今回使ったのは Core i5 3230M 2.5Ghz 普通の、1世代前のノートブックPCです。

なぜ、面倒な ISO インストールを行ったかと言うと、ウチは平気なのですが、実家の妹夫婦が使っている回線が僻地なので未だにダイアルアップ回線だからです。ダイアルアップ回線では Windows10 のオンラインアップグレードはほぼ不可能。という事で帰省した時の練習を兼ねてやってみました。

また、企業などで Windows 7/8 混在環境で全てのPCをオンラインアップデートすると、とたんに回線がパンクするという、ナイスな方法をマイクロソフトは提供しています。しかも Windows10 アップデートは、Windows Update Service (WSUS) も無視してくれるみたいですし、プロクシを通したところで3Gバイトものコンテンツをキャッシュするプロクシの設定は考えたくない。というか Windows Update はほとんどプロクシキャッシュを無視してくれるので、全世界何億台のPCが Windows Update 経由で Windows 10 にアップデートします。効率悪い。

※ ISO アップデートは Windows のライセンス認証が正しく引き継げない場合があります。この場合、Windows7 に「回復」をして(はぁー、すごい時間がかかる)、Windows Update をしつこくやって、「田」アイコンからオンラインインストールする必要があります。ブロードバンド環境ならいざ知らず、4G回線などの場合は、契約の容量を使い切ってしまうので注意しましょう。静かにコンビニなんかの駐車場で無料 Wifi を使う必要があります。



-MediaCreationToolx64 のダウンロード-

まずは Windows Media Creater をダウンロードします。

http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
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このツールをダウンロードするには、32bit OS では 32bit 版、64bit OS では 64 ビット版が必要です。後述しますが、機能は全く一緒の様です。


ちなみに、この画面が出てくるまで台所でコップ一杯の水を飲むくらいの時間がなぜかかかります。起動できないと「再起動しろ、この馬鹿」と言われますのでご注意を。
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ここでエディション、アキテクチャの選択ができます。 Home と Pro, 32bit, 64bit の選択ができるので、必要なものを選びます。どうしてわざわざこんなツールに 32/64 の両方があるのか理解できません。という事で一つの Media Creater ツールで HOME/Pro, 64Bit, 32Bit を落としておきます。一つ3Gですから、回線によっては時間が掛かる訳ですが、使っている Windows の負荷状態でダウンロードの速度は違う様です。決して回線をフルに使ってダウンロードしているわけではない様です。そこで、4本落とすのに4日かかりました。
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USB ではなく ISO を選びます。
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ファイル名は "Windows.ISO" なので W10-32pro.ISO などに変えておくこと。

そして長い事待つ。

ダウンロードが終わったら、ISOイメージをDVDメディアに書き込みDVDより再起動(敗因)

ちなみに、4~5Gb程度のシステム空き領域が必要なので、"32GbのSSD" なんてシステムの場合、要らないファイルから、再インストールできるアプリケーションなんかは全部消して、ディスクのクリーンアップが必要です。折角育ったゲームの課金もあきらめて全部消しましょう。

-じゃやってみようか-

Bios > CD/DVD ブート

言語などの選択>次へ

「今すぐインストール」

あ、ライセンスコードの入力を求められた.....(負けた)

つまり、DVDブートはクリーンインストールなので、アップデートするには、セットアップDVDの setup.exe を実行する必要があります。

-setup.exe から-

と言う事でISO 書き込みした DVD から \setup.exe を起動します。
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※後で気が付いたのですが、別に ISO を DVD に焼く必要はないですね。8.x では ISO マウントできますし、Windows 7 でも Deamon Tools などがあれば、別に焼かなくてもマウントできてしまえばいい。実際に2台目は NAS の ISO ファイルをマウントして setup.exe を実行してアップデートできました。これはこれで便利です。その代り古い世代なのでタップリ5時間かかりましたが.....

更新プログラムは後でやるので「今はしない」オフラインでもアップデートしたい場合はこれを選べばよいのでしょうか。
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タップリ待たせてくれます。


ライセンス同意
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ここで、以前の環境を引き継いでくれる事が分かり安心します。ひたすら長い間待つ
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ここから全画面に
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長い間じーっと待つ


ここからはハードコピーが取れないのでちょっと残念。

インストールしています。ここではまだそれほど時間はかからない方。
コンビニで弁当でも買ってきてください。
 >再起動

 何しろノートPCと言う事で、Bios パスワード入れなければ再起動できない... (敗因)

Windows8と同じ起動ロゴ

「WIndows をアップグレードしています 0%」

「もうしばらくお待ちください」(100%までたっぷり待つ。ファイルのコピーにたっぷり待たされるので居眠り)

 >再起動

目が覚めても、まだ待たされる。機能とドライバのインストール。アイスクリームを食べたくなった。スーパーへ行ってこ。
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 再起動

システムを更新しています...設定の構成。また待たされる。

「ようこそxxさん」>次へ

「簡単設定を使う」以外の選択肢は「カスタマイズ」で通知関連のオンオフ切り替え、ヤバそうなのはOFFに

「新しいWindows の新しいアプリ」たぶん使う事はないと思うけど次へ。

サインインで、今までのメールアドレス、パスワードでサインイン。

アプリの設定、最後の設定、また待たされる。またトイレに行きたくなった。

「PCの電源を切らないでください」>切りたくなるのをじーっと我慢。

あと少しです。>待たされる。アイス買って来よう。


と言う事で、無事、Windows10 へアップデートできた、と思ったら、Intel のどこにでもある内蔵ビデオカードが認識できていない。ネットワークにつながっている事を確認して、標準VGAのドライバを削除して、ネットワークからインストール。この時点でネットワークが使えないとアウトです。

これで何とか使い物になるようになった。
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やっぱりドライバのバックアップは欲しい。このツールは便利なので、新しいPC買ったときは必ず入れて置きます。ドライバがローカルにあるのは心強い。
http://www.drivermagician.com/

何となく、テキストが小さくて見にくいので、フォントサイズをコントロールパネルから変えてみる
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とまぁこんな感じで無事アップデートは終了、ここまでISOのダウンロードを除いて約3時間。ナイスな週末の午後を過ごせます。


インストールが終わると、「OneDrive の設定をしろ」と出てくるのですが、これもの敗因です。 OneDrive という極悪ソフトウェアサービスは、インターネットの上り、下りの回線を石潰しの様に使いまくって、ネットワークをトンでもない状態にしてくれるソフトウェアです。同期が始まるとブラウザも使えない。全くリソースの無駄遣い。

この極悪 OneDrive は削除(というか機能させない)方法があります。
Windows10 の OneDrive を無効にする方法

この後、Windows Update かけて再起動したのですが、遅いのなんの。メモリ8G積んでいても起動直後は5G以上使ってくれます。

全体的には Windows 8.1 の 30% 増し位に重くなりました。多くのニュースサイトで提灯ライターに絶賛されている、 Windows 10 というのはこんなものです。

Windows Update Server(WSUS) ではなぜか Windows Vista と表示されます。
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アップデートなんかかけて再起動したら、10年前の Windows XP の起動並に、起動中にコーヒーを淹れるほどかかります。起動しただけでメモリ5Gb使うって、どんなシステムよ。
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という事で Windows10 ではメモリ 8Gb 最低 16Gb 推奨という事になりそうです。(最悪)

※後で気が付いたら HyperV で子鯖が動いていた。それでもアップデートできてしまったというのもある意味凄い。ちょっとオチとしてはひどい話でした。(大敗因:そりゃ重いわ

