 DHCP サーバ のグローバルオプションから外部の DNSを削除する。 その後 DNS Client を再起動するか > ipconfig /flushdns を実行する

固定IPの場合ネットワークのプロパティから外部のDNSを削除して、LAN内だけを参照すると良いようだ....

外部の名前解決はintra DNSが外部の ISPのDNS から引いてキャッシュする。intra DNS サーバの resolv.conf には ISP の DNS を登録する。

a0056607_011653.gif


- そもそも”名前解決”という言葉の意味が違う -

Windows の名前解決の仕様で、無茶苦茶で致命的な弱点は、セカンダリDNSがイントラネットではなく、外部ネットワークのDNS を、予備のDNSとして登録しても、何等かの理由で優先DNSが捕まらない場合、DNS クライアントを再起動するまで予備DNSしか見ない事です。これでは ping を飛ばしても、内部ネットワークのリソースにはDNS名で繋がらないわけですね。セカンダリDNSに ISP の DNS や 8.8.8.8 などの google のマジック DNS IP を設定すると、まず、この現象が出ます。

他のシステムは、名前解決はDNSキャッシュを保持せず、DNSサーバーに依存しますが、Windows は DNS サーバーの設定が正しくても、DNSサーバーは参照しません。最初に参照するのは Windows 固有の機能である "DNSキャッシュリゾルバ"という特別な機能です。その次に参照するのがHosts だの Winsock だの NetBios だのです。DNS サーバーがあっても、最後に参照しに行きます。

こいつを殺さない限り名前解決に失敗します。つまりリブートしろということですね。

その後 「コンピュータの管理」から Service > DNS Client を Restart すると治りました。

無線LAN のスイッチが入っていると、モバイルルータなどを経由してISPから名前解決しようとします。

それは無理というものです。

SOHO 向き無線ルータ、アクセスポイントなどにはDNSは Default Gateway しかみないものもあります。また、DNSも指定ができない場合や、 DNS/DHCP を Disable にできない場合があります。おかしいなと思ったらLANケーブルが外れていて、無線でつながっていました、なんてこともあります。間違って無線ルータなどを DNS サーバーとして捕まえると、まずおかしくなります。困ったことに無線ルータは DHCP を動かさない事には DHCP で無線接続の IP を取れないのですね。だから無線 LAN も内部の DNS を参照するように手動設定するしかない。(意味ねぇよ)そういう仕様の無線ルータは使ってはいけないという事になります。

せめて bootp を転送してくれればありがたいのですが、SOHO 向けの無線ルータの仕様は「買ってみないと分からない」ので、別に有線ルータで外部と接続し、無線LANルータは単なるアクセスポイントとして、あるいは単機能のブリッジ転送してくれる無線アクセスポイントだけ利用した方が良いようです。

多分FONなんかにつながった時は内部に PING できない仕様になっています。

また、IPV4 のネットワーク設定より IPV6 の設定が優先されてしまうようなので IPV6 も無効にするのが良いでしょう。 IPV4 で名前解決できない場合 IPV6 で名前解決してしまうようなケースがあるので、その場合も nslookup で通っても、DNS 名で ping できないことになります。

-zone転送を受ける-

dns1(master) 側で xxxx.intra デバイスを A レコードに登録したら、 dns2(slave)側でゾーンを更新します。

dns2:/var/lib/named/slave # rndc refresh intra
zone refresh queued
dns2:/var/lib/named/slave #

なぜか ゾーンファイルは slave/intraX となりますが、問題ないようです。

--
アプリケーションサーバ・バカな私には、ずいぶん理解するまで時間がかかりましたが、DNS 屋さんからすると当たり前なことなんでしょうね。サーバ屋さんからすると「サーバが落ちたら」ということを考えがちです。そのためのスレーブです。反省しました。このような情報は”DNSの教科書”には書かれていないので、経験です。

このバグまだ引きずっているのでしょうか。

nslookupで名前解決できるが、pingで名前解決できない。

バグではなく仕様っぽいところが実にいやらしい。


-Keyword-

Novell Client for Windows 7 SUSE Linux DNS イントラネット Ping NSlookup dig Windows8 Windows10


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by islandcenter | 2009-08-30 12:18 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

海外の話ですが、 Windows Vista 搭載PCを購入したユーザに向けて Windows7 無料アップグレードライセンスを添付して販売する動きが今月末にありそうです。

