2023年 02月 08日
M1/M2 mac で Fedora37, UTM/qemu 無償のオープンソースで Linux 仮想化
M1/M2 mac で linux, UTM で仮想化、 openSUSE Tumbleweed
M1/M2 mac で ARM版 Windows11を: 無償のUTMで仮想化 (ハマりどころ)
Fedora 37 Server のダウンロード
UTM/QEMU
UTM を起動したら、「+ 仮想マシンの作成」から、ウィザードに従って Fedora37 をインストールします。
"起動 ISO ファイルの選択"で Fedora Server の aarch64 版 ISO イメージを選択
仮想ディスプレィは virto-ramfb を選択
ネットワークは "Bridge" を選択
ようこそ画面が出てくればしめたもの....
後は、OS のインストーラに従って、Fedora OS をインストールしていくだけです。
この使いづらいサマリースクリーンを突破できれば後はファイルコピーと再起動まで二、三分です。SUSE バカにとっては、RH 系のこのサマリスクリーンが解りづらくて大嫌いです。特にパーティション設定が分かりにくい。やっぱり SUSE は YaST という萬金丹のように強力な機能があるので、Linux 初心者には優しい。
私にとっては慣れない RH 系のインストールなので以下は割愛
SUSE Linux 15 YaSTの基本 (openSUSE Leap, SLE)
再起動しますが、立ち上がらない。openSUSE も Windows も UTM はいつもここで躓きます。
一旦、仮想マシンの電源を切って、編集メニューから、USB CD/DVD デバイスを削除します。削除して保存、 Run させます。
なぜでしょうか、必ずインストールに使う ISO イメージを削除しないと、インストール後の最初の起動で躓きます。
起動は30秒ほどです。
UTM では Fedora 36 のイメージが Gallary にあるので、Fedora37 も問題なく動きました。ただし、Fedra Workstation 37 arch64 は動かなかった。今はサーバ版のみの様です。
Fedora 37 Workstation のダウンロード
Fedora Linux Workstation は、raw フォーマットの aarch64 ライブイメージを読み込んで起動することができました。
Fedora 37 aarch64 rawイメージ
Edit 画面から raw 形式のライブイメージを virtio ディスクイメージとして、新規に追加します。仮想マシンのウィザードで起動イメージを読み込む設定はキャンセルできないので、一旦、ISO イメージを選択しておいて、編集画面から、インストール用 ISO イメージのマウントを解除しておきます。また、UTM のウィザードで作成された、ランダムな名前の仮想イメージも削除しても構わない様です。ダウンロードした、ライブイメージは、読み込む際に qcow2 イメージに自動変換されます。最初の読み込みに時間がかかります。
Fedora 37 Workstation も一応動いたということですが、パーティションサイズなどの変更はできません。