次のターゲットはこれ!

米マイクロソフトがWindows Server 2008を正式発表、「Dynamic ITへの重要な一歩」とバルマーCEO

さらに、米シトリックス・システムズや米ノベルと提携して両社の仮想化技術との相互運用性を高めたことや、サーバーに加えてクライアント環境や個別アプリケーションの仮想化技術も提供することなどを列挙。「マイクロソフトの仮想化戦略の位置付けは、IT業界の中で極めてユニークだ。当社は仮想化技術を“民主化”し、あらゆる企業に仮想化の恩恵をもたらす」(同)。

こんどの Windows 2008 は XEN 上で準仮想化( Para-virtualization) できるので運用の可能性はぐっと高くなります。
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by islandcenter | 2008-02-29 16:34 | XEN | Trackback | Comments(0)

初めて学校にシステムを導入したのは IBM が PSV という低価格のPCを市場に投入してからです。北関東の小さな短大でした。今では笑い話かもしれませんが、当時はまだPCが一般的ではなく、それこそマウスを使うと「センセー!机からはみ出てうごきませぇん」というレベルでした。それから職業訓練学校、専門学校などに導入してきました。中でも公立高等学校に導入した事例が3つかあります。

-情報授業

情報化が進むにつれ、今や高等学校では「情報」という科目は必須の科目となりました。それ以前に学校を卒業した人にはわからないでしょうが「情報」って科目は何を教えているのでしょうか。

A-情報リテラシ
つまりパソコンをどう使うかが目的で、ワードプロセッサだとかウェブブラウザを使って情報を集めて知識をゲットする方法を教える内容です。パソコン教室そのものですね。

B-情報技術
コンピュータはなぜ動くの、つまりハードウェアとソフトウェア(プログラミング)の授業で、まぁ専門学校とか工業高校なんかでやるとよさそうな内容ですね。

C-情報社会
コンピュータにより、どう社会が変化するか。情報技術の進歩によるメリットと暗黒面を教える、ちょっとマニアックな授業です。


まず、高等学校での情報教育はAコースの「リテラシ」が90%ほどになるそうです。私の従兄弟は財政破綻寸前の小さな町の小学校の教員をやっていますが、その町にたった一つしかない小さな小学校にもパソコン専用の教室があるそうで、従兄弟はそこでパソコンの使い方を子供たちに教えています。何しろ過疎化と少子化の影響で空き教室は沢山あるのです。

当然ですが、義務教育でもある中学校でもパソコン教室がないところはないでしょう。

高等学校ならなおさらです。にもかかわらず、高等学校での「情報」授業は小学校でやっている、パソコン教室のレベルを出ていないのですね。確かに家庭科の授業でカロリー計算の方法をやったり、プロ顔負けの立派な壁新聞を作る方法を教える授業もあるかもしれません。

しかし、高等学校の情報教育がこの程度で良いのかどうか、それは自治体の教育委員会が決めることでもありますが、所詮、文科省の役人でさえどういう方向で持っていけばよいのかが判らないというのが実態なのかも知れません。だから「何を教えたらいいかわからない」というのが「情報科」の先生たちの悩みでしょう。

-あえて「情報社会」を教える教員達

なぜか、私が Novell 製品を導入して喜んでもらえた高等学校の担当教諭は、3人とも一番教えるのが難しいと言われるCコース「情報社会」を選んでいます。情報教育の一番難しい「C-情報社会」の授業を選んだ先生達はなぜ Novell を選んだのでしょう。

-ユーザIDという問題 -生徒一人一人にIDと責任を持たせたかった

PCが登場した当初はPCは電源を入れれば使えるもので、ユーザアカウントという概念はありません。この概念がどんなPCにも取り入れられるには Windows NT/2000 の登場までありませんでした。生徒も先生も、PCの電源を入れれば誰でも自由にコンピュータを利用できたのです。

しかし、電子メールが一般社会に普及すると、ユーザIDとパスワードという問題にぶち当たります。まして、PCにIDとパスワードを要求する現在の Windows の出現は、情報教育を担当し始めた高等学校の「情報担当」の先生達の悩みの始まりでした。

