Windows 11 の Windows Update をデフォルトで使うのは賢い事ではありません。 Windows Update には普段私達が気づかない、邪魔な機能があり、コンピューターのパフォーマンスやネットワークに余分な負荷を与える設定があります。これらにかかる見えない費用負担は私達が支払っているのです。

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はじめに

実はいつも「迷惑だなぁ」と感じる Windows Update は、ピアツーピア(P2P)の技術を使って巨大なパッチを配信しているということは、あまり知られていません。タスクマネージャーを見ると、アップデートもしていないのにやけに Windows Update のプロセスがディスクや CPU に負荷を掛けていることに気がつくことがあります。

Windows Update は私達のコンピュータ・ライブにとって必要悪でできればあまりやりたくない、重い処理の一つで、少しでもアップデートに関わるストレスを減らしたい作業です。

Windows Update の設定を見直して警戒に作業ができるように設定を見直しましょう


一般的な設定の変更

田」 > 「歯車」> "Windows Update" を開きます。

「利用可能になったらすぐに .... 」は通常オンで構いません。

古い PC や性能が低いコンピュータの場合は一時的にオフにしても構いません。ただしオフにした場合、必ずオンに戻すか、定期的にアップデートを手動で実行してアップデートを自己管理します。


次に「詳細オプション」を開きます

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「従量課金接続で更新プログラムを....」 ダウンロードしないよう、 オフにします。ラップトップコンピュータの様に、出先でスマートフォンのテザリングなどを使って通信しているときにいきなりダウンロードが始まると、ギガ死します。必ずオフにしましょう。新しく WIfi 接続を作ったりした後は、必ず新しい Wifi 接続の状態をチェックしてください。

接続方法が従量課金かどうかは、「歯車」 > 「ネットワークとインターネット」 > Wifi > 「既知のネットワークを管理」の中にあります。スマートフォンのテザリングや、自宅回線が従量課金の場合は接続した後、必ず設定を見直しておきます。これをしておかないと、外出先でひどい目に遭います。


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余計な配信プロセスを止める


Windows Update のデフォルトは、近くの Windows PC 同士で、アップデートのファイルをピアツーピアでやり取りします。これが、アップデートを実行中のコンピュータに余計な負荷を掛け、通信回線にも余計な負担を掛けてしまいます。お互いのアップデートキャッシュをやり取りするという事は、当然アップロードに自分のPCが参加するわけですから、アップロード側の通信負担ディスクアクセスに伴う重さを私達が背負う事になる訳ですから見過ごせません。

パッチの配信元の Microsoft のサーバに負荷を掛けないためなのでしょうが、その分私達の利用環境に余計なお世話を仕掛けます。

見つけたら片っ端からオフにして構いません。



「追加オプション」の "配信の最適化" を開きます。


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配信の最適化の中に「他のPCからのダウンロードを許可...」の項目を、許可しないようオフにします。

更に「配信の最適化」「詳細オプション」を開きます。

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ここで「他のPCからのダウンロードを許可する」を「オフ」の下に、「ローカルネットワークのデバイス」「インターネットかローカルネットワークのデバイスか」を選ぶボタンがあります。素性の知れないアップデートソースから、パッチを受け取るのは非常に気持ち悪いですよね。

デフォルトでは、アップデートのキャッシュを「インターネットと構内LAN」で共有する設定になっているので、「ローカルネットワーク上のデバイス」のみにして、「他のPCへのダウンロードを許可」するがもしセットされてもトラフィックが外に流れない様にするべきです。

更に配信の最適化の「詳細オプション」の中に「アップロードの設定」という項目があります。
この帯域幅の量を全て最低になるよう、スライドバーを左(0方向)に動かします。

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Windows11 Pro バージョンのグループポリシー

以下は Windows Pro 版です。

Windows11 Pro の場合、グループポリシーで Windows Update の帯域制限をすることができます。

C:¥ > gpedit

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > ネットワーク > バックグラウンドインテリジェント転送サービス (BTIS) を開きます。

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※※ BITS って何だ? ※※

BITS(Background Intelligent Transfer Service)は、ネットワークがアイドリングしている時に巨大なファイルをバックグラウンドでチョロチョロとキャッシュして P2P 配布することです。ブランチキャッシュ(支店間通信)に利用されるものですが、Windows Update 以外あまり普及していないし、標準化されてもいないので、Microsoft 的な独善的な機能の一種でしょう。

