2025年 12月 31日
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2025年 05月 03日
Winny が作った「北海道ローカル」誰が得した成功した?

当時は「MX」「Winny」「Share」などが全盛であり、CD、映画、ゲーム、ソフトウェアなど、ありとあらゆるデジタルコンテンツが氾濫していた。今と違ってサブスクもなければ、ネット配信も発展途上だった時代において、地方に住む者にとってこれらのコンテンツは簡単には手に入らなかった。金銭的な問題というよりも、そもそも流通していないという問題があった。
「水曜どうでしょう」を初めて見たのは、四国のある地方都市に出張し、ホテルに宿泊した深夜のことである。
「痔を治そう」
そんなテーマで車に乗って辺鄙な山の中の露天風呂に入るという、北海道のローカル局の如何にも金がかかっていなさそうな旅番組だった。露天風呂に入ると言っても、入浴シーンは10秒もない。後はグダグダと車に乗っているシーンばかりである。
なんで四国で北海道のローカル深夜番組やってるんだ?
という謎。そして函館の近くの海辺の露天風呂で、出演者の如何にも冴えないモジャモジャ頭のドサンコ訛の男が、波をかぶって如何にも寒そうに露天風呂に心臓を叩きながら入るという爆笑シーン。
そして、ロケ車は函館へ、どこに行くのかと言えばフェリー埠頭である。

番組はそこで次週の予告で終わってしまった。
うーむ、来週も見たい。
あまりの面白さに衝撃を受けた。だが帰京してから改めて探しても、東京ですらビデオは入手困難だった。ネット通販も今ほど発達しておらず、地方のローカル番組が全国的に出回ることはまれだった。こうして、P2Pを通じて番組を探すことになった。
P2Pは、決して「タダでコンテンツを手に入れる手段」ではなかった。むしろ「どうしても見たい・聞きたいのに入手手段がない」作品を得るためのラストリゾートであり、手段として選ばざるを得なかったというのが正確だ。
そして、それらを通じて知った良作は、のちに購入した。現に「水曜どうでしょう」DVD やグッヅは千歳空港の売店でいくつか購入したし、P2Pで出会った音楽アーティストの多くのCDを、リアル店舗で探し回って購入した。地デジになる前の地方ローカル UHF 局のアナログ放送が、単に口コミだけでこれだけ広がるには、北海道の知人に頼んで VHS ビデオをダビングしてもらってゆうパックで入手する以外にどんな方法があったのか? ネットと P2P ソフトウェアという手軽な方法がそこにあったから使ったに過ぎない。「北海道ローカル」というタグで検索すると実に簡単に見つかったのだ。
もちろん、すべての利用者がそうだったとは思わない。「手軽にただで落とせる」という理由で悪用した者は多い。しかし、P2Pは本質的に悪ではなかった。
著作権を錦の御旗に掲げる団体、組織にとっては、既存の枠組みを超えた流通手段は全て「悪」でなければいけない。「悪」にしなければ権利を主張し対価を求める物差しの根源がないからにほかならない。
問題の根源は、既存の流通が技術の進歩に追いつけなかったことだ。地方と都市部でのコンテンツ格差、店舗依存の流通構造、物理メディアへの過剰な固執。こうした構造が、ユーザーを「非合法」へと追いやったのである。
Winny事件以降、ダウンロードの違法化と刑事罰化が進み、社会が P2P のみならず「ダウンロード行為そのものを違法」視するようになった。ネットの自由は急速に狭まり、技術そのものが「悪」とされる風潮が広がった。

