2012年 03月 04日
Windows 8 を SUSE+XEN に入れてみた(x64編)
本当はせっかく購入した Windows 7 x64 プリインストールのマシンに入れたかったのですが、見事に失敗しました。ブートはできたけど、インストーラまで起動しない。
ということで、x64 版も仮想環境で見てみましょうか。
インストール条件は次のとおり。
メモリは2Gを驕ってあげました。どこを見ても32ビット版と変わりません。うまく動いています。
タスクマネージャの32ビット版です。メモリは1.5G
タスクマネージャの64ビット版です。メモリは2G
「ただインストールしただけ」状態なのであまり変化はありませんね。
ディスクの利用状態です。
32ビット版
64ビット版
「やっぱりただインストールしただけ」なのですが、64ビット版のシステムは2Gの余分なプログラムコードを作っています。まぁそれだけシステムが肥大化したということでしょうか。
VMDPは動かない
Virtual Machine Driver はインストールできず動きませんでした。
やっぱりマイクロソフトは未だ「安定しているけどメモリ食いきっている32ビット版」と、「メモリ大食いで、トロトロ走るダンプカーのような不安定な64ビット版」の両方を作り続けるのでしょうかね。
どうせなら軽快で安定している32ビット版でも4Gのメモリを超えるPAEの物理メモリ拡張のような仕掛けを加えてほしいものです。 Windows 2003 x86 版でも 32G のメモリが使えるのだから、それほど難しい仕事でもないはずなんですけどね。
これではイタリアの街の中とか世田谷の真ん中でV8のマッスルカーを運転するようなものです。フィアットでもアウトストラーダでは140Kmで走るんですけどね。
-クラッシックメニューは使えなくなった?-
デベロッパー版にはあった秘密のスイッチ
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
RPEnabled:0
はなくなった模様です。タッチデバイス専用にコンスーマプレビューが公開したので、一般のPCではこの秘密のスイッチは無いようですね。
とてもすばらしい発想です。ハンディデバイスならまだしも、24インチくらいのタッチパネルを使ってゆっくりDVDでも見たい人には、長い「孫の手」でも用意しなければなりませんな。
もっとも、マウスが登場したときに「両手でタッチタイピングしているのにどうして右手でマウスを持つんだ?」とマウスのUIを否定していた人が昔いたくらいですから、キーボードとマウスと3mくらいの孫の手を使うのが Windows 8 を使う上でのこれからのトレンドなのでしょう。
三本目の手がほしくなりました。
Windows 8 を SUSE+XEN に入れてみた
Windows 8s を SUSE+XEN に入れてみた(Server編)
-Keyword-
Novell SUSE Attachmate XEN Windows8 仮想化 VMDP 仮想化ドライバ
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