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2021/1/1 islandcenter.jp

インディペンデントコントラクター(IC)としてIT関連の仕事をしています。

このブログサイトは、私の仕事上のお付き合いがある方々をご支援するために開設しました。

どうせ技術的なメールを書いても、山のようなメールに埋もれてしまいます。HTML メールを読まない(私も使わない)し、ワープロ文書にしてもあまり整理つきませんし、リンク先や画像のスナップショットをお見せできる手段として良い方法はないものかなぁと思っていました。

せっかく作った自分の情報の山なので、思い切って公開しちゃえ、と思い、独立を機会に問題ない範囲で公開を始めました。公開するのは良いことで、仕事先でも電車の中でも、「あの手順何だっけ?」を確認できるのはいいものです。

-お仕事しませんか-

皆さまといい関係のお仕事を探しています。

私の公式ウェブサイトはこちらです。


詳細はウェブサイトでご確認ください。

--
このブログのトラックバックとコメントは承認制です。トラックバックスパムが多いので、トラックバックは受け付けていません。

 大手企業に対する批判に対して個人が名誉毀損で訴えられるケースがあります。いきなりこういう態度をとられてもこちらとしてはなすすべがありません。ブログの内容に不審な点、不愉快な表現がありましたら、まずはご連絡ください。適切に処理します。また製品担当者からのお励まし、ご意見などありましたら感謝します。

--
このブログを読んで、直接ご感想や、ご質問があれば、コメント欄にメールアドレスとコメントを書いて「非公開」チェックしていただければ私だけ皆さまのメールアドレスをチェックできます。のちほど非公開のメールアドレスからお返事します。

なお kenn*islandcenter.jp(@に置き換えてください)にメールを送っていただいても結構ですが、メールはジャンク処理していますので、必ず、サブジェクトにわかりやすいタイトルを書いてください。フリーメールやサブジェクトが空欄の場合、まず読まれることはないので、ご承知ください。詳細はウェブサイトをご参考ください。

My Home Web Site

Meil Form


- 2019/6/6 -
この6月から、広告を付けてみました。

見づらくなった。広告ウザい。などアンチのご意見もあるでしょう。コメントください。

このブログの価値を具体的な金額にするとどんなものか、書き手としてのモチベーションに繋がるだろうと思い試してみました。

一応、こちらを見る限り、アフリエイトは問題ないようです。

エキサイトブログ利用規約改定とライフログカテゴリの拡張について

有料プランの概要・支払い方法

PR- うちの大家さんもよろしく -PR




--
気が向いた時にしかコメントできなくて申し訳ありませんが、ブログの記事に関係なくご意見ご要望があれば、このトピックスにコメントください。

# by islandcenter | 2021-12-31 23:00 | 雑文 | Comments(4)

他にも「この時期、どんなPCを買えばいいのか」と言ったブログ記事はいっぱいあるので、そちらの方が参考になるかも知れません。

スマートフォンがすっかり情報機器として主流になった、この 2021 年。それでもパソコンが欲しい.... と考えている人(つまり私です)が、新しくパーソナルコンピュータを買うとしたらどんなものがリストアップされるか? 考えてみました。


-- スマートフォン、タブレットと共に使いやすいパソコン

もう、パソコンとかパーソナルな情報端末は、Windows PC の事ではないな、と実感しています。今はほとんどのヒトが一人一台となったスマートフォンを起点に、パーソナルコンピュータの立ち位置を考える必要があります。スマートフォンという「飛び道具の母艦」をどうするか? 使っているスマートフォンに似合ったパーソナルコンピュータは何がいいか?

例えば、iPhone/iPad 派のヒトなら...

やっぱり MacOS との相性がいいわけです。Mac なら、スマートフォンの画像データを AirDrop で転送したり、Music アプリのライブラリを iPhone に転送するとか、いろいろ便利なんですね。

もちろん Windows PC でもできない事はないのですが、2021 年の現在、Windows10 と Intel PC の将来性に魅力がない。やっぱり Mxx Mac って魅力的なんです。

iPhone と iPad Mini を使っている私にとっては、Mac Mini が魅力的です。なぜ Mini なのかは後述します。10万円コース。ちょっとお高い外車の大衆車に乗っている気分。よく考えられているけど、ちょっと使い勝手が悪い部分もあるが概ね満足。

ただ、難点としては、やや高額であること。ポートが少なく外部拡張性が低い事。Web やメールやクリエイティブ系などには使えるけど、「Windows じゃないとできない」事が当たり前にできない事。修理費用が高い事。などが挙げられます。また、ITエンジニアのヒトにとっては仮想化機能が標準でないため、Linux の勉強に使えない。ゲームも少ない。Wifi 接続の信頼性もあるので有線接続したい。となれば、拡張用の USB アダプタは必須です。

一方 Android スマートフォン/タブレット派のヒトなら....

