80年代、アップルとマイクロソフト、他にもアドビやオラクルなどのPCを中心とするハードウェア、ソフトウェアの振興企業が上場を果たし、生き残りました。インターネット時代を感じさせたネットスケープはどこに行ったのでしょう。まぁネットスケープメールのアーカイブが Thunderbird で読めるのはまだラッキーです。インターネットブームにより、様々な接続サービスが生まれ、消えていきました。ドットコムブームを牽引して、2010年代のクラウドの牽引力になったのは Google であることは異論は少ないと思います。
面白いのは、常にコンピュータシステムは分散と集合を繰り返すところです。IBMの大型機市場に殴りこみを掛けた DEC 、さらに、PCによる分散処理を推進した Novell, Microsoft, Oracle, Lotus 俗に言うクライアントサーバという考え方です。クライアントサーバ型の処理体型は今では廃れています。集中したシステム体系も考えられましたが、シンクライアントという考え方は随分昔からあるにも関わらず、PCの低価格化によって強い訴求力が感じられません。そこでデータセンタの集約化が始まった2000年代中盤あたりから、思い切ってデータセンタを外注化するパブリッククラウド、あるいはハウジングサービス、プライベートクラウドという考え方が始まったところです。そして、極度に集中したデータを惨事復旧手段の一つとして、情報は分散化する傾向が出てくるだろうと想像しています。