SUSE SLES で nautilus ファイルマネージャを使う幾つかのトピックス

==X端末から、nautilus ファイルマネージャの起動と終了。SUSE Linux(SLES11)==

DOS と UNIX のプログラマからスタートした仕事人生ですから、コマンド打ったりは別に苦でもないのですが、やっぱり Windows と過ごしてきたこの25年。やっぱりファイル操作はGUIでやった方がいい場合もあります。もっともコンソールからテキスト操作した方が便利な場合もありますが、テキスト操作だと、中々、老若男女、まぁ全てのオペレータさんが嫌がりますし、ファイル操作ごときにコマンドなんか覚えたくないと露骨に嫌な顔をされるとこちらも、困ってしまいます。

直接コンソールを操作しないで、できるだけリモートで操作するとなると、当然 Windows 端末から操作しますから、テキストコンソールは、今までハワイの海岸で流れ星を見ていたのに、いきなりフェアバンクス郊外のモーターストップで野宿しながらオーロラを見るような気分になるようです。

という事でやっぱり SUSE Linux ではオペレータさんに 「nautilus ファイルマネージャを使ってください」という事になります。そこで、 Windows から xming や movaXterm などのXサーバーから nautilus を起動し、終了する方法です。

= X 端末から nautilus の起動と終了方法 =

- 起動 -

通常は、Xサーバのテキストターミナルのプロンプト # から "nautilus &" を実行します。"&" を付ければ、GUIはデーモン化して、 セッションに常駐します。一度 "Enter" を押せばプロンプト "#" はテキストコンソールに戻ってきます。

"&" を付け忘れてもいいのですが、今度はほかの yast2 などの GUI アプリケーションが起動したりテキスト操作ができないので、一応、「付けといてね」とオペレータさんへの操作マニュアルなんかを使う時は記載して指導します。

sles11:~ # nautilus &
[1] 18820
sles11:~ # Initializing nautilus-open-terminal extension
Initializing nautilus-share extension

** (nautilus:18820): WARNING **: Can not calculate _NET_NUMBER_OF_DESKTOPS

: Nautilus のデスクトップが表示されます。以下中略


- 終了 -

もし"&"を付けずに # nautilus[Enter] してしまった場合、コンソールにはプロンプトが戻ってこないので、その際は CTRL+C を押せば nautilus が強制終了して、プロンプトが戻ってきます。それは裏のテクニックだと考えた方がいいでしょう。私の場合、通常は "&" を付けて起動します。あるいは X サーバーのアプリケーションを終了してしまえば、セッションも終わるので、nautilus も終了します。

しかし、nautilus で開いたフォルダは閉じる事ができても、"デスクトップ"だけは閉じるためのボタンがありません。そこで nautilus を終了させるため、X端末から、あるいは nautilus デスクトップ画面の、空いているスペースで右ボタンを使って テキストのterminal を開き

# nautilus -q

を実行します

sles11:~ # nautilus -q
sles11:~ # Shutting down nautilus-open-terminal extension

==SUSE Linux (SLES11)の、ファイルマネージャの表示をリスト表示にする。==

Linux を使い始めると、手元のアンチョコを見ながら、まずはファイル操作のコマンドを覚えようとするでしょう。しかし、不慣れなオペレータさんにとっては、コマンドをいちいち叩くのは苦痛そのもので、大抵は挫折してしまいます。また、私の様なメンドクサガリ屋も、テキストインターフェースで頑張らず、できるだけ省エネルギーで操作をしたいわけです。

そこで、GUI操作したい訳ですね。

SUSE Linux (SLES11の場合) nautilus デスクトップを開き、ディレクトリを開くと、デフォルトでは「Icon View」になります。右上の "Icon View" を "List View" に変えると、ファイル名やサイズと時刻、ファイル属性の概要が、コンパクトに表示され、ソートも簡単なのでグッと使いやすくなります。
a0056607_14473579.jpg
※ここでは私の好みで、どこかのメジャーなOSメーカのデスクトップシステムのような中途半端なローカライズで、意味不明な機械翻訳の誤訳が多い表示だと困るので、デフォルト言語を English に設定して説明しています。Default Language を"Japanese" にすれば、日本語のメニューになります。もちろん言語は English でも日本語の UTF ファイル名の操作には影響はありません。

という事で、Windows から xming や movaXterm を起動して # "nautilus &" を実行すると、SLES のデスクトップが開きます。ここでファイル操作をおこないます。

しかし、デフォルトの起動状態が Icon View なので、ファイルの情報量が少ないし、見つけにくい。そこでこのビュー画面を List View にするには、右上の Icon View をトグルして List View に変えます。とは言えディレクトリフォルダを開く度に List View にするのも面倒です。

しかし、いちいちディレクトリを開いて、ビューを変更するのは非常に面倒くさいので、デフォルトのアイコンビューを "List View" にしてしまうには、

Edit メニュー > "Preferences" より

a0056607_14490028.jpg

"Default View" の "View new folders using" を "List View" にして "Close" します。
a0056607_14493518.jpg
これで、ディレクトリアイコンを "Open" すると、全てリスト表示されます。ファイル名やサイズによるソート処理、日付のソートなども List View なら簡単に行う事ができます。

この他に nautilus から、ファイルの圧縮、解凍、テキストの編集や gedit のテキストを Windows 側のメモ帳などにペーストするなどの技が使えます。

参考元

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SUSE Linux SLES SUSE enterprise server nautilus デスクトップ ファイルマネージャ nautilus 起動と終了 アイコン表示 リスト表示への切り替え

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by islandcenter | 2017-05-23 14:53 | SUSE | Trackback | Comments(0)