SUSE Linux Enterprise Server 10 XEN GUI とコマンドの相関

SUSE Linux Enterprise Server 10 に実装された YaST の Virtual Machine Manager と、一般に良く知られている xen のコマンドとの相関関係を説明します。

xm list , xm top

この二つのコマンドは Virturization Manager に統合されています。

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#xm list
Name ID Mem VCPUs State Time(s)
Domain-0 0 1021 2 r----- 4965.1
oes2l 9 512 1 -b---- 4700.8
oes2nw 2 1024 1 -b---- 40548.3
test1nw 672 1 131.5
windowsxp 3 256 1 -b---- 1401.5
windowsxp-1 4 256 1 -b---- 707.2

#xm top

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xm console ID と Ctrl+]

 xm console vm_ID で仮想マシンのコンソールに切り替わります。Ctrl+] キーでホスト(Domain-0) のコンソールに戻ります。Virtual Machine Manager から Open する動作です。

linux:~ # xm console 9 <- Domain-0 からの操作


Welcome to SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 (x86_64) - Kernel 2.6.16.46-0.12-xen (xvc0).


oeslx01 login: root
Password:
Last login: Mon Dec 24 01:45:22 JST 2007 on :0
oeslx01:~ #
oeslx01:~ #
oeslx01:~ #
oeslx01:~ #
oeslx01:~ # linux:~ # <- Ctrl+] キーを押す
linux:~ #





xm pause, shutdown, save, destroy

これらのコマンドは Virtual Machin Console に統合されています。

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xm pause Domain-ID :
Domain-ID を停止状態にします。xm unpause Domain-ID で pause 状態を開放します。Linux または OES NetWare 6.5(sp7以降) で有効です。Windows の Full Virtulization では有効に機能しません。

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xm shutdown Domain-ID :
Domain-ID にシャットダウンをリクエストします。Linux または OES NetWare 6.5(sp7以降) で有効です。Windows の Full Virtulization では有効に機能しません。


Xm create VM-Name :
デフォルトでは /etc/xen/vm/ にある VM-Name ファイルの記述に従って仮想マシン Domain-U を起動します。

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xm save Domain-ID path :
Domain-ID をシャットオフした状態で実行状態を path に保存します。この状態は

xm restore path で実行状態に戻ります。

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この機能は Linux 環境で利用できます。OES NetWare 6.5(sp7) や Windows 環境では利用できません。

xm destroy Domain-ID :
Domain-ID を強制終了させます。強制パワーオフです。

xm migrate Domain-ID NewHost –live
Domain-ID を NewHost(ip またはホスト名)の仮想ホストマシンにライブマイグレートします。この機能を実現するには仮想ディスクと vm 起動ファイルが共有できるハードウェア、ネットワーク環境が必要です。また NewHost と現在稼動中の XEN 仮想ホストマシンは同じCPU環境(AM64/Intel64/Intel32 など)が必要です。

この機能は Linux 環境で利用可能です。OES NetWare 6.5(sp7) や Windows 環境では有効に機能しません。

xm mem-set
xm mem-set Domain-ID :
Domain-ID のメモリ量を調整します。

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vm ファイル
通常は /etc/xen/vm に VM-Name で保存されています。

ostype="oes2nw"
name="oes2nw"
memory=1024
vcpus=1
uuid="0721d77c-efe7-fd51-e36c-9cf00186c5f3"
on_crash="destroy"
on_poweroff="destroy"
on_reboot="restart"
localtime=1
builder="linux"
bootloader="/usr/lib/xen/boot/domUloader.py"
bootargs="--entry=xvda1:/nwserver/xnloader.sys"
extra=" "
disk=[ 'file:/var/lib/xen/images/oes2nw/disk1,xvda,w', ]
vif=[ 'mac=00:16:3e:6b:87:10', ]
vfb=["type=vnc,vncunused=1"]

この設定ファイルは Virtual Machine Manager から Detail で編集することができます。

ホストOS起動と共に Domain-U を起動
/etc/xen/auto に vm ファイルがあると xend が起動すると共に Domain-U が起動します。次のようにシンボリックリンクを作ると良いでしょう。

linux:/etc/xen/auto # ln -s /etc/xen/vm/MyVM



Domain-ID と vm ファイル名
通常のオペレーションでは xm list で Domain-ID を確認してから xm コマンドを発行させますが、 Domain-ID は一意ではありません。常に変化します。仮想ホスト(XENホスト、Domain-U) の運用が始まって(XEN カーネルが起動して)から Domain-U の起動やシャットダウンを繰返すと Domain-ID は変化します。
例えば起動時に Domain-ID:1 だった OES NetWare が一旦シャットダウンしてから次に起動すると Domain-ID:2 に変化します。

従って、この文書では Domain-ID という表現を使っていますが、この Domain-ID に代わって Virttual Machine Name を使うことをお勧めします。

特に仮想マシンの運用のためにシェルスクリプトで処理する場合は、Domain-ID は使えないものと考えた方が良いでしょう。

EX) MyVM をシャットダウンしてディスクのイメージコピーと vmファイルのバックアップを取るスクリプトの例

/usr/sbin/xm shutdown MyVM
cp /var/lib/xen/images/MyVM/* /backup
cp /etc/xen/vm/MyVM /backup
/usr/sbin/xm create MyVM


[検索キーワード]
XEN SLES SUSE xm pause unpause destroy shutdown create console save resotre

非番のエンジニア
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Commented at 2008-01-09 07:47 x
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by islandcenter | 2007-12-29 16:08 | XEN | Trackback | Comments(1)