2007年 05月 11日
GNU/Linux の資格取得者が急増しているらしい。
ドットコム・バブルでいったんは急減したLinux関連の認定資格取得者数が再び急増の気配だそうだ。
どこの企業も、GUN/LINUXは無視できる存在ではなくなりつつあり、モノベンダーからかつてのようなオープンシステムを目指して、相互運用性を目指して、必要な人材を用意しなければならなくなってきているということらしい。
確かにこういう資格は名詞の端っこにちょっと書き加えておくだけでも大吉のおみくじをくっつけている程度の効果はあるもんで、1900年代の終わりごろには職場の肩書き以上に重要な時期があったことは確かだ。
筆記試験よりも実技試験を重要視している点も面白い。
こういった民間資格は資格期間よりも「実利的な資格かどうか」が非常に重要視される。今時マイクロソフトの認定をとったからといってエバれないのと一緒で、習得した資格が既に時代遅れになったりすると誰も見向きもされないし、名詞に書いておくだけでも恥ずかしい場合だってある。
だから取るなとは言わない。取れば、一瞬かもしれないけれど、ちょいとしたドアが開くのである。もっともそうして入れた部屋にはさらに奥に新しいドアがあるだけなんだけれどね。
つまりはITエンジニアについては例年勉強が必要だということだけである。