ここでは ZCM 用管理コンソールの準備について説明します。

ZCM管理コンソールは FireFox 2.0 もしくは IE7 で動作保障されています。 IE6, FF3 では動作保障されていません。他のブラウザでも動作は可能ですが、いくつかの機能が限定されているようです。

-起動-
https://MyServer:port

で起動します。 port はインストールの際 ZENserver(Secure) で指定したポート番号、デフォルト 443 です。

-ユーザソースの指定-

ユーザソースは複数の LDAP ディレクトリが指定できます。したがって、 AD, openLDAP, eDIrectory など、合併した企業のような複数のディレクトリが社内に存在する環境であっても一元したポリシー管理を行うことができます。「環境設定」>「ユーザソース」>「新規」からユーザソースとして指定するLDAPサービスをセットします。
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この部分が従来のeDirectory を頼みとしていたZENworksとの最大の違いと言えます。ADの場合、AD便りだし、複数のADをマイグレーションすることは容易ではありません。また他のLDAPソースを利用することもできないので、致命的と言えます。

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-.NET Framework のインストール-

ZCM10.1 で グループポリシーを設定するためには .NET Framework が必要です。dotnetfx.exe を管理コンソールにインストールしてください。


Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)


この画面に GroupPolicy Helper というアドオンが必要となります。リンクをクリックしてインストールします。

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また、管理コンソールは Windows XP の場合、SP3 が必要です。
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このエラーが出る場合は、Windows XP sp3 が導入されていない場合です。Vista の場合はわかりませんが、やはり SP1 導入済みのものを選んだほうが無難です。

ポリシーの設定は「ポリシー」>「新規」から必要なポリシーを選びます。
任意のポリシー名を設定して「ローカルのグループポリシー」 > 「設定」を開きます。
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グループポリシーの編集画面が出ます。

従来の ZEN3-7 はサーバの共有ディレクトリにポリシーが格納されてダウンロードされましたが、ZCM10 からは ZENserver のDBより配布されるようです。

-KeyWord-
ZCM ZENworks Policy Management Novell Policy Windows管理 mono SUSE Linux OES OES2 Ldap

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-28 13:02 | ZENworks | Trackback | Comments(0)

ZENworks Configuration Management 10.1 (ZCM10.1)は Ldap ベースで動作する管理ツールで、Windows クライアントのポリシー管理、サーバ管理、資産管理などを行うソフトウェアです。

従来の ZENworks は eDirectory が必須で eDirectory の管理ポリシーに依存していましたが、 ZCN 10 より、eDirectory はじめ Active Directory など LDAP ソースに対応した柔軟なポリシー管理ができる点が大きく変わりました。

ZENworks 1.1 は NetWare 4.12 に標準添付され、5.1 には ZEN2 Starter Kit が標準で利用できました。ここまでは無償で利用できた優れものでしたが、ZEN 3.2 より別売となり、主に Novell ネットワークを利用するユーザの中で大ヒットします。当時、PC単位でポリシー管理をするツールは山ほどありましたが、 ZENworks はユーザの認証単位と、ワークステーション単位でポリシー管理ができる点で画期的な製品でした。

その後、ZEN 4 より Windows サーバの対応、HTTP プロトコルによるワークステーション管理が実現できるようになりましたが、ZCM 10 により eDirectory 以外のディレクトリサービスプラットフォームに対応して、その姿をガラリと変えています。

Windows のポリシー管理は AD に標準で利用できますが、合併した企業で複数のドメインがある場合などの統一したポリシー管理、部門、グループ、個人単位での管理はできません。 ZENworks の良いところはこういった OU 単位でのポリシー管理ではなく、詳細なレベルでアプリケーションの実装や管理が実現できるところです。

また AD を必ず必要としないため、(たぶん)OpenLdap などの標準LDAP製品を複数利用する環境でも統合的なポリシー管理が可能(なよう)です。

ここではOES2 Linux で動作する eDirectory + Ldap 環境でののインストールの手順を説明します。

-条件-

詳細な技術仕様はこちらを参考にしてください。

マニュアルには記載がありませんが、かなりハードウェアの要求は高いレベルです。従来の ZENworks のように Linux/NetWare で「おまけ」でついでに動かすレベルではないので専用のサーバ、あるいは仮想マシンを用意したほうがいいでしょう。

1. 2G バイトのメモリ
インストールして実行するためには2Gバイト以上のメモリが必要です。従来の ZENworks よりメモリイーターなのでたっぷり用意する必要があります。仮想化環境でテストする場合、インストールする前にメモリを与えて起動しておきます。 OES2 サーバに同居させる場合はかなり負担が重くなることを考慮しても良いでしょう。
2Gバイト必要なのはインストール時で、インストールが完了したら、メモリを減らしてもそれほど影響はないようですが、実運用では2Gは最低必要である、と考えていいようです。

