Novellはどこに向かっているのか

Linux 関連の事業が3クォーターで243%増、Linux関連の売り上げが1億ドル突破ということで、大喜びのようですが、Novell 自体は1年で1000億ドルほどの売り上げを上げる会社なのです。その数%が「大躍進」であるかのような錯覚をおこしてはいけません。

たしかに急成長している分野は企業として注目しなければなりませんが、これは Linux という決して「今はやり」の分野のおかげではなく、旧来のユーザがノベルを支持してきた結果であるということをかんがえなければならないでしょう。

Novellはあくまでも中立的な立場で顧客を見て、必要であればマイクロソフトなどのライバルとも協力しなければ生き残れない存在なのです。顧客が望むことをリアルタイムに提供できなければ、3COM のように生涯を終えてしまうのです。

ノベルのLinux事業が急成長--マイクロソフトとの協業で加速
by islandcenter | 2007-10-01 13:44 | Novell | Comments(0)