今なら、P2P でメディアのデータ本体を配信し、コンテンツの利用権、視聴に必要なアクティベーションをブロックチェーンだとか NFT の様な仕組みで権利者を保護し、流通に必要なネットキャッシュを多く保持して、協力なアップデート回線を所有するヘビーユーザにも分配金を支払う様な方法も考えられるのではないだろうか。一連の騒動の後、真剣にそんな誰でも公平に、自由に正当に配信できないかを考えた事がある。
オリジナルのソースの保有者が配信したファイルを、P2P キャッシュホルダーが大量にストックして配信することで巨大なコピーをネットワークに作り出す。こうして初期の配信に協力した視聴者にも、コンテンツの権利者にも利益を生み出すような、そんな仕組みはないだろうか。
だが、今やYouTubeもNetflixもSpotifyも、すべてがかつてのP2P的構造の延長線上にある。分散型の配信、ユーザー主導の推薦システム、誰もが発信者となるモデル。これらはP2Pカルチャーが先取りしていた。
Winny 事件の後、ダウンロード違法化、刑事罰化によって、P2P どころかダウンロードの行為そのものすら違法化されてしまう。右ボタンで「保存」というアクションが合法かどうかを私達は判断できず、更に2003年の個人情報保護法も加わって、多くのプログラマ、SE, インフラエンジニアなど IT 技術者たちは、常に「著作権侵害」と「情報漏洩」の科に怯えながら暮らす毎日になってしまった。
私達 IT バブル時代のエンジニアには、今でもなお、「Winny を使った過去」と言う違法行為のトラウマを心の隅に抱えて生きている人も多いだろう。その姿は戦争を賛美しながらも、敗戦後、平和主義者に成り代わった先達の後ろめたさに似ている。
コンプライアンスとかハラスメントという単語がコメント付きで使われるようになり、昼時のビジネス街は、囚人のように ID カードを首にぶら下げたサラリーマンで溢れていた時代は、空前のネットブームと IT バブルの崩壊を経験し、平成の大不況を決定づけるリーマンショックに向かって突き進んでいく。
コンテンツホルダーの中に、 P2P の恩恵を受けた者が居たとしても不思議ではない。「北海道ローカル」に関しては HTB 北海道テレビは大きな恩恵を受けたと思う。札幌郊外の霊園の脇の ローカル UHF 局が全国に知られ、いつの間にか札幌の大通りにスタジオを構え、 NHK も凌ぐ地域ナンバー1の放送局になってしまったのだ。
あの四国で観た、荒海に沈みかけた露天風呂に入ろうとしていたモジャ毛のオトコは、今は紅白歌合戦の司会も努め、アカデミー賞を総嘗めするほどの俳優になった。「ローカルUHF局」という日本のTV業界の底辺に居た HTB が作り出した深夜のインディーズ的な番組が WInny をはじめとするインターネットの拡散力でメジャーにのし上がった。
もしかしたら、あの P2P の嵐の中、必死に自己アピールの場として Winny を使っていたミュージシャンの見習い小僧や、自分の作った動画を流していた映像作家の卵などが居たかもしれない。自作のフリーソフトウェアの配信に使っていたプログラマも居た。 もちろんコンピューターウィルスも急速に拡散した。
P2P は利便性と危険性が常に隣り合わせだった。Winny 事件はそういった危険と隣り合わせた可能性も、違法と合法の背中合わせを一網打尽にしてしまった。
Winny によって拡散された「水曜どうでしょう」のインパクトは、後の時代、 Youtube の素人クリエーターにも少なからず影響を与えたと思う。vLog 的なカメラワーク、独特のフォントを使った字幕とオノマトペの多用、「面白い」というところだけを切り取った「切り抜き編集」など、メジャーなキー局では絶対にやらないコンテンツの作り方は、今のプロでさえ無視できずに今どきの映像文化に影響している。
コンテンツの享受と対価の支払いのバランスは、今もなお課題であり続けている。ただ一つ言えるのは、「違法」か「合法」かの単純な二元論では、文化の価値を決めて成長は語れないということだ。
文化の裾野は、熱意によって広がる。その熱意が時にルールを逸脱することがあるにせよ、文化を前に進めてきたのは、そうした「どうしても見たい」「知りたい」「伝えたい」という欲望だったのだ。ソフトウェアや技術はその手伝いをしているに過ぎない。
Winny を始めとする P2P ソフトウェアを禁句扱いして「言論封じ」したのは、他ならぬ私を含めた IT 関連のエバンジェリスト達ではないだろうか。技術によって、成功も失敗もチャレンジする手段を封鎖して、結局、損をしたのは P2P という言葉を悪と信じた私達なのだ。
2025年 03月 10日
Apple デバイス認証解除 - ホームシェアリングで5台目が認証できない?
Apple の Music アプリ、iTunes for Windows など、何台かの Apple 製ソフトウェア搭載機器、デバイスを使って、ミュージックライブラリを共有して利用できる便利な「ホームシェアリング」機能があります。このホームシェアリングをたっぷり有効に利用するためには、デバイスを、利用中の Apple ID で認証させる必要があります。出先でなんとなく手に入れた音源を、自宅の iTunes Windows につなげた立派なスピーカーで聞いたり、Windows の外付けディスクにタップリとテラバイト級に溜まった巨大な音源ライブラリの一部を、ストレージが高価な mac や iPhone, Apple Music for Android アプリなどに小分けして転送したいとか。CD でリッピングしたコルトレーンの "A Love Supreme" を、従姉妹の iPad に分けてあげたいとか、これ簡単にできるのが Apple のホームシェアリングの機能なのです。
ホームシェアリングのはじめ方、Apple Music on mac, iTunes Windows で音楽共有
Windows iTunes <--> mac Music アプリへライブラリの移行(ホームシェアリングで)
ホームシェアリングを開始するには、共有するデバイス同士で、一つの Apple ID で認証させてホームシェアリングを有効にすれば良い話なのですが、Music アプリなどでデバイスを認証させようとすると
「すでに5台のコンピュータを認証しています」
ということで、ホームシェアリングが利用出来ない場合があります。うまく行けば
となります。
一つの Apple ID で認証が許可されるのは、5台のデバイスまでです。なぜ5台なのか、ワタシに聞かれても困るのですが、おそらくコンテンツの保護のためにアップルが決めたことなので仕方ありませんね。
手持ちの mac book, iMac デスクトップ、iPhone, iPad, iTunes Windows, 更には格安 Android 用 Apple Music アプリもあるわけですから5台の認証なんてあっという間かもしれません。
もちろん使い倒して下取りに出した古い iPhone なども認証されたままだと、この5台の認証されたデバイスのリストの中に含まれてしまいます。また、PCの名前を変えた後など、古い名前とあたらしい名前がダブって登録されて、実際には3台しかないのに5台認証されている、ということもあります。
そこで、Apple に認証された古いデバイス、今は iTunes や Music アプリを使う機会がなくなったデバイスの認証を解除する方法を説明します。
Windows 版 iTunes/Apple Music/Apple TV などを利用している場合、ブラウザから認証解除します。次のページから Apple ID でサインインして古く使わなくなったデバイス認証を削除します。Windows 用 Apple Music アプリでは Apple ID の認証解除の機能がないため、ウェブブラウザからの認証解除となります。
https://account.apple.com/
左のあなたのアカウントリストの下にある「デバイス」の一覧から、もう認証する必要の無いデバイスを選んで