そこに、「学校を専門にする」事務機屋出身のSI屋がいい入れ知恵を授けました。

「先生は Teacher:GAKKOMEI 生徒はStudents:ノーパスワードでログインすればいいんですよ」

笑い事ではありません。それが、現在の多くの高等学校の情報教育の現状なのです。現代の社会、大企業でも「同じ方法」をとっているところが非常に多いのも事実なのですが(笑)。まずノーパスでコンピュータが使えるという社会から、パスワードをどう管理するかが重要になってきています。何しろ免許証の書き換えにもパスワードが必要な時代ですからね。

ということで彼らは「コンピュータを使うには自分のIDとパスワードがいかに重要か」を教えることが第一の目標だったのです。

学校は通常40名程度で1クラス10クラス前後で1学年、3学年で1200名程度、教職員も合わせると1300名ものアカウントを管理しなければなりません。しかも3月には400名が卒業し、800名がクラス替えを行い、400名の新入生を迎える必要があります。

これだけのユーザアカウントを管理するためのディレクトリを管理するために、彼らが eDirectory に目をつけたのは非常にいい選択でした。何しろ学校の情報教育にかける予算というのは非常に少ないからです。同じ程度のパフォーマンスを Active Directory で計画すると4台から5台のPCサーバーをSI屋は提案するでしょう。しかし3つのケースではすべて eDirectory はわずか2台でこれらのディレクトリを飲み込むことができました。

また、授業で使うデータ量というのはそれほどではないとは言え、生徒というエンドユーザがどれくらいのデータを使うかは予測がつきません。 Novell の製品はここでもディレクトリ領域のクォータ機能、ボリュームのクォータ機能を提供し、余計なデータで教室のボリュームをあふれさせることがないように設計されました。

-パスワードの同期とシングルサインオン、デスクトップの管理を行う ZENworks

ZENworks の DLU (Dynamic Local User) 機能は eDirectory の認証により自動的にユーザのアカウントをローカルに作成します。したがって教室のPCのアカウントはわざわざ作成する必要もないし、生徒がPC教室、研究室、図書館などに移動しても同じアカウント、IDで利用することができます。しかも eDirectory にログインすれば Windows のアカウントは自動的に作成されます。

また、DLU にあわせて移動プロファイルを使いました。

デスクトップは利用禁止に、保存できるドライブはP:(プライベート)とS:(Share)だけがエクスプローラに表示されます。その他、マップしたドライブを「隠しドライブ」に設定して、授業で使うアイコンや、ZENworksで配布するためのアプリケーション領域としました。 A: C: D: などは不可視なので、CDやリムーバブルメディアは一切利用できません。プログラムボタンを開いても「授業で使う」アイコンしか出なくなりました。ZENworks によって、すべてこれらはネットワーク上にリダイレクトされています。また生徒はファイルの保存先や、使うべきプログラムアイコンを探し出す苦労がなくなり、45分しかない授業をスムーズに進められます。

学校のシステムは最初の授業が肝心です。何しろ1教室40名以上のユーザが先生の指示の元、一斉にログインしてくるのです。こんな過酷な状況でも Novell の製品はタフにこなします。
ですから、立ち上がったシステムで行われる最初の授業には必ず立ち会います。

先生が使うポリシーはもう少しソフトに設定しましたが、グループポリシーでスクリーンセーバーのパスワードロックダウンを使用しています。

彼らのうち一人の先生がおっしゃったことを今でも覚えています。

「生徒にファイルを保存する」という意味を教えたくない。「保存」というアイコンを押せば、そこに保存先が出てくるのが理想だ。「どこに保存すればよいか」を教えるのが「C-情報教育」の目的ではない。もしそれを教えるならば、コンピュータそのものの機能、ハードディスクやメモリといった「B-情報技術」の授業もやらなければならない。

彼が言うにはパスワードもひとつで十分であるということです。複数のパスワードがあるとそのつど、このシステムがどうなっているかの説明を授業でやらなければならない、ということです。だからシングルサインオンは必須の機能です。

