2022年 06月 22日
Thunderbird メールを Windows から mac へ移行したい
コンピュータを複数使うようになると、どのマシンがメインマシンになるか、結局メールを一番使うPCがメインになってしまうものです。
Thunderbird の「ヘルプメニュー」>「トラブルシューティング情報」に「プロファイルフォルダ」というメニューがあるので、ここの「フォルダを開く」ボタンを押すと、エクスプローラなり、ファインダなりにディレクトリが表示されます。メールのバックアップは、このディレクトリを丸ごと Robocopy.exe や rsync などのツールで外付けドライブやファイルサーバーにコピーしてしまえばいい、ということですね。
Windows ならエクスプローラのアドレスバーに表示させれば、フォルダのアドレスがわかります。
デフォルトでインストール、利用を開始した場合、ディレクトリは、ホームディレクトリに作られます。Windows の場合
C:\Users\myname\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\\
macOS の場合
~/Library/Thunderbird/Profiles/<Profile name>/
Linux の場合
~/.thunderbird/<Profile name>/
に作成されます。大抵の場合、プロファイルフォルダは、数年前の古いバージョンでは ”12345678.sit” という "ランダム8文字+sit" した。現在は "8文字ランダム+Profile_Name" に変わったようです。thunderbird メール全体のバックアップはこのフォルダ全体をコピーして保管します。プロファイルディレクトリがゴチャゴチャして、複数あってわからない場合は、ディレクトリのトップのファイルの更新日をみて、最後に thunderbird を起動した日時があるので区別できるはずです。
macの場合
Thunderbird のプロファイル
バックアップした、Thunderbird のメールストアを、コンピュータの任意のディレクトリにコピーします。コピーしたら、Thunderbird をプロファイルマネージャオプション "-ProfileManager" をコマンドラインで起動します。
mac の場合
~ % /Applications/Thunderbird.app/Contents/MacOS/thunderbird -ProfileManager
Windows の場合
C:¥> "C:\Program Files (x86)\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe" -ProfileManager
でプロファイルの選択画面が出てくるので、”Default User” のプロファイルを「プロファイルの削除」で一旦削除(この際、確認のダイアログが出てくるので、"プロファイルのみ削除"を選びます)します。
もう一度前の画面に戻ったら、"新規プロファイルを作成" から、プロファイル(Default User)を作成します。
デフォルトディレクトリに Default User を作ろうとするので、「フォルダを選択」ボタンを押して
移行元からバックアップして、ローカルディレクトリにリストアしたプロファイルディレクトリ、"8 文字.sit " または "プロファイル名" のフォルダを指定します。次回以降は、単純に Tunderbird アイコンをクリックして起動するだけです。
Thunderbird から gmail にログインできない。