「アカウントから削除」

※ それでもまだ使っていないのに認証が残っているデバイスをウェブページから認証解除しても、 Apple 製品(mac や iPhone)から見るとデバイス認証が残ったままになっている事があります。その場合、Apple 製品から下の方法で mac、 iPhone や iPad などから削除してください。Apple 製品からの削除は即時適用されるようですが Web ページから操作すると、タイムラグが発生するようです。
左上の Apple 🍎(りんご) > 「システム設定」 > あなたの Appe ID > デバイス

認証解除するデバイスを開いて「アカウントから削除」

mac の Music アプリから、アカウントメニュー > 「アカウント管理」で削除することも出来ますが、「全ての認証解除」する場合、この操作は一年に一度しかできない様です。
アクセスできないコンピュータの認証を解除する必要がある場合
https://support.apple.com/ja-jp/118292
"アクセスできないコンピュータの認証を解除するには、すべてのコンピュータの認証を解除する必要があります。その後、手元にある各コンピュータをあらためて認証してください。すべてのコンピュータの認証解除は、1 年に 1 回しか実行できません。”

⚙️(設定) > あなたの Apple ID > スクロールダウンしてデバイス情報 > 「アカウントから削除」
iPhoneの場合

iPad の場合

これで使わなくなったデバイスを開放して、ホームシェアリングの空きを作ってホームシェアリングに新しいデバイスを追加することができるようになります。
2025年 02月 25日
経費計上できる最後の iPhone16e ,劣化した iPhone のモンキーモデル
10 万円以内で買える iPhone への Apple の回答が、劣化版 iPhone 16e なのだ。

