2022年 07月 20日
Windows ユーザが Macbook Air に乗り換えたら慣れるまでにやってみること
Linux 管理者が初めて mac で使うツール類
ちなみに、私は持病のため左手が不自由です。標準モデルは JIS 配列なんですけど、US キーボードにしておけば良かったナと反省しています。フルサイズのテンキー付きキーボードならともかくも、もともとカナ入力はしないから、かな印字は要らないし、使っていた Mac mini のキーボードが US 配置だったこともあります。キー配列は US キーボードのほうが自然です。日本語入力と半角英数との切り替えに Ctrl+Space を押すのに、ついつい Caps キーを押してしまう。
この control と Caps キーの配置はやっぱり慣れませんね。という事でキーボード配列を変えました。「環境設定」>「キーボード」にある「装飾キー」の中から Caps キーと control キーの位置を交換します。
ただ、M1 Mac Book Air の JIS キーボードの大きさ配置の良さは他の Dell あたりの Windows ノートよりは自然で使いやすい。Enter 周辺が自然な大きさなので無理がない。地味なバックライトも秀逸だし、打ち心地、キー配列も満足できます。国産のプラスチッキーな安物の某 MC ノートを愛用してきた私にとっては、国産メーカでも、結構無理した配列に嫌になることが多いのですが、外資系メーカー Apple のこの価格で、ユーザが一番触る機会が多いキーボードの質感はいいですね。やっぱり Apple には妥協する所がない。やっぱり mac OS ならではの特殊なキーセットなので、無駄なキーがない事も理由でしょう。ノートブックのキーボードって交換が効かないものなので、長く飽きずに使えそうです。
Msc Book には、というか Apple 製品全体に Delete キーはもありません。Windows にどっぷり浸かった生活をしていた身には、Delete キーがないと悲しい。Delte キーは "fn + ✗"キーを使います。
他に PG Down, PG up, Home, End キーがありません。まぁWindows Note にも独立したキーがない事がおおいですね。これらは fn + "←,→,↑,↓"キーになりますが、微妙に操作に慣れません。特に、マウスカーソルがある行の全選択なんかよくやるのですが、Home --> Shift+ →, End キーなんかで、行頭から行末の選択などのやり方がよくわからない。
どうやら、Shift + command + "→,←" でできますが、これも慣れですね。
よく Windows ではCtrl+ "C,X,V,Z" などで、切り取り、コピペ、取り消し、などの操作をやりますが、この操作はほとんど Mac では command + "C,X,V,Z" になります
Mac のキーボードショートカット
ちなみに Apple の純正キーボードには Ins キーがありません。ほとんどの mac 用のアプリケーションでは Ins キーはないものとして作られているのですが、他のプラットフォームから移植されたアプリケーションによっては、戸惑う事があるかもしれません。実用上、「上書きモード」はあまり使うことがないので潔いといえばその通り。実際 Windows で Ins キーを押してしまって文字が書き換わってしまうくらいなら無くても困らないでしょう。
今まで Mac Mini を浸かっていたのでマウス操作にはそれほど違和感がなかったのですが、M1 Mac Book Air のトラックパッドにはやっぱり慣れませんね。「慣れると鬼の様に使いやすい」と評判の Mac のトラックパッドですが、その便利さがまだ分からない。
なぁんの、iPhone と同じだよ、と言われそうですがそれほど iPhone 使ってないし。マルチタッチがわからない。三本指のジェスチャがうまく使えないんですね。指二本でスクロールは分かりました。
過去何台もの Notebook PC を使ってきたけれど、やっぱリ Mac でもタッチパッドは合わないのかなぁ。キータイプしている時にタッチパッドにパームが触ってしまいカーソルが飛ぶんですよね。ちょっと苛つきます。
特に、マウスからトラックパッドになって一番困るのが、右ボタンの使い方です。
もともと Mac のマウスには右ボタンがありませんでした。まだ「漢字トーク」とか言われた OS6、OS7 とか OS8 の時代ですけど、その時代に Mac を初めて触って(その頃は Windows も無かった)コトもあろうか、私は「即席 Mac のインストラクター」だったという黒歴史を持っています。という事で2ボタンマウスの Mac マウスには慣れていません。逆に、Mac から WIndows に帰変えらてしまったお客様から「Windows の右ボタンってすごいですね」なんて言われて悔しい想いをしたことがあります。
Windows から Mac Book に代わって一番慣れないのが、「右ボタンってどこ?」なのではないでしょうか。
デフォルトでは、ダブルタップらしいのですが、「環境設定」>「トラックパッド」の中に「副ボタンのクリック」という項目があるので、これを「右下隅をクリック」に変えてしまいました。
これで右ボタンがトラックパッドの右隅で使えるようになります。ただ、この右隅の位置が微妙でただのクリックになってしまうことが多くて苦労しています。
まぁ、Windows ほど、右ボタンの表現が豊富ではないことは仕方がありません。慣れるしかない。特に、Explorer から Mac のFinderに代わった時に、右ボタンメニューの表現力の乏しさには慣れしかない。
インフラ系技術者としては、ファイルをやたらとダブルクリックするのはとても怖いので、右ボタンで素性を確認してから「アプリケーションで開く」操作や「新規作成」がクセになっているので、これも慣れです。
マウスを「押し込んでドラック」する操作もはじめは戸惑いました。
一番慣れなかったのが、Finder からファイルを別ボリュームへ「移動」する操作です。Explorerなら、右ボタンで選んで移動際に移動できるのですが、Finder では出来ない。これは、右ボタンで選択して、移動先を選んで、option キーを押しながら「編集」メニューで「ここに移動」させます。よく使う操作なのでが、Mac mini を使っている頃からずっと知らなかったとは口に出して言えないですね。
アクセシビリティの「トラックパッドオプション」に「ドラックを有効にする」という項目がありましたが、どうも私の指には合わないみたいです。
Windows と Mac の違いは「オブジェクトをどう扱うか」という考え方の違いです。Windows なら「これをどうするか」という行動を右ボタンで表現されるのですが、Mac の場合は「どこに何をしたいのか」という発想で行動を決めているということです。
行動で目的に向かうのが Windows 流目的に行動をするのが mac 流
です。
やっぱり、マインスイーパーやるには、マウスを使うのが一番なのですね。これ、マウスやタッチパッドに慣れるには一番いいのかもしれません。すぐマウス壊れますけどね。タッチパッドでマインスイーパーに慣れなければ、さっさとマウスを買うべきです。
私は 初めて Windows 3.0 に付いていたマインスイーパーでマウスを3つくらい壊しました。さすがに ThinkPad 系のチャンドラノートを使っていた頃は、あの赤乳首トラックポインタは好きだったのですが、マインスイーパーをやりにくかったので、マウスは必要だと感じたものです。ポインタデバイスに慣れるには、まずはゲームから。これ、私がお客さんから習ったことです。
いいお客さんでした。
Msc book Air のディスプレーはいいですね。2,560 x 1,600 の解像度なので、まぁ文字は小さいけれど、表現力は高い。安物の Windows の HD 仕様よりは全然高級感があるし、モデル落ち寸前でもこれで 130,000 円台だったのは実にいい買い物だったと思います。
mac, Linux+samba, Windows のファイル名の問題:開けない共有のフォルダ、ファイル