2008年 02月 13日
SUSE 10sp1 + XEN + Windows Vista + Novell Client
ここまでは簡単に行けたんだけど
どうも、Windows Vista は XEN の仮想アダプタを正しく認識できないようです。アダプタ自体は認識できてもその先につながらない。HUB にはつながっているけど、どこにも Ping 打てません。IP振っても Ping を返さない、ということは....
こちらにいい情報がありまして
Vista on Xenを使う
NIC はデフォルトの Realtek では正しく動かないので PCnet 32 に変更します。(後で気が付いたらこれ 10base 用なんですね)
この操作は、一旦仮想マシンを作成したときにしかセットできませんので、一旦 Virtualization Manager から、仮想マシンを Delete して、仮想ディスクをマウントして New Machine を作成する際にセットしておく必要があります。
PCnet™ Family Software for Windows から
NDIS5 Driver for Microsoft Windows Server 2003, Windows XP, Windows 2000, Windows ME and Windows 98 - 60 KB, Version 4.5.1
をダウンロードして、 ZIP 形式のドライバをダウンロードし、Unziped-Dir に解凍します。
解凍したドライバは mkiofs を使って iso 形式にします。
mkisofs -o driver.iso -R -J Unziped-Dir
光メディア (CD & DVD) の作成と使用
このドライバの CD イメージも Run させる前に、CD-ROM にマウントするよう Disk にセットします。
HDDのイメージファイルは 10G 相当がよろしいでしょうか、ずいぶん大量にディスクを使ってくれるものです。
OSが起動して、 AMD-PCnet を見つけるとドライバをインストール、しろということになるので先ほどマウントした driver.iso を指定すると自動的にドライバが認識されます。
あとは、固定IPを与えてリモートデスクトップの設定を行えば、ショボイノートPCも Vista マシンに早かわりです。(ただし 10Mbase だけど...)
-Novell Client for Windows Vista-
Novell Client for Windows Vista は1.0です。最近かなり人気のダウンロードプロダクトになっているので download.novell.com へ行けばすぐ見つかるでしょう。
こんな感じのログインスクリーンです。
ということで無事に eDirectory にログインできました。
これで動いたと言って喜んでいるのはまだまだ素人。これをテストして、不具合や運用方法まで検討するのが、私の仕事です。
まぁここからが本番でしょうか。
-検索キーワード-
XEN SUSE 10sp1 NIC 認識 PING PCnet realtek Windows Vista Novell Client eDirectory AMD
この他の情報はこちらを参考にしてください。
非番のエンジニア