2007年 10月 11日
SUSE Linux に Qpopperを乗せて APOP サーバーを作ろう
YaST2 > Software Management から qpopper を Search してチェックすると導入されます。
導入したあとは YaST2 > xinitd から、POP3 を enable にします。
これで APOP が有効になりますが、次に次のコマンドを実行してパスワードのリストをつくらなければなりません。
# popauth -init
このコマンドで /etc/pop.auth というバイナリファイルが作られます。このファイルは直接編集できないので
# popauth -user MyName MyPassword
でユーザにパスワードを設定します。
電子メールといえばPOPするケースが非常に多いと思いますが、ユーザにメールのパスワードを変更させるためには popauth コマンドをつかわせなければなりません。そのための手順、方法を文書化して規定する必要があるわけで、ほとんどのユーザはデフォルトのパスワードを使い続けてしまうことになるでしょう。一工夫が必要ですね。
qpopper のマニュアルはこちら、クアルコムのサイト Qpopperです。
非番のエンジニア