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もう10年以上 XEN ハイパーバイザーと付き合ってきて、つくづく思うのは「あぁ、もうx86_64 のXENは終わったなぁ」ということです。別にLinux + x86_64 なら KVM でもいいんじゃん。

今でも考えられるケースで XEN を使うとしたら、

- XEN の Domain_U のカーネルを弄ってまで、他のハイパーバイザーに移行させたくない(これ結構大きい)
- BSD 系 Linux や Soralis と言った、非 Linux カーネルの UNIX OSをハイパーバイザーやゲストOSでも使っている(トモダチになりたくないな)
- ハードウェアに仮想化支援機能(VT機能) がない機器とか i386 ベースのx86ハードウェアでも仮想環境を使いたい(エラク古いPCだ)
- Intel x86 系の CPUを使っていない(PPCやIA64)とか (見たことないけど、もっとトモダチにもなりたくないな) )

こういった「今更な理由」がない限り Linux に限れば XEN による準仮想化を積極的に選ぶ理由がなくなってしまったのです。

まぁ、もともと10数年前に XEN 3.0 の登場とともに Intel=VT や AMD-V などの仮想化支援機能がハードウェアに実装されたと同時に XEN に「完全仮想化」というキラーな機能がついて、火が付いたと云えます。

と同時にこれらのVT機能の強化が続く中、普及と共にライバルの完全仮想化、64ビット版のみの KVM ハイパーバイザーが台頭してきたわけです。何しろ完全仮想化は QEMU にオーバーヘッドを渡すわけで、同じ QEMU を使う KVM ハイパーバイザーとの共通化が進んでいるわけですね。

ただし KVM ハイパーバイザーは当時としては主流だった VT 機能非搭載のPCサーバーや XEN を積極的に導入してきた非Linux 系の ISP やBSD系 Unix が主流の iDC の積極的な導入がなく、実績も少なかったので、まだまだ「開発中」といったイメージしかありませんでした。また、ハードウェアも仮想化を強く意識しないデュアルコアやクアッドコアがせいぜいでした。

しかし、VT機能というハードウェアの援護を受けて、KVM は一挙に広まっていった、という感じがあります。実際、XENで完全仮想化された Domain_U であれば、ほとんど仮想イメージを変更しないで KVM へ移植できてしまいます。何しろハイパーバイザーの補助をする QEMU という共通基盤があるため、XEN の完全仮想化はほとんど KVM との共通ワードとなっているわけですね。だから、 Linux On Linux の仮想化でも Full Virtual には、特に目立った機能の低下、スループットの低下はあまり感じなくなってきました。さらにはオクタコアやヘキサゴンコアなんていうハードウェアが、松竹梅の「竹程度」のサーバーに実装されると、ボトルネックはディスクI/O程度の問題になります。

SUSE 11.x の時代は XEN の全盛時代だったのですが、 SUSE では SLES12 以降、Libvirt の共通化により、オペレータは、自分が操作するハイパーバイザーが XEN なのか KVM なのか、強く意識しなくなりました。この原因は OpenStack の影響もあるでしょう。 SUSE は openstack に重点が移っているし、親会社の Microfocus も HPE のソフトウェア部門の買収に伴い、益々マルチベンダークラウドに力が入っていきそうです。

顧客も専用のハイパーバイザーと管理ツールによるベンダーロックインは避けたいところ。オンプレミスなクラウドと、iDC のプライバートクラウドと、AWS のようなパブリッククラウドとの間にあるマイグレーションを試みたい所です。まぁ日本のIT業界ではベンダーロックインというよりSI屋にロックインされているのですけどね。
SLES の仮想化コマンド自体も Libvirt の共用化によって、virsh コマンドにオプションの違いはあるにせよ、ほとんど xm, xl コマンドと同じ操作ができるようになってしまいました。こうなると、自分の操作するハイパーバイザーが XEN なのか KVM なのか、ほとんどオペレーターは意識する必要がなくなってしまいます。こうなると Citrix や VMware 専門のエンジニアのある種の閉鎖性が邪魔になってしまいそうです。

また openstack による統合管理を考えると、事業者におけるハイパーバイザーの一本化というのは避けて通れない(のかな)という事もあり、Linux + x86_64 主体のデータセンターでのハイパーバイザー運用は XEN ではなく KVM の一本化に進んでいくことになりそうです。

伝統的に XEN on BSD Unix などを使っていた iSP や iDC 事業者はさておき、数年後の新興サービスベンダーの若い技術者にとっては「XEN?何それ」化しそうな気がします。

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こうなると "XENserver" を名乗る CItrix の戦略はどうなるのよ、という疑問がふつふつとわいてきます。世の中、完全仮想化に向いている中、Linux や BSD 系の「サーバー」OSを XEN ハイパーバイザーで管理する、という商品イメージはだんだんとネガティブに見えてきます。いまや XEN というブランドが、重しとして Citrix に乗りかかっているのですね。「あぁ Citrix, 昔 XEN でブイブイ言っていたベンダーね」と「聞いたことあるよ」という日がいつか来るでしょう。いや、その頃はもうXEN app というプロプラエタリなアプリケーションの仮想化ベンダーとして特化する中,早まって XENsource を買収したCitrix も XEN というブランド名を捨ててしまうのかも知れません。

もともと、Windows NTx 系のオペレーティングシステムをマルチユーザ化した Windows Remote Desktop も Cytrix が開発に関わった機能であり、Metaframe や XEN App といった、Citrix 得意のシンクライアント機能に特化した企業として存続していくのだろうけれど、サーバー集約化を目指す Xenserver といった製品の他社ベンダーや openstack や docker との差別化できない機能は、よほどのことがない限り、「世界のクラウドの Citrix 」化することはなさそうです。











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by islandcenter | 2017-08-08 15:19 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)

Zabbix 3.2 のアプライアンス版が出ていましたので、SUSE バカに陥らないためにも、ubuntu と格闘してみました。というか、2.2 のアプライアンスが壊れてしまったので(あぁーバックアップ取ってないし .... )

zabbix 2.x の導入はこんな感じでした。
SUSE Studio から Zabbix 管理ツールの導入

※ ソフトウェアアプライアンス版は、評価目的のチューニングですが、中小規模の数台のサーバーやルータ、スイッチなどのトラフィック管理など数十台のデバイス管理には、そこそこ使えます。より深く学び、システム管理が複雑で規模や問題が大きくなれば、それなりに Zabbux L.L.C の有償サポートを受けたパッケージの導入とトレーニングを受けてください。私としては、デバイスの異常なトラフィック増大を時系列で見えればよい程度なので、導入の敷居が低いzabbix のソフトウェアアプライアンス版は初めての方にはお勧めです。なお、 3.2 は LTS 版ではないのでそのつもりでトレーニングだと覚悟してください。

- ハイパーバイザーへの実装 -

Zabbix のダウンロードページから、 "KVM, Parallels, QEMU, USB stick, VirtualBox, Xen" 用イメージ (.raw1.6Gb) をダウンロードします。

Download

Zabbix appliance Documets

*****.tar.gz を解凍すると 10Gb の仮想アプライアンスイメージが出来上がります。ubuntu のバージョンは /etc/os-release によると 14.04 でした。

これを virt-manager から Create Virtual Machine で実装します。機材の都合で XEN4.4 on SUSE SLES11sp4 です。
a0056607_14293162.jpg

このバージョンは、 Ubuntu 14 は対応していないようですが、 Ubuntu(Other) で実装できました。
- Virtual : Full Virtual
- Name of VM :
- Hardware : 512Mb, 1Vcpu
- MAC : XEN source のヘッダに任意の3桁


a0056607_14300292.jpg

これで OK を押すと、Zabbix 3.2 アプライアンスが起動できました。

Ubuntu のいやらしいroot でログインできないログインプロンプトです。

a0056607_14303447.jpg

ダウンロードページにあるパスワードでログインします。

login : appliance
Password : zabbix

a0056607_14310483.jpg

DHCPで IP をもらうので一応 ifconfig で IP を確認します。

a0056607_14312728.jpg
これで SSH テキスト端末からログインできます。

ssh xx.xx.xx.xx -l appliance

sles11:/var/lib/xen/images/zabbix32 # ssh 192.168.1.xx -l appliance
Zabbix server Appliance (mysql)
appliance@192.168.1.55's password: **********
Last login: Fri Jul 14 10:30:35 2017
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appliance@zabbix:~$

