isLandcenter 非番中

ブログトップ | ログイン

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!

ここは北海道の稲作散村地帯。散村なので集落ではなく、隣の家とは何百メートルが当たり前の過疎地です。数年前から

「光ファイバー」

のサービス提供地区になっていたので、申し込みはしても実際に電柱に光ファイバーは敷設されておらず

「工事は却下」

という状態でした。今まで3G 通信の USB ドングルだとか、使えない事で有名な Softbank Air などを使っていたのです。

Softbank Air: Wifi ネットワークの暗い闇、シェアード IP

私は実家にUターンした時、一緒に使っていた yBB の ADSL 契約をそのまま実家に持ち込んでみたら、遅くても一応使えるんですね。

で、落雷がありまして、電話が壊れたのかとNTTに調査を依頼するとADSLモデム側の RJ11 ポートが死んでいた様でした。ついでにNTTの業者さんに

「ここ光ファイバーは使えるのか」

と聞いてみたら、電柱をみて「大丈夫」らしい事を確認してもらいました。ついでに宅内配線までしてもらい、後は電柱から光ファイバーを引くだけのことになりました。大変親切な「現場エンジニア」さんでした。やっぱり現場を知っているCEさんは無敵だ。電話を光電話に変えたついでに、yBB の ADSL を光契約に変えればいいと言うお話しです。ADSL の契約を光に変えると、工事費は実質割引されて無料になるそうです。

で、NTTさんも yBB もセールスは、ハッキリ言って

「クソ」

月額の合計金額も、光接続にかかる費用も、ウェブページに書いてある、のバカの一押しだけで、ちょっと不安でした。この辺は実に不親切ですね。ってか、通信業者もISPも同じ系列の会社だったら良かったのかも知れません。BB フォンに yBB 光、とか NTT と OCN との組み合わせとかですね。

北海道でも豪雪地帯なので、電柱からの配線は軒下ではなく、全て家屋の外の電柱を経由して地下から宅内に宅内配管で引き込んでいます。

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15331057.jpg


光回線の引き込み

らせん状のケーブルが光ファイバーの幹線。電柱の左にあるのが、メタルのアナログ電話の端子函(エンクロージャ)。この電柱には光ファイバー用の端子函(光クロージャ)は付いていないので、二つ先の電柱の光クロージャまで、光ファイバーを伸ばします。

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15333199.jpg


数本先の電柱に光ファイバー用の右側の端子函(光クロージャ)がありファイバーケーブルを繋ぎます。恐らくご近所の配線は全部ここに来るのでしょう。左は従来のアナログ回線用のエンクロージャ端子函

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15335144.jpg

引き込まれた光ファイバーは、地下のパイプスペースから居間の電話機裏の、光コンセントに届きました。NTT のホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (RS-500MI)経由で、ホームルータに繋ぎます。 NTT の HGW は LAN ポート4つあるので、ルータを2台つなげて、家人用と、私の仕事用の二つのセグメントに分けています。


ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (RS-500MI)

ちなみに NTT HGW のデフォルトアドレスは 192.168.1.1 です。私のルータと同じアドレスなので大丈夫かな、と思ったのですが問題ないようでした(のちに悲劇)。この HGW に SBB のログインIDとパスワードをセットして PPPoE 接続します。IPv4 と IPv6 のデュアルスタックです。

YBB の場合、ソフトバンク光ユニットを使わないと、IPoE 爆速接続はできない様です。

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15361579.jpg

ADSL 状態から、光接続に変えた時の zabbix で測定したGoogle への ping 応答です。ADSLだと200ms ほどの応答時間で、時々ドロップしていますが、二時間後に光ファイバーに変えて 20~30ms に改善されました。

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15363582.jpg
zabbix 5.2 openSUSE Leap 15.2 SNMP でデバイス監視

ただし、品質には不安定なところもあり、時々 google さんからの ping 応答がないタイミングが若干あるようですが、大体 20ms 程度で応答しています。(これが悲劇)

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15365361.jpg


YouTube を見る程度で使っていた頃の ADSL 回線での DNS/Squid プロクシの通信量です。大体 0.5 Mbps から 1.5Mbps 程度です。せいぜい 480p で視聴できたかな、という程度のスループットです。

限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15371465.jpg


光ファイバー後は 720pHD 画質もストレスなし。それでも 4Mbps 程度しか使っていないのですね。 Youtube はまだ軽い方なのでしょう。1080p にするとトラフィックは 8Mbps 程度に上がりますが、コンピュータ側の性能が追いつきません。へぇ。「きまぐれクック」ってこんなに綺麗な画質なんだ。


限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15372896.jpg


IPv4 と IPv6 で繋がっています。重いと言われる夜の時間帯です。過疎地区ならではの過疎ネットワーク。ちなみに YBB との接続は悪名高い PPPoE ですが、過疎地なのでそこそこ安定しています。yBB とのIPoE 接続には、ソフトバンク光ユニットが必要で「爆速」になりますが、光ユニットのレンタル代 500 円/月 が別途必要です。ま、IPv6 と IPv4 のデュアルスタックだし、ま、これでいいでしょう。この値は夜なので若干遅いのですが、空いている時間帯は 600Mbps 以上出ます。


限界集落の原野の真ん中に光ファイバーがキタアアーっ!_a0056607_15374961.jpg

という事で openSUSE Leap のインストールイメージをダウンロードしてみましたが。今まで一晩かかったものが数十分で落とせました。



by islandcenter | 2021-09-14 15:41 | 雑文 | Comments(0)