SUSE Linux Enterprise Server 12 Support Pack 3 (SLES12sp3) が 2017/8 にリリースされたので、インストールしてみました。ここではインストールの流れを見てゆきます。 SUSE Linux Enterprise 15 はこちら https://islandcnt.exblog.jp/238668681/ OES 2018 SP1 Install はこちら https://islandcnt.exblog.jp/239279772/ - インストールのはじまりはじまり - まず DVD からブートアップ > "Installation" を選びます。 ![]() ライセンス同意画面と、キーボード、言語の選択です。 Language: English Keybord : Japanese を選び、日本語 106 キーで特殊キーや NUM Lock キーが押されていないかを "Keyboard Test" エリアで確認します。 ※ いつものことですが、 Language : Japanese も選べますが、とても意味不明でステキなニッポン語のメニューになるため、SLES は常に第一言語 English 第二言語 Japanese を選んでいます。また、サーバーのコンソールはほとんどが英語ですし、YaST を使う場合の ALT+ショートカットキーが使いづらくなるので、日本語は優先言語としません。 License Agree をチェックして次へ ![]() アクティベーションの設定です。ここをチェックすると、インターネットに接続に行き、アクティベートされてしまうので、いつも Skip しています。リポジトリも登録されるため、細い回線環境だと、インストレーション作業に時間がかかるため、スキップして、ある程度チューニングした後にアクティベートして、アップデートを行っています。 ![]() 追加プロダクトです。通常は何もないので Add On Product は何もセットせず次へ ![]() デフォルトで入れるか XEN または KVM のハイパーバイザー起動とするかの選択です。ハイパーバイザーとして導入すると、アクティベートや 1 Click Install に必要なブラウザや yast2 や virt-manager などのGUIツールが入らないので、ここでは Default 導入して、後に ハイパーバイザーだけを導入しています。 ![]() ボリューム定義です。マニュアルによると jeOS で 1.0Gb、最小のX環境で1.4Gb, フルインストールで 8.0Gb 程度のディスク容量が必要です。ただし SLES12 より "/" ルートパーティションは Default : BtrFS でスナップショットを取れるため、スナップショットからロールバックを使う場合は 使用量の倍の容量を確保することが推奨されます。そのまま鵜呑みすると 16G は欲しいネ、という事ですが、 ロールバックする対象はそれほど多くないですし、システムをロールバックするという事も滅多にありませんから 10Gb もあれば余裕でしょう。
なお、パーティションを分けた場合、 "/" ルート以外のパーティションは XFS がデフォルトになります。database などのロールバックが予測されるシステムでは BtrFS を使う事になります。 パーティションの構成を替えたい場合はここで "Expert Partitioner" を開きます。ここではデフォルトでそのまま進めます。 ![]() タイムゾーンの設定です。世界地図から日本らしきところをクリックすると Asia/Japan が選択されます。 ”Hardware Set to UTC” のチェックは外す事にしています。これはOSと CMOS クロックを UTC で同期させる機能なのですが、UTC で起動されると困る仮想サーバー(Windowsなど)のためのハイパーバイザー運用では、見事に9時間早くなってしまうので、このチェックを外して JST 運用することにしています。"UTC にしないのはどんなものなんでしょうね" という感じの警告を確認して次へ ![]() オペレータのフルネームとユーザ名、パスワードをセットします。 ![]() root のパスワード設定です。必ず ”Test Keyboard” で特殊キーや NUM Lock のチェックをします。なお、パスワードとテストフィールドでテストした単語はシンクロしません。あくまでもテストのためのフィールドです。 ![]() サマリ画面からデフォルト状態をいくつか修正します。 Firewall : Disable(Default Enable) SSH : Open(Default Close) Kdump : Disable (Default Enableカーネルダンプが必要なクリティカルなシステムでは Enable にしておくのが良いでしょう) どうせコンソールは使わないので Systemd target : Text (Default Graphical ) その代わり gnome や yast2 などのパッケージはインストールされます。 ![]() インストールが開始されます。 ![]() ハードウェアの性能によりますが10~20分程度で自動で再起動します。 - 再起動 - ![]() 再起動でログインプロンプトが出てくればOK ![]() あとは、IP アドレスの固定と NTP の設定をすれば、サーバーの基本的なインストール作業は終わります。この手順は SLES12 SP2 と同じです。
- インプレッション - SLES11 より、インストール全体は簡素化されていますが、省略された分、後で設定すべきことが沢山出てきます。やはり initd より systemd による、起動/終了の高速化は素晴らしいと思いました。どれほど変わったか、細かな設定などはもう少し照査すべきですが、従来の SLES12.x とあまり変わらないな、という印象です。ここから本格的に評価したいのですが、使えるPCがないので、ハイパーバイザー運用より当面は仮想サーバーとしての評価になります。ちなみに、SLES11 の XEN 環境からもインストールできたのですが、 Full Virtual でないと動かないという問題がありました。恐らくブートアッププロセスにチューニングが必要なようです。当面は USB ブート用の環境でのテストもやってみたいところです。 - Keyword - SUSE Linux, SLES12, SLES12sp3, インストール, 導入, 手順, DVD ブート, USB ブート, Howto
by islandcenter
| 2017-09-29 07:51
| SUSE
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