IPを固定します。 /etc/network/interface を sudo vi で DHCPから Static に編集します。(メンド臭い)
IP を指定して DNS, Default Gateway の設定をします。

appliance@zabbix:/etc$ cat /etc/network/interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
#iface eth0 inet dhcp <--- コメントアウト
iface eth0 inet static <--- 追加

address 192.168.1.220 <--- 追加
netmask 255.255.255.0 <--- 追加
gateway 192.168.1.1 <--- 追加
dns-nameservers 192.168.1.2 <--- 追加

/etc/resolv.conf を書き換えます。(メンド臭い)

appliance@zabbix:/etc$ cat resolv.conf
# Dynamic resolv.conf(5) file for glibc resolver(3) generated by resolvconf(8)
# DO NOT EDIT THIS FILE BY HAND -- YOUR CHANGES WILL BE OVERWRITTEN
nameserver 192.168.1.2 <--- 追加
nameserver 192.168.1.3 <--- 追加
search intra <--- 追加

でネットワークの再起動(メンド臭いしミスタイプしやすい)

appliance@zabbix:/etc$ sudo ifdown eth0 && sudo ifup eth0
[sudo] password for appliance: *********
appliance@zabbix:/etc$ ping www.yahoo.co.jp
PING edge.g.yimg.jp (183.79.248.252) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 183.79.248.252: icmp_seq=1 ttl=52 time=90.6 ms
64 bytes from 183.79.248.252: icmp_seq=2 ttl=52 time=97.3 ms

--- edge.g.yimg.jp ping statistics ---
2 packets transmitted, 2 received, 0% packet loss, time 1001ms
rtt min/avg/max/mdev = 90.698/94.024/97.350/3.326 ms
appliance@zabbix:/etc$


a0056607_14320955.jpg


という事でブラウザから http://ip_or_DNS_address/zabbix へ Admin/zabbix のデフォルトでログインします。

a0056607_14420950.jpg

で、色々弄って、date すると UTC 表示でした...... ubuntu の場合、謎のオマジナイがあるのでシステム時刻を JSTに変更します。

appliance@zabbix:/etc$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
[sudo] password for appliance: *********

こんな UI が出てくるので Asia > Tokyo を選び OK します。

a0056607_14323301.jpg


appliance@zabbix:~$ date
Sat Jul 15 00:29:36 JST 2017
appliance@zabbix:~$

無事、システムの時刻表示は UTC から JST になりました。しかし、Zabbix の UI で表示される、グラフやイベントは UTC のままです。一体どこで変えるんでしょうね。

/etc/php5/apache/php.ini を sudo vi で変更しました。

appliance@zabbix:/etc/php5/apache2$ sudo vi php.ini
appliance@zabbix:/etc/php5/apache2$ ....: 編集中 .....
appliance@zabbix:/etc/php5/apache2$ cat php.ini | grep timezone
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
;date.timezone =
date.timezone = Asia/Tokyo
appliance@zabbix:/etc/php5/apache2$

zabbix-server と apache2 をリスタートさせましたが
何故か6時間、表示が遅れています(謎)

※謎解決 タイムゾーンを JST に

/etc/apache2/conf-available/zabbix.conf に Timezone の設定があるのでこれを突いたら治りました。

appliance@zabbix:/etc/apache2/conf-available$ ls -al
total 36
drwxr-xr-x 2 root root 4096 Aug 7 17:53 .
drwxr-xr-x 8 root root 4096 Jul 28 06:43 ..
-rw-r--r-- 1 root root 315 Jan 3 2014 charset.conf
-rw-r--r-- 1 root root 3224 Jan 3 2014 localized-error-pages.conf
-rw-r--r-- 1 root root 189 Jan 3 2014 other-vhosts-access-log.conf
-rw-r--r-- 1 root root 2190 Jan 3 2014 security.conf
-rw-r--r-- 1 root root 455 Jan 7 2014 serve-cgi-bin.conf
-rw-r--r-- 1 root root 1582 Aug 7 17:53 zabbix.conf
-rw-r--r-- 1 root root 1583 Aug 7 17:52 zabbix.conf.org
appliance@zabbix:/etc/apache2/conf-available$ cat zabbix.conf | grep timezone
php_value date.timezone Asia/Tokyo
php_value date.timezone Asia/Tokyo
appliance@zabbix:/etc/apache2/conf-available$

マニュアルはちゃんと読めよという事ですね。

- NTP をインストールして設定 -

NTP が入っていないので、インストールします。ハードウェアクロックは仮想環境では時刻狂いを起こします。

sudo apt-get で ntp を Install します。

appliance@zabbix:/etc$ sudo apt-get install ntp
[sudo] password for appliance:
Sorry, try again. あちゃーメンドクサイ
[sudo] password for appliance:
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done

 : 中略して誤魔かしの美....

appliance@zabbix:/etc$


/etc/ntp.conf を外部ソースから、LAN内の NTP ソースに変更します。

# Use servers from the NTP Pool Project. Approved by Ubuntu Technical Board
# on 2011-02-08 (LP: #104525). See http://www.pool.ntp.org/join.html for
# more information.
#server 0.ubuntu.pool.ntp.org <--- コメントアウト
#server 1.ubuntu.pool.ntp.org <--- コメントアウト
#server 2.ubuntu.pool.ntp.org <--- コメントアウト
#server 3.ubuntu.pool.ntp.org <--- コメントアウト
server ntp1.intra <--- 追加
server ntp2.intra <--- 追加

とここまで3時間の作業でした。SUSE なら、yast 一発で20分で終わるんだけどなぁ。

Install on openSUSE / SLES

あとは Configuration > Hosts から、smnp エージェントを実装したデバイスを登録して行くだけです。

- 対象ホストが snmp を返すか調べる snmpwalk -

監視対象ホストが SNMP に反応するかどうかは snmpwalk を使いますが、このアプライアンスにはデフォルトでは入っていないので、SUSE なら YaST で一発の所、Ubuntu 版では、テキストコンソールからキーボードと闘いオマジナイを唱える必要があります。くれぐれも綴りを間違えないように..... アチャーなトラップが待っています。

