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早くも考える Windows 9 ?

Windows 8 が話題になりきっている最中で失礼なのですが、次の Windows 9 (仮称....?) を考えてみたいと思います。

まぁどの記事を読んでも「賞賛」する一方で「どこか変だな」というニュアンスがあって、無理やり「良いところを見つけ出している」風、な記事ばかりなのですね。だから 「Windows 8 は短命だな」という印象がどこか拭えない点があるわけです。

-PCってどうなのよ-

じゃぁPCってどうなの、というお話があるわけですね。世の中クラウドだのタブレットだのに話題が移ってきているけれど、これはあくまでもBYODのお話。やっぱり「仕事のお道具」はPCでなければできない部分があまりにも多く、タブレット機やクラウドにすっかり頼るわけには行かない。

やっぱりPCがあってナンボのもので、携帯機器はあくまでも補完するものに過ぎない部分があるわけです。そもそもタブレット機は2~3万円程度がボリュームゾーンで、これは従来 Palm 系のデバイスが押さえていたフィールドなわけです。しかもこのゾーンはいまや戦国時代で、織田亡き後iOS vs. Android の小牧・長久手の戦い時代の伊達政宗みたいに遅れてきたのが Windows 8ですから不利なわけですね。

-たぶん復活するスタートボタン-

Windows 7 が出てきた時に一番非難されたのが「↑に戻る」ボタンがエクスプローラはじめファイル操作のAPIから消えていたことです。フリーウェアで Wee なんかでエクスプローラには実装できたのですが、APIにないので、アプリケーションから「保存」ダイアログを開くと使えない。

しかし Windows 8 RTM 版にこの機能が戻ってきたのをこっそり見つけてしまったので、やっぱり、マイクロソフトさんは素直に自分の非を認めたのでしょう。たぶん Windows 9 ではスタートボタンが戻ってくると思います。

まぁ「スタートボタン」ではないにしろ、何らかの形で「ラウンチャ」のようなものでしょうね。一度 Windows 8 の RTM 版を見て5分くらい固まっている「おじさん」の映像を YouTube で見たことがありましたが、その気持ち私にも良くわかる。

たとえスタートスクリーンでも、デスクトップであってもどこかに何かの「アイコン」があってこれを突くと「なんかのアクション」が行えたりPCのステータスが確認できるというのは解りやすい。何もアイコンがない状態で、画面のどこか隅っこをなぞると「何か」が出てくるというUIはやっぱりおかしいわけですよ。解りにくい。

-たぶん分離するIntel版と ARM 版-

というか RT 版と x86 版は既に分離しているんだけど、明らかに共通性を持ちながらも、静かに分離していきそうな気がする。そもそもバイナリが違うのだから共通性は必要ないわけです。

ただ、操作に統一感が必要だとか、データの互換性が必要だとかという目的があるのなら確かに両方が同じ Windows を名乗る必要はあるのだろうけど、PC版とモバイル版とで、同じデータが使えるとか、データのエントリーができるというのはほとんど意味がない。

大体、モバイルで使うデータなんてクラウドに保管することが多いわけだから、データの互換性はあまり考える必要なないでしょうね。

ただしRT版は組み込み機器分野では使われそうな気がする。例えばQRコードを読み取って、在庫管理をしたり、ミニプリンターを使って発券システムを作ったり。そういう目的では iOS じゃひっくり返っても出てこないし、Android ならありそうだけど、開発者の絶対数が多くて単価の安い Windows 系プログラマなら、割とすぐ実現できそうです。もっともWindows系の仕事はほとんどオフショアされて、たださえ単価の安い国内のWindows だけのプログラマはますます仕事が無くなるんだろうけど。

-32ビット版はなくなるか-

Windows 7 は出た当初から「最後の32ビットOS」と宣言したマイクロソフトですが、公約は見事に破られましたね。Windows 9ではたぶんこの「公約」は守られるかも知れない。

ただ、やっぱり64ビット版の「もっそり感」は払拭できないだろうから、ATOM系のCPUでは厳しいのかもしれません。もうそのころではノートブックにせよ、デスクトップにせよ、4G搭載はデフォルトだし、8G、16G搭載がデスクトップのスタンダードだとすれば、このクラスはまず64ビット版ということになるのでしょうね。

しかしATOM系の「トランスフォーマ」型ノートであれば、タブレットと価格や目的がかぶる部分があるので出来るだけ低コストで作りたい、となればメモリ2G、SSD64Gなんてモデルが必要になってくる。

マイクロソフトとしてもインテルとの関係を考えると、このクラスは無視できない。何よりもデスクトップやノートブックとのバイナリ互換性を考えるとやはりこのクラスにも Windows のx86 版はほしいところだとすれば、32ビット版はまだまだ残ると思います。

もっとも、アプリケーションは32ビット版のAPIが残るわけですから、Windows 7 x86-64版で 16ビットアプリケーションを排除したように簡単には32ビットAPIは捨てられないでしょう。

-Windowsスタイルアプリケーション-

以前 Metro と言われた Windows スタイルのアプリケーションは増えるか。まず増えることは間違えないけれど、従来の「デスクトップ型」アプリケーションも残ることは間違えない。個人的には従来の「デスクトップ型」の方が一つの画面で使えることが多いわけだから使いやすいに決まっているのだけれど、出ちゃったものは仕方がない。

おそらく 「Windows スタイル」と「デスクトップ型」アプリケーションを両方切り替えながら扱わなければならなくなるでしょう。CADだとか、画像レタッチだとか、ワープロ、表計算などといった、「面倒で微妙な操作」はやっぱりマウスが必要だろうし、ボタンを押すと「豊富なメニューと機能」が必要となるわけです。

これを 「Windows スタイル」で撞実現するのかという問題もあるだろうし、従来の Windows 7/Vista (たぶんこのころには Windows XP は忘れられている)でも動作保障が必要になるだろうから、これらのアプリケーションは従来型の「デスクトップデザイン」が必要でしょう。デベロッパーとしては二つのUIをデザインするのは面倒だろうから、Windows 7 が「忘れてもいい」存在になるまではたぶん残るンでしょうね。

Windows スタイルのアプリケーションの致命的な欠点は「コッチの画面を見ながらアッチの操作をする」ということが(たぶん)出来ないことなのですね。例えば、ブラウザで資料を見て綴りを確認しながらターミナルで操作する、なんて操作は非常にやりにくい。

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とまぁ、出たばかりのものの「次を」期待してしまうのは、それだけ期待していることなんですけどね。


islandcenter.jp
by islandcenter | 2012-10-31 07:59 | Windows | Comments(0)