まぁ Linux とデュアルブートしているPCでもブートローダーの書き換えがなかったのは、ヨカッタ。


--
まったく、インターネットメディアは何かと Microsoft 製品はヨイショする訳ですが、ほとんどがクリーンインストールだろうし、悪い事は絶対書かない。しかし、実際にやってみると、これほどUI云々ではなく、使い物にならないほど重いデスクトップはありませんね。タスクビューは便利だけど、Linux デスクトップでは5年以上前の技術だし、新鮮味もなし。

-大量導入-

ISO があれば、人手を使っての企業などの組織に Windows 10 を一挙に大量導入ができるかな、と考えてみましたが、甘い。今は考えられそうもありません。お金が余って仕方がないお客様の場合、新規に全部のPCを入れ替えるなら、十分検討するべき事ですが、既に、多くのPCが Windows7.1 などを使っている場合、この全てを ISO 経由だとしてもPCを Windows 7/8 から 10 へアップデートする事は、このアップデートにかかる「時間というコスト」を考えるとお勧めしません。

何しろ、ほぼアップグレード可能なPCであっても、1台あたり最低でも3~4時間はかかるわけですから、その間、エンドユーザさんには「シエスタ」してもらうしかない。外部の業者がやるにしても、一人当たり、一日2~3台が限度です。もっとも一人8台ノルマとしても、8人のエンドユーザが「一日シエスタ」する訳ですから、それを避けるためにも、代替機が必要になります。さもなければ、業務を止めなければできません。

現実的には、当面 Windows7 プリインストールマシンを導入して、いよいよニッチもサッチも行かない状態で順次 Windows10 プリインストールマシンをカスタマイズして導入という事になりそうです。恐らく、慎重なエンドユーザは Windows7 のサポートが終了する 2020 年以降も Windows7 を使い続ける事になりそうな予感がします。

ユーザ企業では、やっと昨年あたりに Windows7 への移行を済ませたばかりで、いくらマウスとキーボードで使いやすい、と言われる Windows10 への移行は簡単ではありません。

まして、最新のハードウェアで動く Windows7 マシンと言っても、 Windows10 へのアップグレードは時間と手間がひどくかかる事を心すべきです。もし「誤って」アップデートしても、一応、元の状態には条件付きでリストアできるわけです。


それでも、こいつは「最後のWindows」なので、この後はないのです。サポートライフサイクルから、あと10年は使いつづけなければならないPCOSです。

慣れるって怖いですね。


islandcenter.jp

-Key Word-
Windows10 オフラインアップデート ISO アップデート

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# by islandcenter | 2015-08-05 18:21 | Windows | Trackback | Comments(0)

最新のマニュアルはこちらから

SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4

60日の評価版ダウンロードは

http://download.suse.com
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# by islandcenter | 2015-07-18 11:00 | SUSE | Trackback | Comments(0)

元ネタ

インストレーションガイドでは、直感的にわからない所を補足してみました。Pure64 版の補足です。


SLES 12 64-bitにNetVault Backupサーバーの64-bit専用パッケージをインストールする前に、以下の手順を完了します。
• 以下のパッケージをインストールします。
libXp6
libXm4


実際には yast(2) でインストールします。libxm4 は modif のランタイムライブラリです。デフォルトではインストールされていません。
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以下のリンクを作成します。
ln -s /usr/lib64/libtcl8.6.so /usr/lib64/libtcl8.5.so


この作業は不要でした。

この状態からインストールを行います。

sles12:~/tmp # unzip NetVault-Backup-Distribution-for-Linux-x86-Pure-64-bit-Build-100124.zip.zip
Archive: NetVault-Backup-Distribution-for-Linux-x86-Pure-64-bit-Build-100124.zip.zip
creating: NVBU100124-Linux-Pure64/
inflating: NVBU100124-Linux-Pure64/netvault-R2014SEP12-v10.0.1.24-LinuxX86Pure64.tar.gz
inflating: NVBU100124-Linux-Pure64/netvault-server-R2014SEP12-v10.0.1.24-LinuxX86Pure64.tar.gz
sles12:~/tmp # cd NVBU100124-Linux-Pure64/
sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64 # ls
netvault-R2014SEP12-v10.0.1.24-LinuxX86Pure64.tar.gz netvault-server-R2014SEP12-v10.0.1.24-LinuxX86Pure64.tar.gz
sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64 # tar xvzf netvault-server-R2014SEP12-v10.0.1.24-LinuxX86Pure64.tar.gz
netvault/
netvault/extrabkl/
netvault/postgres/

: 中略

sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64 # cd netvault/
sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64/netvault # ls
RELEASEDEF clientpackages eula extrabkl extrapackages install nvdist packages postgres serverpackages
sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64/netvault # ./install
Installer invoked in /root/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64/netvault
Using default /tmp as the temporary directory
Expanding distribution file

NetVault
Copyright 2014 Dell Software Inc.
ALL RIGHTS RESERVED.

Select a Language
1 English
2 JapaneseEUC
3 Chinese Simplified
4 Korean
5 French
6 German
Select language? [1] 2
- JapaneseEUC selected
Have you read and agreed to the terms of the license?
(y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] d
Have you read and agreed to the terms of the license?
(y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] y
Where should NetVault be installed? [/usr/netvault](Enter)
Where should NetVault database be installed? [/usr/netvault/db](Enter)
Please enter a NetVault machine name(Enter)
using A-Z, a-z, _ and 0-9 [sles12](Enter)

Please enter the NetVault password for this machine
Please enter the password for the NetVault PostgreSQL database superuser ****
Please confirm password****
checkinstall running
Install directory is /root/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64/netvault
Platform System set to Linux
Platform Architecture set to x86_64
Platform Type set to 64BIT

 : 中略

Starting NetVault Services
Copying uninstallation scripts
Installation completed successfully
sles12:~/tmp/NVBU100124-Linux-Pure64/netvault #


# nvconfigurator &
a0056607_11103552.jpg


SUSE Linux は UTF8 なので、nvconfigurator は文字化けします。ちょっと探しますが、General タブの一番下に言語の設定ができるので JapaneseEUC から English に変えます。

Web タブの中に HTTP アクセスを有効にするチェックボックスがあるので、これを有効化して、ポート番号を任意に指定します。デフォルトは 80 なので、Apache などと競合しないよう異なるポート番号を与えます。

a0056607_11141486.jpg


ブラウザから http://サーバーアドレス:指定したポート

を開くとブラウザ管理画面が開きます。
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NetVault10 の初期パスワードは "admin/パスワードなし" です。


この記事の問い合わせ先は
islandcenter.jp

-Keyword-

SUSE Linux Enterprise Server 12 SLES12 NetVault10 インストール、openmotif
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# by islandcenter | 2015-07-15 11:16 | SUSE | Trackback | Comments(0)

SUSE Linux では、インストール時にデフォルトで "Date and Time" のクロックを UTC にしてハードウェアクロックに上書きしてしまいます。

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これは、絶対時間で運用するシステムでは有効ですが、ローカルタイムで運用するシステムでは重大なトラブルになる場合があります。

特に Windows の様に UTC というものを知らないシステムがある場合、デュアルブートやUSBメモリでのレスキューブートを Linux 側で行ってしまうと、Windows 自体が再起動した時にローカルタイムではなくUTCをローカルタイムだと思って起動してしまうのです。

特に Windows の場合、時刻同期のメカニズムがメチャクチャなので、GMT+9の時間差が発生するととんでもない事になる場合がある訳です。

逆にUTCをハードウェアクロックに同期させる場合、夏時間などがある地域では時刻変更を意識しないという利点もあります。
そのため SUSE Linux ではデフォルトで UTC を CMOS クロックに書き込むようになっています。

--
SUSE Linux でハードウェアクロックをUTCに書き込まない様にするには # yast > system > Date and Time より "Set hardware clock to UTC" のチェックを外します。一応、警告が出ますが無視して Continue します。/etc/localtime に反映されるようですが、このファイルはバイナリです。

