2007年 07月 07日
OES のディスク構成の注意点
"Error: CIMOM error occurred: cannot write to the given file." while creating NSS Pools in iManager.
Open Enterprise Server (OES)Linux はシングルドライブでもNSSボリュームを構成することができるが、できれば(というより強く推奨)NSSボリュームは別ドライブに作成したほうがいいという話。
C.3 Making Devices Available to EVMS
さもないと、動かないときひどい目にあいますからね。
基本的に同じデバイスの中に /boot swap と EVMS のパーティションが同居することは推奨されるものではないし、万が一動かなくなった場合の復旧はまず普通のエンジニアレベル(ボク程度)では絶対に不可能です。
例えば、あなたのOESサーバには8個のSCSIディスクが入ってRAID が構成できるとしましょう。2台を /ルート , /boot, swap に割り当てて、残りの6個で RAID5 を構成してNSSボリュームとして構成することを強烈にお勧めします。
この構成では sdb が NSS に割り当てられています。
こういった制限は OES NSS の制限というよりオープンソースの EVMS そのものの制限でしょう。果たして OES2 のこのあたりの制限がどうなっているのかが気になりますが、あまり変わりはないんだろうなという気がします。