-問題の多いシステムのバックアップとリカバリ

教室のPCの故障からいかにシステムをリカバリさせるかがひとつの問題となります。ある先生は、ドングル付のドライブ書き込み禁止ハードウェアをつかっていますが、これはPCを初期状態に戻してしまうので、パッチの適用、アプリケーションの追加などを行う都度、ドングルを解除して作業しなければならないという問題がありました。これは多大な工数のかかる作業となります。

一番スマートに管理しているところでは Symantec Ghost を使って機種ごとにディスクイメージをばら撒く方法で成功しています。パッチや新しいバージョンのソフトウェアが手に入ると、ソースマシンでテストして、Ghost で全PCをターゲットにバラ撒くという方法です。 ZENworks Imaging にも同様な機能がありますが、先生は慣れている Ghost をお使いです。先生用のマイドキュメントもネットワークにリダイレクトしています。

また先生の持ち込みPCは必ず Novell Client を入れて、必要なセキュリティに関するポリシーをダウンロードできるようにしました。この作業は一見面倒に思えますが、 Novell Client を導入するという行為自体を情報管理担当の教諭が確認できるため、勝手にPCをつないで、情報流出という事故を防ぐ効果があります。最近はさすがにPCを持ち込むということは許されませんが、数年前はそれが当たり前でした。何しろ、買ってきたサラのPCをドメインにつないで自分のIDとパスワードを設定すれば、今でも勝手に接続することは簡単なのです。

-ディレクトリの構造

eDirectory は、先生、生徒、施設の3つのOUがあり、生徒はさらに Blue, Red, Green の3学年ごとのOUを作りました。 Blue, Red, Green は主な公立高校で当然のように使われているあの忌々しいジャージの色です。クラスは容易に編集できるよう、グループオブジェクトとしました。

施設コンテナには PC-Room や Library(図書館) などの施設コンテナを作り、教室ごとに利用できるプリンタドライバが自動的にその施設のプリンタになるよう作りこみました。デフォルトプリンタはユーザのプロパティです。これは移動プロファイルを使うときに問題になりましたが、 ZENworks の機能を使って、ワークステーションオブジェクトごとにデフォルトプリンタをリセットしています。また、サーバなどはすべてこのコンテナに収納しています。

生徒は三学期の終わり;には「卒業」し、残った2学年の「クラス」というグループを解散させ、新しいグループに「クラス分け」します。新入生は卒業したジャージの色に「入学」して「クラス分け」されます。これで1200名の生徒の移動は終ります。その考え方さえ分かれば半日の処理でクラス編成は終ります。

-今後の課題

この3人の優秀な先生たちは、公立高校の常として、昨年の春みんな別な学校に移動してしまいました。移動した先でも同じようなシステムを構築したいと願ったことでしょうが、残念ながら、ノベルのポリシーにより「同時接続数」から「ユーザ数」でライセンスを購入しなければならなくなり、少ない予算ではノベル製品を導入することができません。

一般的な高等学校では2教室+教職員用で約120台程度のPCが稼動しているのが普通だし、夏休み、冬休み、放課後(といっても5時には生徒は帰る)ことを考慮すると、1300名分のライセンス料はあまりにも高価すぎます。一般企業の10%にも満たない稼働率からすると、学校向けのライセンスもその程度まで抑えてほしいところです。

また、自治体と事務機専門のSIベンダーとの癒着が大きく、技術の判らない「教育委員会」が「情報教育」に必要な機器を決めてしまい勝ちです。確かに教職員の「標準化」は必要かもしれませんが、今更に「情報リテラシ」のトレーニングで終っている高等学校の授業が意味あることなのかはわかりません。

とにかく、私が担当した3校のシステムを担当した先生達は、個性的で先進的な「情報社会」の授業にトライし続けるでしょう。

非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-02-29 14:14 | ZENworks | Trackback | Comments(0)

IT部門において、私のようなインシデント管理、システム運用、トラブルシューティングを行い、システムの構築、移設や、ヘルプデスクなどを担当する職業の人間は、IT部門でも低く見られる傾向があります。