「Windows 7」の詳細、Best Buyの流出メモで明らかに

Best Buy の予定では、と言うことらしいのですが、いずれ国内のPCベンダーもその動きに追従することでしょう。6月中にPCをアップグレードする人は「ちょっと待った!」ということでしょうか。
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by islandcenter | 2009-06-11 18:26 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

Windows7 は 32bit か 64bit か

大昔まだ32ビットのコンパイラどころかアセンブラもない頃、私は32ビットのシステムを開発していました。ちょうどIBMが16ビットの IBM/PC-AT とOS/2にこだわっていた頃のことです。組み込みシステムなので、OSどころかアセンブラもなく、仕方がないので直接メモリにマシン語でプログラムを書くという荒業です。

16ビットシステムであれば、オペランド(メモリの操作番地)はセグメント内であれば8ビットで両手で16進計算できたのですが、32ビットシステムでは、オペランドのアドレスが FFFF:FFFFF で両手では数え切れず、靴下を脱いで足の指も使ってでも計算したいとまで考えたものです。人間の手が8本あれば良いのにと真剣に思ったものでした。

単純な話ですが、16ビットのシステムと32ビットのシステムでは、オペランドのサイズが大きく、バイナリコードでは1.3倍から1.5倍くらいのサイズの違いになります。一般には16ビットシステムより32ビットシステムの方が性能が高いと思われがちなのですが、同じクロックスピードで処理の内容が同じであれば、コードサイズの大きさからメモリからコードフェッチに時間がかかる32ビットシステムの方が遅くなります。それだけ、ディスクやメモリにロードされるコードサイズが増えるわけなので、キャッシュなどのリソースが大量に必要なのは必須なわけです。

たしかに32ビットのデータを4ビットシフトしたりマスクするような操作であれば、16ビットのレジスタで演算を繰り返すより、32ビットレジスタで一発で実行したほうが効率はたかいわけですが、それは対象となるデータサイズによる処理速度の問題であり、単純な制御コードを繰り返す処理であればクロックが影響し、レジスタのサイズは関係ありません。ちょうど、SUNの RISC 系CPUの処理能力が絶賛され、Intel系のCISCの限界が叫ばれていた頃のことです。

さて、なぜこんなことを書いているかというと Windows 7 の本命は 32 ビット版なのか 64 ビット版なのかということです。多くのメディアでは Windows 7 RC版は絶賛され、巷で売れているネットブックでも軽々と動作し、インストールもほとんど問題ないというレポートを見かけます。

実は、私の手元の環境ではほとんど SUSE Linux + XEN 環境での仮想化なので、ほとんど64ビット版でも問題ないのですが、いざ実際にリアル環境で動かそうと思うとほとんど64ビット版はインストールすらうまく行かないケースに見舞われます。 Windows 2008 R2 評価版もリアル環境では動作しませんし、先日購入した Core2 Duo のノートブックもインストールできませんでした。仕方なくこのブログを書いているマシンは32ビット版を導入しています。

Windows 7 RC版のFAQ--中身はUltimate、来年6月まで使えるってご存知?

こちらの CNET の記事にもあるように32ビット版より64ビット版の方が、要求されるメモリも空きディスク容量も大きな値が必要です。今どきのBTO構成でPCを選ぼうとすると、メモリは2Gと4Gでは数千円しか変わらないし、32ビット版では3G強しか認識できないのなら、思い切って64版を入れたいところなのですが、実際にある程度低めのスペックのPCに導入すると、明らかに64ビット版より、32ビット版の方が軽快に動作してインストール時間も早いという印象を受けました。ちょっと驚きました。

また、いくつかの "Windows 7体験記"を読むと、64ビット版で動いたと明示したものがなく、ほとんどは32ビット版だろうと予測できます。また、 Vista(32版?) のドライバを入れればぜんぜん問題ないということもレポートされていますが、64ビット版でチャレンジして全然問題ないレポートはほとんど見かけません。

ということで、私は見事に新しいノートブックへ64ビット版の導入に失敗しました。無線LANしか動かず、物理NICのドライバはフリーズし、シャットダウンやハイバネーションはまずまともに動きません。わざわざ4Gのメモリを積んだ理由がないわけです。