今後、自営業者や中小法人で、スマートフォン(iPhone)を一括経費処理するには iPhone16e のベースモデルしかあり得ない。会社が従業員に支給するために iPhone16e のベースモデルが存在する。 このモデルは iPhone と認めるかどうか。いやモンキーモデル、劣化版 IPhone なのだ。
iPhone16 と異なりカラーバリエーションが少なくMagSafeもない。iPhone15 と比べて良い点は A18 チップと C1 チップ。カメラ性能も「あればいい」程度。電池の持ちが良いくらい。
はっきり言って、IPhone シリーズとガタイは一緒で中身がスッカラカンの Apple が作ったロシア戦車のモンキーモデル、おそらく Apple はこの iPhone16e をシリアあたりに輸出するために企画したものだろうとしか思えないがっかり仕様と価格になってしまった。
少なくとも、従来の iPhone SE シリーズには、モンキーモデル感はなかった。、むしろ、古くて小さな筐体に最新の技術を組み合わせコストを抑えた、イスラエルのスーパーシャーマン戦車の様な魅力があった。
iPhoneSE シリーズは iPhone シリーズの底上げに役立ったが、iPhone16e は高価になりすぎた iPhone16 シリーズのバラマキのために単に「安かろう悪かろう」的なマイナス思考の劣化版モンキーモデルとしか見えない。このモデルは iPhone の評判を著しく下げる効果しか無いように思える。
iPhone のコンパクトモデル SE や 13mini は、日本以外では全く人気が無いそうだが、iOS のシェアがほぼ半分と言われる日本市場でのみ商品性があったことは否めないと思う。
iPhone 16e にがっかりしている情弱でバカな消費者たち(ワタシのこと)は
「iPhone16(無印)のどこを省略したか」「どこが劣化ポイントか」
という「引き算」の視点でしか、この新製品を眺めることしか出来ないのです。新しいモデムチップだとか、電源の持ちの良さとか、まだデモすら見たこともない AI 機能が使える、といった足し算ポイントは見ていない。もっともそんなポジティブなポイントをつけえ加えても、価格差を受け入れて許容できるプラスポイントにはならないのです。
高価な Apple F22 戦闘機からステルス性能とスーパークルーズ性能を除いた安価なモンキーモデルは魅力的か?
そんな単なるミサイル発射台にしかならない F22 のモンキーモデルはいらない;だったら F16 で十分。
iPhone SE シリーズには、「古い筐体設計の中でどれだけの最新機能を詰め込めるか」というプラス思考のギリギリにポジティブな目線を感じられ、前向きに SE シリーズを選ぶ点をピックアップして納得できたのです。カラーバリエーションのポップな感じも前向きだと言えました。
古い設計の F16 戦闘機に最新のアビオニクスを搭載してリファインした戦闘機の方が F22の劣化版、モンキーモデルより魅力的なのですね。
しかし iPhone16e モデルは、コストカットに必要などの機能を省略するか、全てマイナスポイントしか感じられません。カラーも無難でセンスを感じさせない白と黒だけ。どう考えても「おしゃれな」 iPhone ではない。つまり最新の iPhone から全ての魅力を引き算した、劣化版 iPhone のモンキーモデルな e シリーズなのです。全然魅力を感じない。コストカットしたら、こういうブサイクな仕様になりました。醜いアヒルの子なんですね。
もう、日本の会計処理の都合上、「PCと携帯電話は10万円以下は経費一括処理できる」という目的のためだけに存在意義がある、としか言えない日本国内での価格設定なのですね。
Apple の製品では他にも 10 万円切りのメインストリーム製品があります。それが無印 iPad と mac mini です。これらの製品は、多くのフリーランスや中小企業の経営差の「節税対策」のために存在するのです。本当なら Apple Japan は iPhone16e なんてだしたくない。円ドル為替を考えても 109,800 円くらいの価格設定にしたい筈です。
IPhone 16e の微妙な価格設定は、確実に iPhone 16 と 15 の無印モデルのセールスに影響するでしょう。売れ行きが落ちている現行モデルの売れ行きを刺激するはず。 SE シリーズ諦めて現行の 15,16 の無印モデルを選ぶ人が増えるでしょうね。
まぁそれは日本市場の話としても、今一番 Apple が意識する競合は Google Pixel a シリースなんだろうけれど、 Google と喧嘩するには、AI 機能は必須なわけです。Pixcel シリーズの a モデルが、後出しジャンケンで市場を刺激する訳なので、同じ手段で Apple も劣化モデルをだしてきた。ある Youtuber が Google の「二毛作ビジネス」といっていましたが、頷けます。
おそらく、今後も e シリーズは続く可能性があるだろうけれど、新 SE シリーズを望んできた貧乏人で情弱なワタクシとしては IPhone e シリーズは早々にオワコンにしてほしいし、 16e の次を待ちたいと望むし、今の SE2 のバッテリ問題を解決するために、モバイルバッテリを購入した方がいいと思っています。
iPhone のシリーズとして e Model というウルトラC技を出してきた以上、今後の iPad や mac などにも e Model の「劣化版モンキーモデル」が続くとしたら、Apple にとっては大きなブランドイメージに影響してくるような気がします。
