Microsoft との提携効果、第一弾

Microsoft、銀行など3社とSuse Linuxのサポート契約を締結

こういう記事見ると、既に発生しかけていた商談をどうやってまとめるために、ノベルと提携という発表になったんだなぁと思います。提携話があったから、早速その効果というわけじゃないでしょう。

そうは言ってもMicrosoft社が「オープンソースエバンジェリスト」を雇用?なんて記事を見ると、なんだか、イスラム教徒がカトリックの司祭を雇ったようで、すごい違和感を感じるのは私だけでしょうか。

結局イスラム教徒はイスラム教徒のままで、決してカソリックに改宗するということはないわけで、その点では、マイクロソフトがオープンソースに歩み寄ったからといっても胡散臭さを払拭できないのは仕方がないのです。しかしこれが「世界平和」のためなんだ、という意見もちゃんと尊重したいものです。

マイクロソフトは過去にも互換性を重視という姿勢を見せながらも独自路線を突っ走る悪い癖があります。おそらくオープンソースに理解と協力を見せる発言を繰り返しながら、これからも独自でクローズな製品を作っていくのでしょうか。
by islandcenter | 2006-12-28 13:19 | SUSE | Comments(0)