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コマンドラインで行うには hwclock コマンドを使う様です。

http://linux.die.net/man/8/hwclock

そのほかの情報は
islandcenter.jp
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# by islandcenter | 2015-07-07 13:30 | SUSE | Trackback | Comments(0)

今は”パーソナルコンピュータ業界”は Windows 10 の無料アップデートでお祭り状態です。特に「無償アップデート」が決定している事で、

「Windows は無料になる」

という考え方が浸透してきました。

ところで、いわゆる”PC”は進化してきたのでしょうか。Windows 8/10 にせよ「画期的で斬新なアップデート」と世間で騒がれているほどの進化か、と聞かれれば、私は

「No、全然進化していない」

と答えざるを得ません。なぜなら、Windows7 が発売された 2008 年頃のPCであっても無償で Windows 10 へアップデートできるのです。これでは5年前のPCであっても最新の Windows が使える。

つまり、最新のオペレーティングシステムは必ずしも最新のハードウェアを要求しないということなのです。

-進化を止めたハードウェア-

「ムーアの法則が止まった」とはまだ誰も言い始めていませんが、現実にこの10年あまりで、マイクロプロセッサの処理クロックは3Ghz代で止まっています。

CPUの処理性能は単純にクロックに比例します。一つの命令を実行するために10クロックが必要であれば、現在のコンピュータでも、10年前のコンピュータでも同じ処理性能なのです。

ただし、ムーアの法則が止まっていない理由として、例えば10クロックかかって処理していた命令が5クロックで終わる様にマイクロコードが改良されたり、多コア化、省電力化などの面でムーアの法則がまだ生きているからなのです。この傾向は、タブレット用 ARM コア、サーバー、ノートブックなどで顕著です。10年前3GhzクラスのXEONプロセッサは今時8コア16スレッドなどの化け物に進化しています。ノートブック用マイクロプロセッサは、省電力面で進化していますが、微妙な所でしょう。

一方、デスクトップ用プロセッサの進化はここ数年、止まってしまったように思えます。微細化、高クロック化も非常に微妙です。インテルから新しいコアが出ても、ワクワクする様な事もなくなってしまいました。

-オペレーティングシステムは進化しているか-

上に乗るOSの基本的な機能では進化していません。あえて進化しているとすれば、クラウドとの連携したアプリケーションであり、オペレーティングシステム自体は、進化ではなく「変化」に過ぎません。Windows 7 --> Windows 8 --> Windows 10 への変化は、 Windows 7 をクラウド化して、コスメティックなユーザインターフェース(化粧)を与えただけなのです。

これは 「Windows が進化した」というより「Windowsが変化した」とだけしか言わざるを得ません。


-もっともっと変化するか-

実際、Windows も Linux もこの数年で必要とするハードウェエアスペックは変わりません。また、基本的な機能も変わっていません。もっとも利用する我々が進化しているわけではありません。利用方法が変化しただけです。

改善して欲しい基本的な機能とは、マルチタスクプロセスの管理であるとか、アクセスしっぱなしのファイルシステムであるとか、容易にハッキングされない強力なセキュリティ機能、余分なメモリを簡単にクリアできるガーベジコレクション、PnPによる簡単なデバイスの脱着、拡張子ではなく実行フラグを書き換えない限り容易にスクリプト実行できない実行管理などです。

Linux に関しては、様々なファイルシステムが開発され、よりスマートになりつつあります。一方でUIに関しては、リーナス氏も激怒するような、「どーしょーもない」タコなUIが出てきたりしますが、基本的にはカーネル、ファイルシステム、共に進化しているのは実感していますが、やはり画期的なモノがない。変化を感じさせる変化がないのです。その証拠に、Linux のデスクトップ利用者は5%にも満たない事があります。


- Windows は終わった -

Windows 10は最後のメジャーアップグレードになる?


一部のメディアで報道されている通り、Windows というヤツは Windows 10 でなくなるらしいと言う事。一般的な評価としては Windows は無料で使えるが、「月間いくら」のサービスアライアンス、サブスクリプション方式になるんじゃないか、とかウワサされています。

これがどの様な結果になるかはまぁ想像に任せておくにしても、「パーソナルコンピュータ」そのものの有り方に影響してくるのかも知れません。PCはオフラインでも使えるものでなければならないでしょうし、クラウドに全て依存する事が好ましいとは思えないのです。

-- 実際、日本の居住地の90数%がブロードバンド利用可能と言っても100%ではない。実際、僻地へ行けばADSLも光ファイバーのサービスもない所は沢山ある。高速道路の長いトンネルの中で、あるいは八丈島へ行くフェリーの中でインターネットにアクセスして情報をチェックできる日は来るのだろうか。勿論スマートフォンではなくPCでの話だ。 --

そもそも、クラウドサービスは「下り回線優先」のシステムでは使いづらい。「上り下り」が両立しないと使いないものなのです。

と言うより 「Windows がどうなるか」ではなく、次のPC用オペレーティングシステムはどうなるのか、という事が問題になります。Windows をベースに単に名前を変えたモノなのか、全くリニューアルされたシステムなのかです。

おそらく、I/F 自体はそれほど大きく変わらないでしょう。コンシューマが受け入れられない。

個人的には、今の肥大化して、セキュリティ上の問題を沢山抱えた Windows コードベースのシステムよりも、全く新しいオペレーティングシステムを期待しています。Apple が OSX を開発してレガシーな Mac OS を捨て去り、更には Power PC から Intel Mac にになったように、完全にコードを書き直すべきです。まだクラウドとタブレットの敗者である Microsoft はその力が残っているのです。

年賀状の印刷から、メール、システム開発まで全てをこなせるモノが「パーソナルコンピュータ」がPCと言われる所以なのです。PCは終わったとは思いません。まだまだPCの時代と役割は残っています。

異なるプラットフォームに従来の Windows の UI と互換APIを被せたオペレーティングシステム、それが私の希望です。


- 新しい Windows に必要なのはコンパイラ -

実は Windows 10 に「今一番欲しい機能」はコンパイラです。コンパイラがあれば、多くの Windows 向けフリーウェアがオープンソース化されるでしょう。現在の様にコンパイラが標準装備されていない事が、Windows を脆弱にしています。

例えオープンソースを基にバイナリ配布しているソフトウェアでも、結局は Windows 向けのバイナリ作成は最後になってしまう訳ですね。最悪の場合、SSHの様にバイナリ自体が更新されない。結局オープンソースではないフリーウェアは、作者や提供元の「やる気」だけで作られているため、永遠にコミュニティ化されないのです。だから、インストーラにマルウェアもどきの機能を付けたり、バイナリの配布サイトがハックされてマルウェアをインストールされたりしてしまう。

Windows 自体は別にオープンソース化されなくても、コンパイラが配布されれば、今流通している多くのすぐれたオープンソースソフトウェアの Windows への移植が始まるでしょう。使い物にならない、Windows サーバー用の DNS/DHCP やIIS の代わりに Apache や bind9 などが普及することになります。

-Windows サーバーはどうなる-

今、Windows サーバーでなければ動かないソフトウェアと言うのは、サードパーティ製品を除けば、SQLサーバーとか Active Directory 程度になってしまいました。ADすら Samba に搭載されてしまっているため、あえて Windows サーバーを選ぶ理由がほとんど消滅しています。せいぜい、

「クライアントと同じGUIで操作できる」

ところがメリットである程度で、これでさえクラウド化が進めば、あえてオンプレミスで運用する以外の目的であれば、全くWindows サーバーを選ぶ理由はなくなってしまいました。

