2010年 12月 03日
LDAP を使った Windows 7 の管理 ZCM10(2) サーバへインストール
なお、Linux 版でもインストールの手順はほぼ同じ工程です。GUI が必要なのでリモートで操作するのが良いでしょう。
デフォルトでは C:\Program Files が指定されますが、任意のドライブにインストールすることが出来ます。インストール先に Novell ディレクトリが作成されます。Windows 版ではデフォルトで指定されたディレクトリはデフォルト共有ディレクトリとなります。

セットアッププログラムから言語を選び、新規のゾーンを作成します。ここで設定したパスワードは後にブラウザにログインする時の Administrator のパスワードになります。

組み込み Sybase を選びます。

CA局はここでは内部認証局を選びます。
ZCMのライセンスコンポーネントを選びます。ここでは UNIX 管理は入れません。ライセンスを入れない場合は90日間の評価版としてインストールされます。後にブラウザから正規のライセンスをセットして空くティベーと出来ます。

引き続きパッチマネジメントのライセンス入力画面がありますが、ここもチェックをはずして次へ進みます。
インストールサマリを確認してインストールを開始します。

インストールが終わったら、システムを再起動します。
ブラウザから ZCM10 サーバの名前をアドレスバーに入れるとデフォルトで https に接続します。
-よくあるトラブル-
- メモリが足りない
運用では2G必要ないのですが、インストーラがさまざまな設定を行うため、インストールの時だけは2Gのメモリが最低必要になります。
- mono/.NET が入っていない。
これは必須の要件なので、事前にインストールしておきます。
- 80,433 番ポートが使われている
IIS や Apache などのサービスは導入しておいてはいけません。また SSL を使用するアプリケーションも導入してはいけません。ポートをデフォルトから変えるようにインストーラが指示します。
-DNS の設定
DNS で確実に名前解決ができるか、hosts に完全修飾名を設定しておく必要があります。警告レベルですが、後々の運用を考えて、prefix などを正しく設定しておきます。
-アンインストールと再インストール
アンインストールはできますが、パスワードを設定せず削除すると Novell/ZCM のディレクトリが残ります。一度インストールに失敗して、再インストールするとうまく動いたので、もしなにかトラブルがあった場合は、アンインストール、ディレクトリ削除、再インストールをしてみてください。
エージェントインストーラへの共有設定

エージェントのインストーラは インストール先> Include > Download に作成されます。ここに作成されたクライアントエージェントのインストーラにアクセスできるように共有を設定します。デフォルトでも共有されますが、明示的にアクセスさせておくと便利でしょう。
ここでは guest アカウントを有効にして everyone に read アクセスを与えました。
続いて、LDAPソースへの認証管理を設定します。
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