CRON.NLM と TRUSTEE.NLM で定期的なトラスティのバックアップ

テープでのバックアップは時間がかかる上に高価。しかもリストアが困難となれば、やっぱり最近安くなったNASだとか、USB接続のニコイチ、4コイチなんかの外部ディスクデバイスにバックアップ取りたくなりますよね。こないだ近所のPCストアで8コイチのディスクケース見たときは思わず懐を探ってしまいました。500Gbのバラのディスクなら25,000くらいだし、20万も出せば4Tbのストレージができるんだったら、わざわざテープでバックアップ取るほどじゃないのかもしれません。xcopy 系のコピーツールでデータをバックアップするのと、テープを銀行の貸し金庫に預けるのと使い分けが必要ですね。

ただし、ファイルの単純コピーはコピー先が OES/NSS でないとトラスティだとか、領域制限情報なんかはコピーされません。こういうときはテープバックアップの方が有効なんです。

で、こういうときに trustee.nlm と cron.nlm を組み合わせるのが一つのアイディアです。

CRON.NLM Server Utility v1.7 - TID2939440

Trustee.nlm v 1.10.6

:load cron

-SYS:ETC\CRONTAB に次の行を追加します。

50 22 * * 5 load trustee save all data:\myserver.txt

これで毎週金曜日の 22:50 にトラスティのバックアップが myserver.txt に保存されます。
このトラスティのリストを一緒に外部ディスクに保管しておけば、いざテープ装置が調子ワル、なんてときでもデータとトラスティをリストアできます。

非番のエンジニア
by islandcenter | 2006-10-05 18:00 | Native Netware | Comments(0)