-Windows を再インストールするとブートローダーが消えた-

テスト環境などでは SUSE Linux 11 と Windows とのデュアルブートにしているケースがあります。 Windows が壊れてしまって、Windows を再インストールすると、ブートローダーが消えて Windows しか起動できない場合があります。

ブートローダーを再インストールしたい場合、SUSE Linux 11 では、DVD 起動して

Repair Installed System

からブートローダーの修復ができます。

Repair Installed System > Custum Repair > パッケージのチェックを uncheck して、修復します。指示に従って、ブートローダーを再インストールするとブートローダーが再インストールされます。 Finish ボタンを押して、指示に従って再起動します。

- 今度はWindows が起動できなくなった -

Windows のメニューが Grub に出てこなくなった場合は、まずパーティションの内容を確認します。 YaST > System > Partitioner

a0056607_1384558.jpg


/dev/sda1 がWindows のブートローダー(NTFS)のようです。

YaST > System > Bootloader から Add ボタンでブートローダーメニューを追加します。

Section Type : Chainloder Section > Next

Section Name : 任意
Do not verify filesystem before Booting : check
Block offset for Chain Loading : 1
other system : toggle > Windows の System Partition(100M) <- ここでは /dev/sda1

a0056607_12565484.jpg


これで Windows のブーとメニューが復活できます。

-今度は XEN のセクションが出てこない-

一番楽な方法は XEN の機能の削除と再インストールでしょうか。 YaST > Software Management > Filter : Pattern から XEN Virtulization のチェックを外して、いったんアンインストールします。ソフトウェアがアンインストールされるだけで、仮想マシンが削除されるわけではありません。

次に XEN Virtulization にチェックを入れて、再インストールします。

※ それにしてもどうしてこんなに Windows 7 の 64 ビット版て不安定なんでしょう?

- Keyword -

SUSE Linux 11 OpenSuse 11 Grub Windows デュアルブート、ブートローダーの再インストール

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by islandcenter | 2009-09-11 13:03 | SUSE | Trackback | Comments(0)

ここでは、SUSE Linux Enterprise Server 10 (SLES10) + XEN 仮想化をしたときに、よくある間違えやトラブルについて説明します。他のディストリビューションや仮想化技術でどうなるかはわかりませんが、参考になればと思います。

時刻がずれる

この現象は、「回避できない」現象です。OSは起動してハードウェアクロックを拾います。運用中もハードウェアクロックに同期するわけですが、仮想化されたシステムはハードウェアクロックと同期できません。また、xen pause 中はクロックも含めて「凍結」されるため、時刻が狂います。この現象は XEN だけではなく VMware などの他の仮想技術でも同様です。

対策としてはまめにNTPを使って同期をかけることしか今のところなさそうです。Windows を仮想化する場合も time.windows.com だと世界何十億台の Windows PC のデフォルト同期先なので、できればLAN内のNTPサーバを指定することがお勧めです。XEN のホストマシン(Domain-0) に NTP デーモンを動作させるのが一番の方法でしょう。

SUSE 10 sp2 以降は Windows も xm pause することができます。親サーバ (Domain-0) を再起動している間は xm pause するため、確実に時刻がずれます。

XEN 仮想化した Windows の時刻がずれる

同期のタイミングをどう調整するかは、またの機会に研究してみます。


キーボード配列

yast から仮想マシンを作る場合、特にどのキーボードを使うかの指定がありません。したがって、仮想マシンを立ち上げてコンソールを操作しようとして特殊記号キーを押すと「あれ?」となります。

/etc/xen/vm/MyVM ファイルを開き次の行を追加します。追加した後明示的に xm create すると 106 キー配列になるようです。

keymap='ja'

ただし、Windows も Linux もほとんどコンソールから操作は行わないのが原則です。 Windows PC からの場合 xming のような X 端末や SSH 接続、リモートデスクトップを使ってください。インストールからコンソールの操作などはほとんどリモートで行えますから、直接コンソールを使うことはほとんどないはずです。特にサーバコンソールでX端末がハングアップすると救いようがありませんから、リモート接続を行うことをお勧めします。