実はPhenomII の X4 8G メモリマシンでは64ビット版が割と問題なく動いており、リソースモニターを見る限り、常時3Gから4Gのメモリが予約されています。これだけメモリを積むとスワップなど発生しないので非常に快適です。たまにヘビーな処理をさせるといきなりリブートすることもしょっちゅうありますが、普段はせいぜいブラウザとかしか使わないわけですから、このリソースの予約状況を見ると、32ビット版の3G強のメモリの壁というのはすぐに問題にぶち当たりそうです。

64ビット版で 8G 使い切った!
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今後PCの主力は2G標準メモリ+アルファとなると3G搭載というのは中途半端で4G積みたいところです。また、ネットブックの主力の atom も64ビットのレジスタを持っているし、最新のPCでは当たり前のように64ビットレジスタです。これでは32ビット版のメリットがなく、64ビット版を選びたいところなのです。しかし、こうも64ビット版が不安定だといったいどの程度のスペックが Windows 7 の推奨レベルなのか、正直悩むところです。

1033Mb ハードウェア予約 ??? 1.8G使用中
a0056607_1461162.gif



32ビット版と64ビット版を両方試してみると、とてもじゃありませんが、単に高級言語で書いたコードを単純に64ビットオプションを付けてコンパイルすればよいというものではなさそうです。32ビットとは明らかに違ったプログラムの作り方が必要で、ドライバだけではなく、アプリケーションの64ビット化にもかなり時間がかかりそうな気がします。単純に言うと64ビット版の Windows 7 は明らかに32ビット版とは別物だと言えます。

今流通している多くのソフトウェアも32ビットが主力である以上、わざわざ64ビット版を選ぶ理由もないのでしょうが、今後キラーアプリケーションの64ビット対応が進むと64ビット化は避けて通れないところでしょう。特に設計、画像映像編集といったヘビーなデータ処理を行う業務では64ビット化は早いとは思いますが、一般的なビジネス用途では中々64ビット化は進まない、というか薦められないなぁというのが正直な感想です。おそらく64版はメーカーが保障する周辺機器、ソフトウェアを使う専用ワークステーションからスタートすることでしょう。

問題は Windows 7 と同じカーネルを使う Windows 2008 R2 です。主力のDBなどは64化が早いとは思いますが、メーカーの完全な動作保障がない限り 64ビット版のみリリースされる Windows 2008 R2 が主力になる日は、まだかなり遠そうな気がします。少なくともコンシューマ向け Windows 7 が鍛えられて SP1 がリリースされて、64ビット環境が安定するまで先は長いのでしょう。

16 ビット版だったWindows 3.1 は 32 ビット版だった Windows 95 とは明らかにルックアンドフィールも機能も異なる中での互換性があったわけなのですが、Windows 7 の 32 bit と 64 Bit で、明らかな差異を感じるヒトは少ないだろうし、自分が使う Windows 7 が 64 版なのか 32 版なのかを理解できるヒトはほとんどいないと思います。その中で 32 版じゃないと動かないとか 64 版は違うドライバ、アプリケーションをインストールしなければならないという事態だけは避けたいところなのです。

となると、やっぱり Windows Server を安定感で選ぶと、今後もしばらく32ビット版が選べる Windows 2003 R2 が主流になるのでしょうか。

-ホームPC、ホームノート-
こういった目的であれば、さまざまな増設機器(プリンタとかスキャナ)あるいはTVチューナーなどがありそうなので、32ビット版ホームが選択肢になるでしょう。まず、VISTA 用32ビットのドライバが容易に手に入りそうです。「今使っている」なら、32ビット版しか選択しはないでしょう。「今持っている周辺機器が使えない」状態を避けるためにも32ビットという選択になります。

-ビジネスノート-
ノートの筐体はメモリ増設の余地があまりありません。当初から積み込んで4Gマックスなら32ビット版しかメリットは出ません。どうせそれ以上メモリは乗せられないのです。それに、この手の目的なら、PHS、携帯電話、通信モジュールなどの付加価値が高いので、安定している32ビットを選択することになります。先日勝った、eMobile のアダプタもドライバは32ビット版しかなかったし ):~< 大抵USBをさすだけで使えるブツは32ビットじゃないと動かないと思って間違えありません。