appliance@zabbix:~$ sudo apt-get install snmpd
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
snmpd is already the newest version.
snmpd set to manually installed.
0 upgraded, 0 newly installed, 0 to remove and 19 not upgraded.
appliance@zabbix:~$ snmpwalk <---- snmpd だけじゃダメポ.......
-bash: snmpwalk: command not found
appliance@zabbix:~$ sudo apt-get install snmp <--- このパッケージが必要なようです。
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
The following NEW packages will be installed:
snmp
0 upgraded, 1 newly installed, 0 to remove and 19 not upgraded.
Need to get 146 kB of archives.
After this operation, 554 kB of additional disk space will be used.
Get:1 http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty-updates/main snmp amd64 5.7.2~dfsg-8.1ubuntu3.2 [146 kB]
Fetched 146 kB in 3s (41.1 kB/s)
Selecting previously unselected package snmp.
(Reading database ... 52441 files and directories currently installed.)
Preparing to unpack .../snmp_5.7.2~dfsg-8.1ubuntu3.2_amd64.deb ...
Unpacking snmp (5.7.2~dfsg-8.1ubuntu3.2) ...
Setting up snmp (5.7.2~dfsg-8.1ubuntu3.2) ...
appliance@zabbix:~$
appliance@zabbix:~$
appliance@zabbix:~$ snmpwalk -v2c -c public 192.168.1.239 .1.3.6.1.2.1.1
iso.3.6.1.2.1.1.1.0 = STRING: "Linux abianca 3.0.101-63-xen #1 SMP Tue Jun 23 16:02:31 UTC 2015 (4b89d0c) x86_64"
iso.3.6.1.2.1.1.2.0 = OID: iso.3.6.1.4.1.8072.3.2.10
iso.3.6.1.2.1.1.3.0 = Timeticks: (44081742) 5 days, 2:26:57.42
iso.3.6.1.2.1.1.4.0 = STRING: "Administrator <postmaster@example.com>"
iso.3.6.1.2.1.1.5.0 = STRING: "abianca"
iso.3.6.1.2.1.1.6.0 = STRING: "Right here, right now."
iso.3.6.1.2.1.1.7.0 = INTEGER: 76
iso.3.6.1.2.1.1.8.0 = Timeticks: (47) 0:00:00.47
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.1 = OID: iso.3.6.1.6.3.10.3.1.1
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.2 = OID: iso.3.6.1.6.3.11.3.1.1
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.3 = OID: iso.3.6.1.6.3.15.2.1.1
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.4 = OID: iso.3.6.1.6.3.1
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.5 = OID: iso.3.6.1.2.1.49
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.6 = OID: iso.3.6.1.2.1.4
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.7 = OID: iso.3.6.1.2.1.50
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.2.8 = OID: iso.3.6.1.6.3.16.2.2.1
iso.3.6.1.2.1.1.9.1.3.1 = STRING: "The SNMP Management Architecture MIB."

 : 中略

iso.3.6.1.2.1.1.9.1.4.8 = Timeticks: (47) 0:00:00.47
appliance@zabbix:~$ <----- うまく帰ってきたようです。

こんなに使いづらい Ubuntu 大好きって人はよっぽどマゾなんだろうなぁ。





-Key Word-

Zabbbix 3.2 仮想アプライアンス XEN KVM 評価 導入 練習台 無償で始めるネットワーク管理


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by islandcenter | 2017-07-15 14:45 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)

SUSE より SLES12sp2 がリリースされて時間が経ってしまいましたが、インストーラから変わったところや、仮想化周りの印象について、実際のインストールをしてのファーストインプレッションです。インストールは仮想環境で行ったので、実際のベアハードウェアにインストールした時とはちょっと異なる点をご理解下さい。

-インストール開始-

CD/DVD から起動します。Installation を選択
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License Agreement の "I Agree" をチェック

言語の設定は English US, キーボードだけ Japanese を選び、106 キーボードの特殊キーが認識されていることを確認します。
SUSE にかぎらない事ですが、他国語をローカライズした場合、エラーメッセージが奇妙なニホンゴになって"意味不明"な場合って多いんですね。特に Windows のイベントビューワなんか意味不明なニホンゴの羅列で、日本語のエラーメッセージをまた英語に翻訳するという二度手間になりますから、メニューが英語になる程度であれば、基本言語は English を選ぶのが良いでしょう。後で日本語フォントをインストールすれば、アプリケーションは日本語で利用できます。

a0056607_10493440.jpg



ネットワークの設定画面です。"Edit" でIPの固定化や "Hostname/DNS" でリゾルバの設定、Routing でデフォルトゲートウェイの設定を行います。

a0056607_10524570.jpg
IP の設定画面ですね。Static IPと Subnet Mask, Hostname を設定します。

a0056607_10533784.jpg

これは、DNSとドメイン名の設定の画面、同様に Routing タブを開き、デフォルトゲートウェイを設定します。

a0056607_10540875.jpg

Registration は Skip します。カスタマセンターへの登録は後でもできるので、ここでは Skipします。 YOU(YaST Online Update) によってアップデートした後、動かないデバイスがコンパイルできず苦労したことがあるので、出荷時のそのまま”素”の状態で作業を進めて、後でパッケージやカーネルのアップデートを手動でやった方が良いでしょう。

a0056607_10581364.jpg

Add On Product は通常何もないのでそのまま Next

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システムの基本的なインストール方法は "Default", "KVMハイパーバイザー", "XEN ハイパーバイザー"の中から選びます。ただハイパーバイザーのみを選んだ場合は、GUI が使えませんので、後に GUI をインストールするのが良いでしょう。ここでは KVM ハイパーバイザーを選びました。

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パーティション作成の Suggestion です。デフォルトでは "Swap", "/" の2パーティションなのですが、ルートパーティションは Btrfs がデフォルトです。データ用のパーティションは XFS が推奨されています。 Expert Partitioner を開いてパーティションを必要に応じて変更します。


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デフォルトのパーティション設定です。 ルートパーティションが Btrfs になっています。

a0056607_12272660.jpg


ルートパーティションを選んで "Resize" ボタンを押すと、ルートパーティションの確保サイズを変更できます。

a0056607_12275884.jpg

あるいは、このメニューから "/" を削除(Delete)して、お好みのパーティション、ディスクフォーマットを "Add Partition" することができます。

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パーティションサイズをリサイズしたので、新しいパーティションを作ります。

a0056607_12285018.jpg

ここでは Maximum Size としましたが、好みのサイズに指定しても構いません。

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パーティションの利用目的です。オペレーティングシステムや Swap は指定済なので Data and Application を選びます。

a0056607_12303983.jpg
Mount Point "/home" に XFS フィーマットが標準ですが、ハイパーバイザーとして利用したい場合、DBサーバーとして / 以外のパーティション /databaseにしたい場合など、 Mount Point に任意のディレクトリを指定できます。

a0056607_12305798.jpg

これで、パーティション分割のサマリが決まりました。


a0056607_12311930.jpg


元の画面に戻ると、Suggestion とは異なるパーティション構成のサマリが出てきます。

a0056607_12313744.jpg


タイムゾーンの設定です。世界地図から”東京付近”をクリックすると Asia/Japan となります。 "Hardware Clock set to UTC" はハイパーバイザーで利用する場合はチェックを外すのが良いでしょう。どことは言えませんが。バカなゲストOSがハイパーバイザーの UTC のハードウェアクロックを拾ってきて、しっかりUTCで9時間遅れて JST と勘違いして起動することがあります。SUSE ではハードウェアクロックとの同期はあまり推奨していないようなので、このチェックは外します。

なお、UTCは夏時間のない絶対時刻なので、"UTC を使わないと夏時間の変更は困るよ" と言った内容の警告が出ますが、これはそのまま Continue します。


a0056607_12320348.jpg


オペレータのユーザ名(フルネーム)ログイン名、パスワードを設定します。


a0056607_12322222.jpg


root のパスワード設定です。特殊キーをパスワードに使った場合、キーボードの内容と実際の文字コードが一致しているかテストするフィールドがあるので、ここで、キーボードレイアウトを確認します。ちなみに Test Keyboard Layout に入れた文字と、設定したパスワードが一致するかどうかはチェックされません。もちろん root のパスワードの二度打ち内容はチェックされます。

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インストールのデフォルトサマリです。

a0056607_12330103.jpg


"Software" のリンクを開き、 "KVM", "XEN" ハイパーバイザーのみをチェックした場合、インストールされないパッケージをここでチェックします。ハイパーバイザーのツール、ユーザ登録に使う Firefox ブラウザなどを含む gnome 環境、万が一デバイスをソースからインストールするために必要となるコンパイラとカーネルソースなどです。これでコンソールを使わず X サーバーのターミナルから GUI が使えます。


a0056607_12333826.jpg

Firewall は Enable になっているので、Disable に変更します。後に Firewall を設定するのが良いでしょう。 SSH が Enable になっている事を確認します。必要に応じて SSH は後で停止させます。


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systemd のデフォルト起動画面は GUI か Text かを選択します。まず、コンソールのGUIは、まず使いませんから、Text にしておくのが良いでしょう。

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これでインストールサマリが出来ました。 "Install" ボタンからインストールを開始します。

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インストール中です。 Slide Show を見ててもつまらないので Detail タブを開いて、”いまパッケージをインストールしているよぉー”という状態をコーヒータイムにしてぼんやり眺めます。