巨大なファイルをセンターサーバーもなく断片的に P2P で扱う事は非常に非効率です。しかも PC がアイドリングしている最中に活動するのは、バッテリーや消費電力に影響しますし、夜間 PC の電源を入れっぱなしにしないと効果がありません。

フォアグラウンド処理は、利用者にとっては最大限に効率化して動作して欲しいものです。

このパラメーターで必要な通信量を確保するのですが、所詮、OSが認識できるのは NIC の通信量、つまり LAN の通信量が制御できるだけ。ルーターにどれだけトラフィックがかかっているかは判断できないでしょう。「配信の最適化」機能だけで使われる技術です。

それにそもそもこう言ったバックグラウンド転送を細かく制御できる機能がある事自体、もう使わなくてもいいよ、的な余計な機能です。

※※※※

"このポリシー設定を無効にした場合、または構成しなかった場合は、BITS のピアキャッシュ機能が無効になり、BITS によって元のサーバーから直接ファイルがダウンロードされます。"

とあるので、BITSの設定にある「BITSピアキャッシュを許可」を無効にします。

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BITS クライアントBITS サーバーとしての機能もそれぞれ無効化します。


もしBITS を無効化しない場合は、転送時の帯域幅を制限するパラメータもあるので、必要に応じてこの帯域幅を制限することもできます。0にセットすると無効化されます。

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また、”コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント”の一番下にある「配信の最適化」 > 「ダウンロードモード」無効にしておきます。これで P2P モードは無効になります。

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コンピューターが BITS のピアキャッシュ サーバーとして動作しないようにする(レジストリ)

まとめ

Windows11 の Windows Update の適正化、デフォルトから変更すべき点についてまとめました。

・ デフォルトでは、Windows PC は Microsoft のサーバーではなく、インターネットに分散して断片的存在するアップデートを集めるため、私達ユーザが契約しているスマートフォンや光回線の上り下りにや PC 本体に余計な負荷がかかるのでこれをオフにすること。
・ Pro 版では GroupPolicy (GPO) によって BITS 機能を制限して、利用者の環境に余計な負荷を与えないこと。
・ ある程度以上の LAN 環境なら Windows Update Service (WSUS) を導入して、アップデートを中央管理するのが好ましい。


リモートワーク時代のサイバーテポドン Windows Update の回線帯域を確保








# by islandcenter | 2023-12-27 14:52 | Windows11 | Comments(0)

ここでは Linux , opemSUSE Leap 15.5 で exFAT パーティションを作り、マウントする方法を説明します。使う Linix ディストリビューションは openSUSE Leap 15.5 です。


Linux で exFAT の USB メモリや、ディスクパーティションを利用したい。デュアルブート環境や、WIndows から、ファイルを Linux で読ませたい。こう言った目的には、共有するメディアを exFAT フォーマットを使うのが一つの方法です。

通常の FAT では 4Gb 以上のファイルサイズは扱えません。Linux 側で NTFS を扱うには ntfs-3g という方法もあります。個人的には Linux も Windows も mac も使うので、3者共通でという事なら、やっぱり exFAT が一番無難ということになります。


exfatprogs と fuse-exfat パッケージのインストール

SUSE Linux (openSUSE Leap) で exTAT を扱うには extatprogsfuse-exffat パッケージをインストールします。openSUSE Leap の yast/YaST2 を起動して、Software Management から、"exfat" を Search して、チェック、インストールします。

Linux で exFAT パーティションを使う : openSUSE Leap15_a0056607_12301824.png



パーティション、メディアのフォーマット

メディアデバイス、パーティションをフォーマットします。
> mkfs.exfat /dev/xxxx

Linux で exFAT パーティションを使う : openSUSE Leap15_a0056607_12305546.png


※ 残念ながら、YaST2 partitioner から、FAT16 のフォーマット、マウントはできますが exFAT のフォーマットはできません。これだけはターミナルで操作。YaST GUI ではできない。




マウント

YaST/yast2 GUI でフォーマットしたデバイス、メディアをマウントします。"Do not format" をチェックして、mount します。マウントポイントを指定しますが、ディレクトリが存在しないときは自動的に作成されます。