2. 2G バイトの空き容量
ディスクはインストール後 2G バイトほど使用します。したがって、最低 8G - 10G 程度のパーティションを用意してテスト環境を構築します。Windows 版を使用する場合は16G程度のパーティションを使います。


-monoのインストール-

mono は Microsoft .NET Framework との互換性を Linux で実現するプログラム群です。mono のインストーラは ZCM 10.1 メディアに含まれているため、

cd:///Install/mono/1.2.4/install.sh

を実行すればよいのですが、実行フラグ(x) が付いていないので、丸ごとHDDにコピーして chmod する必要があります。

-インストール-

インストールには X Window 環境と Javaの実行環境が必要です。

CD:///Install/Disk1/InstDat/Linux/VM/install.bin を実行します。

NoVM というディレクトリもあるので、実機にインストールする場合はこちらを使うようです。

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インストーラはニホンゴも選べますが、文字化けします。
イントロダクションと、ライセンスに同意すると、ゾーン名と管理者名、パスワードをセットします。
このパスワードは後でコントロールセンターを起動するときに必要になります。パスワードはあらかじめ複雑な英数字混在のパスワードを準備する必要があります。 Administrator/Admin というような単純なパスワードは受け付けてくれないので注意してください。


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データベースを選択した後、ポート番号をセットします。ZCM サーバは現在使用中のポート番号をチェックするため、 OES2 などで iManager を使う環境では競合します。異なるポート番号をセットします。

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内部の認証局を使うか、外部の認証局を使うかを選択します。ここでは Internal を使います。
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ライセンスキーをセットします。セットしない場合は、評価版として60日間テストすることができます。ライセンスは後に購入してから ZCM コントロールセンターからセットすることができます。
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ディスクの容量が足りないと、インストールエラーになったり、インストールが停止することがあります。
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インストールが完了しました。 Congraturation ! です。
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インストールが完了したら https://MyServer:Port をブラウザから開きます。ポート番号は ZENworks Server(Secure) で指定したポート番号です。
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なお、ZCM コントロールセンターを使うラウザは FireFox 2.0 (3.xではない) と IE7 が対応しています。ログイン言語は日本語が使えますが、マニュアルは英語しかありませんので、慣れて来て、不明なエラーが出るような場合は、英語に切り替えて操作すると良いでしょう。日本語のエラーメッセージをさがしても、(多分)このサイトしか見つからないと思いますので。

-ログ-
/var/log/novell/zenworks 以下にログが作成されます。

-KeyWord-
ZCM ZENworks Policy Management Novell Policy Windows管理 mono Linux OES OES2 Ldap

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-27 17:00 | ZENworks | Trackback | Comments(0)

SELinuxサポートの「openSUSE 11.1 Beta 1」が公開
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by islandcenter | 2008-09-23 13:35 | Trackback | Comments(0)

仮想化に関するいくつかのニュースを

マイクロソフトの仮想化戦略が抱える問題点とは

ポイントは2点
・ライブマイグレーションは 2010 年以降(の予定)
・柔軟性がないライセンス体系(中小企業では導入しずらい)
まだまだ仮想化という点では改善の余地ありということですね。

VM world 関連の記事がいくつかあります。

米VMware、仮想マシンのクローンを作るVMware Viewなどデモを交えて紹介


・フォールトトレランス機能(VMware HA)では仮想マシンのリブートが必要(今後改善されるらしい)

XEN はライブマイグレーションという機能があるので、この点では VMware は遅れを取っているわけですね。もっともライブマイグレーションは手動なのでそれほど効果があるとは思えませんが。

「Microsoftは追いかけているだけ、正直気にしていない」米VMwareマリッツCEO

うそに決まっている。ポール・マリッツと言えば Windows NT の初期版の開発担当マネージャだったヒト。トップの交代で従業員のスピンアウトを食らった VMware は今後どうなるのか。
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by islandcenter | 2008-09-18 14:55 | XEN | Trackback | Comments(2)

RedHat はどこへ行く

-RedHat XEN のサポートを 2014 年で終了-

XEN を捨て KVMプロジェクトを買収、迷走する RedHat。
急激に立ち上がった仮想化市場、ひとり先行する VMware を追って Citrix が XEN Source を買収。すでに Windows + Linux 仮想化市場は Novell + Microsoft 連合が先行者利益を確保し始めている。無償化、オープン化の嵐に、先行する VMware も危ない。

そこに独自の戦略で割り込もうとする RedHat。

Red Hat,KVMプロジェクトのQumranetを1億700万ドルで買収

Red Hat、仮想化ベンダー Qumranet を買収

レッドハット、仮想化企業Qumranetを買収

それぞれにメリットはあるのだろうけど、 Hyper-V が正式にリリースされた後では遅すぎる。 VMware XEN Hyper-V がすでに存在する市場にどれだけ割り入ることができるか。

