2010年 02月 21日
Novell SLES11 + XEN 仮想化 複数の NIC をYaSTで GUI 設定
XEN Host Domain-U のネットワーク設定
一旦 XEN カーネルで起動するとネットワーク設定は変更できないので、ブート時に通常のカーネルで起動します。 または、インストールする際にネットワーク設定をする場合のポイントです。YaST > Network Device を確認しましょう。物理ネットワークポートは Not Configured として、システムの内部ブリッジに IP アドレスの設定を行います。このブリッジ br0, br1 はそれぞれ XEN の Domain-U を作成する際にネットワークポートとして認識させることができます。
XEN カーネルで起動して YaST > VM Manager から、新規仮想マシンを作成します。ネットワークの設定から、Add ボタンを押すと、 br0, br1 がそれぞれ認識されるため、必要に応じて、どちらか一方、または両方の仮想ブリッジを設定します。 Windows の場合は特に MAC アドレスを任意にしても構いませんが SLES を仮想化する場合は、 MAC アドレスを固定した方が良いようです。
これで二つの NIC を仮想マシン Domain-U に認識させることができます。
仮想化元年と言われた昨年から始まり、システム仮想化から、ディスクストレージの仮想化が次のレベルとして考えられます。一般的なサーバーハードウェアは2ポート以上のNICを持つものが多いので、IP-SAN との組み合わせを使えば、安価にシステム仮想化、ストレージ、記憶装置の仮想化を行うことができます。
-Key Word-
Novell SUSE Linux SLES 11 XEN iSCSI 仮想化 複数 NIC 設定
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