Linux で exFAT パーティションを使う : openSUSE Leap15_a0056607_12311126.png



# by islandcenter | 2023-12-25 12:37 | Linux | Comments(0)

ここでは Windows 11(Pro) と Linux (openSUSE Leap 15.5) とのデュアルブート環境の構築方法について説明します。

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お約束(Keep in mind)

パーティション操作は僅かなミスでディスクの中身をそっくり失う可能性があります。できるだけバックアップを取り、万が一の失敗に備えてください。

少なくとも、C:ドライブには重要なファイルは置いておかない事です。 Windows は何でも C: ドライブにモノを置きたがるので、シングルドライブでもパーティションを D: ドライブに分けてこちらにファイルを置くようにしておきたいものです。

機材に余裕があるのであれば、増設したディスクから二重ブートさせることをお勧めします。

Before you change Partitions, back up your important files.


ディスクサイズの縮小(Resize C: drive)

大抵の場合、吊るしの PC には Windows がプリインストールされている訳です。ほぼ全てがシステムパーティションで作られている Windows 環境を縮小し、Linux をインストールできる空き領域を作成します。

ここでは深く説明しませんが、「田」右ボタン > ディスクの管理、より、C: ドライブのパーティションを縮小して空きパーティションを作成します。



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※ exFAT のパーティションを一つ用意しておくと、デュアルブート環境でファイル共有できます。何気に便利です。ntfs-3g はいらない。



Linux のインストール(Install openSUSE Leap)

USB メモリなどに rufus などのツールを使って openSUSE Leap 15 のインストール用 ISO イメージを展開し、インストールメディアを作成します。

メディアを作成したら、PC を再起動して、USB メモリから起動します。WIndows からブートオーダーを変更するための UEFI セットアップに入る方法は次の記事をご参考ください。

Windows11 UEFI セットアップに入る方法
How to enter UEFI Setup ? ---> Press Shift + Restart



USB 起動したら、openSUSE Leap 15 をインストールします。




パーティションの作成(重要ポイント)

openSUSE Leap のインストールウィザードで、下のパーティションの作成スクリーンが出たら、ここが第一の重要ポイントです。

既存のWindows の /boot/efi パーティションを "Mount..." になっているか。

新たに作成する場合は、" Start with Current Proposal" から Windows 側の "/boot/efi" をマウントするように変更します。ここに、新しくインストールする Linux のブートローダーが追加されます。

Mount Current ”Windows /boot/efi partition” as openSUSE Leap boot partition. Linux Bootloader will be shared in boot loader.

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パーティション /boot/efi がマウントされない設定になっている場合、 EFI SYstem Partition /boot/efi を mountするように、Edit ボタンでパーティションをマウントするように変更します。/boot/efi は、”F” のフラグが立っていない(フォーマットしない)を確認します。

If Windows "/boot/efi" is not mount as openSUSE system, edit and set mount partition.
Check "F" column unset "F". --- DO NOT Format "/boot/efi"

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Edit Partition の "/boot/efi"スクリーンです。

"Edit" and check -->
Mount device : on "/boot/efi"
Do not format device.

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パーティション設定では、 "/boot/efi" パーティションをフォーマットしてはいけません

引き続きインストールウィザードを進めます。


I can't never see Linux Bootloader comes up ! My PC boot up Windows Olly !
Linux のブートローダーが出てこない。Linux をインストールしたんだが Windows しか上がらないのだが ? ,,,,,

--> UEFI Bios に内蔵ディルクのブートプロファイルがある。もう一度 Bios のチェックをしてみよう。

※ Clock Set to UTC はデフォルト uncheck でした。基本的に Windows と Linux がデュアルブートとなる場合、 Windows は Linux 側で UTC にセットされたハードウェアクロックを JST と認識して起動するというガラパゴス仕様なので、Linux 側で UTC を書き込まない設定にしたほうがいいでしょう。ただし NTP の設定はきっちりと行う事です


インストール開始と再起動

全てのウィザードを終えて、サマリースクリーンで内容を確認したら、インストールを開始します。

インストールを開始すると、パーティションの作成、ファイルコピー、ブートローダーの作成を終えて、再起動します。

もしかしたら、再起動したら次のような BIOS セットアップスクリーンが出るかもしれません。

次の画面は KVM 上で作成した仮想イメージなので KVM/QEMU が提供する BIOS セットアップスクリーンです。このスクリーンからブートローダーの起動オーダーを変更します。

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※ Apple M1 で UTM を使った仮想化でも経験したのですが、大抵これはブート/インストール用の DVD/CD ISO を外してあげれば突破できます。

M1/M2 mac で linux, UTM で仮想化、 openSUSE Tumbleweed



Boot Maintenance Manager を Open してゴニョゴニよ ...

