openSUSE Leap 15.2 シングルユーザーモードとレスキューモード

-- openSUSE Leap 15.2 の場合

何らかの理由で起動できなくなった openSUSE を修復するため、シングルユーザモードと Rescue モードの復讐です。

-- シングルユーザモードで起動

/etc/fstab の記述が間違っている場合など、システムが起動できない場合は、シングルモードで起動します。

grub のメニューで 'e' を押してエディタモードに入ります。

"linux /boot/....." の行の最後に '1' を加えて CTRL+x もしくは F10 キーで起動します。

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root のパスワードをセットしてログインします。

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-- openSUSE rescue mode

How To: Recover the Linux root password


openSUSE 15.2 の root パスワードを忘れてしまった場合などに、レスキューモードを使います。

grub のブートメニュ―から More...

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Rescue System で起動します。

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root パスワードなしでログイン

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root のパスワードをリセットしてみました。

# fdisk -l   <-- パーティション確認
# mount /dev/vda2 /mnt <-- ルートパーティションをマウント
# chroot  /mnt
# passwd root <--- リセットします。

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同じディストリビューションでも、バージョンが異なっているとレスキューモードやシングルユーザモードの立ち上げ方が違うものです。普段メンテナンスしているバージョンの修復までの手順をチェックして常にドキュメント化しておく事は重要だと感じました。



by islandcenter | 2021-03-23 19:41 | Comments(0)