NDSTRACE の使い方

NDSTRACE の使い方

ndstrace は複雑なコマンドなので、よく利用方法を忘れてしまいます。LDAP Wiki にある
http://ldapwiki.willeke.com/wiki/Ndstrace から、意訳してみました。誤訳があったらご指摘ください。

※重要 ndstrace を putty などのターミナルソフトで実行する場合は必ず quit コマンドで終了させてください。 ndstrace -u ではアンロードできなくなくなる不具合があります。
ndstrace causes ndsd to hang when left running from a terminated putty session

[eDirectory メンテナンス・コマンド ndstrace]

ndstrace -サーバーを表示するユーティリティ、メッセージをデバッグします。


[パスとオプション]
/opt/novell/eDirectory/bin/ndstracendstrace[-l|-u|-c「command1......"|[version][-h];[thrd<スレッドID>][svty][接続 ]

内容

ndstraceユーティリティは、ノベル eDirectoryの内部動作と関係するメッセージを表示します。ndstraceユーティリティは多くのコマンドを使用します。また、情報量を操作するフィルタがあります。さらに、その中には特定の同期プロセスを始めるコマンド、およびサーバ上のあるeDirectoryパラメーターを変更するその他のものがあります。

ndstrace は2つのモード、UIモードおよびコマンドライン・モードにでロードできます。オプションなしでの ndstraceコマンドは、UIモードでロードします。アンロードするには quit コマンドで終了しす。UIモードは単一のセッションでのみロードできます。他のセッションから終了させる場合は -u オプションで終了させます。

※特に意識しない場合は # ndstrace でUIを起動し操作します。 UI を終了する際は quit するか、他のターミナルから -u オプションで終了します。ただし、リモート端末から、 -u 出来ない不具合があるバージョンがあるため、必ず quit するよう習慣付けてください。

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[オプション]

様々なndstraceオプションは下のようにリストされます:

-l コマンドライン・モードにおけるndstraceユーティリティをロードします。背景のファイルへの出力メッセージを転送することができます。
-u ndstraceユーティリティをアンロードします。
-cコマンド-ndstraceコマンドはセミコロン(;)によって区切られたアイテムを備えたリストとしてコマンドラインによって与えることができます。
-- バージョン-バージョン情報をプリントします。
-hは、サーバが聞いているインターフェースおよびポートを指定します。
-- コンフィグファイルしてください - nds.conf設定ファイルの位置を指定します。

thread ID

スレッドIDに基づいたトレースメッセージをフィルターします。例えば、スレッドID 35のためのフィルタリングを可能にするためには、次のようにします。

# dstrace thrd 35

スレッドIDに基づいて、フィルタリングを停止するには、次のようにします。

# dstrace thrd

[severity_level]

重要度レベルに基づいたトレースメッセージをフィルターします。重要度レベルはFATAL、WARN、ERR、INFOおよびDEBUGです。重要度レベルのフィルタリングを可能にするために例えば、FATAL、の場合

# dstrace svty fatal

重要度レベルに基づいての、フィルタリングを停止する場合

# dstrace svty

[Connection_ID]

接続IDに基づいたトレースメッセージをフィルターします。例えば、接続ID 21のためのフィルタリングを可能にするためには、下記を入力してください:

dstrace conn 21

接続IDに基づいて、フィルタリングを不能にするためには、下記を入力してください:

dstrace conn




[基礎的なコマンド]

※ ここでは基本的な UI インターフェースを使った ndstrace コマンドの使い方を説明します。


シンタックス

ndstrace: set ndstrace= [flag]

flag

ONはndstraceを可能にします、スクリーンをデバッグするが、フィルタをセットしないし、リセットしない。


OFFはndstraceを不能にします、スクリーンをデバッグするが、フィルタをリセットしない。


ALLはすべてを可能にします、トレースメッセージ・フィルタをデバッグします。バッファーはこのコマンドでつけられます。


DEBUGは、次のフィルタを可能にすることにより一般的なデバッグするメッセージのあらかじめ定められたセットをつけます:TAGS、FRAG、JNTR、SPKT、BEMU、INIT、LMBK、RECM、SCMA、SKLK、BLNK、INSP、MISC、PART、VEC


AGENTは、次のフィルタを可能にすることによりDSのエージェント関連のデバッグするメッセージのあらかじめ定められたセットをつけます:TAGS、JNTR、AREQ、BLNK、RSLVおよびTVEC。


NODEBUGはフィルタをすべて切ります。

[ FILTERS ]

シンタックス

ndstrace: set ndstrace=[+|-]<フィルタ>ndstrace[+|-]<フィルタ> [[+|-<フィルタ]>]....