XEN Domain-U のキーボードマップを 106 キーに変える

USBやCDメディアを認識させる

XEN 仮想マシンにUSBメモリを認識させる場合は次のコマンドを実行します。

xm block-attach MyVM phy:/dev/sdb xvde w

取り外す際は次のコマンドを使います。
xm block-detach MyVM xvde


通常 USB メモリの場合は /dev/sdx として認識されますから、ホスト(Domain-0) からどのデバイスとして認識されているかを確認してから block-attach コマンドを実行します。sdx の代わりに cdrom などのデバイスを使うこともできますが、rom のような Read Only のメディアの場合は w ではなく r を指定します。仮想マシン側(Domain-U) に xvdx が認識されたらメディアを mount します。

ただし、実際にメディアをマウントして操作することは少ないはずです。セットアップに必要なメディアやログなどはネットワーク転送した方が手っ取り早いでしょう。USBデバイスが簡単に使えない点が XEN の弱点でもあるし、セキュリティ上の最大のメリットでもあると「無理を言えば」言えます。

USBのマウスやキーボードが使えるかどうかは試したことがありません。PS2接続のマウス、キーボードをお勧めします。もちろん、リモート操作する場合は、キーボード、マウスは必要ありません。

XEN 仮想マシンに CD-ROM を認識させる

仮想マシンからCD-ROMを認識させる

準仮想化SUSE on SUSE+XEN でUSBメディアを認識させる。

コンソールの切り替え

Domain-0 から Domain-U にコンソールを切り替える場合は xm console MyVM コマンドを使います。ただし、Windows を仮想化した場合は当然 GUI に切り替わるわけではなく、エラーとなります。Domain-U のコンソールから Domain-0 に戻す場合は CTRL + ] を押します。

yast から仮想マシンマネージャを使って仮想マシンのコンソールを直接操作することもできますが、マウスの動作が不自然であまりお勧めできません。仮想マシンのGUIを操作する場合はリモートデスクトップをお勧めします。

どうしても仮想マシンマネージャでコンソールを操作しなければならない場合は Ctrl + Alt キーでコンソールを切り替えます。OES NetWare を仮想化した場合は、ALT + ESC で画面の切り替えができますが、ALT キーを先に押すと親(Domain-0)やリモート端末の画面が切り替わってしまいます。ESC を先に押しながら ALT キーをポンと押すと巧く切り替えることができます。SLES 10sp2 以降の仮想マシンマネージャはキーメニューで Ctrl+Alt+ESC などをメニューから送信できますが、それ以前や他のディストリビューションで Windows を仮想化している場合は CTRL+DEL を押した状態から ALT キーを押すとログインメニューが出ます。

SUSE Linux Enterprise Server 10 XEN GUI とコマンドの相関

バックアップ

イメージファイルは /var/lib/xen/image にあります。このイメージファイルをコピーしておくことが一番楽な方法です。また、このイメージファイルを元に別な仮想マシンを作ることができます。社内システムなど、週末の深夜10分程度なら停止しても構わない場合、 xm shutdown コマンドでいったん仮想システムを停止して、イメージを丸ごとコピーしてしまいます。 cron を使って自動化できます。できるだけコピー時間を少なくするため、あまり大きなイメージを作らないことです。
Windows マシンは cron で net rpc shutdown コマンドを使えば Domain-0 からシャットダウンできます。

現代のSASのHDDを搭載したサーバマシンであれば 10G 程度のイメージコピーには5分とかかりません。コピーが終われば、rsync で他の装置に転送したり、バックアップソフトウェアでテープにバックアップします。今のところ BABr11.5 ARCserve であれば、XEN カーネルで起動しても動作しています。このように SUSE + XEN が「ハイパーバイザーだけ無料」の他の仮想化製品と異なる点は、全ての機能やパッケージがほぼ利用できるということです。XEN カーネルで起動して OpenOffice も使えるので、プレゼンテーションや、オペレーションマニュアル作成もできます。

仮想マシンの差分をバックアップしたいという目的であれば、Domain-U に従来のバックアップソフトウェアを使います。当然その分のライセンス費用が発生します。クリティカルな DBサーバやファイルサーバには XEN 仮想化が向かない理由はそこにもあります。XEN にはスナップショットのような機能はありません。Domain-U でテープが使えるかどうかは試したことがありません。