もちろんサードパーティのソフトウェアが Windows オンリーであれば、それは立派で消極的な選択理由です。

下手をすると、ファイルサーバーという、オンプレミスにしたくなるシステムですらクラウドに移行してしまいます。

そうなると、クラウドベンダーとしてはリソースを大食いする Windows よりも Unix 系OSを選択するでしょう。いくら「クラウドベンダー化」に変身しようとしているマイクロソフトとしても、自社のクラウドサービスを Windows だけで運用するのは困難になります。これは「クラウドベンダー化した」マイクロソフトが歩むべき道となるのかも知れません。

マイクロソフトにとっても Cloud = Windows である必要は全くありません。Windows を捨て去り Clout サービスに移行する Microsoft にとっては Windows はもう不要で過去の遺産になる可能性もあるのです。もっとはっきり言おう。

Microsoft がクラウドベンダーになるには Windows は全く関係ない、むしろ足枷なのだ。

これでは Windows 帝国の崩壊です。

それはマイクロソフトとしても避けたいところでしょうから、サーバーOSそのものも Windows 後継製品は Windows とは似て異なるものになるのかも知れません。 とにかく 「Windows10」 以降の Windows と名前が付かない 「マイクロソフト製サーバー」というのはちょっと楽しみです。


「最後の Windows」というネタから、様々なとりとめのない妄想が生まれてしまいました。

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# by islandcenter | 2015-06-26 09:31 | Windows | Trackback | Comments(0)

ちょっと旧聞になりますがSUSE Linux Enterprise Server 12 for SAP Applicationsリリースされました。

SUSE Introduces SUSE Linux Enterprise Server 12 for SAP Applications

SUSE Linux Enterprise Server 12 の SAP アプリケーション向けバージョンは、SLES 12 で標準となった Snapper と組み合わせ、DBのスナップショットを管理し、従来の SLES for SAP の様に、SAP での最適化されたチューニングが行われています。

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SAP のインストールウィザードはデフォルトで yast メニューにないため、 yast > software から "wizard" などのキーワードで見つけます。

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# by islandcenter | 2015-06-07 16:25 | SUSE | Trackback | Comments(0)

共有ファイルサーバーというのは、便利な物なのですが、多人数で使っていると、自動的に「要らないファイルのゴミ箱化」、「将来性のないファイルの墓場化」「ファイルのゴミ屋敷化」されてしまう事になります。その「ファイルサーバーのゴミ箱」をセッセとお金と暇を掛けてバックアップを取るというのは実に愚かしい行為です。Windows ファイルサーバーは、一般的に使いづらく、「データのアーカイブ」には便利ですが、「アーカイブ」の条件は個々のユーザが判断するため、一般ユーザは、「とりあえずバックアップしておきたい」ファイルを丸ごとコピーしてしまう傾向があるようです。特に C:\Mydocument なんてのは、丸ごと2世代バックアップを取る、なんて事はユーザさんは平気でやっちゃってくれます。

管理者は、こうした「行儀の悪い」ユーザにメールを送って削除を依頼したりするわけですが、この警告から実際にユーザがファイルを削除するかどうかの判断はユーザの勝手な判断でもあり、何のルールもありません。共用部分でも、退職したユーザが残したゴミファイルで一杯。部署の担当者にとっても所有者不明で削除していいものなのかの判断もできません。

Windows ファイルサーバーは特に「ファイルのゴミ箱」として使われるケースが多いようです。

しかし、この様な状況は、例え、Linnx + Samba であっても、Novell OES NetWare でも変わりがありません。しかし、Novell Openenterprise Server (OES Linux) では Linux で使える様々なツールを使い回すことで、無秩序なファイルサーバーの運用ルールに一定の「決まり」を作ってしまえば、ファイルサーバーを「ゴミ箱」化してしまう運用に決定的な方法を作り出すことができます。年金機構の情報漏えいにしても、本来一時的に利用して消してしまえば良いデータを、いつまでも共有サーバーに保管しておいた、という運用上の不適切なルールが徹底されていなかったからなのですね。

要らないファイルはサッサと消してしまえ。

という提案です。

ファイルサーバーをゴミ箱にしないために何をすべきでしょうか。

1) クォータをかける

残念ながら、Windows2012 以前 と Linux+samba ではボリューム単位、ユーザ、グループでしかクォータ管理ができません。Novell Open Enterprise Server ならば、ユーザ+ボリューム単位、ユーザを無視したディレクトリ単位でクォータ管理ができます。例えば VOL1:Share\Sales などに Sales グループのトラスティを与えて、ディレクトリクォータをかける、という設定が容易にできます。これで Sales グループが利用できる全体量を10Gバイトに制限をかける事ができます。この機能は、NetWare 時代から当たり前に揃っていた機能です。

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実際に、ボリューム(パーティション)単位、ユーザ単位でクォータを掛けてたとしても、社内常駐で、例えば Sales フォルダのファイルの作成や更新をセッセとやっている営業アシスタントと、そのファイルを参照するセールスマンの仕事のスタイルに違いがあるわけです。一般的に、ユーザ+ボリューム(パーティション)単位でクォータを掛けても、社内業務を主に行うユーザと、更新より参照系の業務が多いユーザを区別することはありません。

そもそも、それ以前に Linux + Samba では、パーティションの設計が非常に難しくなります。

したがって、あまりユーザ、グループをボリューム単位でクォータをかけるのは良い事ではありませんし、ほとんど意味がなく、まず実際には使われていないように思えます。したがって、トラスティがある「営業部のフォルダは10G、開発部は20Gですね。ホームディレクトリは5Gに制限します」とディレクトリクォータをかけた方が良いわけです。これで、ユーザは自然に「大事なファイル」だけをセッセと共有フォルダに保存するように心がけ、無駄なファイルを置かない習慣ができるのです。Linux + Samba ではこの機能はありませんし、 Windows では 2012 以降に利用できる様になったようです。残念ながら、Windows でディレクトリクォータを使うケースを紹介している記事はあまり見ません。つまり、Windows 2012 でも、Windows ファイルサーバーは単なる「ファイルのゴミ箱」なのです。

2) アクセスのないファイルを削除してしまう。

それでも、ファイルサーバーは一つ間違えると「ファイルのゴミ箱」となってしまいます。重要なアーカイブであるならまだしも「生きていない」ファイル「死んでいるファイル」を片付けるには、実際にアクセスのないファイルを探して削除してしまう方法が一番でしょう。 Novell Open Enterprise Server は SUSE Linux ベースなので、NSSボリュームに対しても、一般的は find コマンドを使って "find -exec rm" でアクセスのないファイルを自動削除する事ができます。 NetWare が Linux に移植されて、使い勝手が良くなった点の一つです。

これが今回の主題です。

ファイルの更新日時を変えてみる

oes11x1:/media/nss/VOL2 # touch -d "2010/1/1" test/old-text.txt

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -alu
total 1384
drwxrwxrwx 1 root root 4096 May 29 15:55 .
drwxrwxrwx 1 root root 4096 May 29 15:43 ..
-rw-rw-rw- 1 root root 707395 May 29 15:53 old-butnew_text.txt
-rw-rw-rw- 1 nobody root 707395 Jan 1 2010 old-text.txt

a0056607_1251628.jpg


oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -l
total 1384
-rw-rw-rw- 1 root root 707395 May 29 15:53 old-butnew_text.txt
-rw-rw-rw- 1 nobody root 707395 Jan 1 2010 old-text.txt

30 日以上アクセスがないファイルを探してみる
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -atime +30

.. 見当たらない..

一日以上アクセスのないファイルを探してみる
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -atime +1
test/old-butnew_text.txt
test/old-text.txt

..あった..

一日以上変更のないファイルを探してみる

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -mtime +1
test
test/old-butnew_text.txt
test/old-text.txt

.. 二つあった ..

そのうちの一つを開いてみる(保存はしない vi で開いて :q! で逃げる)

oes11x1:/media/nss/VOL2 # vi test/old-butnew_text.txt

一日以上アクセスのないファイルを探してみる

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -atime +1
test/old-text.txt

.. さっき開いたファイルがリストされなくなった ..

