2008年 04月 02日
XEN Domain-U のキーボードマップを 106 キーに変える
-XEN の Domain-U のコンソールで、特殊キーが使えない。
-キーボードマップが変
-リモートアクセスは問題なく特殊キーが使える
ということで
-対策-
/etc/xen/vm/MyVmachine を開き
keymap='ja' の行を追加します。
-sample-
ostype="oes2nw"
name="oes2nw"
memory=1024
vcpus=1
uuid="0721d77c-efe7-fd51-e36c-9cf00186c5f3"
on_crash="destroy"
on_poweroff="destroy"
on_reboot="restart"
localtime=1
builder="linux"
bootloader="/usr/lib/xen/boot/domUloader.py"
bootargs="--entry=xvda1:/nwserver/xnloader.sys"
extra=" "
disk=[ 'file:/var/lib/xen/images/oes2nw/disk1,xvda,w', ]
vif=[ 'mac=00:16:3e:6b:87:10', ]
vfb=["type=vnc,vncunused=1"]
keymap='ja' <--- この行を追加
---ここまで---
タイミングは重要です。YaST > Virtual Machine > create New Virttual Machine からGUI のウィザード方式でインストールを開始すると、インストールと同時に vm コンフィギュレーションファイルが作られてしまうので、一旦インストールが完全に終ってから vm ファイルを修正しなければいけません。
したがって、インストールの途中で特殊キーを要求するような操作するような場合は避けたいところです。vm ファイルを修正して再起動すれば、問題なく日本語 106 キーボードの特殊キーが使えます。
※ 重要:VMman から Open > Run してもだめなようです。一旦シャットダウンしてコンソールから xm create MyVm しないと利いてくれないようです。装置そのものの再起動では問題ないようです、

たとえば OES Linux などでは先に SLES10 をインストールしてから後で eDirectory の設定をするとか、Windows ではマシン名やドメイン名に "-" ハイフンを入れたいとか、困るのは OES NetWare の場合、ディレクトリコンテキストをセットするとき cn= だとかを要求してくるわけです。
まぁ、gedit などでこれらの文字を CTRL+C でコピーして CTRL+V でペーストするという秘密ワザもないことはないのですが、苦労すること甚だしい。
※ヒント - SLES10sp2 以降は Virtulization Manager からWindowsの CTRL+ALT+DEL を送信できます。他のディストリビューションや、コンソールで ALT キーを押すと「画面の切り替え」になってしまいます。その場合は、 CTRL+DEL を押して、そっと ALT キーを押すとうまく動きます。画面の切り替えに困ったら、とにかく CTRL+ALT を押してみてください。
-キーワード-
SUSE, SLES10, XEN, Domain-U, 106, keyboard, 特殊キー、記号キー、日本語キーボード、ゲストOSのキーボード
非番のエンジニア