2010年 10月 13日
Windows ワークステーションの時刻が狂う
Windows ユーザ権限でログインしたユーザのローカルタイムが狂う。
この現象は PowerUser, Administrator グループでは発生しない。
サーバの時刻は問題なく同期している。
参考文書
Error: "The workstation time could not be set"
-原因-
Windows のグループポリシーでは、デフォルトでエンドユーザグループに時刻の
変更を許していないようです。
おそらく、ログインスクリプト中に「時刻の変更が許されない」というようなエ
ラーが出ている可能性があります。
-対策-
Assign user rights for your local computer
C:\> mmc (マイクロソフト管理コンソールの起動)
ファイル > スナップインの追加と削除 > 「グループポリシー」を選択
追加 > 閉じる

コンソールルートから > ローカルコンピュータ > コンピュータの構成
> Windows の設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー >
ユーザ権利
の中に
「システム時刻の変更」
という項目があります。デフォルトでは Administrators と PowerUsers にしか
許可されていないため
「ユーザの追加」> オブジェクトの追加 "everyone" > 場所の確認で下線が引
かれていることを確認して Everyone に時刻の変更を許可します。
OKボタンを押して、ローカルポリシーを保存します。mmc を終了する際は「保
存しますか」というダイアログが出ますが無視して「いいえ」を選びます。
おそらく、この権限を与えないと、DOSプロンプトから date, time コマンド
で時刻変更ができないと思います。
ローカルユーザ権限でログインして、プロンプトから date と time コマンドで
時刻が設定できるようになるはずです。
-keyword-
Novell Client Error: "The workstation time could not be set" 時刻が狂う