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インストール中にトイレに行っていたら勝手にリブートして起動していました。

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# startx からGUI のスクリーンを見てみましょう。これは YaST の virt-manager から、VMの作成を選んだところです。ずいぶん種類が増えています。

a0056607_12352716.jpg


なんと、Virt-Manager から、新規VMの作成を選ぶと Windows 1.0 なんというものも出てきます。SUSE ではサポートしているのは NetWare 6.5 だけですが、 NetWare 4/5 のテンプレートも存在します。もっとも KVM で動いたOSと SUSE がサポート対象としているOSは異なることを承知してください。
http://manual.geeko.cpon.org/ja/cha.kvm.requires.html
http://www.linux-kvm.org/page/Guest_Support_Status

yast2 の中から Language を選び、第二外国語で "Japanese" をチェックして、日本語フォントをインストールします。


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SLES12 はたっぷり付き合って、ちょっとなぁーというところがあり、インストール後の手作業が多かったのですが、 SLES12sp2 では、事前にホスト名を決めて DHCP ではなく、最初から固定IPを設定できる点など、ずいぶんこなれたところがいい所です。また、 virt-manager のインターフェースが変わったので、virt-manager から、VMの管理を行う場合はちょっと慣れが必要でしょう。



SUSE SLES Sles12 KVM インストール手順


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by islandcenter | 2017-04-06 14:32 | SUSE | Trackback | Comments(0)

この記事は書き換える可能性があります。

2016/10 より、Windows Update のポリシーが変わったせいでしょうか、急に WSUS の容量が爆発的にふえてしまったのです。

WSUSを長年運用していると、

1) インストール済のパッチの拒否
2) クリーンアップウィザード
3) WSUS 自身のアップデート
4) 同期
5) 世間のパッチの不具合の話題をチェックしてインストールの承認
6) パッチのダウンロードと配信

という流れが出来てきます。これで毎月運用していれば WSUS の使用ディスク容量なんて20Gから30G程度で落ち着いてくれます。

ところが、ある日、クリーンアップウィザードを実施しても、全然キャッシュが消えないという不思議な現象に出くわしました。WSUS ピンチです。40G確保したD:ドライブを dd コマンドで4Gほど増やしてみて(当然仮想化運用です)も、キャッシュドライブは、大泉洋が作るスパゲッティみたいに膨れ上がる一方です。
a0056607_10515734.jpg
ということで、WSUS の空き容量を緊急に確保する緊急手段です。

Windows Update Service > 「オプション」 > 「更新ファイルと更新言語」を開きます。


a0056607_13493085.jpg
更新ファイルをローカルに保存せず Microsoft Update からインストール」をチェックして「適用」します。

a0056607_13495876.jpg
これで、キャッシュされたアップデートが削除が指示されるので、(その間「OK」ボタンがグレーアウトします。5分待ってください)その後、クリーンアップウィザードを使って、キャッシュのクリーンアップを行います。

空き容量が増えたら「更新ファイルをローカルに保存する」のチェックを入れてOKボタンを押します。次のパッチ配信から、ローカルネットワークにキャッシュされます。

ギリギリだった容量が一挙に回復しました。

a0056607_13502123.jpg
Windows は 2016/10 より、パッチのリリース方法が変わりました。
2016 年 10 月からのロールアップ リリースに伴う WSUS 運用の注意点
これで、WSUS のキャッシュが「ふえるワカメ」になるという記述はありませんが、 WSUS の運用方法に影響が出ることは予測していました。やっぱり、運用は変わりますね。

-ただ今40Gbダウンロード中-

どこまで増えるんだ? 4G のOSパッチがその10倍もあるなんて .....! という事でこの話はまだ続きます。
やっと終わった40Gb、Windows 7, 10/ 10amv Upadte の三つのパッチだけで、本体の3倍のパッチ。これえ40Gbってどういう事よ。

-ダウンロードの取り消しと拒否-

それでもダウンロードが止まらない。という事で、「ダウンロードの取り消し」をやってみました。「全ての更新プログラム」の中で「タイトル」の左にある白の「!」アイコンを押して、ソートして、配信しなければならないパッチのみ黄色の「!」マークをリストします。

配布が不要な無印の更新プログラムの残骸が「拒否、未インストール」でゴッソリ残っています。

この黄色の「!」マーク以外の拒否したリストをShift キーを押しながら選択(やっちゃった後の「キャプチャ」なんでね....)、右ボタンから「ダウンロードの取り消し」「拒否」を行います。(下の図では!マークを選んでいますが...)
a0056607_11414788.jpg
その後、クリーンアップウィザードでディスクをクリーンアップすると、見事にダウンロードの嵐が止み、ディスク容量も回復することが出来ました。

Windows10 のKB3197356には気を付けろ。Edge のパッチだけで 700Mb あるぞ、という事らしいです。このパッチが配布された後は、小康状態です。
良かったみたいです。

isLandcenter.jp



-Keyword-

WSUS 3.0 ディスクが満杯 アップデートの削除 ディスクの節約 容量不足 空き容量 














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by islandcenter | 2016-10-17 17:20 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)

エレコムから 89,800 8Port の 10GbaseT HUB が出ました。


この手のデバイスはチップメーカーが出し始めると、別ブランドでも同じチップを使ったより低価格のモノが出てくるものです。1ポート 12,000 円台と言うのは完全に普及価格帯ですね。もっとも使われるのは小規模なデータセンターやサーバールームの iSCSI NAS との接続だったり、バックアップデバイスとの接続に限られてしまうのでしょうが、光ファイバーより遥かに取り扱いが容易なので、仮想環境下でのサーバー : ストレージ間の接続には有力な選択肢となります。

Nbase-T(802.3bz) はどうなる。

Cat5e ケーブルで 2.5Gbps や 5Gbps で通信できるマルチギガビットネットワークはどうなる? たぶん普及しないだろう。というより、高性能な HUB, NIC が 802.3bz に対応したポートが付いていれば、1Gでも10Gでもなく、ネゴシエーションの結果 2.5Gbps で繋がっちゃった、という結果になるのでしょうね。まだ対応した NIC や HUB がなく 10Gbps が使えるようになれば Wifi のボトルネックは吸収されてしまうから、2.5G/5G のケーブルインフラの問題だけとなります。幹線の 10Gbps 化が進めば、2.5/5G の速度はフロアの配線インフラを有効に使いたいという出番だけでしょう。元々 10Gbps はそれなりに普及する以前の段階で標準化が進んでいるわけです。

--
とにかく驚きなのは、ネットワークの専用機器メーカーではなく、エレコムという周辺機器メーカーから 10GbaseT HUB が出たことです。他の周辺機器メーカーでも同様な製品が続々とでてくるのではないでしょうか。



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by islandcenter | 2016-10-06 10:49 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)


- 現象 -

Hyper-V が動作すコンピュータのメモリ利用状態が90%を超えた状態で、全てのレスポンスが異常に遅い。すべてのアプリケーションを終了させたが、メモリ利用状況は変わらず 90% を超えている。

a0056607_06361868.jpg
なんじゃこれ!

- 内容 -

やむを得ずシステム全体を再起動したが、状況は2日程度で再現する。

Hyper-V で仮想マシンが動いていたのでシャットダウンしたら現象が回避できた。

a0056607_06372430.jpg
なんじゃこれ!