ここは一つ Chromebook という選択肢があります。何しろ安くて使える。Android のアプリケーションがそのまま使える。などのメリットがある訳です。最近のスクール GIGA 構想で、大量導入されていることからも、今後かなり期待できる訳なんですね。
難点は、Android スマートフォン、タブレットとの使い分けが微妙なところ。所詮パーソナルなモバイルネットデバイスなので、画面やキーボードに制限がありそうなところ。年賀状印刷に使えるのか? という疑問(意外とこの目的は強い)。通信環境がなければ使えない。大きなデータを保存する「母艦」としての容量が貧弱、云々。一応外付けディスプレイも使えるみたいですがYoutube や Netflix を一人でベッドで寝転んで見るには良くても、お茶の間の主人公に中々なれないンですね。

と、Chromebook では、ある程度の割り切りがあれば、たぶん(たぶん)2021年現在の「やりたい事」の8割は低スペックでもできるかも知れません。機能の追加は早いので、に似に使えるかは将来性が未定でも、結構使えそう。まぁ Windows PC を選ぶのが無難と言えば無難。

パーソナルコンピュータを購入するモチベーションを作り出す「年賀状印刷」は Chromebook ではちょっと厳しいようです。コンパクトカー。5万円の軽自動車コース。


Windows PC を選ぶ

過去10数台のモバイル Windows PC を長年カバンに突っ込んで持ち歩いていたワタクシとしては、徐々に

「Windows ノート PC は過去の物」

になりかかっています。魅力がない。将来性を感じない。Windows PC は消去法で選んだら Windows を選んだという結果しか生みません。何も変わりない昨日まで使っていたPCと全く同じインターフェース(ではない場合もあるけど)を選ぶという安心感と昨日まで使ってたPCと同じ先進性のなさ。魅力のなさが最大の弱点で、次に高額なこと。

ま、USB メモリでブートできる Linux はそれなりに面白いんですけどね。実用的で素人に Linux をおススメできるかと問われれば、マイナス三つ。

また Windows Phone デバイスが「終了」してしまった今、Windows ストア自体が開店休業状態。銀行の振込も出来ないし、生体認証もできない。

まずは、中の下ランクでも値段が高い。そして液晶パネルやキーボードが壊れる。修理費が高い。セキュリティに不安がある。Windowsの不安定ぶり。その点は Mac Book シリーズも同じ難点がある訳です。はっきり言って、5万円以下の梅ランクの Wintel PC ノートは止めといたほうがいい。Celeron だとか、メモリ4Gとか、eMMC 64Gb とか、15.4 Inch のモニタで無印 WIndows10 搭載、重量2Kgラップクラッシャーとか、この世の存在としても認めがたい。バカにするなよなスペックです。半導体の高騰だとかで、不良在庫している古い半導体製造装置でも作れるデバイスの在庫処分品で作り上げた粗悪品なんです。

「五万円以下で買える Windows PC 特集!」

なんて記事は笑って読み飛ばしてください。釣り記事です。書かせられたライターさんのキモチ。わかります。

となると、Core i シリーズの13~4インチで 1.3kg の Windows10 Pro となるのですが、このクラスでプレミアム保障を付けると10万円以上の「固定資産」になってしまうので、すごく微妙なんです。少なくとも15万円位の予算が欲しい。勿論上を探せば限りがないのは Mac も一緒。13万円~コース。

できれば Ryzen3 とか Core i 3 とかで 8Gb メモリ、256Gb の SSD とかのモデルがあればいいのですが、そのあたりの中の下クラスのスイートスポットがないんですね。 Celeron の 4Gb オンボードメモリなんて、あまりにも悲しすぎます。

