XENのディスクイメージには命名規則を!

SUSE Linux Enterprise Server 10 における XEN のディスクイメージはデフォルトで "disk0" です。何も考えずに作るとそういうことになります。

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openSUSE の場合は確か "hda" がデフォルトのディスクイメージのファイル名だったかな。

注意したいのは1台のサーバでいくつかの仮想OS( Domain-U ) を作ると /var/lib/xen/images の下に沢山の disk0 というイメージファイルが作られてしまうということです。この disk0 が OES NetWare なのか SLES のイメージなのか Windows のイメージなのかが全く区別できないということなのですね。

間違って cp なんかしてしまうと、警告無しで上書きされてしまいます。私も昨日やっちゃいました。 OES NetWare の disk0 イメージに Windows のイメージを上書きするという大事故です。その後の事情は良く覚えていません。血が引きました。

ということで、仮想マシンのディスクイメージには必ず命名規則を考えてこういう事故を起こさないようにということです。

例えば
MyNetWare.disk0 とか HPmgmtW2K3S.disk0 とかそんなレベルのものなんですけどね。

もし、あなたの仮想マシンのディスクイメージに disk0 という名前で作ったとしてもあわてなくて結構。 mv して別な名前にして /etc/xen/vm の vm ファイルの記述を直せば動いてくれます。

[検索キーワード]
SUSE SLES 仮想化 disk0 上書き 命名規則

非番のエンジニア
by islandcenter | 2008-01-09 22:44 | XEN | Comments(0)