フィルタ値

ABUF -受け取られているデータを含んでいる、インバウンド・あおうとバウンドのパケット・バッファを可能にする、あるいは eDirectoryリクエスト。
ALOC -可能にする、デバッグする、またメモリアロケーションの詳細を示すエラーメッセージ。
AREQ - 他のサーバあるいはクライアントからのインバウンドのリクエストに関する、ステータスおよびエラー・レポートを可能にします。
AUTH - 認証メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
BASE - レベルをデバッグする最小でエラーメッセージをデバッグします。
BLNK - リンクおよびインバウンドのオビチュアリ(削除通知)メッセージおよびエラー・レポートをバック可能にします。
CBUF - アウトバウンドのDSクライアント・リクエストを表示するためにエラーメッセージをデバッグします。
CHNG - 変更キャッシュ・メッセージを可能にします。
COLL - オブジェクトの最新版情報に関する(最新版が以前に受け取られた場合)、ステータスおよびエラー・レポートを可能にします。
CONN - サーバが接続しようとしているサーバに関する情報を示し、サーバを接続させていないかもしれないエラーおよびタイムアウトを見るためのエラーメッセージをデバッグします。
DNS - eDirectoryを統合されたDNSサーバー・プロセスに関するエラーメッセージをデバッグします。
DRLK - 各サーバに分配された参照リンク・メッセージを-可能にします。
DVRS - eDirectoryが影響を与えているかもしれないDirXMLドライバ特殊分野を示すためにエラーメッセージをデバッグします。
DXML - DirXMLのイベントの詳細を示すエラーメッセージ。
FRAG - NCPに分類されたメッセージへeDirectoryメッセージを壊そうとする NCP* fraggerからのメッセージを表示します。
IN - インバウンドのリクエストおよびプロセスに関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを表示します。
INIT -可能にする、eDirectoryの初期化と関係するエラーメッセージをデバッグします。
INSP - 出所サーバのローカル・データベース中のオブジェクトの完全に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。

重要:このフラグの使用は、ソースサーバのディスク記憶システム、メモリおよびプロセッサーに関するリクエストを大量に使用します。問題なければフラグをイネーブルにして放置しないこと。

JNTR - 次のバックグラウンド・プロセスに関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします:管理人、複製同期およびフラット・クリーナ。
LDAP - LDAPサーバ・メッセージを可能にします。

ex) LDAP のデバックには ndstrace: set ndstrace=+LDAP を使います。
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※ LDAP のデバックには LDAP サーバーオブジェクトの Tracing の項目のいくつかをチェックします。
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LMBR - リンバー(準備)ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
LOCK - 出所サーバのローカル・データベース・ロックの使用および操作に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
LOST - 失われたエントリー・メッセージを可能にします。
MISC - eDirectoryの中の異なる出所からの様々なメッセージおよびエラー。
MOVE - 動きパーティションか動きサブ木オペレーションからのメッセージを可能にします。
NCPE -可能にする、NCPレベルにリクエストを受け取るサーバを示すためにエラーメッセージをデバッグします。
NMON -可能にする、デバッグする、またiMonitorに関するエラーメッセージ。
OBIT - オビチュアリ(削除通知)プロセスからのメッセージを可能にします。
PART - バックグラウンド・プロセス、およびリクエスト処理からのパーティション・オペレーションに関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
PURG - パージ工程に関するエラーメッセージをデバッグします。
RECM - ソースサーバのデータベースの操作に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
RSLV - 名前解決リクエストの処理に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
SADV - サービスロケーションプロトコル(SLP)を備えた、ツリー名およびパーティションの登録用エラーメッセージをデバッグします。
SCMA - スキーマ(DB構造)同期プロセスに関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
SCMD - スキーマ(DB構造)関連のオペレーションの詳細を示すエラーメッセージ。それはインバウンド・アウトバウンドの同期について詳細を示します。
SKLK - 複製同期プロセスに関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
SPKT - eDirectory NCPサーバ・レベル情報に関するエラーメッセージをデバッグします。
STRM - ストリームシンタックスを備えた属性の処理に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
SYDL - 応答プロセスの間に、より多くの詳細を示すためにエラーメッセージをデバッグします。
SYNC - インバウンドの同期交通(このサーバによって受け取られているもの)のエラーメッセージをデバッグします。
TAGS - トレースプロセスによる各ライン出力に関する出来事を生成したトレースオプションを識別するタグ・ストリングを可能にします。
THRD - いずれかのバックグラウンド・プロセス(スレッド)がいつ始まるか示すエラーメッセージおよび終了をデバッグします。
TIME - 同期プロセスの間に使用される過渡的なベクトルに関するエラーメッセージをデバッグします。
TVEC - 次の属性に関係する様々なメッセージを可能にします :同期、レプリカ、また過渡的なベクトル。
VCLN - 他のサーバとの接続の確立か削除に関する、ステータス・メッセージおよびエラー・レポートを可能にします。
WANM - ほとんど接続層で、青白い商品輸送責任者によって記録されたメッセージを可能にします。