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Change Boot Order を Open

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Change the Order スクリーンで Enter

opensuse-secureboot が上に来ていることを確認できます。Windows Boot Manager は、従来の Windows の Boot Manager です。

もし、ここで openSUSE の Boot Manager が見えず、Windows Boot Manager しか現れない場合、ブートローダーが書き込まれていません。

If openSUSE bootloader would not appear then re-write bootloader.

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上の状態では、ブート順序が DVD/CD の Priority が高い状態なので、 DVD を取り除く必要があります。

Remove DVD Media from Drive, or Remove Install DVD.ISO from Machine.

ここでは KVM 仮想化状態なので、仮想マシン上の DVD デバイスを Remove して、仮想マシンを起動しました。

新規にインストールした openSUSE Leap のブートマネージャが起動します。



こうなるはずだった!(Should be)

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だがしかし


実際に Bootloader の書き換えに失敗した(Re Wirw Bootloader)

しかし Bootloader の書き換えに失敗したらしく Bios のBoot Order のリストに openSUSE-Secureboot の行が出てこない事が何度かありました。大抵、インストーラのファイルコピーの最後で変なエラーがでて終わってしまうときなのですが、インストールの最後でエラーが出たとき、ブートローダーが正しく UEFI に書き込まれていないようです。

実際の動きは動画にしました(音出ます)



再度インストール DVD/CD イメージで起動させる

もう一度、インストールメディアをセットして、インストールイメージで起動させます。

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この先頭ページの "More" から ”Boot Linux System” を選んで、ブートできなかった Linux のシステムを起動させます・

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ブートの途中で、オペレーティングシステムがインストールされるパーティション、Swap などのパーティションをマウントするためでしょうか。パーティションをマウントしようとするようなので、ほぼ全部デフォルトで Enter を押します。Mount Operating system Partitions,

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一旦、インストールした openSUSE Leap15 が起動できたら、root でログインし yasr2 コントロールセンターを開きます。You can get access and login as root, then run yast.

> yast2 &

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YaST > System > Boot Loader から Default bootする Taeget、Time outなどを変更することができます。デフォルトターゲットはおそらく OpenSUSE 川になっているので、これを Windows 側に変更してみてください。ついでにタイムアウトの値も少しだけ書き換えてみます。Slightly change some parameters, to re-write Bootloader and save.

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この状態でブートローダを保存すると、システムのブートローダーが更新されるようです。


/boot/efi パーティションに Windows と openSUSE のブートローダーが同居していることが分かります。

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何度かやってみて、どうも 「Linux をデュアルブート・インストールした後に Windows しか立ち上がらない」「Grub のブートメニューから起動できない」「openSUSE のインストールはうまく行っているのに Linux 側が起動できない」といったトラブルは、ブートローダーの更新でうまく行くようです。

ひょっとしたら、Windows ,の大型アップデートなどで、ブートローダー自身が書き換えられてしまうようなケースが今後ありえる話なので、その際も役に立つかもしれません。まぁ先のことなので分かりませんがね。


Minisforum NAD6 での Boot Order の設定

手元の環境は Minisforum NAD6 でデュアルブートを構築しています。

この機材は DEL キー連打でAMI Bios に入ります。UEFI Setup スクリーンで、インストールされた openSUSE Leap のブートローダーから起動させるには、Boot Order を変更する必要がありました。この機材の BIOS の場合、Boot Menu の中に Drive BBs Property の項目があるので、ここで、デフォルトのブートローダーを変更することができます。

If you can not see openSUSE Boot Screen alternate from Windows Boot Manager , then check Boot Drive BBD Properties. This is in case of AMI Bios.

open --> Boot --> UEFI NVME(or Hard Drive)Drive BBS Priorities (ハードドライブBBS優先順位の設定)
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Windows のブートマネージャーが上(#1)の場合、Linux のブートローダーは起動できません。下のスクリーンで、openSUSE-Secureboot Manager を上位に上げると、Linux 側のブートローダで、Windows/Linux の起動を切り替えることができました。