- 原因 -

Hyper-V で仮想マシンをシャットダウンしたら修復できた。 Windows + Hyper-V のメモリリークと思われる。ちなみに動作していた仮想マシンは 768Mb のメモリしか占有していなかったにも関わらず6G以上のメモリがリークされ、ガーベジコレクションも行われない。ちなみに同じ仮想システムイメージは他のハイパーバイザーでは再現しない。

- 対策 -

- Hyper-V ハイパーバイザーを定期的にリブートする
- 仮想コンピューターを定期的に夜中にリブートする。
- Hyper-V から別なハイパーバイザーに乗り換える。

なお、仮想コンピューターをシャットダウン、リブートするコマンドラインはないので、VBscript などを書くか GUIから手動で行わなければならない。夜中の業務時間外にリブートするコマンドは標準では実装できないので、深夜出勤してGUIで操作するか、 Hyper-V 自体のハードウェアを UPS や Shutdown コマンドで定期的に業務時間外にリブートする方法が最適と考えられる。


だから、 Hyper-V だけは絶対やめた方がいいと言っただろうが。

関連記事





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by islandcenter | 2016-04-11 06:41 | Windows | Trackback | Comments(5)

Zabbix 3.0 のリリースと同時に Zabbix Appliance も公開されました。利用した「顛末記」です。

※ 追記 顛末記なので最新版 3.2 で試してみました。この記事よりマズマスなのでこちらをご参考ください。

Zabbix Download 3.0 LTS KVM, Parallels, QEMU, USB stick, VirtualBox, Xen (.raw) ダウンロードはこちら

Zabbix appliance

-なんで Ubuntu ????? -

今までの Zabbix Appliance は openSUSE で構成されていたため、ほとんどの作業をroot で入って yast コマンドで、メニュー形式から変更することができました。vi 使うのは php.ini のタイムゾーン書き換える程度だったんですけどね。なぜこんなに使いづらい Ubuntu にしたのか納得できない。何かというと "access denied" とか "command not found" となるンですね。

お、出たか sudo しろって事だな。という事で、システム設定のほとんどを yast メニューで出来た openSUSE 版ではなく、地獄の sudo と sudo vi との闘いが、zabbix 以前の問題としてアプライアンス導入へのハードルを上げてくれました。

まぁ好みと慣れの問題なんですけどね。

※つくづく申し上げますが、vi で設定を編集するときは綴りを間違えないでくださいね。SUSE の yast の様にパッケージのインストールから設定まで自動化されていません。ubuntu では全部手書きです。

zabbix 2.x での実際のアプライアンス版の導入はこちらをご参考下さい。

頼む、openSUSE 版の Appliance 出すか、SUSE 版の zabbixの rpm 作ってくれ。
openSUSE で 1 Click インストールできる様にしてくれ。
と言っても無料で使っているわけだから文句は言えませんね。
まぁ、openSUSE leap 42 は安定板じゃないからなぁ、13.1 あたりの安定板を使ってほしい。

- 環境 -

動作環境は SLES12 の XEN 環境から行いました。Zabbix Appliance 3.0 は KVM/XEN と同じイメージファイルです。SLES12 の環境では XEN/KVM 両方サポートしているので、どちらでも、実装そのものはあまり変わりないでしょう。おそらく RedHat 系の KVM のみの環境でも同じように実装できると思います。

まず解凍します。
sles12:/var/lib/xen/images/zabbix # tar xvzf zabbix_appliance_3.0.1_x86_64.raw.tar.gz
./
./zabbix_appliance_3.0.1.raw
sles12:/var/lib/xen/images/zabbix # ls -al
total 81061244
drwxr-xr-x 3 root root 4096 Feb 16 18:35 .
drwx------ 19 root root 4096 Mar 10 08:34 ..
-rw-r--r-- 1 root root 10485760000 Feb 16 18:56 zabbix_appliance_3.0.1.raw
-rwxr--r-- 1 root root 1370095336 Mar 10 12:03 zabbix_appliance_3.0.1_x86_64.raw.tar.gz
sles12:/var/lib/xen/images/zabbix #

そりゃ、openSUSE だと思っていましたよ。でもドキュメント読むと

"Ubuntu version 14.04.3"

って書いてあるわけですね。そりゃぁ手慣れた手順で、アプライアンス実装しても動く訳がない。

その罠に気が付いて virt-manager を起動して、SLES12 では、次の様なパラメータで仮想マシンを実装します。

a0056607_11165514.jpg
最近はハードウェアの性能が仮想化前提で設計されているため、あまり XEN/KVM の性能差や機能差がなくなってきました。起動して初めて「何じゃこれ」という事になったわけです。

- OS Type が Ubuntu なので full virtual(完全仮想化)です。
- メモリ、vcpu はデフォルトのまま
- 仮想ディスクに解凍したイメージ raw ファイルをセット
- VM 名を任意に zabbix3 などにセット

これで OK ボタンを押すと Zabbix アプライアンスが起動します。
a0056607_11174281.jpg
DHCP なので ifconfig で ip を確認してから Ubuntu に SSH 接続してみます(メンドクサイ)ちなみに ubuntu には root というユーザがいないため、デフォルトの "appliance"/zabbix で ssh 接続します。 -l なんてオプション初めて知った。
a0056607_11181045.jpg
- IP を固定する -

yast が使えないため、まず DHCP から ip を固定するため sudo vi と闘います。
/etc/network/interfaces /etc/resolv.conf を修正します。

appliance@zabbix:/etc/network$ cat interfaces <--- デフォルトの確認
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
appliance@zabbix:/etc/network$

# sudo vi /etc/network/interface <--- 編集、/etc/resolv.conf も編集

appliance@zabbix:/etc/network$ sudo vi interfaces
[sudo] password for appliance: 間違えちゃった....
Sorry, try again.
[sudo] password for appliance: <--- vi で編集します。

: 編集中(SUSE + yast じゃないので、綴りを間違えないように......)

appliance@zabbix:/etc/network$ cd ..
appliance@zabbix:/etc$ sudo vi resolv.conf
appliance@zabbix:/etc$ cat network/interfaces <--- 変更後の確認
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet static <--- dhcp から static に、綴り間違えるなよ。

address 192.168.1.206 <--- 以下追加
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.1.1
dns-nameservers 192.168.1.2

<--- ここまで

resolv.conf も修正

appliance@zabbix:/etc$ cat resolv.conf
# Dynamic resolv.conf(5) file for glibc resolver(3) generated by resolvconf(8)
# DO NOT EDIT THIS FILE BY HAND -- YOUR CHANGES WILL BE OVERWRITTEN
nameserver 192.168.1.2
nameserver 192.168.1.3
search intra
appliance@zabbix:/etc$

appliance@zabbix:~$ sudo ifdown eth0 && ifup eth0 <-- auchi!! あちゃーsudo忘れた
appliance@zabbix:~$ sudo ifdown eth0 && sudo ifup eth0 <-- 正しくはこっち do not forget "sudo"
appliance@zabbix:~$ ということでコンソールから(from console)
appliance@zabbix:~$ sudo ifup eth0
appliance@zabbix:~$ ping www.yahoo.co.jp
PING www.g.yahoo.co.jp (182.22.72.251) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 182.22.72.251: icmp_seq=1 ttl=51 time=182 ms
^C
--- www.g.yahoo.co.jp ping statistics ---
2 packets transmitted, 2 received, 0% packet loss, time 1000ms
rtt min/avg/max/mdev = 182.758/193.811/204.865/11.062 ms (<---- it seems fine !)
appliance@zabbix:~$ ifconfig
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:16:3e:5e:7a:61
inet addr:192.168.1.206 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0
inet6 addr: fe80::216:3eff:fe5e:7a61/64 Scope:Link
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:19487 errors:0 dropped:4 overruns:0 frame:0
TX packets:1337 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:903775 (903.7 KB) TX bytes:202727 (202.7 KB)

lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
UP LOOPBACK RUNNING MTU:65536 Metric:1
RX packets:1620 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:1620 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:0
RX bytes:92110 (92.1 KB) TX bytes:92110 (92.1 KB)

appliance@zabbix:~$

どうやら、IP の固定と、dns の設定が出来たようです。SUSE なら yast で1分の作業ですが、ここまで3時間かかりました。やっぱり SUSE 利用者には ubuntu は手ごわい。