注目を集めるオープンソースの仮想化ソフトウェア「KVM」、その成功の可能性は? CNET Japan

すでに国内の RedHat 党は CentOS に鞍替えしてXEN 仮想化をテストし始めている今、方針を転換することは困難に違いない。たっぷり2年は遅れている。

RedHat に先進性は感じられない。メディアが全然注目していない。
XEN を捨てて RedHat はどこに行こうとしているのか。
CentOS や Fedracore で XEN を実証してきたユーザを捨てるつもりらしい。
それとも FedraCore で XEN などと言うムック本を信じてきたユーザを罵倒するのだろうか。

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-15 20:50 | XEN | Trackback | Comments(0)

今、もし Hyper-V 上で動作する Linux といえば SUSE Linux しかないし、 XEN 仮想化環境で Windows の仮想化ドライバを提供しているのは Novell だけである。 VMware は必然的に独自路線を歩んでいるが、 VMware のビジネスモデルは侵食される一方なのかもしれない。特に目新しい技術の積み重ねがない以上、現状維持が精一杯かもしれない。

一方の RedHat は KVMというコンピュータの切り替え機(?)みたいな名前のテクノロジーに注力している一方、現在 RHEL 5.2 に同梱されている XEN は 2012年でサポート終了を公言している。 KVM がものになるのはそれ以降ということだ。

米Novellと米Microsoft、「Hyper-V」ゲストOSとしてSLESを共同サポート

マイクロソフトとノベル、仮想化ソリューションで協力

これまで、Microsoft と Novell がやってきた提携はうまくいっているようだ。 Microsoft は Novell と共同で検証センターの立ち上げを狙っている。

Microsoft、Novell との事業提携を拡大


-keyword-

SUSE SLES Hyper-V 仮想化 Novell Microsoft KVM

続きはこの後で
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-13 14:08 | XEN | Trackback | Comments(0)

デル、ノベルと提携してサーバOS「SUSE Linux Enterprise Server 10」を販売

デルが SUSE Linux を日本国内でも販売

Dell のサーバは、安い早い壊れやすいの3つの特徴がありますが、サーバを消耗品と考えるような素早いパーツの交換には定評があります。どこが悪いとか、あまり指摘しなくてもさっさとパーツを持ってくるところだけはすばらしいと思います。テクニカルサポートに電話するといきなりつたないニホンゴをしゃべる中国人やインド人が出てきて度肝を抜かれるとか、あの流通に徹したやり方が Dell 流でしょう。

それだけに痛みを知っているお客さんも多いし、2度と見たくないという方も多いようですが、個人的には割りと好きだったりします。あくまでも運用側の責任なんですけど。Dell を選ぶ顧客はいつも手ごわい客が多いように思えます。スキルがあるから何とかなるお客さんなんですね。販売店にまかせっきりにしません。

ただ、 Dell はマーケティングの会社なので、市場性がないと判断したものは一切検証もしれくれないのですが、 Dell が SLES のサポートを開始するというのは、 SUSE Linux の市場性を理解し始めたこととして大変評価できるものでしょう。
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by islandcenter | 2008-09-11 01:26 | SUSE | Trackback | Comments(0)

Microsoft Hyper-V の無償化

米Microsoft、Hyper-V Server 2008の無償化を発表

仮想化ソフト「Hyper-V Server」が無料化,30日以内にMicrosoftが提供開始

マイクロソフト、サーバ仮想化管理ツール「VMM 2008」を年内にリリースへ

VMware ESXi に続いて Microsoft Hyper-V も Windows 2008 に標準添付となりました。 SUSE Linux Enterprise Server 10 (SLES10) も標準添付であるから、これですべてスタート台が同じ位置になったというところでしょうか。

ただし、 Hyper-V の場合、VMM 仮想化管理ツールがまだリリースされていません。年内リリースのようです。

Novell も VMDP (Virtual Machine Driver Pack) ぐらい無償で提供すべきと思うのは私だけじゃないと思うのですが。

-Keyword-
仮想化 XEN Hyper-V VMware VMDP

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-10 14:19 | XEN | Trackback | Comments(0)

NovellのeDirectoryに複数の脆弱性

eDirectory 8.7.3 SP10b for NetWare & Win32 と Linux 版

eDirectory 8.8 SP3 Instrumentation Patch

の二種類がリリースされています
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by islandcenter | 2008-09-08 15:31 | Identity Management | Trackback | Comments(0)

米Novell、「ZENworks」にアプリケーション仮想化ソフトを追加

プレスリリース

あまりほかでは取り上げられていないけど、なかなか微妙な機能が満載されているようです。

この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア
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by islandcenter | 2008-09-05 13:40 | ZENworks | Trackback | Comments(0)