2007年 07月 22日
SnapShot でアプリケーションやレジストリを配信
NetWare 版へ、 Desktop Management をインストールすると自動的に SYS:Public\SnapShot が作成されるので、これを OES Linux にコピーするなどして利用するしかないようです。不便で不親切ですがまぁこれも仕方ないでしょう。次のバージョンで改善してほしいところです。SnapShot を使ってアプリケーション配信を行いたい場合は NetWare 版をとりあえずインストールして利用するしか今のところなさそうです。
SnapShot というのは、アプリケーションのインストール前、後のC:ドライブの変化、ファイルの更新、レジストリの更新を差分として記録するアプリケーションです。
この差分をアプリケーションオブジェクトとして登録しておけば、ネットワークへのアプリケーション配信が実に簡単に実現できます。
SnapShot を起動します。いくつかウィザードがあるので、必要事項をセットすると、「アプリケーションをインストールする前」の状態をスキャンします。
スキャンが終了するとアプリケーションのインストールを開始してください。
アプリケーションのインストールが終わると「インストールした後」の状態をスキャンします。
スキャンが終わると xxxx.fil と AOT(バイナリ) AXT(テキスト)のインストールファイルが作成されます。 ConsoleOne からアプリケーションオブジェクトの作成を行います。
いくつか必要なウィザードに答えて、アプリケーションオブジェクトに割り当てます。
Windows ワークステーションの Application Explorer を開くと、作成されたアプリケーションアイコンが出ます。
ユーザはこのアイコンをクリックして実行すれば、アプリケーションは自動的にインストールされます。
SnapShot を作成するには「クリーンな」ワークステーションが必要です。 XEN でクリーンなワークステーションディスクイメージを作って、XEN のディスクイメージからアプリケーション配布のテストを行うのが良いでしょう。
アプリケーションはとりあえず作成すること。作成した後のアプリケーションはさまざまに修正できます。
非番のエンジニア