一番エライのはシステム開発部門のSE、PM。次にPG。システム運用、オペレーション、ヘルプデスクの担当者は彼らが作ったシステムを動かしてこそ評価されども、トラブルを起こすと誰もが文句を言って評価が下げられます。

しかし、システムを運用している影の人達の苦労を考えたことはありますか。

確かに日本の新幹線は優秀です。しかし新幹線を動かしているのは運転手ではありません。列車制御装置をにらみつけ、僅かな夜間に的確に路面をメンテナンスする技術者たちが40年間大事故なしのシステムを動かしているのです。

ヘルプデスクはIT部門の顔です。エンドユーザが抱える問題はヘルプデスクで受け付けられ分類され、その組織が抱えている情報システムの欠陥や問題を一番的確に指摘できる部署なのです。

C社はブランド品を世界的に販売する企業で、よくそのロゴマークはレーシングカーなどによく見られます。当初C社製品は日本の商社系販売会社のD社が流通させていましたが、グローバリゼーションの波の中、もう数年前のことなのですが、C社は日本の商社系の自社製品販売会社、D社を買収することになりました。

C社本体は NetWare ユーザで日系販売会社D社は Windows NT ドメインを使っていました。2000年問題が片付いた頃のことです。まだ Windows 2000 はそれほど普及していなく、W98 が主力の時代です。C社は NetWare 4x をスタンダードとして決めていました。

しかし、その計画を聞いた私はびっくりしたものです。何しろある3連休を使って、会社を合併させて、オフィスも移転するというのです。

C社より、販売会社のほうが規模は遥かに大きく、まぁ、小さな魚が大きな魚を咥えたようなものです。C社のシステム部のマネージャIさんはとりあえずでいいから1ヶ月常駐してくれと要求されたのは、合併を半年後に控えた頃でした。

まず、合併を前にして、既にC社のエンドユーザ数名がD社のオフィスに常駐していました。既に両社の間には専用線が接続されています。とは言っても、D社は Windows ドメインなのでC社から出向してきた社員はD社のシステムを使うことはできません。かといってC社のサーバにも重要な資料があるため、彼らは両方のシステムをアクセスしなければなりませんでした。

もうひとつ重要な点として、C社は多国籍大企業の日本現地法人であったにも関わらず、C社が推進するスタンダードなシステム構成ではなかったのです。不幸にも Novell 製品を深く知らないベンダーが「なんとなく作ってしまった」ようなシステムだったのです。ユーザの命名規則も定まっておらず、非常に使いづらい、また問題の多いシステムでした。

そこでマネージャのIさんは

・まずD社内にC社のスタンダードなシステムを構築し、D社のシステムを先に移行する。
・次に新規に出来たD社のシステムにC社のシステムを新規に接続し、データを移行する。
・引越しのタイミングで2拠点のシステムをマージしC社のグローバルスタンダードを作る。
・古いC社のサーバは破棄する

という手順を考えていました。私に与えられたのは分厚い英語の資料です。

しかし、資料は教科書通りに良く出来ており、英語が得意とは言えない私でもなんとか理解できるレベルのものでした。

D社にC社のグローバルスタンダードな構成のシステムを構築するのは容易でした。何しろ新規に作るわけです。そこから、ヘルプデスク、運用チームと協力して、D社の社員にC社のシステムポリシーをトレーニングします。ログインの方法、マイコンピュータに現れたドライブの意味、(共有か私有か)最後にパスワードの変更を行ってもらい、×月×日(月)よりこのシステムで使ってもらうということを宣言して、ユーザトレーニングは終わりです。

そしてある雪の降る週末、全てのPCに Novell Client を導入して、データを移行してD社のシステム構築は終わりました。当時は NetWare 4.2 だったので、ZENworks 1.0 が使えました。スクリプトを用意して、ヘルプデスクはバッチファイルをキックするだけでインストール、セッティング再起動を自動化しました。

