2012年 11月 24日
SUSE Linux で iostat - HDDの転送状態を調べる

help を見てみます。
sles11:/mnt/sdd # iostat -help
Usage: iostat [ options ] [
Options are:
[ -c ] [ -d ] [ -N ] [ -n ] [ -h ] [ -k | -m ] [ -t ] [ -V ] [ -x ]
[
/dev/sdf -> dev/sdd にコピー中の状態です。
-hm 1 オプションを使います。 h(人が読める形式) m(MB) 1 (秒おき) で調べます。
sles11:/mnt/sdd # iostat -hm 1
Linux 3.0.13-0.27-xen (sles11) 11/24/12 _x86_64_
avg-cpu: %user %nice %system %iowait %steal %idle
0.25 0.00 9.45 64.93 0.25 25.12
Device: tps MB_read/s MB_wrtn/s MB_read MB_wrtn
sda 5.00 0.00 0.02 0 0
sdb 0.00 0.00 0.00 0 0
sdc 0.00 0.00 0.00 0 0
sde 0.00 0.00 0.00 0 0
sdd 118.00 0.00 66.69 0 66
sdf 203.00 90.09 0.00 90 0
:
: 中略
:
^C <------ ^C で中止します。
sles11:/mnt/sdd #
sdf から sdd へ読み出し/書き込みが行われています。
この例では -hm 1 オプションで1秒おきに表示を更新していますが、間隔が短すぎると数字がコロコロと変わってしまいます。 10 秒程度の更新間隔にすると、大量のファイルを操作している間の平均速度がわかります。

大体、シーケンシャルアクセスで R/W 40-70MB/sec 程度が2012年現在では一般的な安価な SATA ディスクとコントローラの性能のようです。1つのコントローラで R/W の合計が最大 70MB/Secほどで出るとかなり性能を出し切っている感があります。 (ディスクの回転数や世代などによりかなり大雑把です)
tps(転送速度) の値が大きく出ているようであれば、性能の良いディスクということになるようです。
-Key Word-
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