2013年 08月 28日
SUSE Linux アカウントの取得から評価版のダウンロードまで
※本当にやった作業ではないので一部割愛している部分があるのはご了承ください。
※ 画面のハードコピーは 2013/8 現在のものです。あまりデザインが変わらないとは思いますが数年に一度はドラスティックに変わる場合もあります。
-アカウントを作る-
まず novell.com にアクセスします。
http://www.novell.com/ja-jp/home/
右上の Login をプルダウンして 'Create New Account' します。

必要事項を埋めていきます。アスタリスク*が付いている項目は必須項目です。

アカウント名とパスワードをセットします。

※重要
- アカウント名は他でまず他所では利用されていないアカウント名を使ってください。 "mydomain-com" のようなアカウントが良いでしょう。アカウント名は変更できないようです。
- メールアドレスは担当者個人のアドレスではなく、 systemmanager@mycompany.com のような共用アドレスを指定します。担当者が退職したときに大変なことになります。また、このメールアドレスは、製品をアクティベーションするときに必要になりますので、半永久的に使えるものをご用意ください。ただし、登録したメールアドレスは、novell.com のカスタマセンターから後に変更できます。
- パスワードは2~3人だけに開示し、知っている担当者が退職したり不要になった場合は必ず変えておきます。私もお客様が Novell/SUSE/Attachmate アカウントにアクセスする場合は背中を見せるよう心がけています。何しろ外部からもアクセスできるサイトなので取り扱い注意です。
-たぶん-
登録先にメールが送られてアカウントがアクティベートされるはず(?)です。英文ですから、ジャンクメールも良く探してください。(実際ジャンクだと思い削除してしまった方もいらっしゃいます)
-製品評価版のダウンロード-
サービスとサポート>ダウンロード>製品 を選びます。

製品のドロップダウンリストから、 SUSE Linux Enterprise Server を選び、バージョンを選びます。 2013/8 現在 11sp3 が選択できます。

生の SLES11 以外にも SAP 専用チューニングされたバージョン、 VMware 用などのメディアがあることがわかりますね。
Search ボタンを押すと、プロダクトのリストが出ます。

ここでは Intel/AMD 64 アキテクチャを選びました。もちろん、軽量な32 ビット版を選んでもかまいません。(その場合のライセンスはどうなるのかは不明)
その後簡単なアンケートに答えるとダウンロード画面に進みます。
Proceed Download ボタンを押すと、実際のダウンロードリンクに進みます。

SLES11 のインストールは1枚目の DVD/ISO だけで行えます。
※ もし、Novell/SUSE/Attachemate アカウントにログインしていない場合、Proceed Download ボタンを押すと認証画面が出ます。ということではじめにアカウントを作っておく必要があるわけですね。
後は、回線次第、インフラ系エンジニアお得意の「待つのも私達の仕事の一つ」の時間をまったりとすごしてください。
-suse.com からのダウンロード-
https://www.suse.com/ からも同様にダウンロードできます。デザインは Novell.com とほとんど一緒です。

※ブラウザはEN優先にしてるためこのスクリーンは英語表記ですが日本語を優先言語にするともちろん日本語で表示されます。
結局はそのまま download.novell.com にリダイレクトされてしまうので、後の作業は一緒です。
-その後は-
md5sum コマンドでダウンロードページに書かれている MD5 チェックサム値を確認します。サイズが大体あっていてもファイルが破損している場合があります。Linux の場合、md5sum ツールを使います。 Windows は任意のフリーウェアを探してください。
Verifying MD5 checksums and media
c5d2148c2b66ac3ca211484cf2167fab SLES-11-SP4-DVD-x86_64-GM-DVD1.iso
任意の DVD イメージライターで焼きます。
焼いた後DVDブートできるかどうか確認します。
実際のインストーラを起動したら Media Check を一度行ってください。電子メディアの場合はこのスクリーンが出てきます。
ISO ファイルも安全なところに保管するか、DVDメディアにバックアップを取っておきます。
拙い作りですが、インストールの実際の手順書を作ってみました。SLES のインストールから、XEN の準備、ハードウェア管理のコマンドの例を、一応「使える程度」に書いてみたつもりです。(たまに修正しますので悪しからずご理解ください)
http://www.islandcenter.jp/il/qa/sles/SLES11sp3Install.pdf
一応インストールもできて、ほぼ問題なく動作したら、実際のアクティベーションキーを購入します。
https://www.suse.com/shop/
2 ソケット$349(Basic) から、スタンダードサポート、プレミアムサポート、1年、3年の選択があります。(2013/8現在)
YaST の カスタマーセンターに登録し、パッチのダウンロードを行います。
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https://www.suse.com/shop/
islandcenter.jp
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