Microsoft の電力テロの恐ろしさ。 8月のWindows パッチは適用に数時間かかる場合も。

電源不足で悩む夏。マイクロソフトは致命的に日本の電気事情を無視したパッチ爆弾を自動配布して日本の電力系統にテロを仕掛けようとしています。

「8月公開のパッチは、適用に数時間かかる場合あり」日本MSが公表

問題は .NET framework のパッチなのですが、インストールに数十分から場合によっては数時間かかるケースがあるようです。しかもその間電源は切るなということ。

このパッチの配布が始まったら最後、オフィスの電灯も冷房も切ってパッチ適用をだまって見ておれということのようで、あまりに時間がかかりすぎて電源を切ると、リポジトリを壊して、次のパッチの再適用にトラブルが出るということらしいです。何しろ、パッチインストールにコンパイラが走るということでCPU使いっぱなしでPCがフライパンになってしまいそう。

しかもサーバ版も同じ処理をするので、このパッチの適用が始まったら最後、世界中のビジネスがストップするという強烈な破壊力ですね。

実際の電力テロの方法と対策は次の通り。
.NET Framework セキュリティ更新プログラムのインストールに関する注意

このテロを避けるには、自動更新はオフにしておいたほうが良さそうです。

まぁ業務が夏休みに入ってからパッチするか、と言っても節電の世の中、「休みをずらして取る」というところも多いでしょうから、深夜残業が続きそうな夏です。
by islandcenter | 2011-08-05 23:49 | Windows | Comments(0)