2022年 11月 29日
Windows11 のあれはどこ?コントロールパネルを探す
「あれ? この機能どこ行った?」
タスクバーを右クリックして起動していたタスクマネージャは、スタートボタンの右クリックで出てきます。というか、Windows10 でもスタートボタンの右クリックだったのですが、タスクバーの右クリック自体、タスクバーの設定メニューだけになったので、まぁシンプルになりました。Windows10 でダブっていた右ボタン機能をスタートボタンに集約してしまった訳です。
他に
・デバイスマネージャ・タスクマネージャ・ネットワーク接続・コンピュータの管理・ディスクの管理・ファイル名を指定して実行・設定(歯車)
などが Windows (田ボタン)の右クリックで出てきます。

エクスプローラ > PC > アドレスバーの左の"⬆"ボタンで、エクスプローラの右ペインにコントロールパネルが出現します。右ボタンでお好みでデスクトップにショートカットを作るなり、クイックアクセスに表示することができます。

やっぱりコレなのよ、と芳ばしいアイコンがごっチョリ出てきました。いずれこのインターフェースも「設定(歯車)」アプリに統合されてしまうのでしょうか。ここで全て完結しているのは便利なのですけど、新しい機能はここには盛り込めないだろうから、レガシーと言われれ日も近いのかな。

コントロールパネルはデスクトップに表示させることもできます。
設定(歯車) > 個人用設定 > テーマ > "デスクトップアイコンの設定" の中に "コントロールパネル" をチェックするとコントロールパネルがデスクトップに出てきます。個人用設定は評価版(プロダクトキー認証を受けていない)と利用できません。

ここも昔の管理ツールの置き場です。コマンドプロンプトや PowerShell や Windows Media Player、iSCSI イニシエータ、タスクツールなどがありますね。必要であれば右クリックでショートカットを作ったり、クイックアクセスに表示させることができます。”スタートメニューにピン留め” してもスタートメニュー自体の表示領域が小さいので不便ですね。ワードパッドも "すべてのアプリ" > "Windows ツール" の中にあります。

コマンドプロンプトやサービスの管理など、雑多な機能の設定はここに乱雑に押し込まれてしまいました。
スタートメニューの一番上に表示したい場合は、アイコンを右クリックして "一番上へ移動" をクリックします。

スタート(田) > 全てのアプリの中を「探せば」あります。
Notepad は「メモ帳」なので「め」のところ、ペイントは「は」のところにあります。Edge は "E" のところかな? と思ったら、"M" のところにありました。ちなみに「ピン留め」を外すと消えてしまいます。
ワードパッドだけは、"Windows ツール"の中にあります。

スタートメニューのカスタマイズは
"C:\Users\MYNAME\AppData\Roaming\Microsoft\Windows"
で行います。個人的には、メモ帳やフリーのテキストエディタなどは "プログラムで開く" することが多いので "SendTo" フォルダはカスタマイズしておきたいところです、エクスプローラ中心の使い方をする場合は、SendTo することが多いでしょう。

やはり、エンドユーザさんのクレームを受けるのはヘルプデスクなので、システムのイベントやスタートアップタスク、サービスの操作の入り口だけは抑えておきたいところです。
Windows11 で最初にカスタマイズしたくなる項目
Windows11 のスタートメニューにある要らないアイコンを整理Windows11 を再展開、やり直し、Sysprep で、失敗しやすいポイントWindows11 で無効にして良い不要なサービス