2007年 11月 04日
xm save と restore, xm pause と unpause
# xm save MyDomain MySave
MyDomain のメモリ状態を保存して、MySave ファイルに書き出します。この状態ではOSはシャットオフした状態になります。
この間に /var/lib/xen/images/MyDomain/xxx にあるディスクイメージと MySave の状態をバックアップできます。
解除するには
# xm restore MySave
でディスクに保存されたメモリ状態をロードして再開します。
この機能は
・ XEN 上の OES NetWare では機能しませんでした。
・Windows 系の完全仮想化では機能しません。
・ XEN 上の OES Linux では完全に機能します。
xm pause, xm unpose
この状態はCPUを Pause 状態にします。メモリの保存は行いません。ただし、ディスクのデータ書き込みもストップしますから、仮想OSの負荷が少ない時のディスクイメージのバックアップには適しているでしょう。
この機能は
・ XEN 上の OES NetWare では正しく機能します。
・Windows 系の完全仮想化では機能しません。
※SUSE 10sp2 での検証です。 SUSE 11.1 あたりからかなり綺麗にうごくようになります。
非番のエンジニア