Novell の Re:Forcus

角が立つ書き方になるかもしれません。ご批判お待ちしています。

Re:Forcus ビジネスの格言:得意分野を忘れるべからず

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ノベルは、お客様のために存在します。

壮大な夢を抱く、それがビジネスです。しかし、会社の根幹から大きくそれれば、これまで会社の成長を支えてくださったお客様をたちどころに失うことになります。ノベルは、基本に立ち返ります。ノベルの根幹である優れたソフトウェア、強力な関係、最高のエンジニアリングに再び目を向け、 ビジネスにとって何が一番よいのかを把握していて、ノベルの成長を支えてくださったお客様の声に再び耳を傾けます。

再度フォーカスを定め、 基本に立ち返り、 専門分野に専念する。


長年ビジネスをやっていてよく分かるのは「信頼を勝ち得るには時間がかかる、信頼を失うのは一瞬だ。信頼を再び得るには勝ち取ることより倍以上難しい」ということです。私はこの仕事を20年やって来て、今でもさまざまなお客様と信頼関係を作ってきました。会社としての事業継続の挙句、職と顧客を失っても、顧客からの信頼はできるだけ継続しています。零細ビジネスとしての鉄則です。
しかし、Novell というブランドを扱っている以上、Novell K.K. の方針変換にどれだけ振り回されて顧客の信頼を失ってきたか。
「基本に立ち返り」当たり前なことです。その当たり前さを行ってこなかった Novell の責任は重大です。改めて、顧客の信頼を回復するための「倍以上の努力」をしてください。リセーラ、パートナーさんたちが口をそろえて言うことは

「Novell の技術は一流、マーケットとセールスは三流」

と口をそろえていいます。



本来のノベルと再会しましょう。

コラボレーション、ファイルおよびネットワーク、エンドポイント管理の各テクノロジで合理化されたポートフォリオにより、ノベルは現在、ソーシャル、モバイル、マルチプラットフォームの分野でエンタープライズクラスの機能を提供することに、これまで以上に注力しています。ノベルが主眼に置いているのは、お客様が現行投資を最大限活用できるようサポートし、進化し続けるビジネス目標を達成するためにノベルの製品およびサービスへの投資を拡大する説得力のある理由を提供することです。


先日非常に不愉快なご質問をお客様に伺いました。製品のいくつかがラインアップされているにも関わらず、日本国内ではサポートできないため、販売しないという Novell K.K から回答されたというのです。

分かります、今のマンパワーでは製品ラインアップも多く、わずかなTSエンジニアの力ではサポートしきれないのも分かります。しかも、主力製品だった NetWare を見たことも触ったこともない、新規雇用のエンジニアや、主力製品そのものの技術的特徴さえ説明できない(が、非常に親切な)ころころ変わるセールス部門。
個人的には「いいヒト」ほど消耗されています。

お客様も Novell K.K. のスタッフの皆さん。自信を持ってください。

eDirectory 8.x は発売から10年ほど経っています。それ以前の NDS の時代からほとんど基本機能も変わらず、安心して使えるプラットフォームです。

「1億クエリが数秒と喧伝しているが、この世にそんな巨大な組織があるのか」と eDirectory 8.x のデモと発表を見て批判したウェブニュースライターがいましたが、当時のハードウェアでさえ、MyCNN.comのユーザプロパティの管理や、全フランス人納税者、約4000万人の ID 管理を行える巨大で頑丈な技術なのです。
ブレインシェアでの発表では MyCNN のシステムでは当時のProLiant サーバ、わずか4台で数千万人の ID 管理を行っていたそうです。

全ロスアンゼルス市の GroupWise システムから Gmail への移行はかなり強いユーザの反発を買って移行開始から2年経っても完了していません。それだけ根強い人気のあるシステムです。

相変わらず、OES は他にはない強力でしかも柔軟なセキュリティと、高速で安定したファイルサービス - ファイルサービスはホワイトカラーにとっては重要な基幹業務です - を提供します。

Novell の製品は、表面的な機能は変わらず、奥深く時代に合わせた製品を常に改良しています。

私はお客様の皆様のご期待にお応えできるようご用意しています。ノベルさんも自身をもってわが道を確かめてください。

islandcenter.jp
by islandcenter | 2011-09-23 18:41 | Novell | Comments(0)