まぁ「オレはゲームをやりたいんだぁ」というヒトには一択になるけど、費用は天井知らずです。


デスクトップかノートか

正直言って、モバイル用途でなければ、コンピュータは机の上で使うものです。デスクトップモデルでいいんです。どうせ普段出かける時はスマートフォンとタブレットがあれば用事は済みます。24インチのモニタに、タッチがいいお好みのキーボードとマウス。気に入らなかったり、壊れたりすれば個別に交換できる。ノートはカッコいいけど、高額だし、壊れたり、キーボードのタッチが悪くても交換できない。修理です。モニタなんて5年も10年も長く使えるものです。東プレのキーボードはいいらしい。メモリが足りなければ簡単にアップグレードできる。Intel PC 買うならデスクトップをお勧めしたい。単体なら8万円コース+α。

だから Mac を選ぶなら iMac や Mac Book シリーズではなく Mac Mini をおススメする訳です。巨大な4Kディスプレイもキーボードも使いまわしできる。まぁ、モバイル用途ならMac Book Air 一択なんですけどね。Mac Pro じゃ M1x 系 CPU で出てきても高額だろうし手は出そうにない。


プリンタ/スキャナはどうする?

プリンタは所詮ワークスペースに「どぉん!」と置いてあるものです。そうそう移動するものではありません。接続方法が USB だったり、ネットワーク経由だったりします。この点はMac にせよ、Windows にせよ万全の体制です。ウチには NEC のA4モノクロレーザーと、キヤノンのインクジェット複合機があるのですが、モノクロレーザーは有線専用機、複合機はほとんどスキャナしか使いません。もう一台、PFUの ScanSnap モバイルスキャナがあります。USB-A 接続なので、やっぱりここは Wintel PC は有利ですね。

プリンタやスキャナの使い勝手は、やっぱり Windows 機の使い勝手が良いンですね。Mac ではあまり使わない。Chromebook は最近スキャナも使えるようになったらしく、進化が早い。使い勝手は悪そうだけど....

所詮、タブレットやスマートフォンは、小さなデバイスの中でペーパーレスで完結する世界なので、あまり「印刷」というタスクを求めていないのですね。







# by islandcenter | 2021-05-31 18:59 | 雑文 | Comments(0)

/var の容量不足で samba にログインできなくなった件 openSUSE Leap 15.2

ある日、 openSUSE Leap 15.2 の samba サーバーにログインできなくなりました。

-- 現象

1. Windows Explorer のアドレスバーから

\\server_IP\share

に接続しようとすると「サーバーが見つからない」。なぜかこの時、MacOS のファインダーからは接続できた。

2.接続できて共有ディレクトリが見えても、クリックして認証画面から、ユーザ名/パスワードを設定しても認証できない。

-- 対策

1./var パーティションを

# df -h /var

してみると used が 100% だったので、不要なファイルを消した。

※ そう言えば、数日前に KVM で色々やっていました。これがディスク容量不足の原因か....

2.それでも一部のコンピューターからログインできないので、/etc/samba/smb.conf ntlm auth = yes を付け加えたら、認証された。

-- 詳細

1./var パーティションの容量が足りないと、認証用の制御ファイルの作成に失敗して認証できなくなるらしい。openSUSE Leap の samba の TDB ファイルは /var/lib/samba に作成されます。

smb.conf — Samba の設定ファイル

Chapter 1. SAMBAのインストールとテスト方法

opensuse152:~ # smbd -V
Version 4.11.14-git.247.8c858f7ee14lp152.3.19.1-SUSE-oS15.0-x86_64

opnsuse152:~ # smbd -b | grep LOCKDIR
LOCKDIR: /var/lib/samba/lock
opensuse152:~ # ls -l /var/lib/samba/
total 2792
drwxr-xr-x  4 root root       4096 Dec 26 18:41 DriverStore
-rw------- 1 root root 16384 Nov 12 2016 account_policy.tdb
-rw-r--r-- 1 root root 421 May 29 22:49 browse.dat
drwxrwxr-x 10 root ntadmin 4096 May 28 11:59 drivers
-rw-r--r-- 1 root root 40960 Dec 24 23:23 gencache.tdb
-rw------- 1 root root 696 Nov 12 2016 group_mapping.tdb
drwxr-xr-x 3 root root 4096 Apr 30 01:14 lock
-rw------- 1 root root 12288 Dec 26 15:54 messages.tdb
drwxr-xr-x 2 root root 4096 Apr 30 01:14 netlogon
-rw-r--r-- 1 root root 696 Dec 18 19:28 notify.tdb
-rw-r--r-- 1 root root 696 Dec 18 19:28 notify_onelevel.tdb
drwxr-xr-x 2 root root 4096 Nov 12 2016 printing
drwxr-xr-x 3 root root 4096 Apr 30 01:14 private
drwxrwx--- 2 root users 4096 Apr 30 01:14 profiles
-rw------- 1 root root 2494464 Dec 26 18:41 registry.tdb
-rw-r--r-- 1 root root 204800 Dec 20 21:28 sessionid.tdb
-rw------- 1 root root 16384 Nov 12 2016 share_info.tdb
srwxrwxrwx 1 root root 0 Dec 18 19:58 unexpected
drwxrwx--T 2 root users 4096 Nov 12 2016 usershares
drwxr-x--- 2 root 113 4096 May 1 2015 winbindd_privileged
-rw-r--r-- 1 root root 220 May 29 22:49 wins.dat
-rw------- 1 root root 8192 May 29 22:45 wins.tdb