それでは「1日以上アクセスがないファイルを削除」してみます。

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -atime +1 -exec rm -f {} \;
oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 692
-rw-rw-rw- 1 root root 707395 Jun 1 09:00 old-butnew_text.txt

... アクセスしなかった old-text.txt だけ消えた ....

今度は「更新されていないファイルを削除」してみる
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -mtime +1 -exec rm -f {} \;

今度は mtime を使ってみる

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 0

.. 変更されていないため、削除 ..

oes11x1:/media/nss/VOL2 # vi test/newfile

.. 新しいファイルをつくって保存してみる ..

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 4
-rw-rw-rw- 1 root root 19 Jun 1 09:43 newfile

1日以上更新がないファイルを削除してみる。
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -mtime +1 -exec rm -f {} \;

... -mtime ... で一日以上更新のないファイルを探して削除

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 4
-rw-rw-rw- 1 root root 19 Jun 1 09:43 newfile

.. 作成したばかりで消えない ..

oes11x1:/media/nss/VOL2 # touch test/newfile -d "2000/1/1"

.. touch して更新日付を変えてみた ..

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 4
-rw-rw-rw- 1 root root 19 Jan 1 2000 newfile

.. 変わっている ..

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find test -mtime +1 -exec rm -f {} \;

.. -mtime で削除できるか ...

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -lu
total 0

... 削除された ...

oes11x1:/media/nss/VOL2 #

... ファイルを作ってみる ....

oes11x1:/media/nss/VOL2 # touch test/newfile
oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -alu
total 0
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 1 10:11 .
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 1 10:10 ..
-rw-rw-rw- 1 root root 0 Jun 1 10:11 newfile

... rmdir ... で一日以上古いディレクトリを削除してみる

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find . -mtime +1 -exec rmdir {} \;
rmdir: failed to remove `./test': Directory not empty

..ファイルあるので rmdir では削除されない..


※もっとも、ファイルを削除するという事はディレクトリエントリの更新が入るため、ディレクトリの更新時間もアップデートされてしまいます。という事で一日待ってみました。

- 一日後 -

oes11x1:/media/nss/VOL2 # date
Tue Jun 2 11:15:13 JST 2015
oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls -alu
total 16
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:15 .
drwxr-xr-x 4 root root 4096 Jun 1 08:46 ..
d--x--x--x 1 root root 4096 Jun 1 10:17 ._NETWARE
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:14 test <-- これ
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:14 test2
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 1 17:14 test3

oes11x1:/media/nss/VOL2 # find . -mtime +1 -exec rmdir {} \;
  <-- 一日以上アクセスがないディレクトリを削除
find: `./test': No such file or directory

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls -alu
total 16
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:15 .
drwxr-xr-x 4 root root 4096 Jun 1 08:46 ..
d--x--x--x 1 root root 4096 Jun 2 11:15 ._NETWARE
-rw-rw-rw- 1 root root 87 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh
-rw-rw-rw- 1 root root 49 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh~
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:15 test2 <-- なくなりました
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 11:15 test3

-r--r--r-- 1 root root 24 Jun 1 17:20 ~DFSINFO.8-P
oes11x1:/media/nss/VOL2 #

ただし find コマンドでディレクトリサーチを行うと、「ディレクトリにアクセスされた」と判断される様で、タイムスタンプが変わってしまいます。それならば、もっとシンプルな方法で、「空のディレクトリは無条件で削除」してみる事にします。

-空のディレクトリを削除-

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls -alu
total 12
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 12:08 .
drwxr-xr-x 4 root root 4096 Jun 1 08:46 ..
d--x--x--x 1 root root 4096 Jun 2 12:05 ._NETWARE
-rw-rw-rw- 1 root root 87 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh
-rw-rw-rw- 1 root root 49 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh~
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 12:05 test2
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 12:05 test3
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find . -type d -empty -delete
oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls -alu
total 12
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 12:09 .
drwxr-xr-x 4 root root 4096 Jun 1 08:46 ..
d--x--x--x 1 root root 4096 Jun 2 12:09 ._NETWARE
-rw-rw-rw- 1 root root 87 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh
-rw-rw-rw- 1 root root 49 Jun 1 17:20 rmoldfile.sh~
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 2 12:09 test3 <-- 空ディレクトリが消えた
oes11x1:/media/nss/VOL2 #

-サイズの大きなファイルを削除-
最近はあまり見なくなりましたが、ネットでダウンロードした「同僚に言えないファイル」をセッセと職場のファイルサーバーに保存する不届きなユーザも居ます。管理者からするとバレバレなんですけど、バックアップログを見ていると、こんな無駄なファイルの為にバックアップを毎日取っていると虚しくなります。

そこで、一定以上のファイルサイズのファイル(特にビデオファイルなんか)を削除してみます。

oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -l
total 278016
-rw-rw-rw- 1 root root 284673464 Jun 2 14:15 Himitsu.AVI
<--- なんじゃこの巨大ファイルは.....
--w--w--w- 1 nobody root 7168 Jun 2 13:59 Thumbs.db
-rw-rw-rw- 1 root root 22 Jun 2 14:05 small.file
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find . -size +10000k
  <-- 10M以上のサイズのファイルを探す。
./test/Himitsu.AVI
oes11x1:/media/nss/VOL2 # find . -size +10000k -exec rm -f {} \;
<--- 削除する。
oes11x1:/media/nss/VOL2 # ls test -l
total 12
--w--w--w- 1 nobody root 7168 Jun 2 13:59 Thumbs.db
-rw-rw-rw- 1 root root 22 Jun 2 14:05 small.file

 <--- 巨大なファイルだけ消された。

※ -size は k(バイト) M(バイト) G(バイト) の指定もできます。
 
まとめ

実運用では、テープバックアップなどの作業を行う前に実行されているように、定期的に cron 実行する形式になるでしょう。

また、厳しくクォータをかけたディレクトリと「一定の条件で削除される」フォルダとの違いをユーザに説明しておくことは重要です。ここでは( . ) カレントディレクトリを指定していますが、実際の運用では絶対パスを指定するようなスクリプトを作った方が良いでしょう。

- カレントディレクトリ( . )以下の1日以上アクセスがないファイルを削除 -
find . -atime +1 -exec rm -f {} \;
find . -name "*.*" -atime +1 -exec rm -f {} \;
※ スペースが入っているファイルや漢字ファイルがあるとうまく動かないので -name "*.*" を付けてみました

これでも十分なのですが、空ディレクトリが残ってしまうため

- カレントディレクトリ( . )以下のファイルのない空のディレクトリを削除 -
# find . -type d -empty -delete

事例では1日としていますが、当然90日とか365日とか指定できるため、これは現状に合わせて適度に調整する事になるでしょう。

一定のサイズ以上のファイルを削除
# find . -size +10000k -exec rm -f {} \;
ここでは +10000k 以上、つまり10Mとしてみました。

※ ヒント:実際には "Thumbs.db" などが残ってしまうケースもあり、これを find スキャンするとタイムスタンプが更新されてしまうため、ディレクトリは空にはならない様です。エクスプローラから見てファイルがないのに、ディレクトリが削除できません。が、実際には Thumbs.DB が残っているためです。明示的に削除しないとダメな様です。実際の運用の現場で find を使いこなして、うまく”古くて消したいファイル”を削除する必要があります。

