2008年 04月 06日
Windows2008 Server on SUSE+XEN
といっても特別なことは何もせず、インストールできました。
もっとも Windows 2008 Server は Paravirtilize できません。完全仮想化(Full Virtualize)だと動きます。そもそも SLES 側の Virtulization Manager 自体が Windows の準仮想化に対応していませんので、手動でやれば動く可能性もあるのでしょう。軽い気持ちでトライしたので次期バージョンに期待したいところです。
特に苦労する点はないのですが、最初にパスワードをセットする場合、デフォルトで複雑なパスワードを要求してくるので、英字+数字+記号の組み合わせが要求されます。
Windows Server 2008 RC1ファーストインプレッション
それにしても、インストール時に選んだ Basic って一体何なんでしょう。早まって exit なんて叩くと大変なことになります。
この潔さ。シャットダウンするには > shutdown /s でシャットダウンします。この操作を外部から容易にできないかなぁと思うのですけれど、それはそれで重要なセキュリティホールですね。
ということでフルインストールしてみたのですが、最低10Gはディスクが取られてしまいます。ただ、Vista とは違って Realtek の 100M NIC だけは認識できたので XEN 環境でインストールしても少なくともすんなりとネットワークには繋げます。
インストールは YaST > Virtilization Manager から Windows XP/2000/2003 ではなく Windows Vista でインストールするのが良いでしょう。デフォルトで C: を 20Gb 取ってくれるという豪勢なディスクイーターです。
まだ、 64Bit 用デバイスドライバなどが公開されていないので、 XEN 環境で本気で運用するのであれば、 W2008S ではなく W2003S を選んだほうが無難でしょう。もっとも仮想化するほどのクリティカルなジョブを W2008S で運用したり、仮想化するのもひどく無茶な感じもします。完全仮想化のドライバもないので、あと1年くらいは様子見でしょうか。
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-Keyword-
SUSE SLES10 Windows 2008 XEN 完全仮想化