再起動した時の状態は次の様になりました。smb service は running していますが、何かエラーが出ています。

opnsuse152:~ # systemctl restart smb
opnsuse152:~ # systemctl status smb
● smb.service - Samba SMB Daemon
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/smb.service; enabled; vendor preset: disabled)
Active: active (running) since Fri 2021-05-28 09:21:47 JST; 11s ago
Process: 3016 ExecStartPre=/usr/share/samba/update-apparmor-samba-profile (code=exited, status=0/SUCCESS)
Main PID: 3020 (smbd)
Status: "smbd: ready to serve connections..."
Tasks: 4
CGroup: /system.slice/smb.service
├─3020 /usr/sbin/smbd --foreground --no-process-group
├─3022 /usr/sbin/smbd --foreground --no-process-group
├─3023 /usr/sbin/smbd --foreground --no-process-group
└─3024 /usr/sbin/smbd --foreground --no-process-group

May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3099]: [2021/05/28 09:21:57.403268, 0] ../../source3/smbd/pipes.c:44(open_np_file)
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3099]: file_new failed: NT_STATUS_UNSUCCESSFUL
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: [2021/05/28 09:21:57.642219, 0] ../../source3/smbd/smbXsrv_open.c:898(smbXsrv_open_create)
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: smbXsrv_open_create: global_id (0x472d4334) store failed - NT_STATUS_UNSUCCESSFUL
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: [2021/05/28 09:21:57.642436, 0] ../../source3/smbd/smbXsrv_open.c:1146(smbXsrv_open_close)
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: smbXsrv_open_close(0x472d4334): failed to delete global key '472D4334': NT_STATUS_NOT_FOUND
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: [2021/05/28 09:21:57.642547, 0] ../../source3/smbd/smbXsrv_open.c:800(smbXsrv_open_destructor)
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: smbXsrv_open_destructor: smbXsrv_open_close() failed - NT_STATUS_NOT_FOUND
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: [2021/05/28 09:21:57.642639, 0] ../../source3/smbd/pipes.c:44(open_np_file)
May 28 09:21:57 opnsuse152 smbd[3103]: file_new failed: NT_STATUS_UNSUCCESSFUL
opnsuse152:~ #

それでも、古い Windows7 の認証が通らないので NTLMv1 認証を有効にしたら、認証が通りました。(どこも弄っていないんですけどね)

これで一応解決できましたが、NTLMv1 はセキュリティ上あまりお勧めできないので、一時的な対策です。

ntlm auth

SUSE Linux(openSUSE Leap/SLE) の場合、YaST > Samba Server より Identity タブから "Advanced Settings" より、グローバル設定を追加、変更できます。openSUSE/SLES では直接設定ファイルを修正する必要はないので便利です。SUSE + YaSTってスゴイ。

/var の容量不足で samba にログインできなくなった件 openSUSE Leap 15.2_a0056607_15255551.png

Expert Global Settings より Add して、ドロップダウンリストから ntlm auth を追加してチェックを付けます。openSUSE Leap/SLES の YaST で smb.conf は書き換えられ、そのまま YaST Samba Server を終了させると、自動的に Samba は再起動されます。(Start Up Settings の内容によります)

/var の容量不足で samba にログインできなくなった件 openSUSE Leap 15.2_a0056607_15263820.png

opnsuse152:~ # cat /etc/samba/smb.conf | grep auth
ntlm auth = Yes
opnsuse152:~ #

YaST の Service Manager から smbd の systemctl のステータスをチェックします。(systemctl status smb)