-ビジネスデスクトップ-
今買うモデルなら32ビット版でしょうが、4Gメモリ以上搭載できるモデルなら64ビット版を考慮してもいいでしょう。プリインストールが64版ならその選択肢しかありません。もっともビジネス用でも4G以上メモリを積む必要があるかどうかでしょう。また、余計な付属品も少ないでしょうし、ネットワークプリンタも高級機であれば64ビット版ドライバがある可能性が高いと思います。ただし、64ビット版のキラーアプリケーションがない限りあまりメリットはないかもしれません。64ビット版で「Windows でしか使えない」というようなプリンタはまず使えないとおもっていいでしょう。周辺機器もアップグレードしましょう。南米の通過単位で世界経済を論じるとか、宇宙に散らばる星の数を正確に数える場合は64ビット版の Excel が必要かもしれません。

-自作機-
自作機で64ビット版を導入することは自殺行為のようなものです。動かないケースが結構あります。ウチのPCはメモリ8G積んでいるよ、と言って自慢するためにメモリを積みましょう。Core i7 で2G×3枚のメモリを買っても無駄な投資になる可能性があります。 Ubuntsu や OpenSuse のようなフリーの Linux の方がよほどまともに動きます。

※ それにしてもどうして Windows7, WS2008R2 の不安定さはなんとかならないのだろうか、とため息をつく

※ Windows 7 互換性ロゴは 64 ビット版も取得条件
「Compatible with Windows 7」ロゴの取得条件は"64bit対応"

今のデバイスはほとんどそのままじゃロゴが付かない(64版では動かない)ということですね。

16ビットのコードは動かないらしいので、古いコンピュータウィルスなんかは動かないでしょう。ウィルス対策としては64ビット版は究極のウィルス対策かもしれません。コンピュータウィルスを作るヒトにとっては、32ビット版と64ビット晩と両方作らなくてはいけないから、混在している環境だったらパンデミックは避けられるという利点があるくらいでしょうか。

もっともXP互換モードもあるので、古いアプリケーションだったら動くよということですが、そこまでして古いアプリケーションを使いたいのなら、さっさと乗り換えたほうが無難だし、古いアプリケーションにこだわっていても、技術者として将来も尊敬されるわけではありません。技術者本人の単なる自己満足です。

ヘルプデスクの担当者は XP か Windows 7 の32bitか64bitかの違いをまずユーザに確認してもらうという手順を抑えておいたほうがよさそうです。「コンピュータぁー(と伸ばすのを忘れないこと)」を右クリックしてプロパテーぃの真ん中くらいに書いてあります。

「あの、デジカメつながらないンですけど」 > 「64版では動きません、買い換えてください」
残念でした。そんな数年が続きそうです。

まだまだ続く
またまた Windows 8 は 32bit か64bit か

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by islandcenter | 2009-05-30 13:27 | Windows 7 | Trackback | Comments(13)

SUSE Linux 11 の XEN 仮想環境で Windows 7 RC x64 版を動かしました。 5/12

※RC x64版での評価環境です。

まず、前回の Windows 7 beta 版+ XEN on SLES10 では vcpus=2 ではインストール/起動ができませんでしたが、 SLES 11 上では Windows 7 RC x64 版は CPUを二つ認識させて起動させることができるようになりました。
a0056607_1556927.gif


テスト環境は AMD Phenem II 920 (2.8Ghz) 4コアですがこの環境ではISO ファイルから導入して 10数分でインストールできました。インストール当初は vcpus=1 ですが、後に vcpus=4 にしてみても、 Windows 自身は 2 CPU までしか認識できませんでした。 インストールのテンプレートは Windows Vista 64 版です。


デバイスドライバはほぼ認識されています。
a0056607_1556273.gif




-KeyWord-
SUSE Linux Enterprise Server 11 SLES11 XEN 仮想化 Windows7


その他の情報はこちらから
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2009-05-13 15:57 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

Windows 7 は 4/30 公開開始

米Microsoft、「Windows 7」のRC版は4月30日提供開始

Windows 7に「Windows XPモード」、仮想環境で提供

まず、 Microsoft の製品でこれほど期待されて登場するのは Windows 95/W2K 以来じゃないでしょうか。 98se/XP はそれほど期待されたわけではないのに、単に寿命が長かったというだけで、ユーザに使われています。 98/ME/Vista は、ああ、そう言えばあったね。

Office 製品しかり。

ということで回線空けて待っています。
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by islandcenter | 2009-04-27 19:42 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)