やがて春が来て初夏のある日、C社のIマネージャに再び呼び出された私はいよいよC社D社の本社移転と統合のフェーズ2のプランを打ち合わせしました。

-現在D社で動いているスタンダードを元にC社側に新規にシステムを構築する。
-旧C社サーバのトラスティ、グループ、ユーザアクセス権を徹底的に調べて、必要なものだけ新サーバに移行する。
-擬似的にC社D社の両拠点を1拠点に見せかけるようにシステムを作りこむ。
-最後に C社、D社に拠点で分割されているOUをひとつにまとめる。2箇所にある人事部はひとつの人事部に、2箇所に分かれている営業、マーケティングはひとつに統合する。
-最後にディスクのバックアップを完全に取り、新しいオフィスに移動する。

ということで、一週間かけて徹底的に誰がどこにアクセス権限を持っているかを調べ上げ、ヘルプデスクと協力して必要なもの、必要ないものを分類しました。

グループ名の命名規則を定め、フォルダの命名規則を定め、このアクセス権限の変更は文書によるものというルールを作りトップシークレットも含むフォルダ、グループを作りました。

また、VPクラスのユーザは大抵の場合、秘書が付いています。この秘書をどうやってVPのファイルにアクセスさせるかも徹底的に議論しました。

あとは uimport 用のスクリプトをバッチ化して、このバッチを走らせると、自動的に全ユーザが新しい部署に配置されるように準備しました。

最後の sync を行いC社のサーバにあったデータは全て新生C社のシステムに移行が完了していましたのは金曜日の午後7時ごろです。あとはバックアップを取って、搬送するだけです。

教訓 - 引越しと同時に新しいことをするべからず。事前に済ませておくこと。

こうして、3連休の前の金曜の夕方から、引越し大プロジェクトは開始されました。

企業合併に関してどういったポリシーがあったのかはわかりません。ただ、C社、D社共に解散し、新生C社としてスタートするということで、全員解雇、全員再雇用が基本だったようです。新しいC社のオフィスにPCをセットアップしていて気が付いたのですが、旧C社、旧D社といった区別がなく、新しいパーティションの中では両社の旧従業員が混然と割り当てられていたようです。

引越し後のPCのセットアップにも ZENworks は大活躍しました。ヘルプデスクと外部に依頼したセットアップチームがPCの電源を入れて setup ユーザでログインするだけでほとんどの作業は終わりです。

ただ、ラックの配置設計に問題があり、ケーブルが届かないといった事態があったり、配線が雑だったり、形が合えばつながるものは何でもいいといった態度が作業員にあり、私が担当するシステムだけでもと思い配線は全部やり直しました。何しろサーバが動き始めない限りヘルプデスクチームが動けないのです。

教訓 - ラック配置は十分設計すべし、職人任せじゃなく、SEが監督しなければならない。

新しい机、パーティション、PC、それから椅子。椅子はハーマンミラー製

「こんな椅子に金かけるくらいならスイッチングHUBのひとつでも買ってくれよなぁ」

と激怒するIさん達を横に見ながら、私はアーロンチェアに座ると途端に眠り込んでしまいました。

教訓 - 椅子はなるべくいい椅子を買うべし。働く人の士気は全然違うぞ。

2,3の不具合、ハードウェアの故障などがあったものの、連休明けと共に出勤したエンドユーザさん達はPCの電源を入れ、メールのチェックをしながら引越し荷物を片付けています。

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それから半年後、新生C社の忘年会が盛大に都内のホテルで行われました。その中で、表彰があり、運用、ヘルプデスク部門を担当したIマネージャが最高の社長賞を受賞しました。

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その1年後、C社本社の方針で、グローバル規模で Microsoft AD の導入が計画されました。私もプランの立ち上げには参加したものの、結局、日本法人のC社でADがきちんと稼動するまで、それ以降2年の月日がかかったそうです。

私は2人月でC社のディレクトリを作りました。もちろん運用部門やヘルプデスクのサポートがあったからこそできたことですが、C社が NDS -> AD に移行するためには実に2年の年月、新しいハードウェア、高額なコンサルタント、動かないソフトウェア対策が必要でした。おそらく外注分だけでも数十人月の工数がかかったはずです。