/var の容量不足で samba にログインできなくなった件 openSUSE Leap 15.2_a0056607_15512731.png

NTLM の有効化は、とりあえずの一時しのぎです。









# by islandcenter | 2021-05-29 15:35 | SUSE | Comments(0)


openSUSE Leap 15 は、SUSE Linux Enterprise(SLES15) との互換性、相互運用性が向上している所がウリです。その一つに、openSUSE Leap から SLES15 へのスムーズなマイグレーションが容易である点があります。単純に言えば、CentOS をそのまま RHEL に変えてしまう、と言うような事です。

2021/4 現在の beta 版です。正式版ではより良く変わっているかも知れません。

という事で openSUSE Leap 15.3 (beta) から、SLE15sp3(beta) へのマイグレーションをやってみました。

-- 参考にしたドキュメント

5.9 Upgrading from openSUSE Leap to SUSE Linux Enterprise Server

9 SUSE Linux Enterpriseの登録とモジュール/拡張機能の管理

-- 大体の流れ
Upgrade guide での作業の流れとしては

1. openSUSE Leap に SUSEconnect パッケージをインストール


2. SUSEconnect で、SLE のサブスクリプションをアクティベートして、SLE のリポジトリを設定
3. openSUSE Leap のリポジトリを無効化
4. zypper dup --force-resolution を実行して、SUSE の公式リポジトリからアップデート
5. 再起動した後 orphansd パッケージを削除

という事です。

とても重要:あくまでもテスト環境なので、幾つもの失敗がありました。本番環境でやるには、必ずバックアップを取っておく事です。


全体の流れは9分程度の動画にまとめました。音出ます。



-- 空き容量の確認

zypper でアップデートする場合、必ず空き容量を確保して確認しておく事です。システムのルートパーティションはデフォルト BtrFS です。Copy on write でアップデートが上書きされるのではなく、追加書き込みしてスナップショットされます。充分な空き容量を確保しておいてください。

ルートパーティションは 30Gb 程度のサイズがないと厳しいでしょう。

今回のテストでは、約 3.5Gb 程度の新規書き込みがありました。

BtrFS の甘い罠、SUSE Linux アップデート前の空き容量の確認と確保

gnome Disk Usage Analyzer (#baobab) や btrfs などのコマンドで確認

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15200079.png



opensese153:~ # btrfs fi usage /
Overall:
Device size: 40.01GiB
Device allocated: 21.57GiB
Device unallocated: 18.44GiB
Device missing: 0.00B
Used: 18.97GiB
Free (estimated): 19.26GiB (min: 10.04GiB)
Data ratio: 1.00
Metadata ratio: 2.00
Global reserve: 39.39MiB (used: 0.00B)

Data,single: Size:19.01GiB, Used:18.19GiB
/dev/sda10 19.01GiB

Metadata,DUP: Size:1.25GiB, Used:399.39MiB
/dev/sda10 2.50GiB

System,DUP: Size:32.00MiB, Used:16.00KiB
/dev/sda10 64.00MiB

Unallocated:
/dev/sda10 18.44GiB
opensese153:~ #





-- snapshot の削除

yast > Filesystem snapshots で、スナップショットを確認して、古いスナップショットを削除します。どれくらい消せばいいのかの判断は難しい所ですが、古いシングルスナップショットは容量を食います。User Data の項目で important = no のスナップショットは削除してもいいでしょう。シングルスナップショットが複数ある場合、古いスナップショットから削除します。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15215484.png

最後に。シングル Snapshot を Create して、openSUSE Leap から SLE へマイグレーションした後の、いざという場合のロールバックを作成しておきます。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15222394.png

7.1.3.4 スナップショットのアーカイブの制御

-- openSUSE Leap 15 リポジトリの無効化と SLE15 リポジトリの追加

さて。SLE のドキュメントでは、SUSEconnect コマンドで、サブスクリプションコードを登録して、SLE のリポジトリに切り替え、 zypper dup --force-resolution を実行する、とありますが、今回入手したのは openSUSE Leap も SLE15sp3 も bata 版で、評価版です。サブスクリプションコードがありません。

また、zypper を使って SUSE Enterprise Linux をインストールするには、ADSLしかない、私の様なインターネット僻地、北海道の原野の住民にとっては一晩どころか数日の仕事になります。その間は、まったく仕事にならないし、実際にインターネットに接続できないデディケートな環境の場合もあります。現実に数十台、数百台のターゲットがある場合、現実的ではありません。