#1: openSUSE-Secureboot <-- High
#2: Windows-Boot-Manager <--- Low

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※ 通常のデバイスのブート順序とは別に DiskDrive BBS Priorities などの設定スクリーンがあるので、ここを変更しないと、openSUSE Leap をインストールした跡、Grub のスクリーンは出てきません。この機能は機材に搭載された Bios によって異なるので、マザーボードのマニュアルが手元にあれば確認しておくと良いでしょう。

ブート順位の変更方法(MSIの説明)
https://jp.msi.com/support/technical_details/MB_Boot_Priority

今回使った機材はこれ




# by islandcenter | 2023-12-04 15:38 | SUSE | Comments(0)

生成AIが自らの首を締める? Google 検索はどこへ!_a0056607_14121448.jpg

Google 検索のトラフィックが異常

Google は最近、検索結果に AI を用いるようになりました。

例えば、あなたが「Windows のシャットダウン」を検索した場合、次の様な回答が帰ってきます。

生成AIが自らの首を締める? Google 検索はどこへ!_a0056607_14123912.png



この様な Q&A の回答は従来であれば、該当するもっともソレらしいページのリンクと概要を示してきたのですが、Google の検索結果のページそのものに、それに近しい内容の回答を載せて来るようになりました。

この結果、Google ユーザは、必要なページを開くことなく情報を手に入れることができます。

利用者にとっては非常に便利です。余計な前置きもなく素直に答えが出てくる。うざったらしい広告も表示されずに。

そう広告もなしにです。


これにより影響を受けるのは、ウェブページの所有者です。

いくら細かな手を加え、情報を吟味してアップデートしているブログ・サイトやウェブページは重要なユーザのアクセスを得ることができず、いわば「Google によるまとめ記事」のネタになるだけで、ページへのリーチ、アクセス数を稼ぐことができません。

これは、このブログのアクセス数の遷移を Google Analitics で分析したものですが、明らかに 2023 年10月を堺にアクセス数が半分近く減っています。

生成AIが自らの首を締める? Google 検索はどこへ!_a0056607_14125484.png

このブログのエントリーは、ほぼ8割が Google Search によるものです。他に、はてなや X (Twitter ) からたどり着いたケースもありますが、ごくわずかです。

「検索エンジン以外」のリンクソースはごく僅かですが、目立って減ったということはありません。明らかに検索エンジンからの流入が減ったのです。

Google の検索結果に AI による要約が表示されるようになってから、明らかにトータルアクセス数が減っていると実感できます。

いや、お前の書く記事がショボいからだろ、と言われてもおかしくないのですが、過去の記事で人気があった記事も等しく読者が減っているので、決して「つまんない記事」を書き散らしているからとは思えないのですね。


Adsense の低下は Google 自らの首を締める

もちろん私はこのブログに Google の Adsense の広告を載せていますが、先月以来急激に収益が減っています。Adcense は確かにブログを書くモチベーションになります。得られる収益は Google から支払われるわけですから、 Google Adsense 自体が「ケチ」になったのではないでしょう。明らかに今の Google の検索結果の表示方法の変更により、優良な Adcense 広告を載せてくれるページやブログのオーナーへ収益を分配する Google そのものの収益にも影響が現れてくるはずです。Adsense はあくまでも Google の広告収入の、私達情報提供者へのおコボレに過ぎません。Google 自体の広告表示が減るのです。

Google は記事を提供してくれるコンテンツを開かせ、そこの広告をクリックさせることで収益を得ています。Google の収益の大部分は、広告収入です。その広告収入の素となる、ブログやニュース記事などの「まとめページ」化してしまった Google 検索結果が、Google 自身が提供する広告表示、広告収入に大きな影響を与えるのではないでしょうか。

Google Adsense は、大手新聞社のニュースサイトなどにも使われています。何しろ自分のブログと同じ広告が大手新聞社のニュースページにも出ています。

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Google にとっては、検索結果に AI による「まとめ記事」ではなく、自社が提供する広告を多く使った記事やページを表示させた方が収益になるはず、なのでしょうが、そこに AI 技術を使ったビジネスの難しさを感じるわけです。生成 AI による情報の「まとめ化」は今後の個人ブログの収益化、更には大手ニュースメディアの収益確保に大きな影響を与えそうです。

おそらく、ノウ・ハウ系のブログページを運用している情報発信者は大打撃を受けるでしょう。いくら「生成AIでスマートなブログが書ける」と言っても、こうして、検索エンジンが生成 AI で答えを書いてしまってはそもそも自分のページにはリーチしません。