その結果に満足できたか、という問いにIさんは「ずっと使いづらいものになった」と答えています。それまで NetWare が当たり前に備えていたディスクのクオータ機能、Top_Secret という開けないけど見えちゃう共有名、貧弱なログオンスクリプト、OU単位でしか設定できないグループポリシー。どれもIさんにとっては満足できなかったそうです。

私はだから Windows が駄目なんだ、とは言うつもりはありません。これだけ圧倒的なシェアを持つ以上、無視するわけにはいかないのです。それぞれのビジネスニーズに従ってそれぞれのシステムは作られるのです。

オープン系の開発技術者がエライという風潮もちょっと変だなぁと思います。

ただ、運用、オペレーション、ヘルプデスクを担当するエンジニアがいなければシステムは稼動できません。それだけに社長賞を取ったIさんの誇りたい気持ちは十分理解しています。



非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-02-27 23:05 | Native Netware | Trackback | Comments(0)

Novell、PlateSpin買収で仮想環境の管理技術を獲得

ZENworks に仮想化管理機能が加わり、データセンターなどのシステムマイグレーション、パフォーマンス管理、ディザスター管理などが統合されるという路線なのでしょうか。

ただ ZENworks と言っても Linux は Zimian の技術だし、過去の ZENworks とは全然別物だしなぁ。
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by islandcenter | 2008-02-27 00:10 | Novell | Trackback | Comments(0)

Vista SP1適用で一部サードパーティ・アプリが「不安定

「Novell ZCM Agent 2.1」は、SP1の適用後に一部の機能が動作しなくなる問題が起きている。

ということですが、使っているところはすくないでしょうね。
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by islandcenter | 2008-02-25 22:23 | ZENworks | Trackback | Comments(0)

「仮想化はサーバーだけでない」,仮想化パビリオンで多彩なソリューション展示

SLE 10 Service Pack 1およびVirtual Machine Driver Pack

まだナニモノなのかよくわかりません。YaST のアプリケーションの追加、削除からインストールできました。

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-追記 2/24 -

インストールができると /opt/novell/vm-driver-pack/xen にドライバの ISO ファイルがコピーされます。

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この ISO ファイルをWindows をシャットダウンした状態から Virtual Machine Manager > Detail > Hardware > CDROM からマウントして再起動するかDeamontools のような光ディスクエミュレーションユーティリティでマウントします。

マウントした状態から setup を行い、再起動します。

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新しいドライバとして、ディスクドライバ、NICなどが認識されます。 NIC はデフォルトの Realtek 100M ではなく 1G NICとして認識されるため、Gbit HUB 環境ならば十分なパフォーマンスが期待できるでしょう。

※重要 ゲストOS が Windows か RedHat である場合は別にサブスクリプションが必要だそうです。たかがドライバーだろ、ってあなどってはいけません。 $2,619 VLA unlimited(約30万円ぐらい?)の高級なオペレーティングシステムより高価なデバイスドライバです。これだけ払えば空も飛べるかもしれません。日本でいくらするかは、Novellの正規販売店にご相談ください。きっとあなたと一緒に悩んでくれるでしょう。円換算でのプライスリストはないので、日本でいくらなのかは、寿司屋の時価と一緒です。板前に相談しましょう。場合によってはクレジットカードで購入した方が安いかも知れません

-キーワード-
SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack
Novell XEN Block SCSI Disk Device
SUSE Bus Driver for Windows 2000 on XEN
SUSE Bus Driver for Windows 2000 on XEN
Deamon Tools
1G NIC HUB
XEN パフォーマンス

-コメントありがとうございます-

非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-02-24 14:32 | XEN | Trackback | Comments(2)

米SCOに救いの手

訴訟問題で破産の米SCOに救いの手、投資会社が最大1億ドルの資金提供

SCO 懐かしいですね。Darl McBride CEO も退職とのこと。Darl McBride 氏は 90 年代初頭、Novell のアジアパシフィック地区の販売担当者で、現在のノベル株式会社(KK)さんの立ち上げにも立会い、何度かブレインシェアトウキョウでも基調講演をしていました。