- NTP のインストール -

なんと ntp がないじゃないか、という事で NTP をインストール、JST 設定します。SUSE の yast ならインストールから設定まで 30 秒の作業ですが、ここでもまた30分間の死闘が始まります。

appliance@zabbix:/etc$ sudo apt-get install ntp

またパスワードだ

Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
The following extra packages will be installed:
libopts25
Suggested packages:
ntp-doc apparmor
The following NEW packages will be installed:
libopts25 ntp
0 upgraded, 2 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 474 kB of archives.
After this operation, 1,677 kB of additional disk space will be used.
Do you want to continue? [Y/n] y <---- yes する
Get:1 http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty/main libopts25 amd64 1:5.18-2ubuntu2 [55.3 kB]
Get:2 http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/ trusty-updates/main ntp amd64 1:4.2.6.p5+dfsg-3ubuntu2.14.04.8 [419 kB]

: 略

Processing triggers for ureadahead (0.100.0-16) ...
appliance@zabbix:/etc$

ntp の設定をし直します。

appliance@zabbix:/etc$ sudo vi ntp.conf <--- vi で編集して
appliance@zabbix:/etc$
appliance@zabbix:/etc$ cat ntp.conf

: 略

# Use servers from the NTP Pool Project. Approved by Ubuntu Technical Board
# on 2011-02-08 (LP: #104525). See http://www.pool.ntp.org/join.html for
# more information.
#server 0.ubuntu.pool.ntp.org <---- Comment out
#server 1.ubuntu.pool.ntp.org <---- Comment out
#server 2.ubuntu.pool.ntp.org <---- Comment out
#server 3.ubuntu.pool.ntp.org <---- Comment out

# Use Ubuntu's ntp server as a fallback.
#server ntp.ubuntu.com <---- Comment out

server ntp1.intra <---- Add my NTP server(s)
server ntp2.intra <---- Add my NTP server(s)

: 略

appliance@zabbix:/etc$

-UTC から JST に(?)-

appliance@zabbix:/etc$ cat timezone
Etc/UTC <--- Default UTC
appliance@zabbix:/etc$ sudo vi timezone
appliance@zabbix:/etc$ cat timezone
#Etc/UTC
Asia/Tokyo <--- JST にしてみる。
appliance@zabbix:/etc$

リスタートしてみる
appliance@zabbix:/etc$ sudo /etc/init.d/ntp restart
* Stopping NTP server ntpd [ OK ]
* Starting NTP server ntpd [ OK ]
appliance@zabbix:/etc$

何じゃこれ?
appliance@zabbix:/etc$ date
Sun Mar 13 04:24:36 UTC 2016 <--- JST じゃないけど ....
appliance@zabbix:/etc$

なんか違う様です。SUSE の yast の様にタイムゾーンとNTPを一発で設定できないので、何か他のテキストを書き換えないといけない様ですね。

※補足 sudo dpkg-reconfigure --frontend noninteractive tzdata とやるようです。


- グラフが表示されない -

/etc/zabbix/web/zabbix.conf.php の末尾にゴミが入っている(なんとデフォルト)とグラフは表示されないようだ。

ちなみに

Database passwords are randomly generated during the installation process.
Root password is stored to /root/.my.cnf file, (嘘ですit is not required to input a password under the “root” account.

とあるように、実際には /etc/zabbix/web/zabbix.conf.php ファイルに PHP の root パスワードが隠されています。

appliance@zabbix:~/home/temp$ cat /etc/zabbix/web/zabbix.conf.php | grep PASSW
$DB['PASSWORD'] = 'vO1xUgwjzh';

※追記 /root/.my.conf はこれで確認できました。

appliance@zabbix:~$ sudo su
root@zabbix:/home/appliance# cd /root
root@zabbix:~# ls -al
total 28
drwx------ 3 root root 4096 Mar 14 03:21 .
drwxr-xr-x 22 root root 4096 Feb 28 20:07 ..
drwx------ 2 root root 4096 Feb 28 20:03 .aptitude
-rw------- 1 root root 46 Mar 14 03:21 .bash_history
-rw-r--r-- 1 root root 3106 Feb 20 2014 .bashrc
-rw-r--r-- 1 root root 31 Feb 28 20:01 .my.cnf
-rw-r--r-- 1 root root 140 Feb 20 2014 .profile
root@zabbix:~# cat .my.cnf
[client]
password="19qfvjQngR"
root@zabbix:~#

<--- 追記終わり

- 顛末 -

本当は、Zabbix2 のDBを移行したかったのですが、 MySQL のデータのエクスポートとインポートに失敗しました。失敗した事は隠しようがないので、dns の書き換えは諦めて、とりあえず 2.2 と 3.0 の平行運用して違いを楽しんでいます。ドキュメント通りに行かないのが怖いところです。データの移行はもう少し研究しないといけませんね。

中小規模の数十台の仮想化システムのデバイスであれば、 Zabbix アプライアンスはネットワーク管理に必要十分な「見える化効果」があり、実装も楽なのですが、Ubuntu では、とても客に「使ってくれ」とは口が裂けても言えません。という事で、私の顧客では無理しないで、当分は 2.2 環境でも問題なさそうです。

また、アプライアンス固有の問題なのかも知れませんが、ビール買いに行っている間に、データの取得ができなくなって、全く機能しなくなってしまいました。再起動してもだめ。

まだ不安定ですね。こういう状況があると、2.x 系と比べても、とても実用には堪えない。やっぱり次の安定板が欲しくなります。やはり「新しいからまともに動く」と言う事よりも「うまく使えているバージョンを徹底的に使い倒す」という姿勢が必要な様です。私の目的はイベントでのトリガーでもなく、アラートでもありません。一般的なトレンドが見えればいい。そういう単純な目標であれば、あえて Zabbix3 を選ぶ理由はありません。

確かに 2.x より 3.x の方がコスメティックな部分では「違い」があるのですが、せいぜいトラフィックをグラフ化する程度であれば、無理して 3.x を導入するつもりにはなれません。SUSE 版 Appliance が出ないのなら、せめて rpm 化するか、1 Click インストール用のパッケージか susestudio で仮想アプライアンスを作るしかないな、という無理な私の希望です。

Zabbix3 アプライアンスに関しては、随分否定的な評価となりました。







- Key Word-


Zabbix SUSE openSUSE Zabbix Appliance 3.0 XEN KVM 使えない。だめだこりゃ。SUSE 版出せ。

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by islandcenter | 2016-03-14 11:32 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)

仮想システムを構築するにあたり、CIFS しか使えない NAS をバックアップ用に選定してきた SI 屋さんが居たので、CIFS と iSCSI のどちらが早いのか、試してみました。

テストに使う NAS は QNAP の Turbo NAS TS110
http://www.tekwind.co.jp/products/entry_6719.php
です。もう6年以上愛用して、カビが生えてもおかしく無い程に古いし, Marvell 800Mhz という低スペックなNASです。昨年、HDDがお亡くなりになったので、3Tb の HDD に交換しました。ファームウェアはこんなに古い機械でも、QNAP シリーズの最新バージョンが利用できます。

- iSCSI ターゲットの設定 -

QNAP の場合、iSCSI ターゲットはウィザード形式で簡単に作成できます。EXT4 ファイルシステム上で、オンラインでも簡単にサイズの拡大ができるので、 Windows の Storage Server のように NTFS の VHD 形式ではないので、そこそこ性能が出ますが、いかんせん古さと遅さは否めません。

QNAP の iSCSI ターゲットの設定は、偉そうな Linux 系サイトに書いてある程、面倒なことはありません。ストレージマネージャから iSCSI タブにあるウィザードに従って iSCSI ターゲット名に任意の名前を付けると IQN にその文字列が追加されるだけです。わざわざ vi エディタに「正確に」綴りを間違えずに設定する必要もありません。ここでは Chap 認証は付けませんでした。
a0056607_16405779.jpg


機械は古いのですが、逆に言うと、「古くて遅い」ため、サーバーとNASとの接続プロトコルの性能差が、如実に現れる事になります。

Windows10 の Microsoft 製 iSCSI イニシエータは「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「管理ツール」の中にあるので、ここで、設定済の iSCSI 「ターゲットを」 「検索」して選んで「接続」します。Chap 認証を付けておいた場合はターゲットで設定したパスワードが必要でしょう。
a0056607_16412132.jpg


