2007年 10月 17日
SLES10に OES2 Linux をインストールする
SLES10 に OES2 Linux をインストールする手順は従来の OES(1) とは随分異なります。ある意味で簡単でもあるし、わかりやすいとも言えるでしょう。
まず SLES10 が導入されているという前提からインストールを開始します。このあたりが全然違いますね。
yast2 > software > add-on product を選びます。
インストールソースがさまざまに選べますが、一番楽なのはISOからのインストールでしょうか。もしXENの環境にインストールするのであれば SLES を XEN にインストールした上で、 Samba などで OES2 のイメージCDの ISO をどこかにコピーしておくと良いでしょう。
Local Directory > ISO をチェック
この画面で ISO のチェックを入れると、ダウンロードした ISO ファイルをブラウズしてセットすることができます。
OES Service から必要な項目をチェックします。NSSをチェックするとデフォルトで、これだけのサービスがインストールされます。 iManager のチェックが外れていることに気が付いてください。できれば、iManager も時間がかかるので同時にインストールしておきたいところです。
インストールがはじまると eDirectory の設定や LDAP の設定などのインタビューが途中に入る以外はファイルのコピーとインストールです。CDの交換などは必要ないのですが、 OES2 の CD と SLES10 のメディア交換が必要になるようです。あらかじめ SLES10 のインストールメディアをコピーしておけば自動で進むと思いますので、DVD のメディア ISO もコピーしておくと便利かもしれません。したがってトータル 8 - 10G 前後の容量が最低必要だろうと予測します。
これだけのインストールには約1時間半くらいかかります。
OES2のマニュアルはこちらです。
非番のエンジニア