2014年 06月 20日
トラブルの元、Windows8/10 の高速スタートアップは無効にしよう
あれだけ、Windows 8 の事をけちょんけちょんに言っていたクセに、ノートブックは Windows 8.1 Update x64 64 ビット版となってしまいました。
というのも目的は Hyper-V です。これでオフラインでも、ガストのサービスランチを食べていても、仕事ができる。この欲望を満たすには8Gのメモリを積んだノートブックしかないわけです。まぁ Hyper-V のダメさは他にも色々書いたのであえてここでは書きません。
とは言え、KVM や XEN もやりたいし.. という事で考えたのが USB によるブートです。今なら8G程度のメモリであれば1000円程で入手できるし、新しいノートにはなぜかUSB3.0ポートが付いている。
ということで、試行錯誤しました。SUSE Linux には ntfs-3g を入れておいたので、Windows の D: ドライブもマウントできるし、ここを集合地点として、 XEN, KVM, Hyper-V といろいろ試す事ができるだろう、という甘い目的でした。
しかし、あるとき SUSE Linux が NFTS をマウント出来ないとクレームを付けたのです。
で、色々調べた結果が
Windows8 の高速スタートアップは無効にすべし
ということです。
そこで、「起動」して USB メモリなどからブートしようとするとディスクの内容は中途半端な状態で終了していて、Linux 側からはマウントできないという症状になるようです。この現象は Linux だけではなく、他の Windows 7/XP などでも発生します。
別に、「起動が速い」と「再起動が速い」とは同じ意味じゃないのです。再起動は普通にデバイスのチェックを行うので高速起動を有効にしたところで、通常の「起動」より時間がかかるわけです。
それに、そもそも、ちょくちょく電源を切る人がイチイチ「遮断」「起動」をするわけがない。私なら、ハイバネーションだとか、休止状態をよく使うわけですね。ほとんどの人は「電源プチ」の設定を休止などにしているはず。
ということで「高速起動を有効にする」って、馬の尻尾に飾りを付けるような、ほとんど意味のない機能なわけです。
更に怖いことに「高速スタートアップ」を有効にして、USBに接続したメモリやHDDを抜き差しして、他のデバイスでつなぐと「認識しない」という怖い思いをすることになります。
Windows8:XP、Vista、7でも使用している外付けHDD(USB接続)にエラーが発生する
これは随分ブログやQAサイトで見かけます。
「高速スタートアップ」でググると、欠点だらけで、どうすれば無効化するかという記事ばかりで、どこに良さがあるのかを記述した記事を見つけることができません。
私は経験がないのですが、どうも「読み出せないからフォーマットするぞ」というダイアログが出てきて、フォーマット、折角のバックアップが全滅、という悲惨な末期を迎えた経験がある方もかなりいらっしゃるようです。
私の場合、ノートブックの一台は Windows 7 で Windows 8 とのデュアルブートにしているため、これは怖いことになります。大抵の場合はWindows7 側で Chkdisk が走るのですが、あまり心地よいものではありません。
- 高速シャットダウンのメリット -
- ちょっとばかり起動が早くなる。
- それ以外のメリットは何もなし
- デメリットばかり
- 「休止状態」と大して差がない
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ということで「高速スタートアップは無効」にする方法です。
どんな方法でもいいけれどまずコントロールパネルを開く
隠れていないでコントロールパネルは出頭しなさい!
「現在利用可能でない設定を変更する」という小さなリンクが目立たないようにひっそりとあります。
クリックすると、下の方のスクロールさせないと見えない所に
「高速スタートアップを有効にする(推奨)」(
という項目が隠れるようにあるのでチェックを外します。
※とっても重要 - Windows 10 の場合、メジャーアップデートしたら、また元の”推奨”したくない設定にもどってしまうので、必ず、Disable に戻しておきましょう。
グループポリシー
グループポリシーにはそれらしき項目は
gpedit > コンピュータの構成>管理用テンプレート>システム>「シャットダウン」に「高速スタートアップを要求する」という項目があるのですが、「要求する」だけで「無効」にすることはできないようです。有効にした場合コントロールパネルの「高速シャットダウン」の項目がグレーアウトしてしまいます。
つまり「強制的にONにはする」が、強制的にOFFにはできないようです。
disable Windows 8 fast startup with group policy
レジストリを使う場合は
Disabling “Fast Startup” in Windows 8 thru programmig
あたりによると、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Power
DWORD:HiberbootEnabled キーに秘密がありそうです。
How to Turn "Fast Startup" On or Off for a Hybrid Boot in Windows 8 and 8.1
によると
DWORD:HiberbootEnabled は 0 で Disable になるようです。ただ反対に 1 で Disable という記事も見かけるので、丸のみしないでください。責任は持ちませんよ。
上のコントロールパネルを操作しても、このレジストリ値は変わりませんでした。効果あるのかなぁ。
何だか良くわからないけど、全部かぁ... Orz.
ご存じの方はコメント期待しています。
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問題は、この現象がOEM各社のFAQにも掲載されていることです。当然OEMからこの様に、データを損失する可能性が高いという、重要なトラブルを Microsoft 自体が把握していないはずでしょう。
しかし問題に何の回答も出さずにコミュニティ任せ、しかも対策のためのパッチも出さないという事です。
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そもそも高速スタートアップは再起動では有効じゃないし、ハードディスクとか付け替える時シャットダウンさせるじゃないの。どうするの?
Windows7 からWindows10 にアップデートしたらまずするべき事。
ントロールパネルの、スリープ設定が20分!あと、起動時や終了事に秘密に実行される(膨大な時間
がかかる!←大迷惑!)DEFRAGの設定が強制ONになっています!→自分は必ずOFFにしています
。がっ!忘れるんですよこれ!んで、パソコンなかなか終わらないんで、テキトーに次の事やってる
んですけど、調べて分かったんですが、これね?パソコン延々DEFRAG!←なめとんか!ったく
!
BINGE
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