検索エンジンとネットビジネスの迷走

Chat GPT が登場して一年。これからも検索エンジンとそれに関わるネットビジネスは迷走するでしょう。まだ生成 AI の生み出す情報がどの様なマネタイズ手段を生み出すかは方向性が見えません。コンテンツを作り出す一つの手段としては認められる方向ではありますが、生成物による収益化の方向はまだ見えてこないのです。生成 AI が生み出す結果は、このままで行くと有益な情報提供者、ニュース発信者の淘汰につながる危うさがありそうです。

AI が2023 年のテクノロジーのキーワードとして、 Web3 を押し退けてバズワード化させたわけですが、生成 AI をどうやって収益化するかは、まだ手探りな状態でしょう。生成 AI が元ネタとしている画像や文章の著作権ってどうなのよ、という問題も話題になっています。





# by islandcenter | 2023-11-30 14:15 | 雑文 | Comments(0)

mac Book Air を購入して、しばらく使っていましたが、やっぱり Windows 、というか Intel PC もないと色々不便なんですよね。特に、こうしてブログを書いているとやっぱり mac ネタでは話にならないものです。なんちゃって mac インストラクターだった恥ずかしい30年前の過去を振り返っても、当時は先進的だと自負していた技術も、今の進んだ mac ユーザにはウケが悪いし底が浅くてネタにならない。

ついでに、二世代愛用してきた Mouse Pro ノートもついにお陀仏になってしまって半年。やっぱり Windows も使わなきゃな、と妄想すること数ヶ月。やっぱり Windows マシンを購入してしまいました。しかも中華製 Mini PC。で中華PCってどうなのよ、というお話です。

2023 Mini PC 買ってみた。大丈夫? 中華ブランド_a0056607_20440564.jpg



Mini PC ?

MiniPC は、おおよそノートブックPCから、ディスプレィとキーボード、バッテリーを取っ払ったCPUボードを、弁当箱大の筐体に詰め込んだパーソナルコンピュータです。

まぁ mac Mini もおおよそ同じカテゴリに分類されます。


このクラスのノートブックが7,8万円から15万円程度だとすると、ディスプレィとバッテリーとキーボードを取り外して冷却機能を充実させたと思えばいい。

という事で Mini PC のローエンドの梅クラスは2から5万円程度、ミドルクラスの松竹クラスで7,8万円程度というのは実に納得できる価格台にあります。

機能、性能はノートブッククラスですが、 USB ポートとかの拡張性はノートブックよりも多く、元々省電力型のノートブックPCのパーツを使っているのでファンも静かです。

そしてなぜか聞き慣れない中華ブランドが多い。




怪しい中華製か ?

確かに怪しい。メーカー名も聞いたことないし、家電量販店ではまず扱っていない。Amazon にはそれなりのページがあるけれど日本語表示がなんとなくしっくり来なかったり、ステマか? というカスタマレビュー ☆☆☆☆☆ (星5つ) とか信用できないなという人も多いでしょう。詳しくないコンシューマは騙されやすく、ちょっと詳しいコンシューマなら怖くて手が出ない。

やっぱり販売サイトを見て判断するしかない。

例え日本の通販サイトからでも、何かしら購入する際は、販売者が信用できる企業、団体なのかは必ずチェックします。これは海外から購入する際も国内ブランドでも同じ事です。有名メーカー品でも、サイト運営者が違うことだってよくあります。ウェブサイトに "About US" のリンクがなければ、たとえ有名メーカー品でも怖くて買えるものじゃない、というのはどこも同じなのです。

とは言えやっぱりチャイナ・クォリティなところは気になります。こういう話題があると、やっぱり中国製か、みたいなですね。

学校のタブレット故障多発、教育長謝罪 1人1台「戻せるめどない」


サポートはない:日本の販売代理店が欲しい

日本国内に販売代理店があれば、販売、サポート、返品、修理、デバイスドライバの配布など、心配がないのですが、果たして日本国内にそういったサポート拠点はあるのでしょうか。デバイスドライバを探して中国語のページしかないと、サポートページの中国語で語らうこと数時間、なんてことになるかもしれません。初期不良の時、一体どこに送れば良いのでしょうかね。「修理しまァす」とか言ってシルクロードのあっち側にまで輸送されたんじゃたまらない。