SCO は Santa Cruz Operation の略(だったかな)で名前どおり本来はカリフォルニアのカイシャだったのですが、Novell から UnixWare を買い SCO UnixWare として一時期流行ったことがあるのですが、ユタの Caldera Systems 社に買収され、 Caldera 改め SCO グループになりました。まぁ言わば、Caldera はノベルとは出資関係が近く、ほとんど兄弟ケンカみたいなひと騒動だったわけです。

ということで私が初めて触った Linux は Caldela Open Linux だったわけです。当時 NetWare に接続できる初めての Linux ということで訳もわからずインストールして考え込んでいたことを思い出します。当時 カーネルは 2.2 でした。
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by islandcenter | 2008-02-17 15:21 | Novell | Trackback | Comments(0)

Windows Vista に Novell Client for Vista 1.0 を導入して、 ConsoleOne.exe をキックすると

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え!

ということになります。

Running ConsoleOne on the Windows Vista Business Edition

SYS:public\ConsoleOne\1.2\bin ディレクトリにある run.bat を使うと正しく起動できます。また ConsoleOneDos.exe でも起動できます。

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-検索キーワード-

Windows Vista ConsoleOne run.bat Novell Client

非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-02-15 22:11 | Windows | Trackback | Comments(0)

SUSE 10 sp1 + XEN で Windows Vista をインストール

ここまでは簡単に行けたんだけど

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どうも、Windows Vista は XEN の仮想アダプタを正しく認識できないようです。アダプタ自体は認識できてもその先につながらない。HUB にはつながっているけど、どこにも Ping 打てません。IP振っても Ping を返さない、ということは....

こちらにいい情報がありまして
Vista on Xenを使う

NIC はデフォルトの Realtek では正しく動かないので PCnet 32 に変更します。(後で気が付いたらこれ 10base 用なんですね)

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この操作は、一旦仮想マシンを作成したときにしかセットできませんので、一旦 Virtualization Manager から、仮想マシンを Delete して、仮想ディスクをマウントして New Machine を作成する際にセットしておく必要があります。

PCnet™ Family Software for Windows から

NDIS5 Driver for Microsoft Windows Server 2003, Windows XP, Windows 2000, Windows ME and Windows 98 - 60 KB, Version 4.5.1

をダウンロードして、 ZIP 形式のドライバをダウンロードし、Unziped-Dir に解凍します。
解凍したドライバは mkiofs を使って iso 形式にします。

mkisofs -o driver.iso -R -J Unziped-Dir

光メディア (CD & DVD) の作成と使用

このドライバの CD イメージも Run させる前に、CD-ROM にマウントするよう Disk にセットします。

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HDDのイメージファイルは 10G 相当がよろしいでしょうか、ずいぶん大量にディスクを使ってくれるものです。

OSが起動して、 AMD-PCnet を見つけるとドライバをインストール、しろということになるので先ほどマウントした driver.iso を指定すると自動的にドライバが認識されます。

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あとは、固定IPを与えてリモートデスクトップの設定を行えば、ショボイノートPCも Vista マシンに早かわりです。(ただし 10Mbase だけど...)

-Novell Client for Windows Vista-

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Novell Client for Windows Vista は1.0です。最近かなり人気のダウンロードプロダクトになっているので download.novell.com へ行けばすぐ見つかるでしょう。

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こんな感じのログインスクリーンです。

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ということで無事に eDirectory にログインできました。

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これで動いたと言って喜んでいるのはまだまだ素人。これをテストして、不具合や運用方法まで検討するのが、私の仕事です。

まぁここからが本番でしょうか。

-検索キーワード-

XEN SUSE 10sp1 NIC 認識 PING PCnet realtek Windows Vista Novell Client eDirectory AMD

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-02-13 02:54 | XEN | Trackback | Comments(0)

といってもどういうものかはよくわかりませんが

米Google:「Google Apps」の電子メールに有料のセキュリティM
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by islandcenter | 2008-02-10 12:09 | GroupWise | Trackback | Comments(0)