新規に作成して、接続した後は、フォーマットされていないため、ディスクマネージャからフォーマットして使います。ちなみに、フォーマットして利用した iSCSI ターゲットの仮想ディスクは、他のマシンでマウントすることもできます。つまりHDDを取り外して、他のPCに繋げる事と同じことですね。


- CIFS の性能を見てみる -

一番イラつくのは、巨大なファイルの転送でしょう。という事で 3G 程ある SUSE Linux のインストール用DVDの ISO ファイルを CIFS でコピーしてみます。
a0056607_16414334.jpg


3分11秒かかりました。1Gビットネットワークで 12~3% 程度の帯域を使って通信しています。明らかに古いNASの性能が足を引っ張っているようです。

スループットは 150Mbps 程度で全体の最大15%程度でしょうか。
a0056607_16415832.jpg


次に iSCSI マウントしたディスクにコピーしてみます。
a0056607_16422170.jpg


初速は出るのですが、その後は、TS-110 の性能がモロに出ます。それでも 20 MB/s から 25 MB/s 程度は出ています。
a0056607_16423835.jpg


2分25秒でした。 大体20%程度のスループットです。

--
数字に弱い私の脳みそですが、 iSCSI は CIFS より 1.5倍くらい早い、という事が言えます。


Zabbix で QNAP TS-110 の I/O を見てみると、前半の CIFS アクセスより後半の iSCSI アクセスの山が高い事がよくわかります。
a0056607_16425860.jpg


CIFS を使ったリモートディスクのマウントは、他のPCからもアクセスができる、というメリットがありますが、iSCSI は単一のホストからのアクセスしかできません。 -- もっとも、ターゲットストレージを複数作って複数のサーバーから異なるデータ領域にアクセスはできますが -- バックアップ用途や、サーバーの増設ストレージとして考えれば、良い選択であると言えます。

こうした性能のわずかな違いが、仮想化システムのハイエンドな領域で違いとなって出てきます。なお QNAP でも openiSCSI でも Windows Storage Server でも取った領域そのままのサイズのでかいファイルが作成されるようです。国産 NAS の「ハイエンド」と称する「LANxxxx」などのモデルでは Windows Storage Server を使って NTFS フォーマットしています。Windows Storage Server は見た目 Windows サーバーそのものなのですが、ところどころちゃんとデチューンされているようで、SOHO向けが限度で、あまり性能が出ないだろうと思います。Windows Storage Server じゃなくて、ちゃんとした Windows Server 買えよな、という事なのですね。このあたりは独自OSをNASとしてチューニングした QNAP や Synology, asuster などの iSCSI 機能付きの NAS を中規模ネットワークのミドルレンジの NAS として利用したほうが良いと思います。

仮想環境でのネットワークアタッチストレージ(NAS)は、本回線(構内LAN)とは切り離し、ストレージ専用のネットワークとして独立して運用させるのが基本です。サーバーとNAS間で凄まじい通信が発生します。サーバーNICが2ポート以上のものが推奨されます。

islandcenter.jp
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by islandcenter | 2016-02-08 16:43 | プライベートクラウド | Trackback | Comments(0)

SUSE Linux Enterprise Server 12 (SLES12) の評価版が入手できましたので、早速インストールの流れを見てみました。

1枚目のDVDは2.7Gb、 SLES11sp3 が 3.4Gb あったことを考えると、ずいぶんパッケージ類を絞り込んだ様です。

※ SLES12 から 32bit 版はなくなったそうです。だからでしょうね。

とりあえず SLES11sp3 の XEN 環境に入れてみました。

- メモリ:512Mb
- 仮想ディスクサイズ:8G バイト
- 仮想CPU:4vcpu
- SLE11 のテンプレート

SLES12 はSUSE が Novell からスピンアウトして初めてのメジャーバージョンアップです。まず随分インストーラの印象が変わりました。
a0056607_238532.jpg

今どきの商用 Linux でも 512Mb でGUIインストーラが起動できる所は中々良いことです。

いつも通り、言語は変なJapaneseを避けて English のまま、キーボード配列だけJapaneseを選び Licenseに Agree をチェックして次へ
a0056607_23105869.jpg


次の画面でいきなり SUSE Customer Center への登録画面です。ここは後でも良いのでスキップ
a0056607_127993.jpg


次にアドオンプログラムの指定ができます。ここでは何も追加アプリケーションがないのでそのまま次へ
a0056607_130136.jpg


さて、ここでいきなり難関です。ここではどのファイルフォーマットを選択するかを指定します。
a0056607_1321853.jpg


SLES12 では btrfs がデフォルトとなりました。EXT4 を選ぶ事もできます。SLES11 で標準だった ext3 は選択肢にありませんね。
a0056607_134385.jpg

SLES12 ext3 から BTrFS への変換

SLES12が採用した btrfs, snapper を使った Snap Shot


タイムゾーンの選択です。地図から東京あたりをクリックして Asia/Japan を選択します。 Hardware Clock set to UTC はチェックを外します。この機能は、OSが管理するクロックをハードウェアと同期させるもので、仮想環境では意味がないので、使いません。警告がでるのでOK
a0056607_1383861.jpg


次にオペレータのフルネームとログイン名/パスワードをセット
a0056607_1401019.jpg


続いて root のパスワードをセットします。3番目は確認用のボックスです。キーボード設定によっては符号文字がパスワードにセットされた場合、違うキーに割り当てられるので、ここで確認します。親切設計です。
a0056607_1431859.jpg


インストールのサマリ画面です。ファイアウォールはデフォルトで Enable なので、とりあえず Disable に変更します。
a0056607_146669.jpg


さてこれがちょっと判りにくい Default System Target なのですが、これはつまり runlevel を3(Multi User Network) にするか 5(XDMのGUIログイン) にするかの選択です。従来の RunLevel Editor の置き換えです。
a0056607_1501325.jpg

※追記:SLES12 から初期化プロセスは initd から systemd に置き換わった事が大きな変更点です。openSUSE 12.1 より systemd が採用されています。ここでまずハマります。
SUSE SLES12 の大きな変化 systemd、さらば init

Software リンクから、追加するアプリケーションセットをチェックします。ここでは WEB/LAMP を選んでみました。
a0056607_1531191.jpg

この設定はインストールした後 YaST の Software Management からでも行えます。

Auto YaST のレスポンスファイルの作成は、何百台とインストールするわけでなければ、作る必要がないのでチェックを外します。

全ての選択ができたら、Install を開始します。
a0056607_157188.jpg


インストールが開始されました。 Detail タブを押すと、インストールの進捗状況が判ります。
a0056607_1575648.jpg


大体ここから15分から20分程度でインストールが終わり、再起動します。

ここで問題発生
さてリブートした後なのですが、再起動すると XEN が「カーネルが見つからん」となり、インストール作業が進みません。ホストが SLES11 だからでしょうか。 「XEN のカーネルの問題」はそうあるものではないので、今のところ原因不明。

ということで Hyper-V に入れてみた

急きょ Hyper-V に入れてみました。Linux に比べるとやっぱり Windows ベースの Hyper-V は劇重です。512Mb のメモリでは、設定を変更する時にあまりにも遅いので、シャットダウンして900Mb のメモリを与えてみました。それでも SLES に入れるよりレスポンスが悪くて一つ一つが遅い。インストールは3割程度、余計に時間が掛かりました。マシンの性能もありますが、やっぱり Hyper-V は厳しいですね。

間違えて GUI 起動させたので何となくこれならつかえそうな、いつもの画面が出てきました。
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YaST の GUI 版は openSUSE 12 と同じデザインになりました。このデザイン好きじゃないンだけどなぁ。

一旦 init 3 で起動して startx を実行すると、なんとこの画面になりました。
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openSUSE12 の gnome 版を入れた時のデザインそのものです。実はこのスクリーンが大嫌いなので、あまり openSUSE は好みではないのですが、ちょっとがっかりです。ターミナル開くにも、いちいち Activities > アプリケーションボタン>"term" で検索して実行。今悪評の真っただ中の Windows8 並に使いづらいUIです。今までは壁紙から右ボタンでテキストターミナル開けたンだけどなぁ。がっかりしています。

runlevel editor は System Manager という名前になりました。困惑しています。
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※追記:ここが init から systemd に変わった部分!

