GroupWise のアドレス帳の不具合(リビルドのちょっとしたテクニック)

GroupWise で登録したユーザのアドレス帳が正しくない、といった障害が出た場合、通常は PostOffice の再構築を行うことになります。

複数のポストオフィス、ドメインが存在する場合、不具合が複数に渡っているようであれば、プライマリドメインに不具合があるので、プライマリドメインの再構築からはじめなければなりません。

複数のポストオフィス、ドメインが存在する場合、不具合が単一のポストオフィスに限られる場合は、そのポストオフィスだけを修復します。

PostOffice の Rebuild は POA が稼動している最中には実施できません。また、ユーザが直接モード(Direct)で接続している場合も実施できません。もっとも現実にはほとんどの場合 Client/Server モードで接続しているケースがほとんどでしょう。したがって、 Rebuild は POA を停止させる必要があります。

ConsoleOne の System Mentenance メニューに Rebuild Database があるのですが、このメニューを実施して RUN ボタンを押すと PostOffice データベースへの UNC パスが出てきます。

ここで、UNC パスはリアルなポストオフィスデータベースを指しているので、 C: ドライブか何か別なパスを指定します。 GroupWise のユーザ数が数万人規模の場合、 PostOffice の Rebuild は数時間かかりますから、これだけ長い間 POA を停止できないわけです。そこで別なパスにテンポラリで修復するわけですね。

ここで別なパスで指定した先に wphost.db が作成されます。数時間待ってください。小さな組織であれば wphost.db は数Mbかもしれませんが、GroupWise は大規模に使われているケースがほとんどなので数十Mbから数百Mbあるかも知れません。コピーするだけでも結構な時間がかかります。

あとは、POA を停止して、wphost.db を入れ替えるだけなのですが、できるだけ短時間でファイルの交換をするための工夫が必要です。

まず、再構築された wphost.db は wphost.new と名前を変えてポストオフィスデータベースのパスにコピーしておきます。

ユーザがランチを取るためにエレベータホールに去ったタイミングを見計らって、POA を F7 キーで遮断します。

その間に wphost.db を wphost.old に wphost.new を wphost.db にリネームします。

後は知らぬ顔で POA を起動しましょう。もしかしたら、ヘルプデスクに GroupWise がおかしいと言う電話が入るかもしれませんが、ヘルプデスクもランチに行っている可能性があります。まず重大なインシデントが発生したという印象はないでしょう。

もっとも、この時間帯に GroupWise が一時的に利用できないと警告しておくほうがベターかもしれませんが。

非番のエンジニア
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by islandcenter | 2006-07-28 17:29 | GroupWise | Trackback | Comments(0)