-オマケ-
oes11x1:/media/nss/VOL2/test4 # touch -at 0511121213 file-a
oes11x1:/media/nss/VOL2/test4 # ls -alu
total 0
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 4 11:17 .
drwxrwxrwx 1 root root 4096 Jun 4 11:01 ..
-rw-rw-rw- 1 root root 0 Nov 12 2005 file-a


touch -at YYYYYMMDDHHMM file-name.txt (月日年時分年々月日時分) 形式でファイルの最終アクセス時刻を意図的に変更できます。


islandcenter.jp

- Key Word -
Novell Openenterprise Server クォータ管理、容量管理、古いファイルの自動削除、ファイルサーバー管理
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# by islandcenter | 2015-06-02 13:08 | OES Linux | Trackback | Comments(0)

apcupsd の apctest にはバッテリーの Calibration 機能があります。キャリブレーションとは、"補正"の事です。

バッテリーは長期間使用していると性能が劣化します。そこで初期状態から数か月、数年経つ毎に劣化状態をテストしなければ、バッテリー運転の稼働可能な時間が変化します。また、システムに追加があると、当然負荷状態も変化します。

ということで、機器の追加、変更があった場合や定期的にスケジュールを決めてバッテリーをテストして、稼働可能な時間を補正するのが、キャリブレーション機能です。キャリブレーションチェックをして、実際にバッテリーの負荷と、稼働時間を修正する機能です。

重要なポイントは二つ

1) 100 % 充電状態から実施すること

さもないと、正確な時間が判りません。

2) 年に1、2度は行う事。

やりすぎはバッテリーの寿命に影響します。かと言ってバッテリーそのものの劣化の判断をするには、ある程度キャリブレーションをしなければならないという事です。

個人的に他にキャリブレーションテストで指摘しておきたいのは

1) 放電するのでピーピー鳴ります。

あまり気持ちのいいものではないので、人が居ない時間帯に行うのがいいでしょう。私の様に、外部の業者が黙ってやってしまうとお客様に怒られます。

2) その他の商用電源に負荷が掛かっていない時間帯を選ぶ事。

キャリブレーション中は、当たり前ですが、UPSが作動するような、ブランクアウトやサージなどが起こらない時間帯を選ぶのがコツです。例えば古いビルで冬の早朝の出勤時間帯(みんなで電気ヒーターを使い始める)や、工場などで、ビジナスアワーのフル操業状態と深夜、休日では商用電源の状態が著しく変化します。工場などは下手をすると休日中に電圧が上がりすぎる場合があります。そうなるとUPS運転に切り替わる可能性があるので、そんな時間帯は避けることです。

という事で一番いいのは、ビジネスアワーを避けて、バッチ処理も終わる夜明け頃がベストですが、残念ながら apctest ではパラメータを指定して cron 実行という事はできない様です。結局、

「今日は大きなシステムイベントの予定がないな」

という日を選んで実行する事になります。特に、バッテリーに機器を追加したり変更したら、キャリブレーションテストを一度はすることをお勧めします。

キャリブレーションテストが終わったら、イベントのログを確認して、何分間バッテリー運転していたかを確認する事です。これで大体のUPSの稼働時間、負荷状態の余裕が見えてきます。

SUSE Linux の場合、apcupsd のデーモンを停止して行います。 apcupsd stop ではapctest は有効に動作しないので、プロセスを確認して、kill してから実行します。


sles11:~ # ps ax | grep apcups
13962 ? Ss 0:00 apcupsd start
13965 pts/11 S+ 0:00 grep apcups
sles11:~ # kill 13962 <--- apcupsd のプロセスを止める


sles11:~ # apctest


2015-05-08 11:19:10 apctest 3.14.4 (18 May 2008) suse
Checking configuration ...
Attached to driver: apcsmart
sharenet.type = DISABLE
cable.type = CUSTOM_SMART

You are using a SMART cable type, so I'm entering SMART test mode
mode.type = APCSMART_UPS
Setting up the port ...
Hello, this is the apcupsd Cable Test program.
This part of apctest is for testing Smart UPSes.
Please select the function you want to perform.

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number: 2 <---- キャリブレーションの開始

First ensure that we have a good link and
that the UPS is functionning normally.
Simulating UPSlinkCheck ...
Wrote: Y Got: SM
Attempting to use smart_poll() ...
Sent: Y Got: SM Good -- smart_poll() works!.

Checking estimated runtime ...
Current runtime is 35 minutes
Checking for battery level ...
Battery level is 100.0 -- OK

The battery calibration should automatically end
when the battery level drops below about 25, depending
on your UPS.

I can also optionally monitor the progress
and stop the calibration if it goes below 10. However,
in the case of a new battery this may prematurely end the
calibration loosing the effect.

Do you want me to stop the calibration
if the battery level goes too low? (y/n): y
 <--- バッテリー運転に切り替えるため確認


Sending Battery Calibration command. ...
UPS has initiated battery calibration.
Monitoring the calibration progress ...
To stop the calibration, enter a return.

Battery charge 100 <--- 現在 100%
Remaining runtime is 34 minutes
<--- とりあえず34分間の予定の模様
<-- この間UPSはピーピー鳴り始めます --

User input. Terminating calibration ...

Attempting to abort calibration ...
Response to abort request: OK
On battery 20 sec or 0m20s.

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number: 4 <--- モニターをしてみる

Monitoring the calibration progress ...
To stop the calibration, enter a return.

Battery Runtime Calibration terminated by UPS.
Checking estimated runtime ...
Remaining runtime is 35 minutes <--- ここでは 35 分間の予定

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number: 3
<-- やっぱりお客さんに怒られた。キャンセルしてみる


CAUTION! Don't use this command unless the UPS
is already doing a calibration.
Are you sure? (yes/no): yes <--- キャンセルの確認


Attempting to abort calibration ...
Response to abort request: OK

1) Query the UPS for all known values
2) Perform a Battery Runtime Calibration
3) Abort Battery Calibration
4) Monitor Battery Calibration progress
5) Program EEPROM
6) Enter TTY mode communicating with UPS
7) Quit

Select function number: 7 <--- 終了

2015-05-08 11:20:27 End apctest.

ログを見てみる

sles11:~ # tail /var/log/apcupsd.events
Fri May 08 11:18:36 JST 2015 apcupsd error shutdown completed
Fri May 08 11:18:52 JST 2015 apcupsd exiting, signal 15
Fri May 08 11:18:52 JST 2015 apcupsd shutdown succeeded
Fri May 08 11:19:07 JST 2015 apcupsd exiting, signal 15
Fri May 08 11:19:07 JST 2015 apcupsd shutdown succeeded
sles11:~ #


※とても重要 - apctest をする際は apcupsd を止めます。終わったら忘れずにデーモンを起動しましょう。

--
NetWare 版の PowerChute では、キャリブレーションを月に一度実行できるようなパラメータが
ありました。土日はシステムに何等かの変更をかけるようなイベントが予測されるので、火曜とか水曜の朝5時ごろに月イチに、まだ担当者が出勤してこない時間帯に、キャリブレーションを実行するように設定していました。

UPSは正常に動いている様に見えていても、キャリブレーションをかけると放電しますから、その後、普段負荷が掛かっていないバッテリーが見事に御臨終されている事もよくあります。

UPSは基本的に「壊れる」事で大事な機器を守る機能があるので、故障は嬉しい事ではなくても、壊れるものだと割り切る事も必要です。。

キャリブレーションで「バッテリーを壊してしまった」というより、もう寿命が来ているバッテリーが「壊れている」事を確認する作業でもあります。この後、赤ランプが付いて、バッテリーの交換だね、という事になりますから、キャリブレーションテストは数か月に一度はやっておくべき作業です。

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関連記事
APC-UPS を SUSE Enterprise Server で使うには - apcupsd

SLES11sp3 での apcupsd と UPS の制御パラメータ


- Keyword -
SUSE Linux SLES apc smartups
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# by islandcenter | 2015-05-08 20:34 | SUSE | Trackback | Comments(1)