Default System Target で runlevel を決めます。
a0056607_2244213.jpg


ホスト名とネットワークの設定項目がない
ここまでの流れの中で、

1) ネットワークの固定IPを設定する箇所がない。(DHCP)
2) ホスト名を設定する事ができない。(linux-xxxxxとなる)
3) XEN,KVMの選択、仮想化する/しないの選択がない。

の3か所に問題がありました。もっとも XEN ではなく Hyper-V 上で動かした罰なのかもしれませんが、ログを見る限り Hyper-V のドライバは読み込まれているので、これでOKなのでしょう。


1) はインストールが終わって YaST の Network Settings で固定IPにします。
2) は /etc/HOSTNAME を編集して再起動すれば、プロンプトが好みのコンピュータ名に変わります。
3) はベアハードウェアで試してみます。

最後に

かなり印象も変わったので今まで SLES9/10/11 に慣れていた人でも、一瞬「なんじゃこれ」というシーンがありました。「良くなった」と前向きに考えるか「使いにくくなった」と思うかは主観の問題でしょう。全体的に openSUSE に似てきたなぁ、という印象です。

幾分、インストールの手順や、用語、画面のデザインが変わったため、従来の運用、操作マニュアルなどは、変更する必要があります。 SLES10/11 では、多少画面のデザインが違う程度なので、笑ってごまかすことができました。
しかし SLES12 では、全面的に作り替える必要があります。

また、SLES11 よりサイズが小さくなった分、今までDVDに入っていたパッケージも幾つかはなくなっているはずなので、その点も注意が必要です。

ちなみに、カーネルのバージョン、リリース名などは以下の通りです。

sles12:~ # uname -a
Linux sles12 3.12.28-4-default #1 SMP Thu Sep 25 17:02:34 UTC 2014 (9879bd4) x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
sles12:~ # cat /etc/SuSE-release
SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86_64)
VERSION = 12
PATCHLEVEL = 0
# This file is deprecated and will be removed in a future service pack or release.
# Please check /etc/os-release for details about this release.
sles12:~ #


今度は実ハードウェアに入れてみて、慣れていくしかないでしょうね。

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by islandcenter | 2014-11-03 19:03 | SUSE | Trackback | Comments(0)

取り急ぎ Windows 10 のプレビュー版(32bit) を XEN on SUSE の仮想環境にインストールしてみました。なぜ今さら 32Bit 版なのかというと、仮想サーバーにそれほどメモリも余裕ないですし、32Bitと 64Bit ではDVDのバイナリサイズが1G程度の差があります。ダウンロードの負荷も考えて、とりあえず、32Bit 版を落としてみました。

「ひぃ、ふぅ、みぃ、よ、イツ、むぅ、ヒチ、ハチ、オイ蕎麦屋、今何時だ」

「へぃココノツでぇ」

ってなわけで、落語で9を飛ばした時そば Windows10 です。

Virt Manager のサマリです。
a0056607_18382347.jpg

- 2G メモリ
- 20Gb 仮想ディスク
- 2 vcpu
- テンプレートは Windows7'(32bit)

の構成です。64ビット版の場合、この1.5倍から2倍程度のリソースが必要でしょう。なぜか SLES11sp3 では、ハードウェアのトラブルなのか、インストール中にサーバの動作が怪しくなったので、 SLES11sp2 の SSD 上に仮想ディスクを確保しました。


キーボードとIMEは Japanese が選択できました。
a0056607_18401374.jpg


カスタムインストールを選択しても、大して設定する事はありません。精々ディスクパーティションを分けるくらい。
a0056607_18421327.jpg


ファイルのコピーが終わると、再起動です。SSDなので10分もかかりませんでした。
a0056607_1843277.jpg


Express Setting だと何されるかわからないので Custom を選択
a0056607_18453070.jpg


ネットワークがセキュアな内部ネットワークなのかパブリックなのかの確認
a0056607_18473067.jpg


Update Your PC and Apps:ON を選ぶととんでもないことになりました。
a0056607_18474333.jpg


Microsoft にデータを送るかどうかの確認、一応ONのまま
a0056607_18494539.jpg


Microsoft アカウントで同期させるかどうかの確認:ON これも敗因になるかも
a0056607_18505292.jpg


Microsoft のアカウントにサインイン
a0056607_18515934.jpg


しつこく Microsoft アカウントの確認です。
a0056607_18533328.jpg


どうも Microsoft からコードが送られてくるようですが、まだメールも使えない状態でどう確認するのでしょうか。メールも来ませんでした。
a0056607_18542030.jpg


仕方がないので I can't do this right now を選択
a0056607_18564571.jpg


手持ちのPCとの同期を取ろうとしているようです。どうせなら新しい環境で
a0056607_18581381.jpg


なのに何故か OneDrive と同期しているようです。
a0056607_1901550.jpg


「え”!」 Windows ストアアプリとの同期を取り始めたようです。
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何故か私の好みのタスクバーを上に上げた状態で起動しました。デフォルトで拡大鏡が起動するのですが、その設定も引き継いでいます。
a0056607_1922883.jpg


DOS窓を開くと Windows のバージョンは 6.4 に..... どこも変わってない。
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SUSE の Virtual Machine Driver Pack 2.1 を当てると、初めて見たブルースクリーン。 SUSE の VMDP 準仮想化ドライバは使えません。
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日本語の IME をインストールしたので、一応日本語入力ができます。
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C:ドライブは32Bit 版で8G弱使いました。64ビット版では10G程度は必要でしょう。2 in 1 PC やタブレットではちょっと64ビット版は辛いかも。
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企業向けに Windows10 を選択する場合は Microsoft アカウントをどうするか、という問題がありそうです。やっぱりドメインで管理したいのでしょうが、Microsoft の戦略として、ドメインやプライベートなパーソナライズも全てクラウドに任せてしまえ、というちょっと怖さを感じました。

この後、OneDrive に保存したデータが次々と送り付けられてきます。どうせ保存容量なんて5Gbなのですが、こうも無邪気に同期してくれると、ネットワークのアップストリーム側の帯域の心配が出てきます。

また、タブレットなどの場合、あっという間に月内の通信制限を使い果たしてしまうでしょう。インストールは Wifi で、ブロードバンドにつながる状態でやるべきです。もっとも途中にプロクシがあっても、固定IPにしたくても、ARP ポイズンを使った、デバイスブロッカーがあっても、できないものはできない。その内何か解決策は出てくるのでしょうが。

オフラインでのインストール手順を確認しておく必要があるでしょう。

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実際に、エンドユーザが使い始めると、ヘルプデスクや運用管理者には大きな負担がかかります。実際にエンドユーザが利用を始める前に、このボタンを押すと何が出てくるかを確認しておくことも重要な仕事でしょう。

マイナーチェンジに近いので、UIさえ慣れてしまえば、それほど大きな問題はありません。逆に言うと Windows 8 の問題もそのまま引きずることになります。

搭載メモリが2Gの時代は32bit で導入したケースが多い Windows7 です。これを 64ビット化するチャンスでもあるし、そのまま Windows7 を 64bit 化して導入する方が負担が低いという事もあります。そうは言っても来年はこの画面に嫌でも付き合わなければなりませんね。逃げていては、いつか社内のシステムがレガシー化してしまいます。今さら Windows7 という訳にも行かないでしょうから、このスクリーンにまず慣れること。これが第一歩です。

islandcenter.jp
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by islandcenter | 2014-10-02 19:31 | Windows | Trackback | Comments(0)