2019年 07月 22日
SUSE+Zabbix4 で夏場のCPU温度監視と温度グラフの作成
「ぐゎーっ」
openSUSE/SLE には、sensors パッケージは、YaST > Software Management からインストールできます。YaSTにリストされない場合、openSUSE のソフトウェアページからブラウザからコマンドなしの1クリックインストールできます。sensorssensors-detect を使って定義した後、sensors で確認できます。 実際の sensor の使い方は、ここでは述べません。多くの事例が見つかるでしょう。コンピューターの冷却は「風通しが大切」です。
いくらコンソールを開いて、"sensors" を叩いてみても、そこにあるのは数字だけ。株価と一緒で上がっているのか下がっているのか、トレンドが見えないと意味がありません。
How to setup zabbix4.2 on openSUSE Leap 15.1 セットアップ
そこで Zabbix の機能で、sensors の筐体温度の遷移値がグラフ化できないかと、探したら、そのものずばりの回答がありました。とても参考になりました。Zabbixによる温度監視(zabbix-agent版)DaisukeMiyamoto/CPU_Temperature.xmlこれは Zabbix のテンプレートなので、テンプレートに追加して、Host のモニタリングのテンプレートに追加するだけで簡単に動いてしまいました。 見事に深夜から未明は温度が下がっているんだ、という事が分ります。素晴らしい! ただ、sensors で見ると6コアなんですが、グラフは4コアしかない。これはテンプレートを見ればわかる通り、4コアしか定義していないからでしょう。最近は恐ろしいほどのコア数のマルチコアCPUもあるので、持っていないけど、機会があればテンプレートを書き換えて試してみたいです。それにしても、Zabbix や Sensors で示しているのは40℃台なのに、Windows ノートは常時80℃前後。これってどういう違いがあるのでしょうね。
Zabbix4.2.4 でディスクの空き容量をグラフ化してみた夏の暑さで Windows ノートPCが夏バテでいきなりリブート、再起動する対策