2023年 01月 25日
M1/M2 mac で linux, UTM で仮想化、 openSUSE Tumbleweed
openSUSE Tumbleweed の最新版はこちら-- M1 mac book air 2020 (Apple Silicon 16Gb Memory)-- UTM 4.1.5-- openSUSE Tumbleweed (aarch64-Snapshot20230121) at this time.
※ Full version iso を使います。NET Version はリポジトリの関連で動きませんでした。(Net version ISO would not worked! in my environment)
ちなみに現時点で入手できる opensuse Leap 15.5 alpha 版では動作しませでした。(Leap15.5a didn't work)。是非、openSUSE Leap 15.5、SLE15sp5 では aarch64 版が UTM でも動いてほしいですね。openSUSE Leap 15.5 Beta 1でかろうじて動きました 2023/2/24
mac で UTM ARM Linux : openSUSE Leap15.5 beta on Apple M1 virtualization
有償の AppStore 版もありますが、今回は配布元の無償版を使います。アップデートは手動なので、何か新しいものがあるかどうか、最新版をダウンロードして置くと良いでしょう。
UTM Virtual Machine App.
App sitore 版 UTM Virtual Machines
Create Virtual MachineBoot from openSUSE Tumbleweed Full Version ISO image.
システム:特に変更なし(Default as it is)
Virtual Display Card : virtio-ramfb
※Virtio-gpu-pci(GPU Supported) で GUI も使えました。立ち上がるけどちょっと変
Network : Bridge
Network は Bridge に設定しました。(Share NETwork was not work) 共有ネットワークではどうもうまく動きません。※ ブリッジか共有ネットワークかは、こちらにまとめました。UTM 仮想化ソフトウェアの Shared Network モードと Bridge モード
USB Drive : Enabled -> Install Full ISO Image ブートメディアに openSUSE Tumbleweed の ARM64 版の Full ISO イメージをセット済み。 ※この CD/DVD 仮想デバイスはインストールした後、削除しないと起動できませんでした。
Remove USB Virtual CD Drive (Install Image CD/DVD Device) from edit screen after your Install Finished !
Let's Run ! According with Wizard.... System Role : set "Server"
テキストのインストーラが起動します。ここは Tumbleweed らしいですね。まだ GUI は怪しいので Server Role でインストールします。
インストール全体は、テキスト YaST インストーラですが、SLE/openSUSE に慣れているならそれほど困難は有りません。 パッケージ自体の数が少ないせいも有りますが、5分ほどでインストールが終わります。非常に早いです。mac book ってエラく性能いいですね。 Apple sillicon M1/2 チップの性能が「実感」できます。
reboot
-- ooops !
Can't boot from hard disk image. BIOS Setup screen. 仮想 HDD イメージから起動しようとしたら、何故か仮想 BIOS スクリーンに飛ばされます。ここは Windows11 でも経験しています。
VM の編集メニューから、仮想 CD/DVD デバイスを丸ごと削除します。 Remove USB Virtual CD Drive (Install Image ISO) from edit screen.
CD/DVD を削除して起動すると無事起動できました。起動が早い! Rmove USB CD/DVD Device Boot on Successfully....
Display を Virtio-gpu-pci(GPU Supported) 、gnome Desktop にすると GUI ログインもできます。
openSUSE Tumbleweed を試してみた。Leap とどう違う?
Fedora 37 Server も動きました。
openSUSE Leap15.5 on Apple M1 UTM virtualizationM1 mac で Linux 仮想化 SUSE Linux Enterprise15sp5 Beta が UTM で動いたhttps://islandcnt.exblog.jp/241737696/
まとめ
もし mac で Linux をまともに使うなら、UTM より Parallels Desktop を使うほうが圧倒的にお勧め出来るでしょう。何しろサポートされるゲストが多い。openSUSE Leapも動くようなので、正攻法です。でもお金を掛けたくない、オープンソースに期待したいのであれば、QEMU/UTM は魅力的です。
Apple M1 チップは macOS を動かすには最適ですが、実際 x86_64 系と比べて実力はどうなのよ、という疑問があり、もし ARM ベースのコンピュータで、普段使い慣れているオペレーティング・システムが動けばだいたいの比較が出来るというものです。しかし ARM ベースのコンピュータは数あれど、私達が手軽に入手できるのは、 Rasbery Pi 一択です。まぁ Windows は無理でも、Linux は動く。でも Rasbery Pi は爆速というほどでもないらしい。そんな時に ARM アキテクチャの M1 mac が出たわけです。これで Windows が動いたら、Linux が動いたらどうなるのか。UTM 仮想化アプリケーションはそんな PC 自作ジャンキーの興味を叶えるにはいい素材です。さて、M1 Mac book air で、UTM を使って、Windows 11 を動かしてみたら、本当に爆速でした。そして普段使い慣れている openSUSE を動かしてみたら、インストールにかかる早さは異次元だし、再起動も異質の早さです。大丈夫か? Intel ...
M1/M2 mac で ARM版 Windows11を: 無償のUTMで仮想化
M1/M2 mac book air で、macOS と Windows、Linux が動くというのは非常にコストパフォーマンスは大きいですね。一粒で三度おいしい。ファンレスで軽量でパワフルなのです。100% の目的カバーとは言えなくても、IT エンジニアなら3つのプラットフォームが持ち歩けるし、クリエーターなら Windows も使える。mac で UTM 仮想環境は安価でアウトプットはいい。もちろん、UTM でなくても Pallarels Desktop ならもっと安心して使えるでしょうが、オープンソース好きなら、UTM の可能性も期待したいところです。Apple は果たしてオープンソースに前向きかという不安はありますけど。Apple に、とは言わないのですが、どこかのハードウェアベンダーが、ARM ベースの CPU を搭載したコンピュータを市販してくれれば、Windows も Linux も踊るくべきパフォーマンスと省電力を実現できるコンピューティング環境を手に入れることが出来るんじゃないか、と思うわけです。果たして王者 Intel は黙って見ているのでしょうか。それとも殿様商売を改めて AMD に加えて新たなライバルとの戦いをするのか。Apple M1/M2 チップは、性能もさることながら mac book air という可動部品がないファンレスのフォームファクタは実に魅力的です。もしこれが macOS だけのためにあるのではなく、もっと他のオペレーティング・システムが動けば、私達にはもっと面白い世界が広がるんじゃないかと考える訳です。出ないかな、ARM チップを搭載したマザーボード、ARM 搭載の高性能、多コア高パフォーマンス省電力の小型のサーバ。そんな物があれば手に入れたいものです。どこか ASUS さんあたりで出してくれないものでしょうかね。いや、既存のPC、PCサーバーベンダーは Intel 大明神を怒らせる訳にはいかないので、ARM 版サーバを実際に開発して使うのは Google や Amazon の様なクラウド系ビジネスを提供している企業から始まるのかも知れませんね。