[PROCESSES - 実行コマンド]

シンタックス

ndstrace: set ndstrace=*<フラグ>


フラグ値

A - ソースサーバ上のアドレス・キャッシュをリセットします。
AD - ソースサーバ上のアドレス・キャッシュを不能にします。
AE - ソースサーバ上のアドレス・キャッシュを可能にします。
B - 1秒でソースサーバ上の実行を始めるためにバック・リンク・プロセスを予定します。
CT - ソースサーバの外国行きの接続表およびテーブル用の現在の統計資料を表示します。これらの統計は、他のサーバあるいはクライアントからソースサーバまでの着信接続に関する情報を与えません。
CTD - テーブルのためのカンマ区切りのフォーマット、ソースサーバの外国行きの接続表および現在の統計資料でのディスプレイ。これらの統計は、他のサーバあるいはクライアントからソースサーバまでの着信接続に関する情報を与えません。
D - ソースサーバーから指定された地方のエントリーIDを撤去する、オブジェクト・リストをすべて送ります。エントリーIDは、サーバーのローカル・データベースに特有の分割根オブジェクトを指定するに違いありません。このコマンドは通常使用されます、いつ(だけ)Send、アップデートはすべて際限なくつらく、サーバーがアクセス不能であるので完成することができません。
E - ソースサーバーのエントリーキャッシュを再初期化します。
F - 5秒でソースサーバーの実行を始めるためにフラット・クリーナ・プロセス(それはジャニター(junitor管理)プロセスの一部である)を予定します。
G - 指定されたルートパーティションIDの変更貯蔵所を再建します。
H - ソースサーバー上で実行を直ちに始めるために複製同期(ハートビート-定期更新)プロセスを予定します。
HR - インメモリの最後の送られたベクトルをクリアーします。
I -指定された地方のエントリーIDをソースサーバーに加える、オブジェクト・リストをすべて送ります。エントリーIDは、サーバーのローカル・データベースに特有の分割根オブジェクトを指定するに違いありません。複製同期工程監査、Send、すべてのオブジェクト・リスト。分割の根オブジェクトのエントリーIDがリストに載っている場合、eDirectoryは属性までのシンクロナイズされたものの値にかかわらず、分割でのオブジェクトおよび属性をすべて同期させます。
J - ソースサーバーの実行を始めるためにパージ工程(それは複製同期プロセスの一部である)を予定します。
L - 5秒でソースサーバーの実行を始めるためにリンバー(準備)プロセスを予定します。
M<バイト-> - ソースサーバーのndstrace.logファイルによって使用される最大のファイル・サイズを変更します。コマンドは、debugファイルの状態にかかわらず使用することができます。指定された<バイト>は10000バイトと100MBの間の値です。指定された値が指定範囲より高いかより低い場合、変更は生じません。
P - eDirectory調整可能なパラメーターの現在値を表示します。
R - ndstrace.logファイルを0バイトにリセットします。
S - 3秒でソースサーバーの実行を始めるためにeDirectory複製同期プロセスを予定します。既に同期される予定である複製だけが同期されるでしょう。