次の OES は 2015

Join the OES 2015 Authorized Beta!
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# by islandcenter | 2015-05-03 23:37 | OES Linux | Trackback | Comments(0)

-現象-

SUSE Linux (SLES11) を runlevel 3 でインストールした後、startx で GUI が動かない。

-対策-

一旦、 CTRL+ALT+BackSpace で プロンプトに戻します。

次に

/etc/X11/xorg.config のバックアップを取り(cp xorg.config xorg.config.old)、 xorg.config.install を xorg.config にコピー(上書き)します。これで、インストーラが起動した時の x の状態に戻ります。

islandcenter.jp
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# by islandcenter | 2015-04-19 17:59 | SUSE | Trackback | Comments(0)

SUSE Linux Enterprise Server の XEN 環境で動いていた Windows を KVM に移行してみました。

Windows には既に SUSE の VMDP 2.2 準仮想化ドライバが入っており、必要十分なレスポンスを出しています。

a0056607_1255586.jpg


方法は

- 単純に /var/lib/xen/image/MYVM/MYVM.disk0.raw のイメージを KVM が動作するハードウェアにコピー。

- 次にKVMハイパーバイザーで virt-manager を起動して New > "I have a disk image with ......" を選択して、XEN で動作していたイメージを選択します。

- Network Adapter (NIC) の選択は virtio を選びます。Hyper Visor Default を選ぶと realtek 系の残念な NIC として認識されてしまいます。

a0056607_1313535.jpg


- これで移行させた仮想マシンを run させます。

基本的にはこれでOKなのですが、まれに NIC が「不明なデバイス」になる場合があります。その時は VMDP ドライバを上書きインストールすると良いでしょう。あらかじめ VMDP ドライバをC: ドライブにコピーしておくと作業が楽です。

a0056607_1263985.jpg


ただし NIC の MAC アドレスが変わってしまう、当たり前ですが、ベンダーコードが違うので、「あ、新しいNICだ」 と Windows が認識してしまうため、 IP アドレスや NIC のチューニング自体を行う必要があります。もっとも VMDP 2.2 では、NICのチューニング自体、xxxx offload 系の「やってはいけないチューニング」がデフォルトで Off なので、ほとんど問題はないでしょう。

--
SUSE Linux Enterprise Server の XEN 完全仮想化環境なので、XEN <---> KVM 間の Windows の移行は容易です。VMDP は両方の環境で最適化されたドライバです。

-アンインストール-

C:\Program Files\vmdp の下に Uninstall.exe があります。これを実行してアンインストールします。他の方法では綺麗に削除できません。


islandcenter.jp

SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack
https://www.suse.com/ja-jp/products/vmdriverpack/

SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack 2.2 - ダウンロードは登録が必要です。
https://download.suse.com/Download?buildid=1f4Xf1JirmM~


-Key word-

SUSE Linux Enterprise Server SLES XEN KVM 変換 移行 VMDP 準仮想化ドライバ
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# by islandcenter | 2015-04-11 12:11 | SUSE | Trackback | Comments(0)

Windows のグループポリシー:パスワードの複雑さ、文字数制限を緩くする

> gpmc.msc

フォレスト>ドメイン>ドメイン名>グループポリシーオブジェクト> Default Domain Policy > 右ボタンで「編集」

グループポリシー管理エディタが起動します。

コンピューターの構成>ポリシー>Windows の設定>セキュリティポリシー>アカウントポリシー>パスワードポリシー

a0056607_14145066.jpg


- パスワードの長さ: 任意
- パスワードの有効期限: 未定義に変更
- 複雑さの条件を満たす.....: 無効

に変更します。




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# by islandcenter | 2015-04-03 14:15 | Windows | Trackback | Comments(0)

SUSE Linux には supportconfig と言うスクリプトツールがあります。このツールにより、ハードウェアの情報、DNS や XEN の設定、稼働状況などを、コマンド一発で取得する事ができます。

※このツールは supportutils パッケージに含まれ、スクリプトは /sbin に作成されます。yast > software > supportu などで検索してチェック、インストールします。
a0056607_10082038.jpg

sles11:~ # supportconfig
=============================================================================
Support Utilities - Supportconfig
Script Version: 2.25-290
Script Date: 2011 07 14
=============================================================================

Gathering system information
Data Directory: /var/log/nts_sles11_150320_1151

Basic Server Health Check... Done
RPM Database... Done
Basic Environment... Done
Basic Health Report... Done
 - 中略 -

Hardware... Please Wait... Done
File System List... Skipped
Supportability Analysis... Please Wait... Done
System Logs... Done

Creating Tar Ball

==[ DONE ]===================================================================
Log file tar ball: /var/log/nts_sles11_150320_1151.tbz
Log file size: 3.0M
Log file md5sum: 94f89e144d882b151a9653c66a2c54f8

Please attach the log file tar ball to your open Service Request at the
following URL:
https://secure-support.novell.com/eService_enu

You can also upload the tar ball to ftp.novell.com/incoming, or just use
supportconfig -ur , to upload the tar ball automatically.

If you cannot attach the tar ball to the SR, then email it to the engineer.
=============================================================================


デフォルトでは /var/log/nts_HOSTNAME_MMDDYY_hhmm.tbz 形式で圧縮されています。

このファイルを取得して、資産管理や設定管理、サポートの基本情報とします。

--
また、yast2 > Other > support に supportconfig の GUI 版があります。yast を使えば、容易に supportconfig ファイルを作成して、登録済みサブスクリプションに対して、カスタマーセンターのテクニカルサポートに必要なレポートを作り、suse.com のサポートにアップロードする事ができます。

a0056607_14511597.jpg


ここで作成するレポートは、デフォルトで expert オプションが選択されています。特に必要でなければ Default オプションを使います。

a0056607_14522728.jpg


supportconfig を作成するには、数分から十数分かかります。

作成が終わると「保存先(Default /root)」 と、アップロード先 URL を指定できます。アップロードをする必要がない場合は、アップロード先 URL のチェックを外します。

この他、 supportconfig の内容を html 化するツール(Supportconfig Analysis)が SLES12 以降にあります。

SUSE Linux Enterprise Server 12 管理ガイド
https://www.suse.com/ja-jp/documentation/sles-12/singlehtml/book_sle_admin/book_sle_admin.html

islandcenter.jp


キーワード

SUSE Linux Enterprise Server 11 SLES12 suooprtconfig 設定情報 一括取得
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# by islandcenter | 2015-03-20 18:22 | Novell | Trackback | Comments(0)

先日、とあるインフラ系ソフトウェアの評価版を入手してひどく驚いた事がありました。

なんと、インストール用のソフトウェアやドキュメントと言ったディレクトリがDVDメディアの中で「インストール」などと日本語で書かれていた事です。
a0056607_1451735.jpg


思わず天を仰ぎました。

セットアッププログラムなどが「インストール」というディレクトリにあるのです。通常だったら DVD:\setup などの英数字のディレクトリにあるのですが、このソフトウェア、なんと製品やドキュメントを収めたディレクトリ名、ファイル名が全部「日本語」なのです。

そこそこに名のあるソフトウェアです。同様なライバルのソフトウェアは世界中にあります。

この国産メーカーの製品には将来はないな、とすぐ感じました。例え日本で10%のシェアがある製品であっても、世界では1%にも満たないシェアしか取れません。例え日本で100%のシェアを取っても、製品自体が日本語にしか対応されていないので、それ以上、60億人が住む海外に市場を伸ばすことは不可能なのです。

逆に海外では5%しかシェアのない製品であっても、日本で爆発的に売れれば、海外ベンダーと言え日本法人を作ったり、ローカライズや日本国内でのサポートの充実を図ります。

APC-UPS(現在のシュナイダーエレクトリック)やVMWareなどが日本で販売開始された時はそれこそごく小規模に始まりました。ローカライズさえされていませんでした。