SUSE Linux, XEN 仮想化した Windows 2003 Server を Domain-0 から Shutdown する。

CRON を使った、 XEN イメージの保存(OES Linux, OES NetWare)


Domain-U が起動できない

メモリは腹八分にしておくことです。十分なメモリを用意したつもりでも、 xm shutdown や create を繰り返すと xm create できない場合があります。どうも、xm create するには連続したメモリ空間が必要なようです。メモリのガーベジコレクションができれば問題なさそうですが、方法がわかりません。 Domain-0 を再起動する必要があります。また、vm ファイルの memory 値を下げて(メモリを減らす)起動できる場合があります。

緊急時に Domain-U を起動できるよう、メモリは腹八分で運用しておくことを心がけてください。

Domain-0 が起動したときに自動的に Domain-U が起動させるには /etc/xen/auto に /etc/xen/vm にある vm ファイルのリンクを作成します。

/etc/xen/auto # ln -s ../vm/MyVm

なるべく、重要で、メモリを大量に消費する Domain-U を先に起動させるのがコツです。代替手段があり、停止しても構わない Domain-U は最後に起動することです。xend のログは /var/log/xen にあります。Domain-U が起動できない場合はこのログで内容を確認します。

また、インストールに使ったメディア(ISOイメージ)などを削除、取り外し場合も起動に失敗します。インストールから、運用状態に移行する場合は cdrom メディアの指定を vm ファイルから取り除いてください。

- Keyword -
XEN SUSE Linux Enterprise 11 仮想化 SLES

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by islandcenter | 2009-09-09 15:00 | XEN | Trackback | Comments(0)

レッドハットのハイパーバイザ管理ツール、当面は「Windows」版のみに

KVMの管理には Windows が必要? 一般企業なら不思議でもないだろうけど、データセンターで KVM を運用するには Windows マシンを繋いでおかないといけないらしい。もっとも暫定的な措置なんだろうけど、この状態は顧客を混乱させるだけだろう。
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by islandcenter | 2009-09-08 23:13 | XEN | Trackback | Comments(2)

Windows 7は企業の「PC買い替え」の起爆剤になるか

過去2年間のIT業界の不況の原因は Vista 不況と言えます。一挙に火がつくか。それとも不発に終わるのか。ただ、多くのユーザが Windows XP を「我慢して」使い続けたということなわけですね。この「我慢」の息継ぎができれば、それなりのヒットはありえるでしょう。しかし、かつての Windows 95 の登場のようなブームにはならないでしょう。

じんわり攻めて行きたいところです。
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by islandcenter | 2009-09-04 16:50 | Windows 7 | Trackback | Comments(0)

Red HatがRHEL 5.4正式版を発表、KVMを商用レベルに

RHELではこれまで、「Xen」に対応していたが、Xenもライフサイクルを通じてサポートしていくという。

つまり、現在 RHEL で XEN 仮想化している顧客は次世代のプラットフォームでは XEN 仮想化のサポートが得られないということ。当然、今、RHEL で運用中であれば、次のプラットフォームでは KVM との互換性がないようであれば、他のディストリビューションに乗り換えるしかない。

KVMを商用レベルに

ということは、未だ商用レベルではなかったものをこれから商用レベルにするということなわけで、「実績」という面ではどうなんでしょうね。オープンソースの可能性は高いのでしょうが、実際に動かすということと、ビジネスで使えるというのは大きな意味の違いがあります。

ここで特徴を出そうとした RedHat の迷走ぶりが感じられます。
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by islandcenter | 2009-09-04 16:44 | XEN | Trackback | Comments(0)

米Novell社の「GroupWise」に比べ2倍,米Microsoft社の「Exchange」に比べ4倍高い。計画的なサービス停止時間まで入れて考えると,信頼性がGroupWiseの4倍以上,Exchangeの10倍以上。

Gmail障害:有料サービス利用者が受けられる補償は?

Gmail の障害に対する Google のコメントです。まぁ Gmail との可用性では GroupWise が負けているのはやむをえないと思いますが、 Exchange の2倍の可用性と5倍の信頼性があると Google は GroupWise を評価しているということですかねぇ。
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by islandcenter | 2009-09-04 16:37 | GroupWise | Trackback | Comments(0)