次の M4 macbook Air に劣化版モンキーモデルは出てくるのでしょうか。mac book シリーズに劣化版が出てくるとは考えにくいかもしれないけれど、mac book には、無印モデルがないので、期待する人は多そうです。
iPad シリーズには、無印モデルがあるのですが、無印 iPad はオワコンになって iPad mini e モデルなら、次に e モデルが出てきそう。 iPad mini のモンキーモデルってどんなものなんでしょう。iPhone SE3 --> iPhone 16e の価格帯の流れをみても、次の iPad シリーズにも 10 万円以下のモデルは必要だと考えれば、 iPad air の劣化版モンキーモデルとして 「iPad mini A18 Apple Intelligence 対応 e モデル」なんかが 99.800 円あたりで出てきそうな気がします。
ただ、Apple の面白いところは、誰も予想してなかったエポックメーキングな製品を低価格で出すところなのです。オムスビボンダインブルーの iMac といい M1 macbook Air にせよ、世間を"あっと"言わせた割り切りで低価格で市場に投入する可能性がある。ま、可能性ですけどね。iPhone から通話機能を取り除いて、5G データ通信に特化した通話機能はWIfi IP 通話のみの、言わば 「復活した iPod」が6万円台からとかあると面白い。
2025年 02月 03日
Windows iTunes <--> mac Music アプリへライブラリの移行(ホームシェアリングで)
mac も Windows も使っているよ、という人で、ディスクの中に沢山溜まった音源や MV だとかを移行させたい人って沢山いるわけです。たとえ音楽はサブスクリプションでスマートフォンしか使わない、全部ストリーミングよ、って人もいるわけなんですが、大昔にアナログ・レコードからインポートした音源や、レンタルCDからリッピングした音源、古いポッドキャスト、どこかで手に入れた落語のCDなんか、絶対にストリーミングでは今更聞けない音源もあるわけです。ということでPC買い替えた、Windows から mac に乗り換えた、mac から Windows に乗り換えた、「iTunes のライブラリを移行させたいんだけどどうすればいいの?」の回答がこちら。
mac のミュージックアプリや Windows iTunes の音楽ライブラリを、 mac や Windows の新しいマシンに移行するには Music.iTunes の「ホームシェアリング」を使えば、音源データだけではなく、アートワークや歌詞も含めて簡単に移行することが出来ました。アートワークや歌詞は、物によっては自動的に取得されるものですが、アナログ音源やエアチェック音源はアートワークも歌詞もありません。
アートワークを全部 Amazon のジャケット写真から取り込むって、すごく心がオレますよね。
でもホームシェアリングを使えば、Mac <---> Windows, WIndows <--> Windows などの移行はそれほどキツイ作業ではありません。(2025/Feb現在 Apple Music for Windows はホームシェアリングの機能は無いようです)。
大まかな手順は動画でどうぞ(音出ます)
まだ iPod だった時代に苦労して探したアートワークだとかもあるので、PC を入れ替えた際にどうしても音源データだけじゃなく、アートワークやジャンルなどの mac Music や Windows iTunes でまとめられているデータを丸ごと移行できないか、というお話です。
以前、 mac の Music アプリの音源データを Windows iTunes にコピーして移行させる方法を調べて見たのですが、この方法では、アートワークは移行できません。アートワークは自動で引っ張れるものがあればいいのですが、元がアナログ音源だったり、かなり珍奇なコンピレーション・アルバムなんかだと、アートワークが無いこともあります。だから、苦労して Amazon なんかからジャケット写真をコピーして iTunes なんかに貼り付けたりしたものも沢山あります。ホームシェアリングを使えばもっと簡単に移行できますので、その方法です。iTunes <----> mac Music のアートワークを含めた音源移行が簡単にできました。さすがにアートワークを全部張り直すのは、心折れる作業ですからね。
実は、ホームシェアリングを使うと簡単に、新しい環境に ITunes/Music 環境を移行できるのです。
まず、移行元のホームシェアリングを有効にしてください。ホームシェアリングを有効にするには、こちらの記事を参考にしてください。
具体的には
mac のホームシェアリング : 「りんご🍎」 --> 「一般」 --> 「メディア共有」からホームシェアリングをチェックして有効
Windows iTunes のホームシェアリング : 「ファイル」-->「ホームシェアリング」-->「ホームシェアリングをON」
次に移行先で、移行元のライブラリに接続します。Windows iTunes の場合: iTunes の左上のドロップダウンボックスにある、共有元のホームシェアリング名をトグルして選択します。
mac の Music アプリの場合 : Music アプリの左のカラムに小さく書いてある「ライブラリ」の右にある↓ボタンを開いて、共有元のライブラリ名に切り替えます。