まず、 Mini PC をえらぶなら、初期不良で交換、修理する際の保証内容が日本語で記載されていることを確認しておくことです。その日本語も、読んでみて不自然じゃないか。漢字を間違って使ってないか。「初めて」なのか「始めて」なのか「意外」ではなく「以外」と書いていないか。日本人でもこの様な誤表現はたくさんあるのですが、大メーカーの直販サイトだと見えるところでもこんな誤記があると、一挙に信用が落ちますもんね。



何故か Windows 11 Pro を搭載

Mini PC は、プロパー価格で2万円以上はする Windows 11 Pro ライセンスが標準です。これ仕事で使いたいヒトには凄い魅力なんです。

それで安いってどういうことよ、と思うヒトが多いと思います。実際、日本国内の BTO ブランドでも HOME 版から +8,000 円とかでオプションなのですが、梅クラスの二万円台で Pro 版ってどういうことよ、となってしまいますよね。仕事で使いたいならやっぱり Pro 版が欲しいのですが、そこは突いてきます。

色々噂はあるのですが、企業向けのボリュームライセンスをバラ売り搭載したらしいと言われますがどうなんでしょうか。slmgr /dli で確認してみたけれど Pro 版の OEM でした。俗に言う VL 版のプロダクトキーをバラして剥がしたものではなさそうです。

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ローエンドの Intel N100 を使ったモデルもボチボチ出ていますが、二万円台なのにやっぱり Windows Pro モデルって、Windows のライセンスのオマケに PC ハードウェアがクッ付いているンじゃないか? って位アヤシさ満点です。それでも吉田製作所さが、最後にバラバラにしなかったくらい「意外とマトモ」な低価格モデルもあるようなので、安いモデルでも使い倒せるかもしれません。





セカンドワークや自営業をやっていると、どうしても「消耗備品費10万円の壁」というのがあって「固定資産税なに?それ? 美味しいの?」な人になります。零細ビジネスやっていると、ほぼ2年ごとに PC を買い替えなければやってられないフリーランスの IT エンジニアにとっては、10万円以下の高性能なPCってすごく魅力なのです。ほぼ最新の Core i シリーズ搭載でメモリ16Gb のPro 版搭載となると当たり前ながら必要なくても欲しくなる。


数字は高スペック

Mini PC の竹クラス以上の構成は、メモリ 16Gb、 SSD 512Gb とかのモデルが多く、このクラスで Windows 11 Pro を搭載した大手メーカーのノートブックを選ぼうとするとどうしても 20万円クラスになってしまうのですが、平気で 10 万円を切った値段で売っています。まぁディスプレイとキーボード、バッテリーが付いていないのだからその分安いのは理解できるけれど、Pro 版はやっぱり魅力的です。大手メーカーだと、法人向けの割高な通販モデルを一台購入でないと、Pro 版モデルは手に入らないですからね。家電量販店では買えないところが辛いので Pro モデルはやっぱり魅力的なんです。


何故か英語仕様の Windows

この類の Mini PC はほとんどが英語版 Windows の言語パックを使って日本語化しています。従って、起動してセットアップするまでは、初期状態のキーボードは 101 配列です。大抵

"@" ってどこ?

って悩みます。

一部、設定アプリケーションは英語のままというケースが多いですね。これはおそらく日本の Microsoft からライセンスを受けたものではなく、国外からライセンスを購入しているからなのでしょうか。まぁ海外のメーカなんだから、日本のマイクロソフトからライセンスを小売する必要も理由もないので、そうなるのでしょう。

購入して、一通り動いたら、Windows の最新の ISO ファイルを落としてアップデートすると、スッキリ日本語版になります。





ゲームには向かない

例え型番の立派な CPU を積んでいても、元々がノートブック性能なので、グラフィックスは内蔵 GPU だし、CPU も基本的に省電力なノートブック用なので、そこそこゲームには向かないでしょう。筐体もこのサイズですからGPUカードは絶対に入らない。ゲーミング Mini PC を謳うモデルもありますが、ノートブック向けの GPU ならハイエンド性能を要求するゲームは厳しいでしょう。

ゲームするなら外付けグラフィックボードのボックスが必要です。でも真面目にゲームするなら向かないし、そもそもこの低価格で十万円以上するグラフィックカード付けるのは意味がないし、CPU の性能もノートブック並ですから、CPU パワーを使う作業には向かないでしょう。