Subscription Management Tool (SMT)でも構築されていればいいのでしょうが、このブログ記事一本のために、大袈裟なこともできません。、

という事で、手元の HTTP サーバーに次の様に「とりあえず」SLE 15sp3.ISO をマウントして展開しておきました。いつもの事でズルします。SUSE さんごめんなさい。

サブスクリプション購入はこちら

# mkdir /srv/www/htdocs/sles15sp3
# mount -o loop <path>SLE-15-SP3-Full-x86_64-PublicBeta-Media1.iso /srv/www/htdocs/sles15sp3

-- openSUSE のリポジトリを切り替え

yast > Software > Software Repositores より、openSUSE Leap のリポジトリ Enabled/Autor Reflesh > uncheck します。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15235662.png

次にAddボタンから Repositories を追加します。タイプ: HTTP で、手元の HTTP サーバの url をセットします。
もし、10Gbの ISO ファイルを置けるスペースがあれば、メディアタイプ Local ISO も良いでしょう。
USB メディアにインストールイメージを展開してそこからマイグレーションソースとすることも考えられます。

Extensions の中から、Upgrade guide にある様に、Basesystems...., Desktop Applications...., Legacy...., Server Applications...., の4つのエクステンションを最低限チェックします。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15242063.png


-- マイグレーションの開始

ここからは、後戻りできません。さすがに yast で全てチェックしてアップデートするわけにはいかないので、zypper dup コマンドで一括アップデートします。

# zypper dup --force-resolutions

を実行します。

ファイルのコンフリクトなどの警告があれば "yes" で上書き

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15273893.png


一応、マイグレーションはできた様です。

再起動します。

-- あれっ???失敗か?(何かが足りない!)

-- /etc/os-release

これは、openSUSE のままでした。まぁ、zypper によるパッケージのみのマイグレーションですから、/etc/の下はよほどの事がない限り書き換わらないのでしょう。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15282244.png

ただし、壁紙や、ロゴは新しい SLE 15sp3 のものに書き換わっています。

-- /etc/issue を見てみる

# cat /etc/issue
Welcome to \S - Kernel \r (\l).

br0: \4{br0} \6{br0}
eth0: \4{eth0} \6{eth0

これも openSUSE のままです。元々の issue ファイルは openSUSE Leap 15 では issue の中身は空欄の様です。

何かが足りない。コメント頂けると幸いです。

-- テキストモードで起動してみる

やっぱり openSUSE のままだったりします。何かが足りない。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15291283.png


-- grub のメニュー

これも、メニュータイトルは openSUSE Leap 15.3 の物ですが、背景は SUSE の新しいロゴとカメレオンです。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15293221.png


-- orphaned Pacjkage の削除

そして
「起動できなくなった!」

Upgarage Guide の中では、最後に Orphaned Packages を zypper で削除しろ、とあります。yast > Software Management からも、実行できますが、量が多いのでこれは、zypper で処理します。

# zypper rm $(zypper --no-refresh packages --orphaned | gawk '{print $5}' | tail -n +5)

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_15304034.png

しかし、この後、悲劇が起こります。

「起動できなくなった!」

終了です。


何度か試しましたが、起動できなくなる現象の再現性は高いようです。

-- 追記

zypper からマイグレーションする方法を説明してきましたが、インストーラから Update オプションでマイグレーションする方法もあります。単なるパッケージのアップデートではないので、こちらの方が綺麗にマイグレートできました。 Orphaned Packages の削除はやっぱりダメでした。

openSUSE Leap 15.3(beta), How to Migrate to SUSE Linux Enterprise 15sp3, SLES15sp3 へのマイグレート_a0056607_10301102.png

-- まとめ

openSUSE Leap 15.3 beta から SLE 15sp3 beta のベータ版同士でマイグレーションできるかどうか、テストしてみました。 Upgrade Guide にある方法、リポジトリの切り替えから、zypper dupによるマイグレーションは、手元の環境では、機材、回線容量の問題で不可能です。そこで、SLE のフルインストールDVDイメージを代替として使いました。多くの点、openSUSE Leap の名残が残っていましたが、概ね大きな問題もなくマイグレーションできました。再起動は一回だけです。実質数十秒間のサービス停止です。運が良ければ....