私は、ほぼ外資系製品を専門に扱ってきたため、若干のローカライズの不備などがあっても実用性に困ったことはありません。また日本語の情報が少なくても、一般的な高卒程度の英語の知識で情報を入手できるため、困ることはまずありません。

また海外製ソフトウェアは、基本的に海外のそれぞれのローカルタイムでサポートを行うため、「電話問い合わせ」が頼りにできない代わりに、セルフサポートが充実しています。製品サポートのための自発的なコミュニティもあります。オンラインでの情報が充実しています。

製品を利用する分母の規模が違うのです。

しかし、多くの「国産ソフトウェア」は、サポートが JST 9to5 です。製品サポートも、まずユーザ登録をしない限り受ける事ができません。事前評価の体制さえできていないケースが非常に多くあります。

分母が違うから、脆弱性の問題や不具合などは早い段階で指摘される。もっとも悪用されるのも早い段階である、という事もデメリットかもしれません。しかし分母が少ない製品では、そもそも脆弱性がある事自体発覚しない事もありますし、使っているミドルウェアをしっかり把握していないと、セキュリティ上の問題に気が付かないケースもあり得ます。

--
よくある話なのですが、日本資本の、海外現地法人が、海外製ソフトウェアを導入して成功したサクセスストーリーを見かけます。ほとんどの日本のSIベンダーが海外で仕事ができない仕組みである以上、海外進出した日系企業の現地法人は、自然と海外製のソフトウェアを導入するしか方法がなくなるわけです。
そこでグローバル化した日本企業は、国産ソフトウェアの海外展開ではなく、海外製品を逆輸入して国内導入するケースは決して少なくはありません。

この様な状況で「日本国内に日本語でサポートを受けられる」事のメリットしかない国産ソフトウェア製品の多くは淘汰されて行くでしょう。

当然このソフトウェアは、海外に現地法人がある日本企業で使われる可能性は、絶対「あり得ない」と言い切る事ができます。

何しろ、海外製品は例え少ないシェアしかなくても分母が大きい以上、開発からサポートに至るまで豊富な経験を積み、グローバルで売れるため資金面もケタが違ってきます。ソフトウェアのライセンス料金も分母に従い多くの利益が出せて、いずれ、製品の価格や機能に還元されます。

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もし、このソフトウェアのハードコーディングされているメニュー部分を英語と日本語の両用対応にして、ヘルプとマニュアルを日英両方で書けば、それだけで簡単に英語版として出荷できるはず。メディアの中身まで日本語であれば、日英両方のメディアを作る必要があります。どう考えても、このソフトウェアベンダーが海外に進出しようという気持ちが見られません。悲しい事ですが、「どうせ日本というガラパゴス諸島で売れればいい」という意図が杜撰に見えてしまいます。

おそらく、このプログラムのソースコードもそれなりの言語でかかれているのでしょうが、コメントは全部日本語でしょう。元々海外言語にローカライズなど考慮の範囲外です。30年前のプログラムであれば、その様な開発も当たり前ですが、現代のグローバル時代に、グローバルを見据えていないパッケージソフトウェアに未来はありません。

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残念ながら国産で海外でも成功しているソフトウェア、ITサービスは、外資系日本産サービスの LINE とスーパーマリオを始めとするゲームソフト位しか耳にしません。

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別に海外製品を礼賛している訳ではありません。日本のソフトウェア、IT産業がグローバル化していない以上、日本の情報産業はますます特殊な市場、ガラパゴスな市場として特化するしかないのです。

多くのIT産業を志望する学生が「知っている日本のSIベンダーは?」と問われれば、いくつもの名が上がるのに対して、「知っているソフトベンダーは?」と問われて、ジャストシステム位しか思い浮かばない、というインタビュー記事を読んだことがあります。もっとも、日本の法令に従って、作らなければならない会計ソフトなどは、それなりに「日本」というガラパゴスの中で生き残る事はあり得るでしょう。

しかし、ネットワークという万民言語が使うシステム管理ソフトウェアが「日本語」にしか対応していないのは、もう完全に市場をあきらめています。

日本のプロプラエタリなソフトウェア開発者は所詮「日本市場」しか意識していないでしょう。その代り、優秀なソフトウェア開発者はオープンソースや外資系ソフトベンダーへ修飾する事が当たり前になります。

その事に気が付かず、「優秀なソフトウェア技術者を集められない」、と嘆く、ソフトベンダーの経営者は何か勘違いしているに違いありません。


islandcenter.jp
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# by islandcenter | 2015-03-17 14:14 | Trackback | Comments(0)

iSUSE Linux Enterprise Server で ext3 のパーティションのスーパーブロックを修復する方法です。

-現象-

SLES12 で ext3 フォーマットのパーティション(SLES11 からアップデートしたので...)をマウントしようとすると、"can't read superblock" と出てマウントできない。

sles12:~ # mount /dev/sdd2 /mnt/sdd
mount: /dev/sdd2: can't read superblock


-修復の経過-

デバイスは接続されているかを確認してみます。
sles12:~ # ls /dev/sdd*
/dev/sdd /dev/sdd2

デバイスは見えているらしいので fsck してみます。
fsck してみるとデバイスが見えない。

sles12:~ # fsck -C -V -y /dev/sdd2
fsck from util-linux 2.25
[/sbin/fsck.ext2 (1) -- /dev/sdd2] fsck.ext2 -y -C0 /dev/sdd2
e2fsck 1.42.11 (09-Jul-2014)
fsck.ext2: No such file or directory while trying to open /dev/sdd2
Possibly non-existent device?



スーパーブロックの確認を行います。

sles12:~ # mkfs ext3 -n /dev/sdd2
mke2fs 1.42.11 (09-Jul-2014)
/dev/sdd2 contains a ext3 file system
last mounted on /mnt/sdd on Thu Feb 26 07:16:54 2015
Proceed anyway? (y,n) y
Creating filesystem with 483705101 4k blocks and 120930304 inodes
Filesystem UUID: 0d570a96-5e94-43c4-86ae-6d8c3e9aa9e3
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968,
102400000, 214990848

sles12:~ #


スーパーブロックのバックアップが見つかりました。この中で任意のバックアップから復旧します。

-y を付けると y/n のインタビューが省略され自動的に修復されます。


Csles12:~ # fsck.ext3 -b 98304 -B 4096 -y /dev/sdd2
e2fsck 1.42.11 (09-Jul-2014)
/dev/sdd2 was not cleanly unmounted, check forced.
Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
Pass 2: Checking directory structure
Pass 3: Checking directory connectivity
Pass 4: Checking reference counts
Pass 5: Checking group summary information
Free blocks count wrong for group #0 (31223, counted=0).
Fix? yes

Free blocks count wrong for group #1 (31229, counted=0).
Fix? yes

Free blocks count wrong for group #2 (32254, counted=0).
Fix? yes


: 略 -- -y を付けない場合、 Fix? の後に
いちいち 'y' を押さなければなりません。

Free inodes count wrong (120930293, counted=120921131).
Fix? yes


/dev/sdd2: ***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****
/dev/sdd2: 9173/120930304 files (14.6% non-contiguous), 423218646/483705101 blocks
sles12:~ #


一応終わった様です。それではマウントしてみましょう。

sles12:~ # mount /dev/sdd2 /mnt/sdd
sles12:~ # cd /mnt/sdd
sles12:/mnt/sdd # ls
.Trash-0 data lost+found

マウント出来ました。

--

この様なエラーが出て来たディスクはやっぱり信用できませんね。


slandcenter.jp


-Keyword-


SUSE SLES11 ext3 superblock 修復





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# by islandcenter | 2015-02-28 15:43 | SUSE | Trackback | Comments(0)