OES のディスク構成の注意点

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"Error: CIMOM error occurred: cannot write to the given file." while creating NSS Pools in iManager.

Open Enterprise Server (OES)Linux はシングルドライブでもNSSボリュームを構成することができるが、できれば(というより強く推奨)NSSボリュームは別ドライブに作成したほうがいいという話。

C.3 Making Devices Available to EVMS

さもないと、動かないときひどい目にあいますからね。

基本的に同じデバイスの中に /boot swap と EVMS のパーティションが同居することは推奨されるものではないし、万が一動かなくなった場合の復旧はまず普通のエンジニアレベル(ボク程度)では絶対に不可能です。

例えば、あなたのOESサーバには8個のSCSIディスクが入ってRAID が構成できるとしましょう。2台を /ルート , /boot, swap に割り当てて、残りの6個で RAID5 を構成してNSSボリュームとして構成することを強烈にお勧めします。

OES のディスク構成の注意点_a0056607_13591779.gif


この構成では sdb が NSS に割り当てられています。

こういった制限は OES NSS の制限というよりオープンソースの EVMS そのものの制限でしょう。果たして OES2 のこのあたりの制限がどうなっているのかが気になりますが、あまり変わりはないんだろうなという気がします。
by islandcenter | 2007-07-07 14:07 | OES Linux | Comments(0)