まじめに在宅ワークしたり、オンラインサブスクリプションでコンテンツを楽しんだり、スマートフォンの母艦代わりに使うにはちょうど良く、コストパフォマンスはその辺りに向いています。




持ち運びは諦めよ

いくら、小型でリュック位には入るサイズだと言え、ノートブックの様なクラムシェル利用は不可能だし、バッテリーが付いていないから、電車や出張の「新幹線のお供」には向きません。もっとも数日間の出張のお供にするにはあり得る話かもしれませんが、一旦、自宅の机の上にセットアップしたら、あまり動かす気にはならないものです。

そういった点では、普段は書斎で使って、たまにはキッチンで使う、という用途には向きません。やっぱりデスクトップ専用機だと諦めて使うべきでしょう。

今はスマートフォンの時代です。電車や移動中の新幹線で、となった時に役立つのは、スマートフォンやタブレットのほうが使い勝手はいいのです。


企業向けではない

企業などで、導入するのはやめた方がいい。国内にサポート拠点はないし、量産して売り切ってオシマイとなるので、モデルを揃えて一括導入には向かないでしょう。壊れたらオシマイ。

ただ、VESA マウントできるサイズなので、モニタの後ろにくっつけるにはちょうどいいサイズなんですね。意外とモニタと一体運用したいというコールセンターなどの企業ニーズは高いものです。このサイズで省電力モデルだったら、 USB ケーブル一本でモニタと本体の給電できるものもあるんですね。そういった層は、HP や Dell、FJ2 辺りの省スペースモデルを選んだほうが良い。

個人利用に向いているけれど、やっぱりモニタとキーボードは別に用意する必要があるので、セカンドマシン目的が一番適しているでしょう。セットアップもめんどうだから、初心者向きとは思えません。そもそも日本国内での日本語サポートは手厚いとは言えないのでビギナー向けじゃない。


Minisforum を選んだわけ

中華企業とは言え、Minisforum の開発・販売拠点が香港らしいと言うところに少しだけ安心感を感じたことが大きいのです。生産拠点は中華大陸だけれども、開発と販売は香港で行っているらしい。

確かに、中華製品、特に IT 機器は中共御用達のバックドアがあるんじゃないか、という噂はよく聞くけれど、そこまで疑っては Lenovo も信用できませんね。香港ならまぁいいかと言うところです。近年は iPhone や mac の周辺機器のメーカーはほとんど中華製品です。伊達に軍事費世界第二位の実力は侮れない。

さすがに CHUWI は怖い。




出来は悪くない。

この手の中華 Mini PC は筐体を開けて、メモリや HDD の換装ができるモデルが多く、自分で筐体を開いてみることができます。Minisforum の Mini PC も開けてみましたが、基盤やコネクタ類には無理したところは特になく、まぁまぁの仕上げでした。筐体も安っぽさはないし、価格相応の内容です。

正直言って、Made in Japan の Mouse Computer より仕上げはよく、Mouse Pro のプラスチックのカタマリの様な安っぽさがない。意外といいじゃん。

ファンもうるさくなく、電源投入時に「ファーっ」となる程度で良いですね。

このメーカーの場合、1Tb SSD とか 32Gb メモリとか選んでも、数千円の価格差なので、ほぼ悩むことなく上位モデルを選べるところはよかった。mac Mini の様に、フルフルに詰め込んだらベースモデルの倍の値段、でも下取りはベースモデルねって事もなく、「分をわきまえているな」という価格設定が魅力です。メモリもストレージもソケット装着で、はんだ付けじゃないので、BTOじゃないけどそこそこにモデルタイプは需要に応じて用意されているようです。数ヶ月見てみたけれど、上位モデルは売り切れが多いのは、それなりに上位モデルのコストパフォーマンスが良いからなのでしょう。

WIndows をアップグレードしたら Bluetooth が使えなくなったのでドライバをアップデートしようとドライバを探したら、中国語のページに突き当たったところは、やっぱり中華製を意識させられました。

選べるなら上位モデルがお勧めです。

ちなみに Minisforum の NAB シリーズは、オンボード NIC が2ポートあるので、Linux 入れて、ルータ兼プロクシにするには良いなとか思います。Hyper-V で Linux+Squid とか面白い。

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# by islandcenter | 2023-11-25 21:26 | 雑文 | Comments(0)