ex) 強制同期プロセスを実行します。 ndstrace: set ndstrace=*S
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SS - ソースサーバー上で直ちに始める、スキーマ(DB構造)同期プロセスを予定します。最後の24時間で成功裡に同期されていないターゲット・サーバだけが同期されるでしょう。
SSA - それらが最後の24時間で同期されたとしても、直ちに始めるスキーマ(DB構造)同期プロセスおよびすべてのターゲット・サーバを備えた強制スキーマ(DB構造)同期を予定します。
SSD - ソースサーバのターゲット・スキーマ(DB構造)同期リストをリセットします。このリストは、ソースサーバがスキーマ(DB構造)同期プロセスの間にどのサーバを同期しなければならないか識別します。どんな複製も保持しないサーバは、そのサーバ・オブジェクトを備えた複製を含んでいるサーバの目標リストに含められるリクエストを送信します。
SSL - ターゲット・サーバのスキーマ(DB構造)同期リストをプリントします。
ST - ソースサーバにバックグラウンド・プロセス用の状況情報を表示します。
STX - ソースサーバにバック・リンク・プロセス(外部参照)用の状況情報を表示します。
STS - ソースサーバにスキーマ(DB構造)同期プロセス用の状況情報を表示します。
STO - ソースサーバにバック・リンク・プロセス(オビチュアリ(削除通知))用の状況情報を表示します。
STL - ソースサーバにリンバー(準備)プロセス用の状況情報を表示します。
U - コマンドがエントリーIDを含んでいない場合、ラベルが以前に付けられたあらゆるサーバのステータスを変更します。コマンドが地方のエントリーIDを含んでいる場合、指定されたサーバのステータスを変更します。エントリーIDはソースサーバのデータベースに特有で、サーバを表わすオブジェクトを指します。
Z - 現在予定されたタスクを表示します。


[チューニング]

シンタックス

ndstrace: set ndstrace=! flag value

チューニング・フラグ

B - バック・リンク・プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は1500分(25時間)です。範囲は2~10080分(168時間)です。
D - インバウンド・アウトバウンドの同期間隔を分の指定された数にセットします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
DI - インバウンドの同期間隔を分の指定された数にセットします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
DO - アウトバウンドの同期間隔を分の指定された数にセットします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
E - 実行を始めるためにインバウンド・アウトバウンドの同期プロセスを予定します。
EI - 実行を始めるためにインバウンドの同期プロセスを予定します。
EO - 実行を始めるためにアウトバウンドの同期プロセスを予定します。
F - フラット・クリーナ・プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は240分(4時間)です。範囲は2~10080分(168時間)です。
H - ハートビート(定期更新)プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は30分です。範囲は2~1440分(24時間)です。

ex) ndstrace: set ndstrace=!H ハートビートプロセスを強制実行します。
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I - ハートビート(定期更新)プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は30分です。範囲は2~1440分(24時間)です。
J - ジャニター(junitor管理)プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は2分です。範囲は1~10080分(168時間)です。
M - eDirectoryによって使用される最大のメモリを報告します。
N[0] - 名前形式をセットします:0(0)がhexのみを指定します。また、1(1)は十分なドット形式を指定します。
SI - インバウンドのスキーマ(DB構造)同期プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
SO - アウトバウンドのスキーマ(DB構造)同期プロセスのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
SI0 - 分の指定された数のインバウンドのスキーマ(DB構造)同期プロセスを不能にします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
SO0 - 分の指定された数のアウトバウンドのスキーマ(DB構造)同期プロセスを不能にします。デフォルト間隔は24分です。範囲は2~10080分(168時間)です。
T - サーバのUP状態のチェックのために、数分で、間隔をセットします。デフォルト間隔は30分です。範囲は1~720分(12時間)です。
V -制限されたeDirectoryバージョンをリストします。バージョンがリストされない場合、制限はありません。バージョンはそれぞれコンマによって区切られます。



[ログ(補足)]

ログのリセット
ndstrace : set ndstrace=*R

ログの開始
ndstrace: ndstrace file on

ログの終了
ndstrace: ndstrace file off

ログの位置
/var/opt/novell/eDirectory/log/ndstrace.log

-Keyword-

Novell eDirectory 修復 管理 コマンド ndstrace ndsrepair

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by islandcenter | 2012-10-10 15:04 | OES Linux | Trackback | Comments(0)