SUSE+XEN上のSLES10 -> SLES11sp2 へのアップデート

SLES11sp2の評価版が手に入りましたので、まずは一番影響の少ない仮想化されたDOM-U のDNSのスレーブサーバーをアップデートしてみました。

レポジトリは http でサービスするため ISO ファイルを解凍して、 /srv/www/htdocs にコピーしておきます。

# chmod wwwrun /srv/www/htdocs -R

でアクセスできるように設定しておきます。


まずは、システムをシャットダウンします。
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既に xm list に登録されていると同じ仮想マシン Dom-U が作れませんので、ここで Delete してしまいます。
※ファイルは削除しないでください。

VMファイルのMACアドレスをメモしておきましょう。 Paravirtual NIC の MAC アドレスを同じにしておくと余計なトラブルを避けることが出来ます。
SUSE+XEN上のSLES10 -> SLES11sp2 へのアップデート_a0056607_1052473.gif





インストールサマリです。HDDは古いイメージを、インストーラにDVDのイメージISOを与えます。
MACアドレスは前回与えたものと同じものをセットします。
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新規インストールと違うところです。アップデートを選びます。
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アップデートするパーティションを選びます。SLES10 当時は RaiserFS でした。
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レポジトリの更新画面です。後でも出来ますが、ここであらかじめ作った Apache サーバのレポジトリのアドレスをセットします。
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インストールサマリです。追加のパッケージをインストールする場合は、 Software のリンクから追加します。必要であれば追加言語で日本語を追加してもよいでしょう。
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ファイルコピーが始まります。
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コピーはマシンの性能にもよりますが1時間から2時間かかります。



カーネルは 3.0.3.13 XEN は 4.1.2 です。

dns3:~ # uname -a
Linux dns3 3.0.13-0.27-xen #1 SMP Wed Feb 15 13:33:49 UTC 2012 (d73692b) x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
dns3:~ #
dns3:~ # rpm -qa | grep xen
kernel-xen-base-3.0.13-0.27.1
kernel-xen-3.0.13-0.27.1
xen-libs-4.1.2_14-0.5.5
xen-tools-domU-4.1.2_14-0.5.5
kernel-xen-devel-3.0.13-0.27.1
dns3:~ #


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Novell SUSE SLES11SP2 XEN アップデート

islandcenter.jp
by islandcenter | 2012-04-04 10:13 | SUSE | Comments(0)