これで、iTunes や Music アプリでホームシェアリングが出来て、移行元のライブラリの音楽ソースにアクセスできるようになりました。必ず「ライブラリ」のアイテムが接続元の「ダレソレのライブラリ」になっていることを確認してください。
※ mac 側から Windows のホームシェアリングが選べない場合がありまます。Windows 側の iTunes の Apple ID 認証を一旦解除して再認証させてホームシェアリングをもう一度オンにするとうまく行きます。
※ 2025/2 公開の Windows 版 「Music アプリ」(iTunes後継) にホームシェアリングの機能はありません。。旧 iTunes のホームシェアリングなら問題なかったことをお伝えします。iTunes をお使いください。
この状態でも十分なのですが、これでは、移行元にぶら下がっているだけで、ライブラリ全体の移行は出来ていません。
例えば、今使っている Windows マシンは古いから、新しいPCにそっくり移行させたいとか、高価な mac のストレージから Windows の格安外付け HDD にそっくり音源を移動させたい、という場合は、ホームシェアリング元の音源を右クリックして「読み込み」させると、移行元のライブラリから、移行先のライブラリに、音源データとアートワーク、その他、再生回数や★マークなどがコピーされます。
※ とっても重要、読み込みコピーの操作は一回だけ実行してください。二度やると、音源ファイルはダブってしまいます。

「読み込み」の操作ができるのは、「アルバム」「アーティスト」「曲」「ジャンル」「ミュージックビデオ」などの単位でコピーされます。
Windows の移行先で移行元から、右ボタンで「読み込み」コピーする。

mac の Music アプリから iTunes のライブラリを右クリック「読み込みコピー」する。

二度操作すると、音源ファイルがダブって二重コピーになって悲惨な事になるので、ジャンル単位、アーティスト単位、あるいはアルバム単位などある程度まとまった形に操作すると良いでしょう。曲やアルバム単位に読み込ませると、一瞬で終わってしまうので、調子に乗って何回もやってしまうと、ダブり音源で悲惨なことになるので注意します。
あるいは、曲を開いて Ctrl+A で全部選んでイッキにコピー、という手段もありますが、結果が怖いので試せていません。
なお、プレイリストや、スマートプレイリストはコピーされないので、プレイリストはエクスポートし、スマートプレイリストは作り直しが必要です。mac のファイル共有のはじめ方、Windows や Linux でファイル共有
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