今回はドキュメント手順でやってみましたが、インストールDVD起動による Upgrade オプションによる、上書きマイグレーションという手段もあります。こちらの方でも空き容量を大きく確保する必要があります。

ただし Orphaned Packages の削除をしたら、確実に壊れます。アップグレードガイドの記載に間違えがあるのか、私の手順に致命的な間違えがあったのかはわかりません。分かる方のコメントお待ちしています。Orpaned Packages の削除は、端折っている記事もありました。やらない方が無難です。

Do not remove Orphaned Packages, That's makes you trouble !

幾つか openSUSE の残骸のような、当たり前ですが、マイグレーション前の openSUSE の設定の残滓のようなものが残ります。当たり前ですが完全な形で SLE に移行できるものではないという事です。

もし移行が簡単なシステムであれば、完全に SLE をフルインストールしてデータと設定を戻した方が、スッキリするでしょう。KVM などのハイパーバザー上の環境なら、仮想イメージのバックアップをしっかりとってから実施すべきです。ベアメタル環境なら、やれと言われない限り、私はやりたいとは思いません。カーネルやドライバーなどの互換性が気になります。

また、全てのパッケージがアップデートされることによるソフトウェア的な問題点もあります。

--

やっぱり、大幅なパッケージのアップデートやマイグレーションは、パーティションの設計と空き容量の確保が重要です。今回は 3.5Gb ほど使用容量が増えました。私ならお約束の様に、/srv や /var, /home はシステムとは別パーテションにして50Gb程度の未使用の空きを将来のために残しておくでしょう。それバラ新規にシステムをインストールできます。

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なるほど、オープンフリーなディストリビューションから、有償のサポート付きディストリビューションに移行できる、というのは、利用者にとっても利便性が上がるよな、と感じます。CentOS から RHEL へのマイグレーションはできないけれど、openSUSE Leap なら SLE へ移行できるわけですから。







# by islandcenter | 2021-04-22 15:44 | SUSE | Comments(0)

SUSE Linux Enterprise 15 sp3 (SLE15sp3)のパブリックベータが公開されていたので、ファーストルックです。

SUSE Linux Enterprise 15 Service Pack 3 Public Beta is out!

SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3 Release Notes

インストールメディアは約12Gb弱。ベアメタル環境でインストールするには、16Gbの USB メモリが必要でしょう。インストール前に、手元の HTTP サーバに ISO メディアファイルをマウントして展開し、インストール用のリポジトリお作っておくと便利です。

二枚目のメディアは、ソースコードです。

−− デザインの変更

目につく点として、壁紙のデザイン、SUSEロゴデザインの変更で、イメージが変わりました。ブランドイメージの一新だそうです。ここが一番違いが判るところ。ブランドイメージの転換だそうです。

SUSE Linux Enterprise 15 sp3(beta) First Look_a0056607_16343089.png


他 openDUDSE Leap からのアップデートをサポートしているので、「Leap  でテストして SLE のサブスクリプション購入してね」というパスが強化されているようです。その他、変更点はドキュメントをご参考下さい。

-- openSUSE Leap 15.3 (beta) との違い

もちろんパッケージの違いはあります。Leap 15.3 はベーシックインストール+サーバ機能+デスクトップアプリケーションで構成されています。一方 SLES15sp3 はデスクトップアプリケーションが省かれていますが、サーバーとしての機能、インストールのバラエティに富んでいます。勿論、Workstation Extention(WE) をインストールすれば、汎用的な LibreOffice 等のアプリケーションがインストールされます。
SLES は、ユニバーサルインストーラなので、openSUSE Leap とは若干インストールのデフォルトが異なります。オペレータユーザの作成デフォルトや、/home が別パーティションになるとか、NTP がデフォルトオフであるとか、そんな点です。


-- インストール

今回は、KvM 環境なので困った事はありませんが、インストールメディアが 11.2 Gb なので、ベアメタル環境ならはブルーレィか USB メモリに展開して物理サーバーにインストールすることになるでしょう。別筐体に、HTTPサーバーを起動して、ISO をマウントして内部リポジトリにしておきました。 

インストールの手順は、動画にまとめました。(音出ます)



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SUSE Linux ENterprise 15.3 と openSUSE Leap 15.3 のベータ版が出そろったことで、おおよそ SUSE 15.3 シリーズのリリースが近いなと言うところが見えてきました。6月には Leap 15.3 が、SLE は少し遅れて、夏の終わりごろにはリリースされる様です。






# by islandcenter | 2021-04-09 16:48 | SUSE | Comments(0)